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2023.02.11

横浜「ホテルニューグランド」の魅力を紹介!眺望抜群の部屋やレストランも


「ホテルニューグランド」は1927年に港町・横浜で誕生。以来95年にわたり、山下公園前のランドマークとしても愛されてきました。歴史と格式を備えた優美な建築も、刻々と移り変わる港町の風景も訪れる人を非日常へと誘います。ホテル発祥のレトロなメニューや、クラシカルな空間でいただくホテルメイドのアフタヌーンティーにもキュンキュンしますよ。

※この記事は2023年2月10日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

世界の名だたるV.I.Pを迎えてきた正統派クラシックホテル

ホテルニューグランド
レトロな本館と、眺めのいい高層のタワー館からなります

1927年、関東大震災後の横浜復興のシンボルとして山下公園前に誕生。開業にあたっては、欧米のホテルを視察したり、初代支配人や総料理長に外国人を招いたり、ヨーロッパスタイルのホテル文化や接客サービスを取り入れるなど、正統派クラシックホテルとしてスタートしました。

国内外の多くのV.I.P.を迎えてきた華麗な歴史も持つ同ホテル。古くはマッカーサー元帥、喜劇王のチャーリー・チャップリン、往年のメジャーリーガー、ベーブ・ルース等々。この顔ぶれからも「ホテルニューグランド」が歩んできた歴史の濃さが伝わってきます。

ホテルニューグランド
本館にある大階段はフォトスポットとしても人気
ホテルニューグランド
本館2階の「ザ・ロビー」は重厚でクラシックな空間

「ホテルニューグランド」といえば、本館の名建築や館内の美しい意匠の数々も見所です。ヨーロッパの劇場のようなドラマチックな大階段や、アールデコ調の優雅な「ザ・ロビー」など、どれも眼福。

1992年には横浜市認定歴史的建造物、2007年には経済産業省が選ぶ近代化産業遺産に認定されています。開業以来95年、横浜で重ねてきた歴史に思いを馳せながら、こうした名建築に触れるのも贅沢な時間です。

気になる部屋は、歴史的建築物でもある本館の3階と4階と、眺めがすばらしいタワー館の6階から17階にあります。すべて洋室タイプですが、レトロな雰囲気が好みであればクラシックな造りの本館に、眺望にこだわるならタワー館というように、建物やフロアによって趣が異なるので、好みや予算に合わせて選べるのも嬉しいです。

「ホテルニューグランド」には洋室タイプが全238室

本館には、スイートをはじめ計46室

ホテルニューグランド
「グランドスイート ツイン」例

1945年、アメリカの最高司令官だったマッカーサー元帥が滞在後に米兵の宿舎に選ばれた歴史も持つ同ホテル。本館にはそんな歴史にゆかりのある「マッカーサーズスイート」をはじめ、「グランドスイート ツイン」など6タイプの部屋があります。どの部屋も内装やインテリアがクラシックなので、アンティークやレトロな雰囲気が好きな人におすすめです。

タワー館の「グランドクラブフロア」には計39室

ホテルニューグランド
「グランドクラブフロア」の昼間のイメージ

18階建てのタワー館の15階から17階にあるのが「グランドクラブフロア」です。専用のキーがないと入れない特別フロアになっています。

全室ベイビューで、スイートからトリプルまでラグジュアリーな部屋が計39室あります。

スイートルームと特別階の宿泊者専用ラウンジ「ザ・クラブ」

ホテルニューグランド
2022年11月にリニューアルオープンした専用ラウンジ

タワー館16階にある「ザ・クラブ」は、本館のスイートルームと、タワー館の「グランドクラブフロア」に泊まった人だけが利用できる専用ラウンジです。部屋とは趣の異なる空間で港町・横浜を眺めながら過ごせます。

利用は9時~19時。ティータイムの9時~17時にはホテルメイドのスイーツとソフトドリンクも提供されます。

17時以降はカクテルタイムとなり、よりムーディーな雰囲気が楽しめます。アルコールやおつまみもあります(小学生以下の子どもは利用できません)。

タワー館の「スーペリアフロア」には計69室

ホテルニューグランド
「ベイフロントコーナーダブル」例

同じくタワー館の「スーペリアフロア」には、「ベイフロントハリウッドツイン」「タワーサイドツイン」など9タイプ、計69室あります。

全室ハーバービューですが、ベイフロント(海側正面)、ベイサイド(みなとみらい側)、タワーサイド(マリンタワー側)というように部屋の場所や向きによって3種類の眺望が楽しめるのも特徴です。部屋名をチェックしながら選ぶといいですよ。

ホテルニューグランド
日が暮れると横浜の夜景が窓の外に浮かび上がります

『夫婦旅行、あるいはパートナーとのデートでしたら』と広報の方が薦めてくれたのが「ベイフロントコーナーダブル」です。

『角部屋ということもあり、昼間はホテルの正面に横浜港と青い海と空を、夜はみなとみらい側の煌めく夜景をお楽しみいただけます』と広報スタッフ。

またこの部屋は窓の位置やベッドのレイアウトの関係で、広いベッドの上に寝転がると海に浮かんでいるような浮遊感も味わえるとか。カーテンを開けたまま眠りにつくと翌朝、海から昇ってくる朝日がやさしく起こしてくれるそうです。

ホテルニューグランド
「ベイサイドツイン」
ホテルニューグランド
横浜の絶景を一望。ドレープカーテンの窓枠が額縁のようです

「ベイサイドツイン」の部屋からは、横浜港の大さん橋や「赤レンガ倉庫」、「よこはまコスモワールド」の大観覧車といった横浜の観光スポットが一望できます。

広報の方曰く、この部屋タイプは特に女子旅に人気が高いそうで、『お部屋の窓から横浜の観光スポットを眺めながら、次の日の予定を相談したりおしゃべりしたり、楽しく過ごしていただけると思います』とのこと。

その他、タワー館には「スタンダードフロア」があり、「ベイビューハリウッドツイン」「スタンダードツイン」など5タイプ、計84室あります。

選べる多彩なレストラン&バー

「ホテルニューグランド」にはフレンチ、イタリアン、洋食など多彩なレストランがあるので、夕食、朝食、ランチと好みで選べるのも魅力です。

本格フレンチ、カジュアルイタリアン、コーヒーハウスなど4施設

ホテルニューグランド
「ル・ノルマンディ」ではパノラマ夜景を見ながらフランス料理を

タワー館5階にある「ル・ノルマンディ」では、伝統的なフランス料理を華麗にアレンジした美食メニューが楽しめます。

船上レストランをイメージしたドラマチックな空間も、窓の向こうに広がるベイサイドの絶景も、すべてが非日常のような美しく、デートや記念日旅行にぴったりのレストランです。

ホテルニューグランド
カジュアルイタリアンが評判の「イル・ジャルディーノ」

本館1階にあるイタリアンレストラン「イル・ジャルディーノ」では、三浦半島産の新鮮魚介や野菜を使ったイタリアンが評判。夜は中庭のイルミネーションを見ながらイタリアの郷土料理が味わえます。

本館1階には大人の社交場、英国調の正統派なバー「シーガーディアン2」もあります。世界的なカクテルブックにも紹介されている銘酒『ヨコハマ』をはじめ、ニューグランドならではの一杯が堪能できますよ。

ホテルニューグランド発祥の名物料理を堪能

ホテルニューグランド
本館1階にあるコーヒーハウス「ザ・カフェ」
ホテルニューグランド
初代総料理長が、体調を崩した外国人客のために創作したシーフードドリア(単品2909円)
ホテルニューグランド
2代目の総料理長が考案したスパゲッティナポリタン(単品2277円)
ホテルニューグランド
アメリカ人将校の夫人を喜ばせようと当時のパティシエが考案したプリン・ア・ラモード(1897円)

ホテル1階にある「ザ・カフェ」はアットホームな雰囲気のレストランです。こちらではスパゲティナポリタンやシーフードグラタンなど、ホテルニューグランド発祥のメニューをはじめ、一品料理やデザートまで幅広く楽しめます。

ルームサービスも各種充実

ホテルニューグランド
ルームサービスの朝食例。部屋で海を見ながらいただきます

夕食は館内にあるレストランで、翌朝は客室でゆっくりとルームサービスの朝食をいただく…そんな1泊朝食付きプランも人気のようです。

『当ホテルのルームサービスにはご朝食の他、ホテル発祥メニューや、ルームサービス限定で提供している伝統のデザート・クープニューグランドもご用意していますので、機会がありましたらぜひご利用ください!』と広報スタッフ。

ホテルニューグランド
ナポリタンソース648円、ビーフカレー864円、コーンスープ540円、他

こちらはホテルの味を気軽に自宅でも楽しめるレトルトシリーズです。本館1階にあるコーヒーハウス「ザ・カフェ」ほか、公式オンラインショップでも購入できます。横浜の老舗ホテルの味はおみやげとしても喜ばれそうですね。

期間限定、季節替わりのアフタヌーンティー

ホテルニューグランド
「ラ・テラス」の中でも中庭を望む窓辺の席は人気が高いそう

本館1階にあるロビーラウンジ「ラ・テラス」では各種スイーツや軽食、ドリンクが楽しめるほか季節替わりのアフタヌーンティーも大人気です。

ホテルニューグランド
「春のアフタヌーンティー」(写真はイメージ)

2023年3月・4月は「春のアフタヌーンティー」(写真はイメージ)、5月・6月には「薔薇のアフタヌーンティー」を提供予定です。

営業は平日12時~20時(LO19時30分)、土日祝日は10時から。アフタヌーンティーは全日12時からオーダーできます。

なお月によって営業時間や営業日が変動の場合があるので、予約やご利用日の前に内容をチェックしてください。

「ホテルニューグランド」へのアクセス

[電車の場合]
横浜高速鉄道の元町・中華街駅1番出口から徒歩1分。1番出口は階段なので、エレベーターを利用したい場合は2番出口がおすすめ。同じく徒歩2分です。

その他、電車で渋谷駅からは約33分、東京・品川駅からは約30分、羽田空港からは約40分。

[車の場合]
車の場合、土日祝日は首都高速新山下ランプ(神奈川3号狩場線)が混みがちなので、横浜公園ランプ(神奈川1号横羽線)の利用がよさそうです。

ホテルから『横浜中華街』へは徒歩5分、『山下公園』へは徒歩すぐの好立地です。

■ホテルニューグランド
[TEL]045-681-1841(代)
[住所]神奈川県横浜市中区山下町10
[アクセス]【電車】横浜高速鉄道「元町・中華街」より徒歩1分【車】首都高速狩場線新山下出口より3分
「ホテルニューグランド」の詳細はこちら

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