鹿児島県の奄美大島は、鹿児島本土と沖縄本島のほぼ中間の洋上にある美しい島で、2021年7月26日に、徳之島と沖縄本島北部、西表島とともに世界自然遺産に登録されました。透明度の高い“アマミブルー”と呼ばれる海には豊かなサンゴ礁が広がり、普段見ることができない自然がたくさん残っています。
今回は、奄美大島を訪れる際におすすめの10軒の宿を五十音順でご紹介します!どれも、海の眺望が良い宿や海から近い場所にある宿なので、リゾート感や非日常感を味わえます。ぜひ、奄美大島の旅の予定を立てる際の参考にしてください。
奄美リゾートばしゃ山村
異国情緒に浸れるリゾート

「奄美リゾートばしゃ山村」は、太平洋に面した海岸に建つ、南国情緒溢れる宿。宿の前には白い砂浜のビーチがあり、中庭にプールを備える本館では、まるで海外のリゾートにいるような雰囲気を味わえます。
施設内にはレストランや奄美の特産品を豊富に揃える「島おこし市場」、本格アロマテラピー・マッサージ店などがあります。また、塩づくりや島唄体験などができる「ケンムン村」を併設しており、奄美の文化に触れることができるのも魅力です。

プールサイドの階段を下りると、すぐにビーチに出られる本館は、大浴場にも近くて便利。大浴場では60種類以上のミネラルや酵素ビタミンが溶け込んだ海水風呂を楽しめます。本館には和室もあり、子どもや高齢者のいる家族にも喜ばれているそう。また、本館のほかに白を基調とした全室オートロックの東館と、高台に立つコテージがあります。
奄美空港から車で10分と近く、名瀬市街地市行きのバス停が宿の前にある交通の便も良いので、ビーチも島内観光も楽しみたい人にはぴったりの宿です。
0997-63-1178
鹿児島県奄美市笠利町用安1246-1
【1泊2食付2名1室】1万3200円~/人
【車】奄美空港より車で10分
「奄美リゾート ばしゃ山村」の詳細はこちら
THE SCENE amami spa&resort
奄美大島の最南端の宿で海絶景を満喫

世界自然遺産奄美大島の最南端にある「THE SCENE(ザ シーン) amami spa&resort」は、自然の力で心・体・脳を浄化する「ネイチャークレンズ」がコンセプトのウェルネスリゾート。国立公園内の美しい海辺の、緑が広がる山の中にあります。地球の豊かさを体感しながら過ごせ、自然との繋がりを感じ、神秘的な自然に包まれるクレンズ体験が楽しめます。
キングベッドがあり、ソファに腰かけながら景色が眺められるデラックスルーム(2室)と、最上階の4階にあるデラックスホワイトルーム(1室)は、記念日や特別感を演出したい時におすすめです。ほかに、クイーンベッドを備える30平米のスタンダードルームが18室あります。

レストランでは鹿児島や奄美の食材を使ったイタリアンと和食、バーベキューの夕食がいただけます。イタリアンは代官山カノビアーノの植竹隆政氏が、和食は西新宿「割烹へぎそば穴倉」の穴倉利一氏が監修しており、素材の味を生かしながら洗練された料理の数々を楽しめます。
施設内には海を臨む露天風呂の温泉があります。茜色の空と輝く海の夕景を眺めながら湯に浸かるのは至福のひととき。塩分を含んだ温泉なので湯冷めしにくく、保湿効果が期待できます。
また、クルーズやマリンスポーツ、ヨガ、夜光貝アクセサリー作りなど、さまざまなアクティビティメニューも揃えています。最南端に位置するからこそ、車の音も聞こえずビルの灯りも見えない静かな環境で、ただただ美しい海を満喫する特別で贅沢な時間が過ごせます。
0997-72-0111
鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈970
【1泊2食付2名1室】3万5200円~/人
【車】奄美空港より2時間
「THE SCENE amami spa&resort」の詳細はこちら
伝泊 奄美 ホテル
地元の人とふれあい、“しまの時間”を過ごす

「伝泊(でんぱく)奄美 ホテル」は、奄美空港から車で約10分の距離にある、笠利町赤木名(あかきな)の里集落「まーぐん広場」の2階にあります。
客室はラグジュアリー、デラックス、スーペリア、スタンダードのタイプを揃えています。デラックス・ダブルの客室は2人がゆったり寝られる大きさのベッドで、シャワールームも広々。窓からは赤木名の里集落や山々の、ほのぼのとした風景を眺めることができます。
朝食はテイクアウトスタイルなので、客室で寛ぎながらゆったりいただけます。地元でとれた新鮮な野菜や、奄美の人気ベーカリーのパン、フルーツジュース、ヨーグルトなどがセットになったヘルシーな朝食です。

ホテルのある「まーぐん広場」は、スーパーマーケットを改修した複合施設です。1階には島の伝統料理を楽しめる食堂、伝統工芸品やお土産品を揃えたショップ&ギャラリー、イベントなどを楽しめるステージなどの共用スペースがあり、2階にはホテルのほかにライブラリーを備えています。
0997-63-1910
鹿児島県奄美市笠利町大字里50-2
【1泊朝食付2名1室】7550円~/人
【車】奄美空港より車で10分
「伝泊 奄美 ホテル」の詳細はこちら
プチリゾートネイティブシー奄美
270度海に囲まれた絶景のロケーション

「プチリゾートネイティブシー奄美」は、エメラルドブルーに輝く倉崎海岸に270度囲まれ、館内のどこにいても海が見えるため、奄美の海をとことん満喫できるホテルです。ここは奄美大島の中でも透明度が抜群といわれ、浜辺には白い砂と白いサンゴの欠片が敷き詰められています。海まで徒歩2分で行けるので、ダイバー憧れの海岸をプライベートビーチ感覚で利用できるのも魅力です。

客室は全てオーシャンビュー。時間によって刻々と色彩が変化する幻想的な海を、心ゆくまで眺めることができます。ベッドは全室セミダブルサイズなので、ゆったり快適。客室数が14室のみなのでスタッフのサービスが行き届き、心地よく滞在できるのも嬉しいところ。
ホテルの畑で採れた無農薬野菜をはじめ、奄美の旬食材を使ったレストランも、フロントの横にあるテラスも眺望が抜群で、海の景色をとことん楽しめるホテルです。
0997-62-2385
鹿児島県大島郡龍郷町芦徳835
【1泊2食付2名1室】1万7050円~/人
【車】奄美空港より車で20分
「プチリゾートネイティブシー奄美」の詳細はこちら
ホテルウエストコート奄美
島内観光や喜界島、徳之島観光などの拠点にグッド

奄美市名瀬エリアは島の中央に位置しており港もあるため、島内観光をしたり奄美群島を巡ったりする際の拠点といえる場所。「ホテルウエストコート奄美」は名瀬中心部にある、立地が抜群のホテルです。奄美随一の繁華街に隣接し、奄美空港行きのバス停はすぐ目の前。また、名瀬港のフェリー乗り場へも徒歩約10分の近さです。

客室はシングル、ダブル、コンパクトツイン、ツイン、トリプル、DXツインの6タイプで、バリアフリーの客室もあります。全客室に無線LAN環境とLANケーブルを備えているので、ワーケーションも可能。宿泊者は、隣接する「ホテルウエストコート奄美2」のサウナ付き大浴場を利用することができます。
また、ビジネスタイプのホテルでは珍しく、レストランのメニューも充実しています。気軽な定食から、グループ利用に適した大皿料理、奄美大島の食材をふんだんに使った郷土料理会席まで揃えており、スイーツバイキングなどのイベントを開催することもあります。
※「ホテルウエストコート奄美2」の表記について、正しくは13文字目の2がローマ数字です。
ホテルウエストコート奄美2
旅の疲れを癒やせるサウナ付き大浴場

「ホテルウエストコート奄美」から徒歩1分の距離に、2018年にオープンした新館「ホテルウエストコート奄美2」があります。客室数は112室で、シングル、セミダブル、ダブル、ツインの4タイプがあり、全室で無線LANとLANケーブルを利用できます。

旅先で大きな湯船に浸かれるのは、疲れが取れて嬉しいもの。こちらのホテルはサウナ付きの大浴場を備えています。浴場は男女どちらも白と黒を基調としていますが、男子脱衣所は白と黒のモダンな造り、女子脱衣所は木目調の温もりのある造りとなっています。サウナは男子浴場が遠赤外線、女子浴場はミストサウナです。
朝食バイキングも好評で、地元名店のサーターアンダギーやブランド卵、鶏飯などが並び、奄美自慢の味を楽しめます。
※「ホテルウエストコート奄美2」の表記について、正しくは13文字目の2がローマ数字です。
0997-52-8080
鹿児島県奄美市名瀬入舟町8-8
【1泊朝食付2名1室】5150円~/人
【車】奄美空港より車で50分
「ホテルウエストコート奄美2」の詳細はこちら
ホテルカレッタ
海まで歩いて30秒、プールも備えるリゾートホテル

「ホテルカレッタ」は、赤尾木湾沿いにあり、海まで徒歩30秒の静かな森に囲まれたリゾートホテルです。館内にはヨーロッパ調のインテリアが配され、青と白を基調としたロビーは、まるで外国のホテルを訪れたようなオシャレな雰囲気。
宿泊棟は本館、プールサイド、高台のオーシャンビュー、コテージコンフォートの4つがあり、ツインルームや4台のベッドがあるスイートルーム、最大7名収容できるメゾネット、和室とさまざまなタイプの客室を揃えています。

敷地内には屋外プールがあり、ホテル内で潮風を感じながらプライベートプールを満喫できます。夏には21時まで営業しているのでナイトプールを楽しんでも。また、ロビーにはブランコがあり、駐車場の一角の小屋には2匹のヤギもいて、撮影したくなるスポットが施設内のあちこちにあります。
レストランの夕食は、奄美大島の食材をふんだんに使い奄美の郷土料理を盛り込んだ創作懐石料理や、アラカルトメニューがあり、夏期にはテラスでBBQもできます。特に人気なのは朝食バイキング。サクサクのクロワッサンをはじめ数種類の焼きたてのパンや、和・洋の料理が並び、メニューには食物アレルギーマークが表記されています。また、カフェでは、プールサイドで飲むのにぴったりなドリンクも揃えています。
ホテル ティダムーン(THIDA MOON)
滞在を通じ、奄美大島の文化に触れる

「ホテル ティダムーン(THIDA MOON)」は奄美空港から車で約7分と近く、広大な海と山に囲まれていて、大自然を満喫できるホテルです。
また、館内には、奄美大島の伝統工芸品である奄美大島紬を展示する「大島紬美術館」と大島紬の歴史や工程を見学できる「大島紬資料館」があり、文化にも触れることができます。

海側と山側の両方に客室がありますが、おすすめは紺碧の海がすぐ目の前に見える海側の客室。組子格子や大島紬を使ったライトスタンドなど、こだわりのアートがちりばめられており、落ち着きのある雰囲気を醸しています。バルミューダのケトルや冷凍冷蔵庫などを備えているので、連泊にもおすすめです。
また、レストランでは、奄美の伝統料理をモダンにアレンジした料理をいただけます。夕食は近海で取れた新鮮な海の幸や栄養豊富な島野菜を使ったコース料理で、なかでも「薬膳鶏飯」が絶品です。朝食は和食と洋食が日替わりで、どちらも島野菜や海藻をたっぷり使用しています。
0997-63-0006
鹿児島県奄美市笠利町平1260
【1泊2食付2名1室】4万9240円~/人
【車】奄美空港より車で7分
「ホテル ティダムーン」の詳細はこちら
ホテルニュー奄美
奄美随一の繁華街にあるホテル

「ホテルニュー奄美」は、名瀬港から徒歩13分、奄美市の中心地にあり、奄美大島の北部と南部どちらへもアクセスが便利なホテルです。郷土料理店やバー、スナック、ラウンジなど200店舗が軒を連ねる繁華街「屋仁川通り」にあるので、観光後に食事やお酒をいただきながら島の人と触れ合えるのも魅力です。
また、館内のレストランでは朝、昼、夕の3食を提供しているので、ホテル内で食事をとることもできます。

館内の共有スペースも客室も、白を基調としたシンプルモダンな造り。客室にはサータ社のベッドをしつらえ、VOD(ビデオオンデマンド)や 有線LAN、無線LANを備えています。
本館と別館があり、本館の最上階には、男女入れ替え制のサウナ付大浴場があります。別館に宿泊した際は、連絡通路を通って大浴場を利用することができます。
MIRU AMAMI
海に面したヴィラで南国リゾート体験

ヴィラに宿泊して海外のようなリゾートステイを楽しめるのが「MIRU AMAMI」。最大4名が宿泊できるプール付きヴィラと、最大3名宿泊ができるオーシャンヴィラ、ヒルサイドヴィラの3タイプのヴィラがあり、どのタイプも海に面しているので、プライベートな空間で心ゆくまで風景を堪能できます。
建物は、奄美大島の伝統的な建築である食物倉庫・高倉や織物の大島紬を参考に作られています。鹿児島や沖縄のみならずアジア周辺の国から影響を受けた、奄美大島独自の文化を感じられます。

海を間近で眺めたいなら、オーシャンヴィラがおすすめ。海や朝日、星空などの風景をダイナミックに楽しめるオーシャンフロントビューの客室で、広さは37平米とゆったり。開放的なテラスで寛ぎ、何もしないという贅沢な時間を味わえます。
また、この宿は食事も自慢です。レストラン「アマナリ」では、奄美の伝統食である「ソテツの実のすり流し」など、地元でとれた新鮮な季節の食材を丁寧に調理した料理がいただけます。
まとめ
世界自然遺産に認定されて注目を集める奄美大島。マングローブ林が広がり、固有種のアマミノクロウサギが生息し、美しいサンゴ礁の海に囲まれています。
そんな奄美大島には、海のロケーションを楽しめる宿や、歩いてすぐに海や港に行ける宿など宿泊施設も充実していて、ヴィラやスイート、和室、ビジネスタイプと客室も様々。人数や目的に合わせて宿を選び、奄美大島の観光を存分に楽しんでください。
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※この記事は2022年11月18日時点での情報です。
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