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2023.07.14

【全国】見学できるワイナリーおすすめ5選!ワインの試飲やランチも<2023>

最近の「日本ワイン」ブームにより、全国各地でワイナリーが増えています。

その土地で醸されるワインはもちろん、施設の見学や、食事、ショップなど、それぞれのワイナリーで楽しめる内容も、実に個性豊かです。

今回はそんな魅力にあふれたワイナリーをピックアップ!自分好みのワイナリーを見つけに出かけてみませんか?

※この記事は2023年5月19日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

南三陸ワイナリー【宮城県・南三陸町】

志津川湾を渡る潮風が心地よい オーシャンビューのワイナリー。

南三陸ワイナリー
志津川湾までは、約70m。光り輝く海を間近に眺め、ワインを試飲できる
南三陸ワイナリー
山と海に囲まれた醸造所で造られるワインは、多彩な料理と相性がいい
南三陸ワイナリー
ワインと食品の販売に加え、有料試飲と飲食も可能な「Shop & Kitchen」
南三陸ワイナリー
ワイナリーは白と木を基調にした開放的な造りで、光と風が感じられる
南三陸ワイナリー
秋はブドウ畑で収穫祭、春は海中熟成のワイン会などイベントも開催
南三陸ワイナリー
「田束山葡萄畑」と「童子山葡萄畑」を所有、自社でブドウを栽培
南三陸ワイナリー
微振動のある海底で、まろやかになる「海中熟成」にも取り組んでいる

宮城県北東部、太平洋に開く志津川湾を囲む南三陸町に位置。展望テラスからは、紺碧の海はもちろん、振り返ると背後には山が迫り、豊かな緑も目に飛び込んでくる…。これぞリアス式海岸特有の地形がもたらす恩恵だろう。

有料試飲ができる「Shop & Kitchen」では、地元食材の料理にワインを合わせられるのも魅力。「牡蠣のバターパテ」など名産を活かしたおつまみの数々や、ランチ(不定期営業)で南三陸のマリアージュを満喫できるのだ。

この風光明媚なワイナリー、2020年の開業と聞けば、誕生の背景に察しがつく。そう東日本大震災からの復興を掲げたプロジェクトが発端。南三陸で醸されたワインを飲むことで、さらなる復興を後押ししたい。

ワイナリーツアー情報

ワイナリー誕生の経緯などをスタッフから聴きながら、醸造棟、展望テラス、Shop & Kitchenを見学/約30分(無料)。※電話かサイトの予約フォームから前日までに要予約

■南三陸ワイナリー
[TEL]0226-48-5519
[住所]宮城県本吉郡南三陸町志津川字旭ケ浦7-3
[営業時間]【平日】13時~18時【土・日・祝】10時~18時
[定休日]月・火 ※祝日の場合は営業、翌日休み
[アクセス]JR気仙沼線BRT志津川駅より徒歩15分
「南三陸ワイナリー」の詳細はこちら

サントリー登美の丘ワイナリー【山梨県・甲斐市】

バスで構内を巡る見学ツアー。希少な貴腐ワインも試飲できる。

サントリー登美の丘ワイナリー
「FROM FARM ワイナリーツアー」なら、標高600mにある「眺望台」からの絶景を体感できる
サントリー登美の丘ワイナリー
実際に畑に入り、ブドウが育っている様子を観察することができる
サントリー登美の丘ワイナリー
畑の後には、1950年代に山をくり抜いて造られた「熟成庫」へ
サントリー登美の丘ワイナリー
温度変化が少ない「熟成庫」は、16℃前後でひんやりと心地よい
サントリー登美の丘ワイナリー
試飲は赤2種・白・貴腐で4種類。品種やスタイルの違いを学ぼう
サントリー登美の丘ワイナリー
ワインショップはリニューアルで、「熟成庫」を模したデザインに
サントリー登美の丘ワイナリー
自園産のブドウだけで醸したワインなど様々な日本ワインを扱っている
サントリー登美の丘ワイナリー
500円のカードで十数種類のワインが、30mL・100円~で試飲可能
サントリー登美の丘ワイナリー
チーズなどのおつまみもショップで販売。ワインと一緒に楽しめる
サントリー登美の丘ワイナリー
霊峰・富士と甲府盆地、眼下には畑も眺められる「富士見テラス」

1909年「登美農園」として開園以降1世紀以上ブドウを育て、ワインを造ってきた「サントリー登美の丘ワイナリー」が、2022年9月にリニューアルオープン。大自然を堪能できる「富士見テラス」が設けられ、テイスティングカウンターのあるワインショップもスタイリッシュに生まれ変わった。

ワイナリーツアーも刷新され、バリエーションも豊かに。中でもおすすめが、「FROM FARM ワイナリーツアー」。ブドウ畑や熟成庫の見学に加え、貴重な貴腐ワインも試飲でき、充実した90分間を過ごせるはず。

さらに朗報が。2023年春より、金土日祝日限定で甲府駅から無料のシャトルバスを運行。詳細はサイトなどで確認を。

ワイナリーツアー情報

今回紹介している「FROM FARM ワイナリーツアー」は、畑や熟成庫を見学。希少な貴腐ワインを含む4種のワインをじっくりとテイスティングできる/「FROM FARM ワイナリーツアー」約90分5000円(定員12名)。金・土・日・祝日開催(1日に2回)。サイトのフォームから要予約。※ほかにお手軽な「甲州ぶどう畑 散策ツアー」(約30分1000円)などの設定もあり。詳しくは問合せを

■サントリー登美(とみ)の丘ワイナリー
[TEL]0551-28-7311
[住所]山梨県甲斐市大垈2786
[営業時間]10時~17時(最終入場16時30分)
[定休日]水、年末年始、その他臨時休業あり
[アクセス]JR甲府駅よりタクシーで30分、またはJR竜王駅よりタクシーで15分 ※金・土・日と祝日は、JR甲府駅南口より無料のシャトルバスを運行。乗り場や時刻表など、詳しくはサイトで確認か電話で問合せを
「サントリー登美の丘ワイナリー」の詳細はこちら
「サントリー登美の丘ワイナリー」のクチコミ・周辺情報はこちら

ルミエールワイナリー【山梨県・笛吹市】

巨匠の技が光る絶品フレンチと山梨ワインのペアリングを楽しむ。

ルミエールワイナリー
サーモンとマスを交配した山梨独自の食材を活かした魚料理に、どんなワインをすすめてもらえるのかも興味深い
ルミエールワイナリー
清々しい香りを持つスパークリングワインと好相性なのが白桃のサラダ
ルミエールワイナリー
1901年に造られた国の登録有形文化財「石蔵発酵槽」は、今も現役
ルミエールワイナリー
ダイニングの窓からは日本庭園。その先には、ブドウ畑が続いている
ルミエールワイナリー
山梨の食材をフレンチのテクニックで最大限に活かす広田グランシェフ
ルミエールワイナリー
まるでスダチのような和柑橘の香りが際立つ「ルミエール スパークリング 甲州」。グラスで1650円
ルミエールワイナリー
平屋の建物は、ワイナリーと共通。向かって左側にあるのが「ゼルコバ」

山梨の豊かな自然に寄り添い、伝統をリスペクトしつつ革新的なワイン造りにも取り組んでいる「ルミエールワイナリー」。1885年の創業、140年近くという長い歴史を誇る老舗だ。

その力強さに優しさも備えた山梨ワインと、料理のペアリングが体験できるのが併設するレストラン「ゼルコバ」。高い天井から陽光が差し込むダイニングで供されるのは、旬の地元食材を存分に活かした“ヤマナシ・フレンチ”で、時節に合わせてメニューが替わる。腕を振るうのは、これまで数多くの世界のVIPをもてなしてきたグランシェフの広田昭二さん。

ボトルはもちろん、グラスワインも充実。ソムリエに相談して、料理ごとにペアリングを楽しむという贅沢を叶えてみよう。

ワイナリーツアー情報

畑や醸造棟、「石蔵発酵槽」や地下セラーを見学するツアーを実施/約30分500円(定員20名程度。2名より催行。試飲は料金に含まず)。毎日14時スタート。※前日の15時までに要電話予約

■ルミエールワイナリー
[TEL]0553-47-0207(ワイナリー)、0553-47-4624(レストラン)
[住所]山梨県笛吹市一宮町南野呂624
[営業時間]ワイナリー/9時30分~17時30分、レストラン/ランチ11時30分~LO14時
[定休日]ワイナリー/年末年始、レストラン/月・火 ※ともに祝日の場合は営業、臨時休業あり
[料金]ランチコース5500円~
[アクセス]JR勝沼ぶどう郷駅よりタクシーで10分
「ルミエールワイナリー」の詳細はこちら
「ルミエールワイナリー」のクチコミ・周辺情報はこちら

シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー【長野県・上田市】

地域・自然・未来と共生した持続可能なブドウ栽培を実践。

シャトー・メルシャン椀子ワイナリー
ワインツーリズムの世界的評価が高く、訪ねて楽しいワイナリー
シャトー・メルシャン椀子ワイナリー
スタイリッシュな醸造所の建物は、360度ブドウ畑に囲まれている
シャトー・メルシャン椀子ワイナリー
畑で乾杯できるのもワイナリーツアーの楽しみ(悪天候時は中止)
シャトー・メルシャン椀子ワイナリー
ワイナリーを見下ろす「一本木公園」で、ワインを飲むのもおすすめ
シャトー・メルシャン椀子ワイナリー
常時10種類ほどが試飲(有料)できるテイスティングカウンター
シャトー・メルシャン椀子ワイナリー
おつまみのほか、「ランチBOX」1500円も販売(3日前までに要予約)
シャトー・メルシャン椀子ワイナリー
2階のテラスからは、眼下に畑を一望。遠くには浅間山の絶景も

日本のワイナリーのパイオニア的存在である「シャトー・メルシャン」。その3番目となる「椀子ワイナリー」が、長野県上田市に誕生したのは2019年のこと。「椀子ヴィンヤード」と名付けられたブドウ畑は、東京ドーム約6個分の広さを有し、メルローやシャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨンなど、約8種類のブドウを栽培している。

実はこの畑、当初は桑畑で遊休荒廃地化していたが、地元住民の協力を得て、ブドウ畑に転換。結果人の手がかけられてこそ守られる“二次的自然”が創生、絶滅危惧種を含む多様な生態系の営みへと繋がっていくのだそう。環境省から「自然共生サイト」の候補に選定された畑を観ながら、美味しくかつ地球にも優しいワインを飲んでみたい。

ワイナリーツアー情報

畑、醸造施設、樽庫を見学した後、4種のワインのテイスティング。天気が良ければ畑での乾杯も/「椀子スタンダードツアー」約60分1500円(定員20名)。サイトの予約カレンダーから要予約。※ほかに「椀子プレミアムツアー」(約1時間30分3000円)などの設定もあり。詳しくは問合せを

■シャトー・メルシャン椀子(まりこ)ワイナリー
[TEL]0268-75-8790
[住所]長野県上田市長瀬146-2
[営業時間]ショップ/10時~16時30分(テイスティングカウンターLO16時)
[定休日]火・水・木ほか ※事前に確認するのが望ましい
[アクセス]しなの鉄道大屋駅よりタクシーで10分 ※駅にタクシーが常駐していない場合があるので、事前の予約が望ましい
「シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー」の詳細はこちら

京都丹波ワイン【京都府・京丹波町】

緑のブドウ畑を眺めながらワインとグリル料理を味わう。

京都丹波ワイン
ブドウ畑を一望できるガーデンカフェテラス「ヴィンヤードグリル」
京都丹波ワイン
ワイナリーツアーに参加し、「丹波ワイン」を学んで試飲を楽しもう
京都丹波ワイン
畑では除草剤を使用しない草生栽培を実施。48品種を育てている
京都丹波ワイン
レストラン「duTamba(デュタンバ)」は、通年営業 ※土日祝のみ
京都丹波ワイン
「京丹波の地野菜と3種のグリルコース」は、1セット6800円 ※約2人前
京都丹波ワイン
ショップでは、現地でしか入手できないレアなオリジナルワインも販売
京都丹波ワイン
丹波の自然を感じてもらおうと、極めてシンプルに建てられている

京都府京丹波町の緑豊かな里山に、1万8000坪という広大な農園を有する「京都丹波ワイン」。“京都の食文化に合うワインを創る”という想いを掲げ、1979年に産声をあげた。その熱い想いを現地で実感できるのが、4月~11月限定で営業する「ヴィンヤードグリル」。文字通り畑(=ヴィンヤード)の眼前という素晴らしいロケーションで、グリル料理とワインを満喫することができるのだ。

おすすめは「京丹波の地野菜と3種のグリルコース」で、京丹波産の地野菜と鹿肉などに加えて、京都産の「丹波牛」ほか京都の食文化が存分に反映された内容。「葡萄ジュース」はじめノンアルコールドリンクも充実、愛犬などペットも同伴でき家族で利用できるのも嬉しい。

ワイナリーツアー情報

専任スタッフによる畑、醸造所の見学と3種のワインのテイスティング/約60分1100円。土日祝11時~、14時~。電話かサイトの予約ページフォームから3日前までに要予約

■京都丹波ワイン
[TEL]0771-82-2003
[住所]京都府船井郡京丹波町豊田千原83
[営業時間]ショップ/10時~17時、ヴィンヤードグリル/12時~16時(LO14時30分)※4日前までに要予約
[定休日]ショップ/木(3月~8月)、なし(9月~12月)、火・水・木(1月~2月)、年末年始営業 ヴィンヤードグリル/水・木(4月~11月)、12月~3月
[アクセス]JR園部駅よりタクシーで25分、またはJR下山駅よりタクシーで15分
「京都丹波ワイン」の詳細はこちら
「京都丹波ワイン」のクチコミ・周辺情報はこちら

※料理などは取材時のもの。季節や天候などによって変更になる場合があります。
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じゃらん編集部  じゃらん編集部

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