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2022.05.01

神奈川満喫プラン!横浜・鎌倉・江の島も!神奈川よくばり散策モデルコース<2022>

東京湾と相模湾に面し、背後には丹沢山地や箱根山を抱く神奈川県。

全国に名を馳せる温泉地・箱根、エキゾチックな風情漂う港町・横浜、歴史に彩られた古都・鎌倉、海辺におしゃれな施設が立ち並ぶ湘南・江の島など、県内には人気観光地が勢揃いしています。

電車にバス、ロープウェイやモノレールなど、エリアによって多彩な交通手段があり、車でも公共交通機関でも移動しやすい環境も魅力です。

今回は海辺の観光地を巡る電車旅をご提案。1日目は横浜へ。中華街でグルメ三昧を楽しんだ後、ベイサイドで夜景観賞を。2日目は午前中に江の島に入り、海沿いや神社を散策したら、ランチに名物のしらす丼を満喫。午後は鎌倉に移動して歴史散策を。神奈川の見どころをぎゅっと詰め込んだコースです。

※この記事は2022年2月4日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

神奈川満喫!1泊2日おすすめモデルコース概要

【1日目】
JR横浜駅→横浜中華街→上海料理 状元樓でランチ→横浜赤レンガ倉庫→YOKOHAMA AIR CABIN

【2日目】
江之島亭でランチ→鎌倉大仏→鶴岡八幡宮

神奈川の1泊2日モデルコース【1日目】 

横浜中華街

ランチ、テイクアウトグルメ、雑貨、お土産も。中華の魅力が一堂に

横浜中華街
横浜中華街

約500m四方のエリアに約600軒以上の店がひしめく、日本最大級のチャイナタウン。

1859(安政6)年の横浜開港後、西洋人の仲介役として来日した中国人の外商が商売を始めたのが原点。その後増加する中国人と共に、中華街へと発展してきた歴史があります。

エリアの東西南北などに10基配された守護神の門「牌楼」は、華やかで個性豊かな佇まいが記念撮影にぴったり。商売繁盛の神様として関羽を祀った「関帝廟」や、航海・漁業の守護神を祀った「媽祖廟」なども、チャイナタウンらしい名所となっています。

横浜中華街で味わえる中華料理は、80店舗以上ある広東料理を筆頭に、四川、上海、北京、福建などバリエーション豊か。豚まんなどのテイクアウトグルメや中華食品店、土産物店、雑貨店など、お店巡りも楽しいエリアです。

写真提供:横浜中華街発展会協同組合

■横浜中華街
[住所]神奈川県横浜市中区山下町
[営業時間]店舗により異なる
[定休日]店舗により異なる
[入場料]無料
[駐車場]なし
[アクセス]【車】首都高速横浜公園出口より3分【電車】元町・中華街駅駅より徒歩1分

↓ 徒歩で1分

上海料理 状元樓

異国情緒あふれる空間でフカヒレコースのランチを

上海料理 状元樓
上海料理 状元樓
上海料理 状元樓

創業1955年の上海料理の老舗です。1920年代のフランス租界時代の上海邸宅をモチーフにした店内は、異国情緒にあふれる優雅な空間。当時の華やかな社交場「上海クラブ」のダイニングをイメージした1階、カップルシートのある2階、書斎風やアールデコ風など8タイプの個室を揃えた5階と、フロアごとに異なる雰囲気が楽しめます。

伝統的な上海料理を始め、そこにモダンチャイニーズのテイストを融合した料理など、メニューはおよそ300種。中でも自家製の白湯で煮込んだフカヒレの姿煮は、コクと旨みを堪能できる店自慢の一品です。

ランチタイムに訪れたなら、「状元特製フカヒレコース」をぜひ。フカヒレ入り茶碗蒸しスープ仕立てやフカヒレ入り小籠包、フカヒレ入りスープチャーハンなど贅沢なラインナップで、口福な時間に浸れること間違いなしです。

■上海料理 状元樓
[住所]神奈川県横浜市中区山下町191
[営業時間]11時30分~21時30分(LO)
[定休日]なし
[料金]状元特製フカヒレコース3190円(2名から受付)
[駐車場]提携駐車場あり(30分350円)
[アクセス]【車】首都高速横浜公園出口より3分【電車】元町・中華街駅駅より徒歩3分

↓ 徒歩で15分

横浜赤レンガ倉庫

歴史的建造物を再生した海辺の文化商業施設

横浜赤レンガ倉庫
横浜赤レンガ倉庫
横浜赤レンガ倉庫

明治末期から大正初期に国の模範倉庫として建設された歴史的建造物を、文化・商業施設として再生。当時の面影を残した館内には、様々なショップやレストランが軒を連ねます。各種展示会が催されるスペースの他、ダンスや演劇などの公演が行われるホールもあり、横浜の豊かな芸術文化を国内外へ発信しています。

屋外のイベント広場では、「横浜オクトーバーフェスト」や「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」など四季折々の多彩なイベントも開催。観光客や地元の人など、多くの人で賑わいます。

海に面したロケーションも魅力で、港を行き交う船やみなとみらいの夜景を眺めながら、赤レンガパークを散策する楽しみも。
(C)2021 YOKOHAMA RED BRICK WAREHOUSE

■横浜赤レンガ倉庫
[住所]神奈川県横浜市中区新港1-1
[営業時間]1号館:10時~19時(ホール・スペースは催事により異なる)、2号館:11時~20時(カフェ・レストランは店舗により異なる)
[定休日]なし(法定点検日を除く)※最新情報は横浜赤レンガ倉庫公式HPでご確認を
[入場料]無料
[駐車場]あり(1時間500円、以降30分ごとに250円)
[アクセス]【車】首都高速みなとみらい出口より5分【電車】馬車道駅・日本大通り駅より徒歩6分
※2022年5月9日(月)~12月頃まで工事のためテナント休館中。広場や外観は見学可、季節のイベントも開催予定。

↓ 徒歩で6分

YOKOHAMA AIR CABIN(R)

みなとみらいの街並みを空から楽しむ5分間

YOKOHAMA AIR CABIN(R)
YOKOHAMA AIR CABIN(R)
YOKOHAMA AIR CABIN(R)

2021年4月に運行を開始した、世界最先端の都市型循環式ロープウェイ。JR桜木町駅前から横浜赤レンガ倉庫のある新港地区の運河パークまで、全長約630mのルートを約5分で結びます。

こちらの特徴は、全てのキャビンに最新式バッテリーを備え、冷房システムや各種安全監視システム、フルカラーLEDによる演出照明を実現していること。バリアフリー構造も取り入れ、ベビーカーや車椅子はそのまま乗り入れることが可能です。

さらに、世界的な照明デザイナーである石井幹子氏が駅舎やキャビンの照明計画を監修。日没後はみなとみらいの夜景に溶け込むように、幻想的な光を灯しながら運行します。

桜木町から新港地区への移動手段にはもちろんのこと、横浜の空中散歩を楽しむアトラクションとしても注目のスポットです。

画像提供:泉陽興業株式会社

■YOKOHAMA AIR CABIN(R)
[住所]神奈川県横浜市中区新港2-1-2(運河パーク)
[営業時間]10時~22時(時短営業の場合あり)
[定休日]不定休
[乗車料]片道1000円、往復1800円
[駐車場]なし
[アクセス]【車】首都高速みなとみらい出口より5分【電車】桜木町駅より徒歩1分

 

神奈川の1泊2日モデルコース【2日目】 

江之島亭

100年以上江の島で愛され続ける磯料理店

江之島亭
江之島亭
江之島亭

1909(明治42)年創業。江の島の高台に位置し、店内に足を踏み入れると、青々とした湘南の海景色が窓いっぱいに広がります。

特にテラス席からのオーシャンビューが圧巻で、西浜や鵠沼、えぼし岩など海岸線の景色と、天気がよければその先に富士山の雄姿も。潮風を感じながら、相模湾で獲れた新鮮な海の幸を使った料理が味わえます。

江の島ならではの味として食べておきたいのが、新鮮な生しらすを贅沢に使用した「生しらす丼」(季節限定)や「釜揚げしらす丼」。生しらすは、漁師さんから直接買い付けを行い、獲れたてを仕入れているからぷりっぷり!釜揚げしらすは、柔らかで口当たりよく、磯の香りが広がります。

親子丼から着想を得て、サザエを卵でとじた「江の島丼」も名物。海辺の爽やかさを感じるような、「湘南サイダー」などご当地ドリンクとご一緒に。

店内にはテーブル席の他、座敷席もあり、ゆったり寛げると評判です。昼時は混みあうため、ランチタイムを避けるか、ウェブの予約サービスを使用して事前に席を手配するのもおすすめ。

■江之島亭
[住所]神奈川県藤沢市江の島2-6-5
[営業時間]10時30分~18時(土日祝は10時30分~19時)
[定休日]不定休(荒天時休業の場合あり)
[料金]写真は釜揚げしらす丼1210円、湘南サイダー330円。本文内掲載の生しらす丼1320円、江の島丼1210円
[駐車場]なし
[アクセス]【車】圏央道茅ケ崎中央ICより20分【電車】片瀬江ノ島駅より徒歩30分

↓ 電車で55分

鎌倉大仏殿高徳院

鎌倉のシンボル、国宝の大仏様を拝みに

鎌倉大仏殿高徳院
鎌倉大仏殿高徳院
鎌倉大仏殿高徳院

鎌倉大仏の名で親しまれる、国宝の阿弥陀如来坐像を本尊とする浄土宗の寺院です。
やはりなんといっても圧巻なのは、その大きさ。
鎌倉大仏は像高約11mで、台座を含めると13.35mの高さを誇り、マンションでいうとおよそ3階建てくらいの高さです。

下から見ると、顔は小さく見えますが、顔の長さだけでも2.35mもあるというから驚きですね。
後光山を背にして佇む美しい姿は多くの文学作品の題材となっており、境内にはその歌碑と3基の文学碑が立っています。

歴史を紐解くと、最初に造られた大仏は木造で、1243(寛元元)年に完成し、その9年後に台風で倒壊。現在の青銅製の大仏は1252(建長4)年に造立が始められたと伝わりますが、当時の事情には不明な部分が多く、完成時期も原型作者もわかっていません。

今は青銅色の大仏ですが、かつては塗金で覆われていたのだとか。右頬にはその痕跡が認められます。ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。

写真提供:鎌倉市観光協会

■鎌倉大仏殿高徳院
[住所]神奈川県鎌倉市長谷4-2-28
[拝観時間]4月~9月は8時~17時30分、10月~3月は8時~17時(入場は閉門15分前まで)※状況により変更の可能性あり
[定休日]なし
[拝観料]300円
[駐車場]なし
[アクセス]【車】横浜横須賀道路朝比奈ICより30分【電車】長谷駅より徒歩7分

↓ バスで20分

鶴岡八幡宮

鎌倉幕府と共に始まった源頼朝ゆかりの神社

鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮

約800年の歴史を持つ鎌倉を代表する観光名所の一つ。その歴史は、源頼朝の5代前の源頼義が、京都の石清水八幡宮を由比ガ浜近くに勧請したことに始まります。その後、1180(治承4)年に源頼朝が現在の地に遷し、鎌倉幕府の精神的な基盤としました。

ご祭神は八幡大神とされる応神天皇・比売神・神功皇后の三柱。八幡神は「武運の神」として、源氏のみならず広く武家の信仰を集めました。

鎌倉幕府が終焉を迎えてからも武家政権発祥の地としての信仰は篤く、江戸時代には徳川家康が再建、復興に努めるなど、時代を越えて鎌倉の象徴となっています。

国の重要文化財に指定される「本宮(上宮)」、静御前が舞を披露したと伝わる若宮回廊跡に建つ「舞殿」、源実朝の悲劇の舞台となったと言われる「大銀杏」など、境内は見どころが尽きません。

■鶴岡八幡宮
[住所]神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
[拝観時間]6時~20時30分
[定休日]なし
[拝観料]無料
[駐車場]あり(1時間600円、以降30分毎に300円)
[アクセス]【車】横浜横須賀道路朝比奈ICより20分【電車】鎌倉駅より徒歩10分

※掲載の価格は全て税込み価格です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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