名古屋駅から徒歩圏内とアクセス便利な「円頓寺商店街」。下町情緒が残る商店街でありながら、近年各店舗のリノベーションが進み注目を集めています。今回はそんな円頓寺商店街と、円頓寺本町商店街にあるおすすめスポットをご紹介します。
※この記事は2022年1月31日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
円頓寺商店街とは
新旧がうまく融合する商店街
円頓寺商店街の始まりは江戸時代と古く、名古屋市内の中で最も歴史ある商店街のひとつといわれています。
そんな昔ながらの円頓寺商店街は、2015年にアーケードを大きくリニューアル。現在は、老舗と新店舗が混在するレトロモダンな商店街として、地元の人はもちろん、観光客も多数訪れています。
道路を挟んだ円頓寺商店街の西側には、円頓寺本町商店街も。地元感あふれる2つの商店街には個性派店舗がいっぱいです。隅から隅まで歩いて満喫してください♪
アクセス・駐車場情報
名古屋駅から徒歩約20分。最寄り駅の地下鉄桜通線「国際センター」駅や地下鉄鶴舞線「丸の内」駅からは徒歩10分ほどで到着できます。
車で出かける場合は、名古屋高速「丸の内」出口や「明道町」出口が便利。商店街専用駐車場はありませんが、周辺にはコインパーキングが点在しているので事前にチェックしてみてください。
芒種
香ばしい小麦の香りを生かしたパンの虜に!
![芒種](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_2.jpg)
![芒種](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_3.jpg)
![芒種](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_4.jpg)
円頓寺商店街入口すぐにある人気のパン屋さん。ラインナップはオーガニックのドライフルーツ、ナッツをたっぷり使ったパンをはじめ、クリームパン、食パン、惣菜パンと豊富。日によって並ぶパンは変わりますが、ハード系のパンがメインだとか。
店主イチ推しは「カンパーニュ」。自家製酵母と北海道産の小麦粉、ライ麦粉を使って仕上げた一品で、味わい深くカリカリっとした歯ごたえも魅力。
一つひとつ丁寧に焼き上げるパンは、閉店前に完売してしまうこともあるので、早めの来店がおすすめですよ。
[TEL]052-551-8170
[住所]愛知県名古屋市西区那古野1-35-16 1階
[営業時間]10時30分~18時(売り切れ次第終了)
[定休日]火曜・水曜
[アクセス]名古屋市営地下鉄 国際センター駅より徒歩8分
喫茶まつば
自家焙煎珈琲の美味しさに感動
![喫茶まつば](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_5.jpg)
![喫茶まつば](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_6-1.jpg)
創業は1933年。現存する名古屋の喫茶店の中でも歴史のある喫茶店です。自慢のコーヒーは、豆から自家焙煎する本格派。豆の味がストレートに楽しめるものからマイルドなものまで、挽きたて、淹れたてのコーヒーが味わえます。
ドリンク代のみで楽しめるモーニングは、小倉トースト、ジャム付き、ポテトサラダ付きの3種類。1番人気は、小倉トースト発祥の店「満つ葉」直伝の小倉トーストで、香り高い自家焙煎の豆で淹れたコーヒーと一緒に味わえば、至福の時間を過ごせそうです。
[TEL]052-551-0669
[住所]愛知県名古屋市西区那古野1-35-14
[営業時間]8時~18時
[定休日]水曜
[アクセス]名古屋市営地下鉄 国際センター駅より徒歩8分
「喫茶まつば」の詳細はこちら
喫茶、食堂、民宿。なごのや
人と文化をつなぐ交流拠点。タマゴサンドは必食!
![喫茶、食堂、民宿。なごのや](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_7.jpg)
![喫茶、食堂、民宿。なごのや](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_8.jpg)
喫茶店、食堂、民宿と3種類の顔を持つ「なごのや」。地元の人はもちろん、観光客も居心地よく過ごせる場として話題です。
名物は「西アサヒ」時代から80年以上にわたって愛されている「タマゴサンド」。ふわとろのタマゴと、からしのきいたマヨネーズで和えたキュウリの相性は抜群で、食べだしたら止まらない美味しさ。
そんなタマゴサンドに、チーズを加えた「チーズタマゴサンド(930円)」が昨年新登場。こちらもぜひ味わってみてください。
[TEL]052-551-6800
[住所]愛知県名古屋市西区那古野1-6-13
[営業時間]11時~18時(LO17時30分)
[定休日]不定休
[アクセス]名古屋市営地下鉄 国際センター駅より徒歩5分
「喫茶、食堂、民宿。なごのや」の詳細はこちら
Mammy’s coffee
手づくりケーキが自慢の喫茶店
![Mammy’s coffee](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_9.jpg)
![Mammy’s coffee](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_10.jpg)
入口のドアをくぐると目に飛び込むのが、パティシエの奥様が手づくりする多彩なケーキ。なかでも、しっとりもっちり食感の「円頓寺ロール」はクチコミで評判となり、商店街の名物にもなっています。テイクアウトもできるので、お土産に持ち帰る人も多いとか。
店内は昔ながらの喫茶店の雰囲気が広がり、心地よく過ごせます。店主の淹れるハンドドリップコーヒーも美味。ホッと一息つきたい時にはピッタリのお店です。
[TEL]052-565-0395
[住所]愛知県名古屋市西区那古野1-20-35
[営業時間]7時~11時
[定休日]土曜、日曜、祝日 ※予約したバースデーケーキなどの受け取りは可能
[アクセス]名古屋市営地下鉄 国際センター駅より徒歩5分
「Mammy’s coffee」の詳細はこちら
御菓子処 松露堂
色とりどりの和菓子は、手土産にも普段使いとしても◎
![御菓子処 松露堂](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_11.jpg)
![御菓子処 松露堂](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_12.jpg)
円頓寺本町商店街に位置する和菓子屋で、看板商品のきんつばと松露糖が有名です。きんつばは北海道産小豆を使用し一つずつ丁寧に手焼き。食べると小豆の食感がしっかり感じられ、皮のもっちり感も絶妙です。
店名の由来にもなった「松露糖」は丸めたこしあんをすり蜜でコーティングしたお菓子。スーッと溶けるすり蜜の口当たりがたまりません!
ほかにも、フルーツ大福や季節の和菓子など、お茶請けにもおすすめな商品がたくさん揃っています。
[TEL]052-586-4514
[住所]愛知県名古屋市西区那古野2-16-10
[営業時間]9時30分~18時
[定休日]日曜、月1回月曜
[アクセス]名古屋市営地下鉄 国際センター駅より徒歩8分
「御菓子処 松露堂」の詳細はこちら
名古屋甘太郎本舗
食べやすいサイズがうれしい
![名古屋甘太郎本舗](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_13.jpg)
![名古屋甘太郎本舗](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_14.jpg)
子どもからお年寄りまで、昔から地元の人に愛されているお好み焼きの老舗。
具材を10cmほどの生地でたっぷり包んだお好み焼きは、食べ歩きしやすいようアルミホイルで包んで提供。価格は肉玉入で150円とかなりリーズナブル。お客さんがひっきりなしに訪れるのにも納得です。
お好み焼き以外にも、焼きそばや五平餅、みたらし団子といった、魅力あふれる商品がいっぱい!1つといわず、ついついたくさん買い込んでしまいそうです。
[TEL]052-541-4034
[住所]愛知県名古屋市西区那古野2-19-24
[営業時間]10時~19時(売り切れ次第終了)
[定休日]年始、夏休みあり
[アクセス]名古屋市営地下鉄 国際センター駅より徒歩7分
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わざもん茶屋
伝統工芸品の魅力をもっと身近に
![わざもん茶屋](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_15.jpg)
![わざもん茶屋](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_16.jpg)
名古屋の伝統工芸品を展示販売するセレクトショップ。伝統工芸品と聞くと敷居が高いと感じてしまいがちですが、同店ではその思いを払拭するべくワークショップを実施したり、ディスプレイにこだわったりと、さまざまな工夫が凝らされています。
特に各分野の職人に手ほどきを受けながら伝統工芸品を作れる体験プログラムが好評。なかでもちょうちん体験は、10種類の和紙から好きなものを選べるため、自分だけのオリジナル提灯が作れると人気です。
2階にはカフェも併設。週末のみのオープンですが、提灯灯りの下で西尾産の抹茶や甘味を味わうこともできますよ。
[TEL]052-581-3233
[住所]愛知県名古屋市西区那古野 1-20-34
[営業時間]12時~19時
[定休日]月曜(祝日の場合は翌平日)
[アクセス]名古屋市営地下鉄 国際センター駅より徒歩5分
「わざもん茶屋」の詳細はこちら
金刀比羅神社
名古屋弁のおみくじがユニーク
![金刀比羅神社](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_17.jpg)
![金刀比羅神社](https://img01.jalannews.jp/img/2022/02/20220202_entonji_18.jpg)
円頓寺商店街の中間あたりにひっそりと佇む小さな神社。商売繁盛や縁結び、学業成就など、多岐にわたるご利益があるといわれています。
参拝後は名古屋弁おみくじで運試しを。「どえりゃあええがね」といったベタな名古屋弁と具体的なアドバイスに、思わずほっこり&身が引き締まること請け合いです。
おみくじは1回100円。セルフ形式なので、賽銭箱にお金を入れるのをお忘れなく!
[住所]愛知県名古屋市西区那古野1-6-16
まとめ
ぶらり散策にもピッタリな円頓寺商店街。不定期でイベントも開催されているので、HPをチェックしておくとより楽しめますよ。近くには古い町並みが残る「四家道(しけみち)」もあるので、1日のんびり楽しんでください♪
※掲載の価格はすべて税込価格です。
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じゃらん編集部
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