子どもはもちろん、大人にもファンが多い恐竜。福井県立恐竜博物館をはじめ、全国にある恐竜博物館、恐竜化石や骨格標本を展示する博物館を紹介します。必見の展示内容やワークショップなど、見どころ満載です!予約方法や所要時間、ミュージアムグッズといった気になるポイントもまとめているので、ぜひ参考にしてくださいね。
【宮城県・仙台市】仙台市科学館
ジュラ紀から白亜紀の恐竜や、宮城で発見された魚竜を展示

仙台市科学館は、“ふれる科学、ためす科学”をコンセプトに、体験型の展示物を多数設置する科学館です。恐竜の展示が見られるのは、2024年4月にリニューアルオープンした4階常設展示室「宮城・仙台の自然」のエリア。古生代から新生代、現在にかけての宮城・仙台のなりたちについて紹介しており、恐竜はジュラ紀から白亜紀のものを展示しています。

鼻の後ろに伸びるトサカのような骨質の突起がある草食恐竜・サウロロフスやトリケラトプス、タルボサウルスの頭骨標本のほか、ゾウの展示が豊富で、宮城県内で化石が発見されたものを中心に、全身骨格や生体復元模型を全9体展示しています。

宮城県では南三陸町歌津館崎で世界最古級とされる魚竜のウタツギョリュウの化石が発見されました。そのほか、クダノハマギョリュウ、ホソウラギョリュウの化石も発見されたため、3種の魚竜標本が展示してあります。
体験イベントは「大人の科学教室」などを不定期で開催するので、公式ホームページをチェックしましょう。3階エントランスホールのミュージアムショップでは、「仙台市科学館クッキー」700円などのお土産を販売しています。
2025年4月上旬には3階常設展示室「生活と科学」のリニューアルが終了し、フルオープンする予定です。
[所要時間]約2時間
[おすすめのワークショップ]公式ホームページで要確認
[飲食店や売店]あり
[ミュージアムショップ]あり
宮城県仙台市青葉区台原森林公園4-1
9時〜16時45分(最終入館16時)
10月の第2を除く月曜(祝日の場合翌日)、第4木曜(12月を除く)、12月28日〜1月4日
一般550円、高校生320円、小・中学生210円、未就学児無料
旭ヶ丘駅より徒歩5分/東北道仙台宮城ICまたは泉ICより30分
200台(無料)
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【福島県・いわき市】いわき市石炭・化石館ほるる
フタバスズキリュウの全身骨格がダイナミック

いわき市内で発掘された首長竜・フタバスズキリュウなどの動植物化石と世界の貴重な化石資料や、産炭地として繁栄した当時の資料を展示する博物館です。化石展示室では、ティラノサウルスやトリケラトプス、海棲爬虫類のプリオサウルスやプレシオサウルス、翼竜などの骨格標本を音と光の演出でダイナミックに展示。今にも動き出しそうな迫力が感じられます。

ロビーで出迎えてくれるのは、1968(昭和43)年にいわき市の高校生が発見したフタバスズキリュウの全身骨格標本。全長約6.5mでその大きさに圧倒されます。
この博物館は、展示物に実物化石が多く、さらに実際に触れられる実物化石が多数あることが特徴です。アパトサウルスの後ろ脚に触れながら背比べをして写真が撮れるなど、20m級の竜脚類の巨大さを実体験できます。

体験教室でおすすめなのは「アンモナイトストラップ作成教室」。中生代ジュラ紀の本物のアンモナイト化石を用いて、化石のストラップを作成する体験コースです。ほかに、本物のコハクをサンドペーパーで成形し、磨きをかけてペンダントなどのオリジナルアクセサリーを作る「コハク(コーパル)のアクセサリー工作教室」1600円もあります。

ミュージアムショップは料金なしで利用可能。「トートバッグ」や「エンピツ5本セット」 570円、「折りたたみ定規」480円などのオリジナル商品、「サメの歯化石ペンダント」1180円、「モササウルスの歯化石」1770円なども揃っているので、お土産にもおすすめです。
[所要時間]約1時間
[おすすめのワークショップ]アンモナイトストラップ作成教室:材料費1100円、コハク(コーパル)のアクセサリー工作教室:材料費1600円
[飲食店や売店]あり
[ミュージアムショップ]あり
福島県いわき市常磐湯本町向田3-1
9時〜17時(最終入館16時30分)
第3火曜(祝日の場合翌日)、1月1日
一般650円、中・高・大学生440円、小学生330円、未就学児無料
湯本駅より徒歩10分/常磐道いわき湯本ICより10分
85台(無料)
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【茨城県・坂東市】ミュージアムパーク茨城県自然博物館
動くティラノサウルスとトリケラトプスが大迫力

ミュージアムパーク茨城県自然博物館は、“過去に学び、現在を識り、未来を測る”をコンセプトとした自然史系博物館です。宇宙や自然など5テーマの常設展示のうち、恐竜に関する展示は第2展示室「地球の生いたち」にあります。中でもティラノサウルスとトリケラトプスの動くジオラマは、子どもも大人もワクワクする迫力です。最新研究に基づき、羽毛がはえた恐竜を再現しているのも見どころです。

エントランスには、姉妹館となっているモンゴルの内蒙古自治区博物館(現:内蒙古博物院)との友好の証として、内蒙古自治区で発見された巨大な松花江マンモスとヌオエロサウルスの骨格標本を展示しています。

館内の「ル・サンク」は、窓の外に広がる四季折々の自然を眺めながら食事ができるレストラン。おすすめメニューは恐竜型のナゲットがトッピングされている「恐竜カレー」です。
[所要時間]約2時間
[おすすめのワークショップ]公式ホームページを要確認
[飲食店や売店]あり
[ミュージアムショップ]あり
茨城県坂東市大崎700
9時30分〜17時(最終入館16時30分まで)
月曜(祝日の場合翌平日)
一般850円、高校生520円、小・中学生170円、未就学児無料
愛宕駅よりタクシーで20分/常磐道谷和原ICより20分
1000台(無料)
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【東京都・台東区】国立科学博物館
国立ならではの膨大な情報量の展示が圧巻

国立科学博物館(科博)は、1877年に創立された、日本で最も歴史のある博物館の一つで、自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。
日本館、地球館と2つの建物に常設展があり、主な恐竜の展示は、地球館地下1階の「地球環境の変動と生物の進化-恐竜の謎を探る-」のフロアです。トリケラトプスを待ち伏せするかのように、恥骨を地面につけてしゃがんだ状態のティラノサウルスの骨格標本の展示や、尾以外の大部分が一個体分という実物化石のトリケラトプス右半身骨格など、最新の恐竜研究の成果が貴重な骨格標本とともに展示されており、見応え十分です。

“日本列島の生い立ち”をテーマとする日本館3階北翼には、日本を代表する首長竜の化石であるフタバスズキリュウの復元骨格のほか、実物化石も展示されています。

地球館1階の「地球史ナビゲーター」は、地球館の展示室全体を繋げるシンボルゾーンです。宇宙史・生命史・人間史の壮大な物語を標本・資料と映像でたどることができます。

ミュージアムショップのおすすめ商品は、フタバスズキリュウや秋田犬ハチなどのマスコットキーチェーン「科博オリジナルマスコット」各990円です。
レストラン 「ムーセイオン」では、恐竜の足跡を模したハンバーグ、野菜ラグーソースをかけて火山に見立てたライスがセットになったプレート「ジュラ紀ハンバーグプレート チーズコロッケのせ」1500円を提供しています。
[所要時間]約1日
[おすすめのワークショップ]公式ホームページを要確認
[飲食店や売店]あり
[ミュージアムショップ]あり
東京都台東区上野公園7-20
9時〜17時(最終入館16時30分)
月曜(祝日の場合翌日)、12月28日〜1月1日
大学生以上630円、高校生以下無料※特別展は展示により異なる
上野駅より徒歩5分/首都高上野ランプより5分
なし
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【群馬県・神流町】神流町恐竜センター
砂の中から化石レプリカを発掘しよう!

恐竜の化石が多く発見されている“恐竜王国”神流町の博物館です。学術的に貴重な展示と、ライブシアターといったアミューズメント性が融合しているのが特色で、特に本物そっくりの恐竜が動き回るロボットのライブシアターは迫力満点です。

恐竜時代、神流町はモンゴルと地続きだったため、モンゴルで出土した恐竜の化石やタルボサウルスの骨格標本など約200点の標本を展示。2頭の恐竜が格闘中に砂嵐に巻き込まれて化石になった珍しい恐竜の展示は必見です。

「化石レプリカ発掘体験」はハケを使い、制限時間1分で、砂の中から化石のレプリカを探す体験で、見つけた中から好きなもの1個を持ち帰れます。また、ハンマーを使って約40分、化石を探す「化石さがし体験」500円は、不定期開催。当日までに定員になってしまうこともあるので、公式ホームページからの予約がおすすめです。

ミュージアムショップのおすすめは、神流町観光大使の「サウルスくん」やタルボサウルスの全身骨格などがプリントされた「エコバック」。3サイズあるので、好みの大きさを選べます。
[所要時間]約1時間
[おすすめのワークショップ]化石レプリカ発掘体験:300円
[飲食店や売店]あり
[ミュージアムショップ]あり
群馬県多野郡神流町大字神ヶ原51-2
9時〜16時30分(最終受付16時)
月曜、12月〜3月の木曜(祝日の場合翌日)
高校生以上800円、小・中学生500円、未就学児無料
新町駅よりタクシーで30分/上信越道藤岡ICより1時間
55台(無料)
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【群馬県・富岡市】群馬県立自然史博物館
トリケラトプスの発掘現場を再現したジオラマが魅力

地球の誕生から現代までの自然史や、群馬県内の自然を紹介する群馬県立自然史博物館。常設展示は 「地球の時代」「群馬の自然と環境」「ダーウィンの部屋」「自然界におけるヒト」「かけがえのない地球」の5つのコーナーに分かれており、恐竜の展示は 「地球の時代」にあります。

「地球の時代」コーナーの入口にあるのは、ガラス床の下にトリケラトプスの発掘現場を再現した原寸大ジオラマの「ボーンベッド」。上から俯瞰する形で発掘現場を観察することができます。しかも、トリケラトプスの実物化石(一部を除く)が展示されているのも見どころです。
吹き抜けの開放的な空間に、高さ12mものブラキオサウルスの全身骨格や、動くティラノサウルスの復元模型が並ぶ展示も迫力があります。

群馬県立自然史博物館では、毎週土曜に「サイエンス・サタデー」というワークショップを開催しています。例えば、「恐竜の歯のレプリカを作ろう」、「蛍石のペンダントトップをつくろう」、「2億6千万年前の化石、フズリナをみがこう」などのプログラムが当日受付(応募者多数の場合、抽選あり)、無料で参加可能なので、公式ホームページで確認して出かけましょう。
ミュージアムショップには恐竜のぬいぐるみのほか、化石など自然史に関するグッズがたくさん揃っているので、お土産選びも楽しいですよ。
[所要時間]1時間30分〜2時間
[おすすめのワークショップ]サイエンス・サタデー:内容により異なる
[飲食店や売店]なし
[ミュージアムショップ]あり
群馬県富岡市上黒岩1674-1
9時30分〜17時(最終受付16時30分)
月曜(祝日の場合翌日)
一般510円、高校・大学生300円、中学生以下無料
上州富岡駅よりタクシーで10分/上信越道富岡ICより15分
300台(無料)
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【愛知県・豊橋市】豊橋市自然史博物館
90%が本物のエドモントサウルスの骨格標本

地球誕生から現在にいたる生物の進化と、豊橋の自然について学べる自然史博物館で、地質・動植物に関する標本を4200点以上常設展示。入口前の広場には、ブラキオサウルスの親子をはじめとする10体の実物大の恐竜模型が展示され、絶好の撮影スポットになっています。

「中生代展示室」は、中国・雲南省で発見された全長17mのユアンモウサウルスなど8体の恐竜が展示されており、お腹の下から骨格を見上げることもできますよ。さまざまなアンモナイトや魚類、昆虫、植物など、恐竜と共に暮らしていた生きものの化石も展示されているのでじっくり観察しましょう。

中生代白亜紀後期に生息していた植物食恐竜・エドモントサウルス・アネクテンスの骨格標本は、90%が実物。「エドモントサウルス展示室」には、ミイラ化石も展示されており、壁面には生態を復元した巨大な壁画が描かれているのも見応えがあります。
[所要時間]約1時間
[おすすめのワークショップ]公式ホームページで要確認
[飲食店や売店]なし
[ミュージアムショップ]あり
愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238
9時〜16時30分(最終受付16時)
月曜(祝日の場合翌日)、12月29日〜1月1日
【豊橋総合動植物公園入園料】高校生以上600円、小・中学生100円、未就学児無料
二川駅より徒歩15分/東名豊川ICより40分
1650台(有料)
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【石川県・白山市】白山恐竜パーク白峰
恐竜がテーマの公園で化石発掘体験!

白山手取川ジオパークとして認定されているエリアにある恐竜のテーマパークです。広いパーク内に「恐竜館」、「ふれあい館」、40mダイナ・スライダーがある「自然体験広場」、「化石発見広場」などが設置され、恐竜や化石、自然体験を通じてジオパークについても学べます。

「恐竜館」の全長6mのティラノサウルスの模型や全長28mものディプロドクスの全身骨格の展示は、迫力満点。地元白山市で見つかった化石の展示やミニシアターで太古の世界を知ることができます。

「化石発見広場(化石発掘体験)」で、ハンマーで石を割りながら化石探しを体験するのも楽しみのひとつ。ハンマーやゴーグル、軍手は貸し出ししてくれるので、ぜひ挑戦しましょう。見つけた化石は1個持って帰れますよ。
[所要時間]約1時間
[おすすめのワークショップ]化石発掘体験:一般550円、小・中高生300円
[飲食店や売店]売店のみあり
[ミュージアムショップ]なし
石川県白山市桑島4号99-1
9時~17時(最終入館16時30分)
月曜(祝日の場合翌日)、11月下旬〜4月下旬
【入館料】大人520円、小・中・高校生200円【化石発見広場利用料(化石発掘体験)】大人550円、小・中・高校生300円【セット料金(入館+化石発見広場)】大人850円、小・中・高校生400円
北陸道白山ICより1時間
50台(無料)
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【福井県・勝山市】福井県立恐竜博物館
恐竜化石一大産地ならではの充実した展示

福井県立恐竜博物館は、福井県勝山市の恐竜化石発掘現場近くに建てられた博物館です。ドーム型で柱のない広大な展示室内では、恐竜の全身骨格50体を含む千数百もの標本を見られます。2023年のリニューアルで、福井で発見された5種の恐竜と1種の鳥類でつくられたモニュメント「恐竜の塔」や「見える収蔵庫」、3面ダイノシアターが新設されました。

常設展示室は「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンに分かれており、中央にはティラノサウルスのロボットを設置。7mを超える巨体がブンブンと動く姿は迫力がありますよ。

恐竜の種類ごとに展示している骨格標本の周りに通路があり、標本をさまざまな角度から見られるのも特徴のひとつ。恐竜骨格のそばには小さな生体復元模型が置かれているため、当時の姿を想像できるのもいいですね。
「化石研究体験」では、研究者がどのように化石を調べているのかを実際の道具を使って体験。化石クリーニングやCT化石観察など3つの研究を続けて行う2時間のコースです。時期によってメニュー構成は変わりますが、どれも本格的な化石研究の体験です。休日や夏休みなどは予約で満席になることもあるので、公式ホームページから事前予約がおすすめです。
[所要時間]約1時間30分
[おすすめのワークショップ]化石研究体験:一般2200円、高・大学生1800円、小・中学生1100円(各常設展観覧券含む)
[飲食店や売店]あり
[ミュージアムショップ]あり
福井県勝山市村岡町寺尾51-11
9時〜17時(最終入館16時30分)
第2・4水曜(祝日の場合翌日)、12月31日・1月1日
一般1000円、高校生・大学生800円、小・中学生500円、70歳以上500円
勝山駅よりバスで15分/中部縦貫道勝山ICより10分
1200台(無料)
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【兵庫県・三田市】兵庫県立 人と自然の博物館
「ひとはく恐竜ラボ」で化石クリーニング作業を間近に見学

兵庫県立人と自然の博物館は、“人と自然の共生”をテーマとした自然史系の博物館です。古生代から新生代までの地層が広く分布し、古くからアンモナイトや植物、珪藻などの化石が発見されてきた兵庫県。2024年9月に新属新種と認定されたササヤマグノームス・サエグサイほか、タンバティタニス、ヤマトサウルスなど貴重な化石を常設展示し、最新の研究成果を知ることも可能です。

丹波市・丹波篠山市の篠山層群から発見された恐竜化石のクリーニング作業を行う施設が「ひとはく恐竜ラボ」です。化石クリーニングの技師(プレパレーター)らが特殊な道具を使って、巧みな技術で作業しているところを間近に見られます。

毎日定時に開催するフロアスタッフの「展示室ツアー(無料)」、土・日・祝の「デジタル紙芝居(無料)」など、誰もが楽しめるプログラムやパフォーマンスを開催しています。「化石発掘体験セミナー」は不定期開催なので、公式ホームページのセミナーページをチェックして、事前の申し込みが必要です。

ミュージアムショップには、丹波市で発見された丹波竜をモチーフにした「恐竜フィギュア」1500円~、「キーホルダー」420円~、「丹波竜3D立体ペーパーパズル」1500円~などを販売しています。
[所要時間]1〜2時間
[おすすめのワークショップ]化石発掘体験セミナー:800円(要事前申込)
[飲食店や売店]なし
[ミュージアムショップ]あり
兵庫県三田市弥生が丘6
10時〜17時(最終入館16時30分)
月曜(祝日の場合翌日)、年末年始、冬期メンテナンス休あり
一般200円、大学生150円、高校生以下無料
フラワータウン駅より徒歩5分/中国道神戸三田ICより10分
なし
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【福岡県・北九州市】北九州市立いのちのたび博物館(自然史・歴史博物館)
自然と人間の“いのちの歩み”を壮大なスケールで展示

広い敷地に展示総数9000点以上の大規模な自然史・歴史博物館です。46億年前の地球誕生から現代に至る、自然と人間の“いのちの歩み”を楽しみながら学べるようにしたエンターテイメント性の高い展示が魅力。約1億3000万年前の九州北部を360度のジオラマで再現した「エンバイラマ館」では、恐竜たちがリアルに動き、太古の世界にタイムスリップしたかのような臨場感が味わえます。

「アースモール」には、全長約35mのディプロドクスや、ティラノサウルスなど、40体以上の骨格標本が並び、見応えがあります。特に全長約15mものスピノサウルスの標本は、デッキ上から見ると目の前に迫るよう。白亜紀に生息した史上最大級の肉食恐竜といわれる、スピノサウルスが最新の復元で再現された姿は圧巻です。

ミュージアムショップには、「アースモール」の写真がパッケージになっている「オリジナルゴーフル」756円や「恐竜フィギュア」各種880円〜が販売されています。
[所要時間]約2時間
[おすすめのワークショップ]公式ホームページを要確認
[飲食店や売店]なし
[ミュージアムショップ]あり
福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
9時〜17時(最終入館16時30分)
年末年始、毎年6月下旬頃
一般600円、高校生以上の学生360円、小・中学生240円、未就学児無料
スペースワールド駅より徒歩5分/北九州都市高速東田出入口より2分
300台(有料)
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【長崎県・長崎市】長崎市恐竜博物館
全長約13mのティラノサウルスは必見

長崎市にある日本で3番目に開館した恐竜博物館です。常設展示室は、生物の進化や地球環境の歴史に関する5つのテーマに分かれており、長崎市から産出した化石や全身骨格など180点以上の多種多様な標本が展示されています。

「恐竜の時代」のコーナーで目を引くのは、オランダのナチュラリス生物多様性センターからやってきた全長約13mのティラノサウルス(愛称:トリックス)の骨格標本。非常に保存状態が良く、最高齢級の約30歳と学術的にも貴重な標本だそうですよ。トリケラトプスの本物の角に触れるコーナーやクビナガリュウの骨のレプリカを動かすことができるコーナーなど、見て、触って楽しめるのも特徴です。

恐竜・翼竜のフィギュアに絵の具で色を塗って、オリジナルフィギュアを作る「オリジナル恐竜・翼竜フィギュアをつくろう」といったワークショップも定期的に開催されています。実施内容や開催期間は公式ホームページで確認してください。

ミュージアムショップには恐竜の卵をイメージしたオリジナル卵缶の中に、クランチチョコ8個が入った「恐竜の卵缶」や「ステゴサウルス×軍艦島 今治ミニタオル」1100円など、オリジナルのアイテムがたくさん販売されています。

恐竜パーク内にはファストフード店「GAOGAO」があり、恐竜の肉をイメージした鶏肉を使った「恐竜サンド」が食べられます。数十種類のスパイスに丸一日寝かせたスパイシーな鶏肉とサラダをサンドし、オリジナルソースをかけたピタパンは絶品ですよ。
[所要時間]約1時間
[おすすめのワークショップ]オリジナル恐竜・翼竜フィギュアをつくろう:300円
[飲食店や売店]なし(恐竜パーク内にはあり)
[ミュージアムショップ]あり
長崎県長崎市野母町568₋1
9時〜17時(最終入館16時30分)
月曜(祝日の場合翌日)、12月31日・1月1日※詳細は公式ホームページで要確認
15歳以上500円、4歳〜中学生200円、3歳以下無料
長崎駅よりバスで1時間/長崎南環状線新戸町ICより15分
212台(無料)
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まとめ
大人も子どもも楽しめる恐竜の博物館。恐竜を通して、地球の歴史や生きものの進化、人間と自然の関わりが興味深く学べそうですね。動画や図鑑で眺めるだけではわからない、大きさ、感触などを体感しに出かけませんか。
※この記事は2025年2月24日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
中林 貴美子
旅のライター歴=じゃらんライター歴20余年。2人の子どもを育てつつ、西へ東へ取材行脚の日々。観光地と観光地のはざまにあるのどかな里山風景やそこで暮らす地元の人との触れあいが好き。食いしん坊が幸いしてご当地グルメや道の駅グルメ関連も多数。