close

2022.05.27

和歌山満喫プラン!世界遺産・熊野から海側まで巡る欲張りモデルコース<2022>

世界遺産、海の幸、テーマパークなど、一度は行ってみたい観光スポットがたくさんある和歌山。できる限りたくさん訪れたいけれど、移動に時間がかかる場所も多いのでしっかりチェックしておきましょう。

おすすめは、那智勝浦からスタートするルート。生マグロをはじめとした新鮮な漁港グルメを楽しんだあとは、世界遺産の熊野へ。静かで神秘的な雰囲気と大自然のパワーでリフレッシュしましょう。宿泊は白浜まで行けば、リゾート気分を味わえる温泉付きホテルから気軽な民宿まで幅広く揃っています。夕食は伊勢海老やクエをはじめとする旬の魚介はもちろん、和歌山ラーメンもお見逃しなく。

2日目は、白浜に来たら外せない人気スポット巡り。愛らしいパンダのファミリーがいるアドベンチャーワールドは必見です。海岸沿いには写真映えスポットがたくさんあるので、景色を楽しみながら車で巡ると◎。雄大な熊野の山々と、おいしい海の幸と絶景が魅力の海、どちらもしっかり楽しむ欲張りなルートです。

※この記事は2022年2月4日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

和歌山満喫!1泊2日おすすめモデルコース概要

【1日目】
新大阪駅→鮪の脇口→熊野那智大社→那智の滝→橋杭岩(はしぐいいわ)
【2日目】
アドベンチャーワールド→白浜温泉 崎の湯→円月島

和歌山の1泊2日モデルコース【1日目】

鮪の脇口

水揚げされたばかりの生マグロをお刺身や丼でどうぞ。

鮪の脇口
鮪の脇口
鮪の脇口

日本有数の生マグロ水揚げ高を誇る勝浦漁港にある「にぎわい市場」は、飲食ブースと地元特産品の直売コーナーを兼ね備えた施設。なかでも「鮪の脇口」は水揚げされたばかりの新鮮な生マグロをふんだんに使った丼を取り揃えており、観光客にも地元民にも大人気です。

熟練のプロによる目利きと、部位によって切り方や厚みを変えておいしさを引き出す職人の技術で、その日もっともおいしい状態のマグロをいただけます。大トロ、中トロはもちろん、「奇跡の鮪」とも呼ばれる超希少マグロの「もち鮪」もおすすめ。もっちりと弾力のある食感で、生マグロでしか味わえないおいしさです。ウッドデッキがあるので、海を眺めながら食事しても◎。

直売コーナーでは、地元でとれた野菜や果物の他、海産物やマグロやクジラを使った加工品、地元産の工芸品などユニークなアイテムがズラリ。お土産選びも楽しんでください。

■鮪の脇口
[住所]和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7-12にぎわい市場内
[営業時間]8時~16時(LO15時30分)
[定休日]火
[料金]特上トロ丼3000円、鮪のそぼろ煮(100g)550円
[駐車場]25台(30分200円、2000円お買い上げで1時間無料)
[アクセス]【電車】JR紀伊勝浦駅より徒歩5分【車】紀勢道すさみ南ICより1時間30分

↓ 車で20分

熊野那智大社

世界遺産の本殿と熊野古道を心ゆくまで満喫。

写真提供/熊野那智大社
写真提供/熊野那智大社

熊野那智大社は那智山の中ほどにあり、那智大滝をご神体とする自然崇拝の神社です。熊野夫須美神(くまのふすみのおおかみ)、別名イザナミノミコトを祀っており、縁結びや願いを結ぶとして崇められてきました。

また、神武天皇を奈良に導いた「八咫烏(やたがらす)」と呼ばれる三本足のカラスが降り立った地とされ、より良い方向へ導く、お導きの神様として祀られています。田辺市の熊野本宮大社、新宮市の熊野速玉大社と並んで「熊野三山」としても知られ、2004年に世界遺産に登録されました。

毎年7月14日に斎行される例大祭「那智の扇祭り」は日本三大火祭りのひとつ。大小12のたいまつで参道(扇神輿)をお清めするさまは、まさに炎が乱舞するかのよう。国の重要無形民俗文化財に指定されている祭事です。

参道でもある「大門坂」は、熊野古道の中でも交通の便が良く歩きやすいコース。美しい石畳、苔むした石段や岩、樹齢800年といわれる夫婦杉など見どころも多く、熊野古道の大自然と静謐な雰囲気を満喫できます。

■熊野那智大社
[住所]和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
[参拝時間]8時~16時30分(宝物殿8時30分~16時)
[定休日]なし、宝物殿は水
[料金]参拝無料、宝物殿拝観料:高校生以上300円、小中学生200円、小学生未満は無料
[駐車場]30台(800円)
[アクセス]【電車】JR紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バス那智山行き終点より徒歩10分【車】紀勢道すさみ南ICより1時間30分

↓ 徒歩で5分

那智の滝

日本一の大滝で自然の偉大さと恵みを感じる。

那智の滝
写真提供/熊野那智大社
那智の滝
写真提供/熊野那智大社

日本三大名瀑のひとつに数えられる那智の滝。那智四十八滝という言葉があらわすように那智山には多数の滝があり、一番高さがあるのがこの那智の滝で「一の滝」とも呼ばれます。滝幅13m、滝つぼの深さ10m、落差133m以上から流下する水量は毎秒1t程といわれており、落ち口から滝つぼまでほぼ垂直に落下していく迫力のある姿とすさまじい轟音は一見の価値あり。

上流には二の滝、三の滝があり、総称して「那智の大滝」として世界遺産および国の名勝に指定されています。滝そのものが熊野那智大社の別宮、飛瀧(ひろう)神社のご神体であり、那智山信仰の根元でもあります。水は生命の母といわれることから、古来より延命長寿を願う人々が多く参拝しています。滝を一番近くで拝観できる「お滝拝所舞台」では、延命長寿の水と伝えられている滝つぼの水を飲むこともできます。

■那智の滝
[住所]和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
[参拝時間]見学自由、お滝拝所舞台8時~16時
[定休日]なし
[料金]参拝自由、お滝拝所舞台:16歳以上300円、6歳~15歳200円、5歳以下無料
[駐車場]なし
[アクセス]【電車】JR紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バス那智山行き、那智の滝前バス停より徒歩5分【車】紀勢道すさみ南ICより1時間30分

↓ 車で45分

橋杭岩(はしぐいいわ)

那智勝浦~白浜間で見逃せない絶景スポット。

橋杭岩

吉野熊野国立公園地域にあり、国の名勝・天然記念物に指定されている、串本エリアで必ず立ち寄りたい絶景スポット。串本から沖合の紀伊大島に向かって、海中に大小40余りの岩柱がそそり立っています。

その距離はおよそ850m。海の浸食により岩の硬い部分だけが残ってできたもので、規則的な並び方がまるで橋の杭だけが立っているように見えることから「橋杭岩」という名がつきました。

その昔、大島の人々が不便で困っていると聞いた弘法大師が天の邪鬼とともにこの場所に一晩で橋をかけようとした、という伝説が残っています。自然が生み出した不思議な光景は、日の出、昼間、日の入りと時間が経つごとに雰囲気が変化していくので、いつ訪れてもその時だけの景色が見られます。道の駅「くしもと橋杭岩」が併設されており、お食事や地元の名産品などのお土産も扱っています。

■橋杭岩(はしぐいいわ)
[住所]和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川
[駐車場]45台(無料)※道の駅「くしもと橋杭岩」の駐車場を利用
[アクセス]【電車】JR串本駅からコミュニティーバス佐部・上田原行き、橋杭岩バス停よりすぐ【車】紀勢道すさみ南ICより30分

和歌山の1泊2日モデルコース【2日目】

アドベンチャーワールド

和歌山旅なら絶対にパンダは見逃せない。

アドベンチャーワールド
写真提供/アドベンチャーワールド
アドベンチャーワールド
写真提供/アドベンチャーワールド
アドベンチャーワールド
写真提供/アドベンチャーワールド

アドベンチャーワールドは陸・海・空の140種1400頭の動物が暮らす、遊園地も備わった体験型テーマパーク。野生動物を間近で見られるサファリワールド、8種類約450羽のペンギンたちやホッキョクグマが暮らすマリンワールド、遊園地や小動物とのふれあいが楽しめるエンジョイワールドがあり、さまざまな動物たちと出会えます。

中でも人気を集めているのが、2020年に誕生した「楓浜(ふうひん)」をはじめとする7頭のジャイアントパンダファミリー。遊具で遊んだり、のんびりひなたぼっこをしたり…。愛らしい様子は見ているだけで癒やされます。

また、マリンライブ「Smiles」も大好評。イルカとトレーナーの息の合ったパフォーマンスは必見です。

パンダを代表とする動物たちをモチーフにしたフードメニューや、ここでしか買えないオリジナルグッズもたくさんあるので、余すところなく一日中楽しめます。

写真提供/アドベンチャーワールド

■アドベンチャーワールド
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399
[営業時間]10時~17時
[休園日]不定 ※営業時間・休園日の詳細は公式サイトにて
[料金]入場料:18歳以上4800円、65歳以上4300円、12歳~17歳3800円、4歳~11歳2800円、3歳以下無料/ランチ:ハンバーグプレート1550円/お土産:パンダバス缶クッキー1500円
[駐車場]約5000台(普通車1200円)
[アクセス]【電車】JR白浜駅より明光バスアドベンチャーワールド行き、終点より徒歩すぐ【車】紀勢道南紀白浜ICより10分
「アドベンチャーワールド」の詳細はこちら

↓ 車で10分

白浜温泉 崎の湯

太平洋を眺めながらゆったりと温泉を堪能。

白浜温泉 崎の湯
白浜温泉 崎の湯

雄大な太平洋が目の前に広がるロケーションが魅力の、白浜温泉を代表する外湯。源泉かけ流しの露天風呂で湯船から海はほぼ繫がっており、岩に打ち寄せる波しぶきを感じながら入浴できます。

今から約1400年前、「湯崎七湯」と呼ばれた7つの温泉の中で唯一残っている歴史ある湯壷で、白浜温泉の歴史と絶景の海露天を存分に味わえるのが魅力。泉質はナトリウム塩化物泉で無色透明、塩味があり爽やかな磯の香りがほのかに漂い、肌に付着した塩分が汗の蒸発を防ぐため、湯上がりにもお肌の潤いを保つ効果が期待できるそう。

保温力が高く湯冷めしにくいとも言われ、冷え性にもよいとされるほか、神経痛、関節痛、慢性皮膚病、婦人病などにも効能があるとも言われています。
※お風呂のお湯が海に流れるため、シャンプー・リンス・石鹸などは利用不可です。

■白浜温泉 崎の湯
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町1668
[営業時間]8時~18時(4月~6月・9月)、7時~19時(7月・8月)、8時~17時(左記以外の月)※最終入場は終業の30分前まで
[定休日]なし、臨時休業あり
[料金]3歳以上500円、2歳以下無料
[駐車場]15台
[アクセス]【電車】JR白浜駅から明光バス新湯崎行き、湯崎バス停より徒歩5分【車】紀勢道南紀白浜ICより15分

↓車で10分

円月島

写真映え抜群、夕陽が美しい絶景スポットへ。

円月島
円月島

白浜のシンボルとして親しまれている円月島。正式名称は「高嶋」といい、臨海浦の南側の海上に浮かぶ小さな無人島です。大きさは南北130m、東西35m、高さ25mで、波の浸食作用によってできた洞穴(海蝕洞)が島の中央にぽっかりと開いていることから「円月島」と呼ばれています。

円月島に沈む夕陽は「和歌山県の夕陽100選」に選ばれており、夕景の美しさは格別。夕陽の名所としても、写真映えする絶景スポットとしても知られています。時期によっては穴に夕陽がぴったりとおさまる瞬間があるので、その一瞬のシャッターチャンスを逃すまいと多くの観光客が集まってくるほど。
もちろん、澄んだ青空と輝く海に浮かぶ円月島の美しさも見事なので、ぜひ昼間にも訪れてみてください。

■円月島
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町臨海
[駐車場]なし
[アクセス]【電車】JR白浜駅から明光バス三段壁行き、臨海バス停より徒歩5分【車】阪和道南紀田辺ICより15分

※掲載の価格は全て税込み価格です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア

この記事に関連するキーワード