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2022.03.13

話題の那須土産「バターのいとこ」とは?こだわりや美味しさの秘密を紹介【栃木・2022】

2018年に発売して以来、瞬く間にスイーツ好きの間で話題になり、今や那須の新銘菓として大人気の「バターのいとこ」。今回はそんな「バターのいとこ」の人気の秘密をご紹介。

商品に対する想いやこだわりを知れば知るほど食べたくなり、そしてリピートしたくなること必至です!

※この記事は2022年3月9日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

「バターのいとこ」とは

バターのいとこ

酪農が盛んな那須で生まれた、無脂肪乳を主原料としたお菓子。

食べ進めるごとに変わる“ふわっ・シャリッ・とろっ”の3つの食感が新しく、ミルキーなジャムの美味しさも相まって、店舗では午前中で売り切れてしまう日もあるのだとか。

なぜそんなに人気があるのか、ここからはその魅力を詳しくご紹介します!

バターのいとこ3つのこだわり

無脂肪乳の価値向上を目指したお菓子作り

バターのいとこ

「バターのいとこ」が生まれたのは、旧知の仲である酪農家さんから“クラフトバターを作りたい”と相談を受けたことから始まります。

バターは牛乳から4%しかできない貴重なもので、その過程ででる残り90%ほどの無脂肪乳は脱脂粉乳として安価で販売されています。

そんな現状を打破し“無脂肪乳の価値を高めたい”という想いで、無脂肪乳を主原料にした商品開発がスタート。観光地であることを踏まえ、お土産として重宝されるお菓子が作られることになったそうです。

試行錯誤のうえに生まれた「バターのいとこ」は、すべての工程が手作業で行われています。それゆえに、1日に作れる量は3000箱ほど。製造時間を長くすればもっと生産を増やすことができますが、就労支援施設を兼ねた工房で働くスタッフは、地元の主婦や障害を持った方がメイン。

“働きやすさに向き合い、雇用を守る”という点から、労働時間を長くすることは絶対にしないのだそう。

無脂肪乳を提供する酪農家、お菓子を作る働くスタッフ、そしてお菓子を買うお客がみんな笑顔になれる、そんな“三方良し”な商品が「バターのいとこ」なのです。

“ふわっ・シャリッ・とろっ”をかなえるお菓子作り

バターのいとこ

一口食べると、ワッフルのようなゴーフレット生地からバターが“ふわっ”と香り、粗糖を加えた“シャリッ”としたバタークリームと、“とろっ”としたミルクジャムがあふれる「バターのいとこ」は、まさに“ふわっ・シャリッ・とろっ”の食感。

そんな商品の主原料はもちろん無脂肪乳。森の中で放牧を行う「森林ノ牧場」のジャージー牛の無脂肪乳を使用し、ゴーフレット生地には地元のブランド卵「那須御養卵」を使っています。

バターのいとこ

ゴーフレット生地を作る、1枚1枚丁寧に焼く、サンドして形成する……。先述したとおり、どれもが手作業で行われるため、どうしても販売数が限られてしまいます。ですが、美味しさはもちろん、お菓子作りの姿勢や想いを知ると、並んででも、早起きしてでも食べる価値があると思えます。

単に「無脂肪乳を使ったお菓子」を作るのではなく、美味しさも食感も追求し、みんながハッピーになるという思いが生み出したこの結果が、スイーツ好きや観光客からの支持を集め、反響を呼んでいるのです。催事の際に行列ができるのにも納得ですね!

グッドデザイン賞受賞のかわいいパッケージ

バターのいとこ

クラフト紙に箔押しされた文字や牛のイラストが目を引くパッケージ。思わずジャケ買いしたくなるこのパッケージには商品を開発する際の想いが、絶妙に表現されています。

四隅に記載されている数字は、牛乳を100とした場合の無脂肪乳、バター、バターミルクの割合。商品の背景を全く知らない人には、90、04、06という数字が何を指すのか気になってしまうことでしょう。箱を開けるとその答えが記された説明書が見つかり種が明かされます。そんな仕掛けも楽しいですね。

箱の形はバターをイメージ。ふたを開けると金紙で包まれた商品がお目見えし、ここにもバターを彷彿とさせる工夫が凝らされ、ちょっとワクワクします。

ちなみに、こちらの商品は「2021年度グッドデザイン賞」を受賞。SNSでも“映える” “かわいい”と常に注目の的となっているんですよ。

バターのいとこ絶品スイーツラインナップ

定番人気「ミルク味」/3枚入り 864円

バターのいとこ

無脂肪乳をキャラメル色になるまでじっくり煮詰めた、ミルク感あふれる甘いジャムがたっぷり入っています。周りを囲む甘さ控えめのバタークリームもどこか懐かしい味わい。那須にある「バターのいとこカフェ」ではバラ売り(216円)も販売されています。作りたての美味しさは格別なので、現地を訪れた際はぜひ味わってみてください!

【ミルク味(3枚入り)取り扱い店舗】
●全店舗

フルーティーな「チョコ味」/3枚入り 864円

バターのいとこ

グァテマラ産のカカオを使った、フルーティーなチョコ味が特徴。ジャムだけでなく、生地にもカカオが練り込まれています。使用しているカカオは「アグロフォレストリー」という自然環境に配慮した農法で作られたもの。味だけでなく、作り方にまで注目して仕入れたカカオから作る商品は、生産者さんの想いもしっかり込められています。

【チョコ味(3枚入り)取り扱い店舗】
●全店舗

北海道限定「あんバター味」/3枚入り 972円

バターのいとこ 

札幌の催事をきっかけに生まれた特別なフレーバーです。つぶあんペーストには、北海道の豊かな自然の中で作られた、肥料・農薬不使用の大粒の大納言小豆を使用しています。この小豆を炊くときにはスキムミルクを加えて、味わいをより深くしているそう。北海道でしか購入できないので、北海道に行った際は要チェックです。

【あんバター味(3枚入り)取り扱い店舗】
●サマンサタバサスイーツ&トラベル 新千歳空港店×バターのいとこ 

幻のフレーバー!?「塩キャラメル味」/3枚入り 972円

バターのいとこ 

サマンサタバサとのコラボ商品で、「バターのいとこ」×「サマンサタバサ」 コラボショップでしか購入できないスペシャルフレーバー。このフレーバーはサマンサ女子の声から生まれたんだそうです。ミルクジャムとビターキャラメルクリームの相性が抜群で、その濃厚な味わいの中にほんのり感じられる塩味がさらにクセになります。

【塩キャラメル味(3枚入り)取り扱い店舗】
●バターのいとこ 羽田空港第二ターミナル店
●バターのいとこ×サマンサタバサ 東京スカイツリータウン・ソラマチ店
●サマンサタバサスイーツ&トラベル 新千歳空港店×バターのいとこ 

全種類制覇したいなら「THE GOLDEN BOX」/4種各3枚入り 3564円

バターのいとこ 

紹介した4種の味がすべて味わえる贅沢な詰め合わせ。こちらの商品は全店舗で購入OK。あんバターや塩キャラメルは那須にある本拠地のショップでも購入できないため、4つの味を楽しみたいなら迷わずこれをゲットするのがおすすめです。パッケージも豪華なので、プレゼントや手土産にもピッタリですよ。

【THE GOLDEN BOX 取り扱い店舗】
●全店舗

「バターのいとこ」はどこで買える?お取り寄せも

バターのいとこ

2022年2月現在、バターのいとこを取り扱うお店は、那須にあるショップをはじめ、羽田空港店、新千歳空港店など6店舗。全フレーバー(3枚入り)が揃っているお店はないため、食べたい味がどこで売っているのか確認してからお出かけを。どうしても4種類制覇したい人は「THE GOLDEN BOX」を購入してくださいね。

バターのいとこ

オンラインでも購入できますが、商品はバターのいとこを含む詰め合わせセット(2種類あり)のみの販売になります。また、一つひとつ手作業で作っているため注文してから発送まで30日前後かかるのでご注意を。日数はかかりますが、その分届いたときの喜びはひとしお。ゆっくりじっくり味わって、至福おやつタイムを過ごしてください♪

なお、7月には那須のショップ近くに、“森と共生”をテーマにした持続可能な事業に取り組む新たなまち「GOOD NEWS(グッドニュース)」が誕生予定。バターのいとこの工房も新設されます。夏が待ちきれませんね!

■バターのいとこ
[TEL]0287-62-2100
[住所]栃木県那須郡那須町高久乙2905-25
[営業時間]10時~16時
[定休日]第2木曜
[アクセス]東北道那須ICより5分
[駐車場]50台
「バターのいとこ」の詳細はこちら
「バターのいとこ」の公式Instagramはこちら

まとめ

知れば知るほど食べたくなる那須の新銘菓「バターのいとこ」。一口食べれば、笑顔になれること請け合いです。店舗以外にも年に数回百貨店などに限定出店することもあるので、公式Instagramをぜひチェックしてみてください!

※掲載の価格はすべて税込価格です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行われている可能性があります。ご利用の際には、あらかじめ最新の情報をご確認ください。また、感染拡大の防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。

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