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2022.03.13

フランスパンの特徴とは?バゲットとの違いの解説、東京の美味しい店も紹介します

パン屋さんを訪れるとよく見かける「フランスパン」。今回はそんな美味しいフランスパンが購入できる東京都内のパン屋さんを厳選してご紹介。

フランスパンの特徴は?よく見かける「バゲット」とは何が違うの?など、基本的な情報もお伝えします♪

※この記事は2022年2月28日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

フランスパンとは

画像提供:写真AC
画像提供:写真AC

そもそも、普段何気なく呼んでいる「フランスパン」って、具体的にどんなパンを指すのかご存じでしょうか?まずは「フランスパン」について、「Boulangerie BONNET D’ANE」のシェフに教えていただきました!

フランスパンの特徴

日本では、フランス発祥のパンを総称して「フランスパン」と呼ぶのが一般的。具体的には、小麦粉、酵母(イースト)、水、塩で作られるパンを指しますが、同じ生地から作られるものでも大きさや形によってバゲットやフィセルといったように、呼び名が変わるのだとか。つまり、フランスパンの中に、さまざまな種類のパンが存在するということなんですね。

バゲットとフィセルとの違いは?

バゲット

バゲット

パン屋さんでよく見る「バゲット」は、フランスパンの代表格。フランス語で“杖”の意味で、やや細長い見た目が特徴だとか。

フィセル

「フィセル」は“紐”の意味で、バゲットよりもさらに見た目が小さく細いパンのこと。切れ目を入れて、具材をサンドするのもおすすです。

Boulangerie BONNET D’ANE【世田谷区】

香り高いバゲット作りに妥協無し!

ブーランジュリー ボネダンヌ
バゲット トラディション 1本290円
ブーランジュリー ボネダンヌ
パンが並ぶ平台の上の黒板には、おすすめサンドメニューが書かれています

パリで修業したシェフが営む店内には、フランスの伝統的な製法で焼き上げる「バゲット」をはじめ、クロワッサン、パン同様の人気を誇る手づくりの焼き菓子が、常時20~30種類ほど並びます。

看板商品は「バゲット トラディション」。小麦、塩、水、酵母の分量や配分にこだわり、外はカリッ、中はもちっとした食感に仕上げています。食べると小麦の甘みとほどよい塩味のバランスが絶妙で、とても美味しいとリピートする人が後を絶たないとか。

このバゲットを使用したサンドも評判。注文するとその場で作ってくれるので、ぜひ試してみてくださいね。

■Boulangerie BONNET D’ANE(ブーランジュリー ボネダンヌ)
[TEL]03-6805-5848
[住所]東京都世田谷区三宿1-28-1
[営業時間]9時~18時 
[定休日]月曜・火曜
[アクセス]東急電鉄 三軒茶屋駅より徒歩13分 
Instagram:@boulangerie_bonnetdane

Toshi Au Coeur du Pain【目黒区】

毎朝食べたい焼き立てバゲット

トシオークーデュパン
バゲット スペシアル 290円
トシオークーデュパン
1階が店舗、2階は同店のパンとドリンクが味わえるカフェ「COMPTOIR(コントワー)」を併設

パリの最高職人の元で学んだ店主が、リアルなフランスパンとその味わいを再現。朝から焼き立ての美味しいパンを食べてほしいと、朝6時30分から営業しています。

大人気のバゲットは、香りと食感にとことんこだわった逸品。それゆえに賞味期限は6時間と考え、取り置きや予約は午前中までとしているんだとか。

午後に来店する人には、サックリとした食感の「バゲット スペシアル」や、もっちり食感の「バゲット トラディション」がおすすめ。

ちなみに、「バゲット スペシアル」は、午後にパンを購入した人が、翌朝そのパンを食べていることが多いということを聞き、ちゃんと翌朝まで美味しさがキープできるように、試行錯誤して開発したものだそう。お客さんとパン作りに対するその真摯な姿勢には脱帽です。

■Toshi Au Coeur du Pain(トシオークーデュパン)
[TEL]03-5726-9545
[住所]東京都目黒区中根2-13-5 1階
[営業時間]6時30分~17時 
[定休日]月曜・火曜
[アクセス]東急電鉄 都立大学駅より徒歩2分 
Instagram:@toshiaucoeurdupain

baguette rabbit 自由が丘店【目黒区】

もちもち感がクセになる「ブール」はマストバイ!

baguette rabbit 自由が丘店
ブール 464円
baguette rabbit 自由が丘店
バゲットラビット 356円
baguette rabbit 自由が丘店
セレクトショップのようなスタイリッシュな外観

店内の石臼で挽いた自家製粉の小麦粉を使用し、その旨みを十分に引き出した「バゲットラビット」。お店の名を冠した同商品は、3種類あるバゲットの中でも特に好評で、パリパリの薄い皮としっとりしたコクのある味わいに魅せられる人続出です。

加水率を高めた「ブール」も名物商品。小麦の優しい甘みと風味はもちろん、日本人の好みに合わせたというお米やお餅のようなもちもち食感もクセになります。そのまま食べてもいいし、オリーブオイルや塩をつけて食べるのも◎。

ほかにも、自家製粉した多彩なパンが約60種類ほど並ぶので、いろいろな味を試してみてください♪

■baguette rabbit 自由が丘店(バゲットラビット)
[TEL]03-6421-1208
[住所]東京都目黒区自由が丘1-16-14 プルメリア自由が丘 1階
[営業時間]9時~20時 
[定休日]年末年始
[アクセス]東急電鉄 自由が丘駅より徒歩6分 
「baguette rabbit 自由が丘店」の詳細はこちら

ドゥースフランス ビゴの店 銀座店【中央区】

フランスパンを日本に広めた、老舗ベーカリー

ドゥースフランス ビゴの店 銀座店
バゲット スペシャリテ 432円
ドゥースフランス ビゴの店 銀座店
パン オ ルヴァン 432円~
ドゥースフランス ビゴの店 銀座店
生地の熟成に時間をかけ、小麦本来の香りを引き出したパンが勢ぞろい

フランスパンを日本に広めた第一人者「フィリップ・ビゴ」氏が開いた「ビゴの店」。関西エリアを中心に展開している同店の東京唯一の店舗がこちらです。

スタッフさんのイチ推しは「パン オ ルヴァン」。開店当初から継ぎ続けている自家製の発酵種で作った田舎パンで、ライ麦と全粒粉を10%ずつ配合。粗挽きの全粒粉のつぶつぶ感と歯ごたえがたまりません。フランス産の小麦を使い、焼き上がりまでに3日をかけるという「バゲット スペシャリテ」も味わいたいところ。

店内に並ぶパンは、フランスの伝統を重視しながらも新しい発想を柔軟に取り入れたものが多いので、ありそうでなかったパンに出会えるかも!?

■ドゥースフランス ビゴの店 銀座店
[TEL]03-3561-5205
[住所]東京都中央区銀座3-2-1 マロニエゲート銀座2 地下2階
[営業時間]11時~20時 
[定休日]銀座マロニエゲートに準ずる
[アクセス]東京メトロ 銀座一丁目駅より徒歩2分 
Instagram:@douce_ginza_bigot

墨繪 豪徳寺店【世田谷区】

「いつでも焼き立て」がうれしい!

墨繪 豪徳寺店
フランスパン 300円。小サイズ(170円)もあります
墨繪 豪徳寺店
揚げカレーパン 290円
墨繪 豪徳寺店
豪徳寺店は今年で9周年を迎えます。お取り寄せもできますよ

新宿にある「レストラン墨繪」で提供していたフランスパンが評判を呼び、墨繪の2号店として本格的な設備を導入してオープン。以来、地元の人を中心に親しまれている名店です。

店舗内で粉から作るパンは、シンプルなものから具材をたっぷり入れた惣菜パンまでバラエティ豊か。中でも「揚げカレーパン」は、沖縄産の豚の角煮が入った独創的な一品。フランスパンで作った自家製パン粉で揚げており、ザクザクとした食感も印象的です。

少量ずつ焼き上げるため、店内にはいつも焼き立てのパンがズラリ。噛めば噛むほど甘味がでる話題のフランスパンの購入もお忘れなく!

■墨繪 豪徳寺店(すみのえ)
[TEL]03-6413-9993
[住所]東京都世田谷区豪徳寺1-22-6 村田ビル
[営業時間]8時~20時(売り切れ次第閉店) 
[定休日]月曜
[アクセス]小田急電鉄 豪徳寺駅より徒歩1分 
「墨繪 豪徳寺店」の詳細はこちら

まとめ

どの店もこだわりがいっぱいで、毎日でも食べたくなるフランスパンが揃っています。もちろん、フランスパン以外のパンも魅力的なので、いろいろ味わってみてくださいね。

※掲載の価格はすべて税込価格です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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