カブトムシの力強いツノ、キラキラ光る蝶の羽、ちょこまかと動く不思議な水生昆虫。昆虫の世界は、知れば知るほどワクワクが止まりません。そんな魅力をたっぷりと体感できるのが、全国にある昆虫館や昆虫博物館。大迫力の展示からドキドキのふれあい体験まで、まるで冒険のような時間が待っていますよ。
丸瀬布昆虫生態館【北海道・遠軽町】
よねざわ昆虫館【山形県・米沢市】
ふくしま森の科学体験センター(ムシテックワールド)【福島県・須賀川市】
群馬県立ぐんま昆虫の森【群馬県・桐生市】
虫の詩人の館【東京都・文京区】
足立区生物園【東京都・足立区】
名和昆虫博物館【岐阜県・岐阜市】
磐田市竜洋昆虫自然観察公園【静岡県・磐田市】
平尾山公園昆虫体験学習館【長野県・佐久市】
胎内昆虫の家【新潟県・胎内市】
石川県ふれあい昆虫館【石川県・白山市】
伊丹市昆虫館【兵庫県・伊丹市】
橿原市昆虫館【奈良県・橿原市】
箕面公園昆虫館【大阪府・箕面市】
広島市森林公園こんちゅう館【広島県・広島市】
四万十川学遊館あきついお【高知県・四万十市】
長崎バイオパーク【長崎県・西海市】
直川憩の森公園【大分県・佐伯市】
フラワーパークかごしま【鹿児島県・指宿市】
【北海道・遠軽町】丸瀬布昆虫生態館
アニキの森から南国の蝶まで、昆虫の魅力大集結




北海道・遠軽町にある「丸瀬布昆虫生態館(まるせっぷこんちゅうせいたいかん)」は、世界の昆虫100種類以上を飼育・展示するスポットです。館内に入ると目の前に広がるのが、俳優・哀川翔さんがプロデュースした「アニキの森」。哀川さんが所有するカブトムシやクワガタが出迎えてくれるほか、ギネス認定の世界最大のカブトムシの標本や、オスとメスの特徴を併せ持つ「雌雄モザイク」という珍しい標本もあります。
「世界のカブト・クワガタコーナー」では、ヘラクレスオオカブトやギラファノコギリクワガタといった憧れの昆虫を生体展示。さらにキラキラと虹色に輝く“幻の昆虫”と呼ばれるニジイロクワガタも、掛け合わせによって数色観察できるのです。
また温室「チョウの広場」では、リュウキュウアサギマダラといった南国の蝶が一年中舞い、ナナフシの姿も見れますよ。
北海道紋別郡遠軽町丸瀬布上武利68
【4月〜10月】9時~17時(最終入館16時30分)【11月〜3月】10時~16時(最終入館15時30分)
火曜(祝日の場合翌日、GW・夏休み期間は除く)、2025年12月31日(水)~2026年1月5日(月)
【入館料】大人420円、小・中・高生160円
旭川・紋別道丸瀬布ICより約15分
250台(無料)
「丸瀬布昆虫生態館」の詳細はこちら
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【山形県・米沢市】よねざわ昆虫館
標本や生体で、昆虫のふしぎに触れて見て学べる


「よねざわ昆虫館」は、国内外あわせて約250種・2500〜3000点もの昆虫標本がずらりと並ぶスポット。じっくり見比べながら学ぶことができます。常設で展示されているもののほかに、一般公開はしていないものの、約10万点の昆虫標本が収蔵されているとか。

さらにヘラクレスオオカブトといった外国産の甲虫や水生昆虫、季節ごとの身近な昆虫を生体展示していて、生きて動く姿は、子どもはもちろん、大人も夢中に。虫とふれあうイベントも定期的に開催しているので、公式ホームページをチェックしてくださいね。

ほかにも昆虫図鑑から絵本まで揃う充実の図書コーナーをはじめ、オリジナルグッズや作家による昆虫モチーフ雑貨が並ぶミュージアムショップもあり、楽しみ方は盛りだくさんです。
山形県米沢市簗沢1776-1
9時~17時(最終入館16時30分)
水曜、2025年12月29日(月)~2026年1月3日(土)※不定期に館内整理のための休館あり
【入館料】無料
東北中央道米沢中央ICより約20分
50台(無料)
「よねざわ昆虫館」の詳細はこちら
【福島県・須賀川市】ふくしま森の科学体験センター(ムシテックワールド)
昆虫をテーマにした自然体験プログラムも充実


福島県にある「ふくしま森の科学体験センター(ムシテックワールド)」は、“見て・触れて・学べる”体験型の科学館です。実験や工作、自然体験プログラムに加え、迫力のサイエンスショーなど、楽しみながら学べる企画が満載です。
常設展示「なぜだろうランド」では、昆虫の生態や身近な科学への応用をわかりやすく紹介。エントランスホールには、世界のカブトムシやクワガタムシ、さらに施設周辺に生息する生き物たちを通年展示していて、生物の多様性を体感できます。

「生きものふれあいタイム」では、大迫力の昆虫たちを間近で観察でき、子どもから大人まで大興奮の時間です。

さらに春から秋にかけては、昆虫をテーマにした自然体験プログラムが充実。ビオトープでの水の中の生き物さがしを行う「お池の探検隊」、専門家と一緒に森で行う「ムシの学校」(無料・事前予約制)や「標本講座」(無料・事前予約制)、夏の夜にライトトラップで虫を観察する「ムシムシナイトツアー」(無料・事前予約制)など、特別な体験が揃っています。
福島県須賀川市虹の台100
9時~16時30分(最終入館16時)
月曜(祝日の場合翌日)、2025年12月29日(月)~2026年1月3日(土)
【入館料】大人410円、高校・大学生200円、小・中学生100円
あぶくま高原道路福島空港ICより約13分
200台(無料)
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【群馬県・桐生市】群馬県立ぐんま昆虫の森
森も川も田んぼも、里山が丸ごと昆虫ワールド

「群馬県立ぐんま昆虫の森」は、全国的にも珍しい“昆虫”をテーマにした体験型教育施設。45haの広大な敷地に、雑木林や田畑、小川などの里山の風景が再現され、自然の中で暮らす昆虫たちを実際に探し、手に取り、観察することができます。

さらに、里山歩き(無料)や昆虫クラフト(100円〜200円)などの体験プログラムも豊富。敷地内にある茅葺き民家では、四季折々の自然や暮らしを通して“昔ながらの里山生活”を感じることもできるんですよ。


館内の「昆虫観察館」では、世界の昆虫や里山の生きものを常設展示。温室では、日本最大級のチョウ「オオゴマダラ」が舞う姿を間近に観察でき、南国の雰囲気に包まれます。
群馬県桐生市新里町鶴ヶ谷460-1
【4月~10月】9時30分~16時30分(最終入園16時)【11月~3月】9時30分~16時(最終入園15時30分)
月曜(祝日の場合翌日)、2025年12月27日(土)~2026年1月9日(金)、メンテナンス休園あり
【入園料】大人410円、高校・大学生200円
北関東自動車道伊勢崎ICより25分
300台(無料)
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【東京都・文京区】虫の詩人の館
ファーブルの情熱が息づく昆虫ミュージアム

「虫の詩人の館」は、『昆虫記』で知られるフランスの博物学者・ファーブルの世界に触れられるユニークな施設です。
館内には、ファーブルの著作や自筆原稿、科学啓蒙書などの貴重な資料が展示されています。地下には、幼少期を過ごした南フランスの民家を再現したコーナーがあり、当時の家具や生活道具を通じて、彼の原点を感じることができます。


また、世界中の美しい蝶や珍しい昆虫、ユニークな姿をした生き物などを展示。子どもから大人まで楽しめる内容となっています。

さらに、子どもたちが自然や昆虫について学べたりもできます。昆虫標本作製教室(有料・事前要申込)では、小学生でも一生残せるような美しい標本づくりに挑戦できます。
東京都文京区千駄木5-46-6
土・日13時~17時
月〜金曜、年末年始
【入館料】無料
西日暮里駅または田端駅より徒歩約12分
なし
の詳細はこちら
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【東京都・足立区】足立区生物園
昆虫から哺乳類まで多様な生きものに出会える


東京都足立区にある「足立区生物園」は、昆虫から魚、両生類、爬虫類、鳥、哺乳類まで、約500種の生きものを飼育する都市型の自然スポットです。館内にはスタッフが常駐する解説コーナーがあり、生きものに関する疑問を気軽に尋ねられるのも魅力のひとつ。
なかでも注目は、大温室で舞う約20種・500頭ものチョウたち。季節によって種類や数は変わりますが、一年を通じて色とりどりの姿を観察することが可能です。
さらに昆虫の食事の様子を観察できる「昆虫のごはん」といった毎日実施しているイベントのほか、「生きもの研究室」や「むしむしコーナー」では、2、3カ月ごとにテーマを変えた企画展も開催しています。


夏と冬にはホタルの観賞会を実施し、幻想的な光景を楽しめます。また、日本固有の希少な昆虫「ツシマウラボシシジミ」や「フサヒゲルリカミキリ」の保全活動にも力を入れていて、自然と生きものを守る取り組みも学べますよ。
東京都足立区保木間2-17-1
【2月~10月】9時~17時30分(最終入園17時)【11月~1月】9時30分~16時30分(最終入園16時)
月曜(祝日及び都民の日の10月1日は開園し、翌平日に休園)、2025年12月29日(月)~2026年1月1日(木・祝)
【入館料】大人300円、小・中学生150円
竹ノ塚駅より徒歩約20分
29台(30分有料)
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【岐阜県・岐阜市】名和昆虫博物館
1919年に開館した、遊び心あふれる昆虫博物館


ギフチョウの発見で知られる名和和靖氏によって設立された名和昆虫研究所の付属施設として1919(大正8)年に岐阜市に開館した「名和(なわ)昆虫博物館」。キャッチフレーズは“日本で最も歴史ある昆虫専門の博物館”です。

昆虫の多様性や魅力を、虫が苦手な人でも楽しめるよう工夫された展示が特徴です。館内には、美しさやかっこよさを引き立てるように標本がデザイン配置され、思わず見入ってしまう展示空間が広がります。

2階フロアでは、実物の昆虫標本を使ったクイズが展開され、参加型の学びを体感できます。応募すると年間30名に景品が当たるチャンスもありますよ。
さらに、館内のあちこちに設置された「隠れ展示シリーズ」では、自分で扉を開けなければ見られないユニークな仕掛けが13カ所も点在し、好奇心をくすぐられます。
見るだけでなく「参加する」ことで、昆虫の世界をより身近に感じられる博物館です。
岐阜県岐阜市大宮町2-18 岐阜公園内
10時~17時(最終受付17時)
火〜木曜(祝日の場合開館、夏休み期間はなし)
【入館料】大人650円、4歳〜中学生450円
東海北陸道岐阜各務原ICより約25分
あり(岐阜公園駐車場利用:有料)
「名和昆虫博物館」の詳細はこちら
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【静岡県・磐田市】磐田市竜洋昆虫自然観察公園
生きものの魅力を体感できる自然の遊び場


「磐田市竜洋昆虫自然観察公園(いわたしりゅうようこんちゅうしぜんかんさつこうえん)」は、昆虫と自然を丸ごと楽しめる冒険スポットです。園内の「こんちゅう館」では、ヘラクレスオオカブトやカマキリなど国内外の生きた昆虫に出会えるほか、約1700種・3000点もの標本が展示されています。
屋外では、草花や小川の周辺には蝶やトンボが舞い、池にはメダカや水中昆虫、夏にはカブトムシやクワガタの姿を観察できます。


スタッフが野外公園を案内しながら昆虫や植物を観察する「ガイドウォーク」は、主に土・日・祝日に行われ、予約不要で気軽に参加できます。その他、年間を通じて企画展や体験イベントが50以上!毎年多くの人が訪れる「ゴキブリ展」には、国内外の約60種の生体展示もあり、珍しい種に出会えるのも魅力。
体験イベントでは、予約が必要な場合もあるため、事前に公式ホームページで確認してくださいね。
静岡県磐田市大中瀬320-1
9時~17時(最終入園16時30分)
木曜(祝日、GW、夏休みは開館)、2025年12月28日(日)〜2026年1月3日(土)
【入館料】大人330円、小・中学生110円
東名高速道浜松ICより約25分
75台(無料)
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【長野県・佐久市】平尾山公園昆虫体験学習館
一年中昆虫と触れ合え、体験プログラムが充実

「平尾山公園昆虫体験学習館」では、館内の「ふれあいコーナー」があり、ヘラクレスオオカブトやギラファノコギリクワガタなど、世界の昆虫と直接触れ合うことができます。
展示室にはスタッフが常駐しているので、虫について気になることがあれば気軽に質問もOK。標本展示や外国産の珍しい昆虫も展示され、見応えたっぷりです。季節ごとに展示が変わるため、訪れるたびに新しい発見があります。


夏休みには「カブトムシドーム」が無料公開され、放し飼いのカブトムシと自由に触れ合えます。
また、「ヘラクレスオオカブトの幼虫飼育教室」(3500円・事前要申込)や「カブトムシドームナイトツアー」(2000円・事前要申込)なども毎年開催中。最新の情報は公式ホームページでチェックしてくださいね。

その他、自然素材を使った「物づくり体験」(500円~・毎日開催・予約不要)や標本教室(1500円~・事前予約制)などのプログラムも充実していますよ。
長野県佐久市下平尾2681
【4月~6月】9時30分~17時(最終入館16時30分)【7月・8月の夏休み期間】9時30分~18時(最終入館17時30分)【12月~3月】10時16時30分(最終入館16時)
4月上旬と12月上旬に2週間程度休館※公式HPで要確認
【入館料】16歳以上200円、4歳〜15歳100円
上信越自動車道佐久間スマートICより約3分
700台(無料)
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【新潟県・胎内市】胎内昆虫の家
放し飼いのチョウが舞う「チョウ園」でえさやり体験



「胎内昆虫の家」は、子どもから大人まで楽しめる昆虫の学びと体験の拠点です。
館内には日本はもちろん、世界各地から集められた多彩な昆虫標本がずらり。生きたカブトムシやヘラクレスオオカブトに触れられるコーナーは、昆虫好きにはたまらないスポットです。
さらに注目は、アゲハチョウの仲間を放し飼いにした「チョウ園」。色鮮やかなチョウが舞う空間で、えさやり体験もでき、まるで自分が自然の中に溶け込んだような気分を味わえます。

「企画展示室」は、展示と体験を通じて、昆虫について楽しく理解を深められる学習の場となっています。
また4月〜9月は、昆虫教室や観察会などを開催しています。入館料に加え、参加費や予約が必要なものがあるので、事前に公式ホームページをチェックしてくださいね。
新潟県胎内市夏井1204-1
9時~17時(最終入館16:30)
月曜(祝日の場合翌日)、2025年12月1日(月)〜2026年3月19日(木)
【入館料】大人410円、小・中学生260円
日本海東北自動車道中条ICより約30分
50台(無料)
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【石川県・白山市】石川県ふれあい昆虫館
標本・生体展示・放蝶温室で昆虫の世界を体感できる


昆虫の魅力を多彩な展示と体験で味わえる「石川県ふれあい昆虫館」。標本展示コーナー「世界の昆虫」では、1500種・3000個体の標本を収蔵し、美しいチョウやカブトムシ・クワガタをテーマごとに紹介しています。
生体展示「昆虫ウォッチング」では、ヘラクレスオオカブトや世界最大のゲンゴロウ「オウサマゲンゴロウモドキ」など約22種の昆虫を観察できます。
放蝶温室「チョウの園」では、日本最大級のオオゴマダラを含む約10種・1000頭のチョウが舞い、一年中華やかな空間となっています。

さらに「虫とあそぼう」と題し、アゲハチョウの幼虫やナナフシと触れ合える体験コーナーも設置されています。

また、土・日・祝日には誰でも参加できる「こん虫ふれあい体験」など定期イベントを開催。詳細は公式ホームページを確認してください。
石川県白山市八幡町戌3
【4月~10月】9時30分~17時(最終入館16時30分)【11月~3月】9時30分~16時30分(最終入館16時)
火曜(祝日の場合翌日)、2025年12月29日(月)~2026年1月1日(木・祝)
【入館料】大人410円、小・中・高校生200円
鶴来駅より徒歩約15分
70台(無料)
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【兵庫県・伊丹市】伊丹市昆虫館
展示スペースが広く、常設展示が豊富



昆虫の魅力を多彩に紹介する体験型施設。関西最大級となる広さ600平方メートル、高さ15mの半球状ガラス温室では、約14種・1000頭のチョウが南国の花々の間を舞っています。
館内には、生きたカブトムシやクワガタ、タガメやゲンゴロウなどの水生昆虫をはじめ、約30種類の昆虫を展示。世界の珍しい昆虫標本や、昆虫を10倍に拡大した迫力あるジオラマ、図書コーナーもあり、昆虫と自然環境について学べます。

さらに、常設展以外にも企画展やプチ展示、昆虫観察会(要申込・詳細は公式HP参照)といったイベントも開催。展示のバリエーションが豊富で、昆虫好きにはもちろん、昆虫初心者にもおすすめのスポットです。
兵庫県伊丹市昆陽池3-1
9時30分~16時30分(最終入館16時、チョウ温室は10時〜)
火曜(祝日の場合翌日)、年末年始
【入館料】大人400円、中・高校生200円、3歳〜小学生100円
中国自動車道宝塚ICより約15分
あり(昆陽池公園駐車場利用・有料)
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【奈良県・橿原市】橿原市昆虫館
約10種・800頭以上の蝶が舞う、放蝶温室が見どころ


「橿原市昆虫館」は、香久山公園内にある県内唯一の自然史系登録博物館。昆虫とその生息環境について、生態展示や標本、映像を通じて楽しく学べます。


生態展示室では、ゲンゴロウやタガメなどの水生昆虫からヘラクレスオオカブトやニジイロクワガタといった海外産の昆虫まで、多彩な生きものを間近に観察できます。
最大の見どころは、熱帯・亜熱帯性の植物が咲き誇る放蝶温室。オオゴマダラやシロオビアゲハなど約10種800頭以上ものチョウが一年中舞っています。
初夏には日本の国蝶・オオムラサキの生態展示も見られるなど、昆虫の奥深い魅力に触れられるスポットです。
自然観察会などのイベントも定期的に実施されていますよ。
奈良県橿原市南山町624
【4月〜9月】9時30分~17時(入館受付16時30分まで)【10月〜3月】9時30分~16時30分(入館受付16時まで)
月曜(祝日の場合翌日、GWや夏休みは開館)、2025年12月28日(日)〜2026年1月2日(金)
【入館料】大人520円、学生410円、4歳〜中学生100円
西名阪自動車道郡山ICより約35分
100台(無料)
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【大阪府・箕面市】箕面公園昆虫館
箕面公園の緑に囲まれた、蝶と昆虫のミュージアム


大阪府箕面市の名勝・箕面大滝や四季折々の自然が美しい箕面公園の一角にある「箕面公園昆虫館」。エントランスの大型モニターでは昆虫写真やイベント情報が流れ、来館者を昆虫の世界へと誘います。
館内には、箕面に暮らす身近な昆虫から、日本の水生昆虫、南西諸島に生息する昆虫、海外のヘラクレスオオカブト、ニジイロクワガタまで多彩な昆虫の標本・生体が揃います。

最大の魅力は放蝶園。コンパクトな空間に、箕面周辺の蝶から亜熱帯の種類まで一年中飛び交い、間近で観察できる迫力は格別です。

さらに、「野外観察会」(100円・事前申込)や「昆虫DIY」(100円〜・事前申込)といった、体験型プログラムも随時開催しています。
大阪府箕面市箕面公園1-18
10時〜17時(最終入園16時30分)
火曜、2025年12月29日(月)〜2026年1月3日(土)
【入館料】高校生以上280円
箕面駅より徒歩約15分
なし
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【広島県・広島市】広島市森林公園こんちゅう館
1年中、約50種の生きた昆虫と出会える


広島市森林公園の一角にある「こんちゅう館」は、生きた昆虫を展示する施設です。館内では常時50種・1000頭以上の昆虫を飼育・展示。外国の昆虫や夜行性の昆虫、水辺の生き物、林や草原に暮らす昆虫などをテーマごとに紹介しています。
南国ムードあふれる温室「パピヨンドーム」では、ブーゲンビリアやハイビスカスの花の間を、10種・500頭以上の蝶が一年中舞う幻想的な空間が広がります。


さらに、年間を通じて様々な企画展をはじめ、「虫さがし」(無料・事前要申込)、バックヤードガイド「飼育室ツアー」(無料・事前要申込)、「昆虫講座」(無料・事前要申込)など、体験型イベントも多数開催しています。
広島県広島市東区福田町字藤ケ丸10173
9時~16時30分(最終受付16時)
水曜(春休み、GW、夏休み、10月は臨時開館日あり)、2025年12月29日(月)~2026年1月3日(土)
【入館料】大人510円、高校生・65歳以上170円
山陽自動車道広島東ICより約10分
315台(有料)
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【高知県・四万十市】四万十川学遊館あきついお
トンボ保護区にある、トンボと魚の自然史博物館

高知県四万十市の「四万十川学遊館あきついお」は、トンボ保護区「四万十市トンボ自然公園」にある自然史博物館。名称の「あきついお」は、トンボの古称「秋津(あきつ)」と、「魚(うお)」からなる造語です。
館内は2つのゾーンに分かれ、約1000種・3000点の国内外のトンボ標本を展示する「とんぼ館」と、アカメをはじめとする四万十川の淡水・汽水魚約120種を中心に、世界の川魚約300種・1000尾を飼育展示する「さかな館」があります。



また、トンボ保護区ではこれまで81種類のトンボが見つかっていて、植物は700種類以上が生育していると考えられています。自然保護区では全ての動植物の採集は禁止となっているので、観察して楽しみましょう。
入館料はトンボ王国の保全に役立てられ、自然との共生に貢献できます。
高知県四万十市具同8055-5
9時~17時(最終受付16時30分)
月曜(祝日の場合翌日、GW、春・夏休み、年末年始はなし)
【入館料】大人880円、中・高校生440円、4歳〜小学生330円
高知自動車道四万十中央ICより約60分
80台(無料)
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【長崎県・西海市】長崎バイオパーク
昆虫・動物200種以上と触れ合える自然派動植物園


「長崎バイオパーク」は、200種以上の動物たちと触れ合える体験型の動植物園。園内では、動物たちが自然に近い環境で暮らしていて、カピバラなどに直接エサやりできるのが魅力です。
「昆虫館」では、世界の生きた昆虫や多彩な昆虫標本を集めた企画展を年間通して開催。世界最大のカブトムシやクワガタ、日本最小のチョウなど、約200種・1200点の標本を展示しています。


四季折々に登場する生きた昆虫も観察可能。夏や秋の野外で見られる昆虫はもちろん、ゲンゴロウやタガメといった水生昆虫の姿も見られます。
外国産のカブトムシやクワガタは一年を通じて生体展示しているので、世界の昆虫をより深く知りたい人におすすめです。
長崎県西海市西彼杵町中山郷2291-1
10時~17時(最終入園16時)
なし
【入場料】大人2100円、中・高校生、シニア1500円、3歳〜小学生1100円
ハウステンボス駅より無料シャトルバス運行(1日3往復)
800台(無料)
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【大分県・佐伯市】直川憩の森公園
直川に生息する昆虫と世界の昆虫を見比べて楽しむ

「直川憩の森公園(なおかわいこいのもりこうえん)」は、1979年に設立された宿泊施設も兼ねた公園です。子どもから大人まで楽しめる施設が集まり、その中のひとつに「昆虫館」があります。


館内には国内外の昆虫標本約1060種・5000点が並び、身近な昆虫から世界の珍しい種類まで幅広く見られます。カブトムシやクワガタをはじめ、地域に生息する昆虫の生態も紹介していて、楽しみながら学びを深められるのが魅力なんです。

夏には「かぶとむしふれあい館」もオープンし、実際にカブトムシと触れ合えます。昆虫好きにはたまらないスポットであり、宿泊施設や遊具も充実しているので、1日を通して自然と昆虫の世界を満喫できますよ。
大分県佐伯市直川赤木1262
9時~17時
木曜
【公園入場料】5歳以上300円
東九州自動車道佐伯ICより約25分
80台(日帰り利用の場合有料)
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【鹿児島県・指宿市】フラワーパークかごしま
南国の花々と黄金色に輝く蛹は必見


36.5haもの広大な敷地に世界中の花木が咲き誇る南国の植物公園。南アフリカやオーストラリアなどの亜熱帯・温帯植物を中心に植栽しています。開聞岳を背景にした花広場や鹿児島湾を一望できる展望回廊、両サイドに壁のないウインドスルーの屋内庭園やヨーロッパ風の西洋庭園があり、多彩な景観が広がります。
敷地内の一角にある「蝶の館」では、喜界島、沖縄諸島、台湾、東南アジアに分布する、日本の蝶では最大級のオオゴマダラを飼育展示。黄金色に輝く蛹は必見の美しさです。


また、園内には「大池」や「とんぼ池」といった水辺のスポットがあり、水生昆虫も見ることができます。
季節ごとに南国ならではの花々も楽しめ、自然と花々の彩りに包まれた癒やしのひとときを過ごせますよ。
鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水1611
9時~17時(最終入園16時30分)
12月30日・31日
【入園料】大人630円、小・中学生310円
九州自動車道鹿児島ICより約60分
525台(無料)
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まとめ
蝶の舞う姿に癒やされたり、巨大なカブトムシに驚いたりと、昆虫館は、自然の多様さと生命の力強さを実感できる場所。家族のおでかけにも一人でじっくり観察する時間にもおすすめです。
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※この記事は2025年11月5日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。











