close

2023.10.03

【全国】観覧車マニアが選ぶおすすめ19選!レトロ感やゴンドラからの絶景が楽しめる

遊園地を代表するアトラクションのひとつ、観覧車。大人から子どもまで楽しめるとあって、日本各地にたくさんの観覧車が設置されています。

「観覧車ってどこも同じようなものでしょ」なんて思っていませんか?実はバリエーションが豊富で、知れば知るほど味わい深い乗り物なんです。

今回は、日本各地の観覧車に実際に足を運び、著書やブログで情報発信されている、観覧車研究家の福井優子さんにおすすめの観覧車を教えていただきました。「大きいだけが観覧車の魅力ではないですよ!」と熱く語る福井さんならではのマニアックな豆知識も必読です!

※この記事は2023年9月26日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

観覧車とはどんなアトラクション?歴史は?

観覧車の歴史

東急プラザ蒲田
「東急プラザ蒲田」屋上にある観覧車は1968(昭和43)年から活躍中

観覧車は万国博覧会とともに発展してきました。動力で回転する世界で初めての巨大観覧車が登場したのは、1893年にアメリカで開かれたシカゴ万博でのこと。

実はシカゴ万博の4年前、1889年にフランスで開かれたパリ万博の目玉だったのが、当時は世界で最も高い建造物といわれたエッフェル塔でした。それに負けじとアメリカが造った“巨大な回る展望室”がこの観覧車だったのです。

観覧車が初めて日本に設置されたのは、1906(明治39)年に大阪で開かれた博覧会場でのこと。その後、1970(昭和45)年の大阪万博や1985(昭和60)年の筑波科学万博などにも登場しました。また戦後の高度経済成長期には、全国各地の百貨店の屋上や遊園地にも設置されるようになり、博覧会だけでなく、町や遊園地のシンボルとして人気を博しました。

観覧車は英語で何て言う?語源は?

観覧車は英語で「Ferris wheel(フェリスホイール)」。これは、シカゴ万博でお披露目された観覧車「Ferris wheel」に由来します。観覧車の設計者ジョージ・フェリスの名前にちなんで付けられました。「Ferris wheel」以前にも、縦に回転する観覧車に似た乗り物があり、こちらは「Pleasure wheel(プレジャーホイール)」などと呼ばれていました。

ちなみに観覧車はフランス語で「Grande roue(グラン・ルー)」、中国語では「摩天輪(モーティエンルン)」、ドイツ語では「Riesenrad(リーゼンラード)」と言いますよ!

大きい観覧車 TOP3

日本一高い観覧車は、大阪にあるEXPO CITYの「OSAKA WHEEL」です。123mという高さは30階建てのビルに相当します。

次いで、2番目は東京の葛西臨海公園「ダイヤと花の大観覧車」(高さ117m)、3番目は横浜のよこはまコスモワールド「大観覧車 コスモクロック21」(高さ112.5m)と、大阪の天保山ハーバービレッジ「天保山大観覧車」(高さ112.5m)です。

ところで、2023年9月現在、世界一高い観覧車はドバイにあります。その名も「Ain Dubai(アインドバイ)」。「ドバイの目」という意味です。高さは驚異の250m!カプセルのような形の48台のキャビンがあり、観覧車全体で一度に最大1750人が乗車できます。1周約38分で、キャビンの中にバーを備えたタイプや2周しながらコース料理を楽しめるプランもあるとか…!

それでは、福井さんおすすめの日本の観覧車19選を見ていきましょう。

小さい観覧車 おすすめ3選

創造広場アクトランド「レインボーサイクル」【高知県・香南市】

創造広場アクトランド
ゴンドラではなくイス。観覧車というよりも新しいアトラクション体験に近い!?
創造広場アクトランド
施設スタッフによると日本全国を探してみても人力の観覧車はココにしかないとか!

「レインボーサイクル」は人力で回転する珍しい観覧車。高さ約4mの観覧車に6台の座席が取り付けられ、台座部分に設置された2台の自転車を漕ぐことで観覧車が回転します。

まずは乗る人が座席に座って安全ベルトを装着。漕ぐ人が手前の自転車を漕ぎ始めると、観覧車が後ろ向きに回転します。スピードはとてもゆっくりながら、頂上まで行くとなかなかの高さ!混雑していなければ、そして漕ぐ人が疲れていなければ、2周目にチャレンジしてもOKですよ。

福井さんからの豆知識

2020年の夏、私のブログ「観覧車通信」に、「自転車を漕ぐ動力で回転する小さな観覧車がある。もしかしたら日本最小かもしれないので鑑定してほしい」という依頼がきました。そこで現地とわが家をオンラインで結び、計測されるのをライブで拝見しました。高さ4m35cmという結果が出ました。

それまでは静岡県の「ぐりんぱ」にある観覧車(現在休止中)が日本最小(高さ5m)でしたが、「レインボーサイクル」はそれを下回ったので最小が確定。その後、実際に現地を訪れて乗ってきました。明治時代には存在したのですが、現在の日本では唯一の人力で回転する観覧車です。

<観覧車データ>
[高さ]4.35m
[乗車時間]約1分30秒
[乗車料金]無料

■創造広場アクトランド
[TEL]0887-56-1501
[住所]高知県香南市野市町大谷928-1
[営業時間]10時〜18時(入館チケットの販売・カフェのオーダーは~17時30分)
[定休日]月(祝日・GW・お盆・正月期間の場合はHPを確認)
[料金]入場無料(「龍馬歴史館」は大人1500円、小・中・高校生800円。世界偉人館などほか7館はそれぞれ大人1000円、小・中・高校生500円※全館出入り自由の1日パスポートあり)
[アクセス]【電車】土佐くろしお鉄道 のいち駅より徒歩10分【車】高知東部道 高知龍馬ICより10分
[駐車場]246台 
「創造広場アクトランド」の詳細はこちら
「創造広場アクトランド」のクチコミ・周辺情報はこちら

こんにゃくパーク「りとるふらわぁ」【群馬県・甘楽町】

こんにゃくパーク
扉と窓部分が柵になっているためゴンドラ内はオープンエア

カラフルな気球型のゴンドラが特徴の小さな観覧車。ゴンドラ1台につき子どもだけなら4人乗れますが、大人が1人乗る場合は子ども2人まで乗車できます。1周24秒という超ショート遊覧ながら、1回分の料金で5周楽しめるのもポイントです。

「こんにゃくパーク」は “日本の伝統食であるこんにゃくを100年先も食べられる国であること”を願い、そのおいしさや文化を体験できるテーマパーク。幼児向け遊具の揃う「遊び広場」のほかにも、こんにゃくの工場見学や試食バイキングも無料で楽しめるので要チェックです。

福井さんからの豆知識

こちらはイタリアの遊戯機械製造会社であるザンペーラ社の観覧車です。群馬県の「道の駅 ららん藤岡」にある観覧車も同社製で、気球形のゴンドラがよく似ていますが、それよりかなり小型です。ザンベーラ社は野球のボールや幌馬車の形など、かわいい観覧車をたくさん製造しています。

「りとるふらわぁ」という名前は2022年のオープン時に公募で決まりました。本当に花が咲いたように華やかですね。

<観覧車データ>
[高さ]8.3m
[乗車時間]24秒(1周)
[乗車料金]1歳以上200円(5周)

■こんにゃくパーク
[TEL]0274-60-4100(カーナビ設定時は0274-74-3131を推奨)
[住所]群馬県甘楽郡甘楽町小幡204-1(カーナビ設定時は甘楽町小幡161-1を推奨)
[営業時間]【平日】9時〜17時30分【土・日・祝】9時〜18時※最終受付各30分前
[定休日]なし
[料金]入場無料(手作り体験、詰め放題は別途料金)
[アクセス]上信越道 富岡ICより車で10分
[駐車場]400台
「こんにゃくパーク」の詳細はこちら
「こんにゃくパーク」のクチコミ・周辺情報はこちら

養老ランド「ワンダーホイル」【岐阜県・養老町】

養老ランド
電波塔を思わせる無骨な台座部分もグッときます

赤、青、緑、黄、ピンクの5色のゴンドラがなんともレトロな風情を醸し出す観覧車。10台ある卵形のゴンドラを繋ぐように、ホイール部分は星のような形をしています。

ゴンドラは窓がないため開放感も抜群。遮るものがほとんどなく、乗車すると濃尾平野や御嶽山、乗鞍岳までも望むことができます。

福井さんからの豆知識

観覧車自体は1967(昭和42)年に製造されたものです。最初、一宮市のデパート屋上に設置され、その後、大垣市のデパート屋上を経て、1975(昭50)年に養老ランドに移設されました。養老ランドでも地上ではなく、低い建物の上に設置されています。

新品のようにきれいなのは、遊園地のスタッフが絶えず塗り替え、手入れを怠らないからだそう。春には満開の桜の上に観覧車が浮かび上がるように見えて、とってもきれい!

<観覧車データ>
[高さ]12m
[乗車時間]約2分
[乗車料金]2歳以上200円

■養老ランド
[TEL]0584-32-3456
[住所]岐阜県養老郡養老町養老1155-2
[営業時間]9時〜17時(どうぶつふれあい広場は10時〜16時※12時〜12時45分は動物保護のため休憩)
[定休日]火(祝日の場合は翌日)
[料金]入場料中学生以上600円、小学生400円
[アクセス]東海環状 養老ICより車で5分
[駐車場]100台(1日300円)
「養老ランド」の詳細はこちら
「養老ランド」のクチコミ・周辺情報はこちら

古い観覧車 おすすめ3選

函館公園こどものくに「空中観覧車」【北海道・函館市】

函館公園こどものくに
2人乗りの長椅子形ゴンドラが8台。椅子に座った状態で後ろ向きに回転

1965(昭和40)年から函館公園で活躍する観覧車で、現在も稼働する観覧車の中では日本最古です。最初は1950(昭和25)年に函館市に隣接する七飯町の大沼公園の湖畔に設置されました。

当時、北海道庁は戦後の復興計画の一環として「道南パラダイス」の実現を目指していました。娯楽の一つとしてウォーターシュートとともに観覧車が設置されたのです。

北海道初の観覧車でもあり、2019(令和元)年には国の登録有形文化財にも登録されました。

福井さんからの豆知識

海外の観覧車に多い、駅のベンチのような長椅子型のゴンドラが特徴です。こういう形の観覧車は、以前は札幌市円山動物園や大阪府枚方市の遊園地にもありましたが、現在はここだけ。小さいけれど、頂上からは函館湾の海もチラリと見えます。

「現役日本最古」と判明してから、全国から観覧車ファンが訪れるようになり、今や函館市の新名物。ちなみに2006(平成18)年に、この観覧車を「現役日本最古」と立証したのは私(福井優子)なんですよ!

<観覧車データ>
[高さ]10m
[乗車時間]約3分45秒
[乗車料金]2歳以上300円

■函館公園こどものくに
[TEL]0138-22-5039
[住所]北海道函館市青柳町17-4
[営業時間]【平日】10時30分〜16時30分【土・日・祝、春休み、GW、夏休み】10時〜17時
[定休日]雨天時(11月下旬〜3月中旬は冬季休業)
[料金]入場無料、きっぷ1枚300円(8枚2200円)
[アクセス]【電車】函館市電 青柳町より徒歩2分【車】函館新外環状道 赤川ICより20分
[駐車場]函館公園駐車場ほか近隣に駐車場あり
「函館公園こどものくに」の詳細はこちら
「函館公園こどものくに」の周辺情報はこちら

京都市動物園【京都府・京都市】

京都市動物園
やさしいパステル調のゴンドラが12台

パンダ、トラ、ゾウなど動物が描かれたゴンドラは動物園ならでは。国内では「函館公園こどものくに」に次いで古い現役の観覧車です。

鉄が貴重だった戦後復興期に造られたため、短い鋼材を組み合わせたり、基礎部分は鉄道のレールを再利用したりするなど、設計者の工夫が見て取れます。

2023年には京都市の指定有形文化財にも指定され、歴史的価値の高い観覧車として改めて脚光を浴びました。

福井さんからの豆知識

ペパーミント色のゴンドラがかわいらしいですね。現在では「小さな観覧車」とみなされていますが、1956(昭和31)年に比叡山で開催の「比叡山納涼パラダイス」でデビューした当時は、「大観覧車」としてもてはやされました。大スターだったのです。

現在でも頂上からは京都タワーが見えるし、黒い瓦屋根が続く古都らしい眺望が楽しめますよ。

<観覧車データ>
[高さ]12m
[乗車時間]約2分30秒
[乗車料金]1歳以上200円

■京都市動物園
[TEL]075-771-0210
[住所]京都府京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内
[営業時間]【3月〜11月】9時〜17時【12月〜2月】9時〜16時30分※最終入園各30分前
[定休日]月(祝日の場合は翌平日)、12月28日〜1月1日
[料金]入園料高校生以上750円
[アクセス]JR・近鉄・京都市地下鉄京都駅より市バス 岡崎公園動物園前下車、徒歩2分
[駐車場]なし(近隣に有料駐車場あり)
「京都市動物園」の詳細はこちら
「京都市動物園」のクチコミ・周辺情報はこちら

姫路市立動物園【兵庫県・姫路市】

姫路市立動物園
春に桜が咲くと、まるで桜の雲の上に浮かんでいるような光景になるそう

姫路市立動物園は姫路城の敷地内というロケーション。1964(昭和39)年に同園2代目の観覧車として設置され、50年以上も活躍中です。

手塗りのペンキが味わい深いゴンドラですが、よく見ると屋根がありません。小型のため上昇するときの角度が急な上、かごのような形状のゴンドラがゆらゆら揺れてちょっとしたスリルもあります。

目の前に姫路城が現れる頂上付近は、絶好の写真撮影タイムです。1回200円で2周乗れるので、シャッターチャンスも2回ありますよ。

福井さんからの豆知識

ひまわりの花を模し、片方だけの支柱で支える“ひまわり型片持ち式”の観覧車は、以前は京都高島屋屋上や宝塚ファミリーランドなど、日本各地の屋上や遊園地にあったけれど、現在はこちらの1基のみ。とても貴重です。

頂上からは世界遺産の姫路城が一望でき、まさに特等席です。

<観覧車データ>
[高さ]12m
[乗車時間]約2分(1周)
[乗車料金]1歳以上200円(2周)

■姫路市立動物園
[TEL]079-284-3636
[住所]兵庫県姫路市本町68 姫路城東側
[営業時間]9時~17時※最終入園16時30分
[定休日]12月29日〜1月1日
[料金]入園料高校生以上210円、5歳〜中学生30円
[アクセス]【電車】JR 姫路駅、山陽電気鉄道 山陽姫路駅より徒歩15分【車】山陽道 山陽姫路東ICより15分
[駐車場]なし(周辺の有料駐車場を利用)
「姫路市立動物園」の詳細はこちら
「姫路市立動物園」のクチコミ・周辺情報はこちら

イルミネーションが美しい観覧車 おすすめ3選

神戸ハーバーランドumie「モザイク大観覧車」【兵庫県・神戸市】

神戸ハーバーランドumie
クルーズ船「コンチェルト」や「神戸ポートタワー」などきらめく夜景を一望!
神戸ハーバーランドumie
ロマンチックなシルエットアニメーション
神戸ハーバーランドumie
ショッピングモール「umie MOSAIC(ウミエ モザイク)」に隣接

約12万個のLED照明を使用した観覧車のイルミネーションが、港町神戸の夜をロマンチックに演出。地元ではデートの定番スポットとしても親しまれています。

特徴的なのは、モチーフの影を投影するように描き出すシルエットアニメーション。上記の写真にある図柄以外にも、風見鶏、ヨット、イカリマークなど神戸らしいアイコンをシルエットで描くという画期的なイルミネーションです。どこかノスタルジックな雰囲気も漂いますね。

福井さんからの豆知識

神戸港の玄関口に建っていますが、もとは神戸六甲アイランドにあった遊園地「AOIA(アオイア)」に設置されていた観覧車です。

1995(平成7)年に阪神淡路大震災に遭い、遊園地は閉園。無傷だった観覧車は神戸ハーバーランドに移設されました。大震災から復興のシンボルの一つとして神戸っ子に愛されています。

<観覧車データ>
[高さ]50m
[乗車時間]約10分
[乗車料金]3歳以上800円

■神戸ハーバーランドumie
[TEL]078-382-7100
[住所]兵庫県神戸市中央区東川崎町1-7-2
[営業時間]施設により異なる。詳細はHPを確認【モザイク大観覧車】10時〜22時
[定休日]なし
[料金]入場無料
[アクセス]【電車】JR 神戸駅、神戸市営地下鉄 ハーバーランド駅より徒歩5分【車】阪神高速 京橋出入口より5分
[駐車場]umie駐車場約3000台(平日3時間無料。土・日・祝2時間無料、以降30分ごとに200円※買い物額に応じた割引や会員サービスあり)
「神戸ハーバーランドumie」の詳細はこちら

天保山ハーバービレッジ「天保山大観覧車」【大阪府・大阪市】

天保山ハーバービレッジ
地上112mあり、下から見上げると圧巻の大きさ
天保山ハーバービレッジ
シースルーゴンドラに乗れば、パノラマの夜景が足元にまで広がります
天保山ハーバービレッジ
近くを流れる安治川の対岸には大阪を代表するテーマパークがあります

「直接光」と「間接光」という2種類のLED照明が描き出すイルミネーションが印象的。直径100mの回転輪に「WELCOME TO OSAKA」や、万華鏡、天気予報などが描きだされます。

このライティングイルミネーションは、2015(平成27)年に日本デザイン振興会の「グッドデザイン賞」を受賞。また夜景観光コンベンション・ビューローが制定する「日本夜景遺産」にも認定されました。

60台のゴンドラのうち8台がシースルーです。昼には遠くに神戸の六甲山や奈良の生駒山まで見渡せ、夜は眼下にまばゆい夜景が楽しめます。

福井さんからの豆知識

なんといっても絵文字のイルミネーションが楽しい。海遊館が近くにあるので、突如泳ぐ魚が画面に現れたりして。

1997(平成9)年の開業時は世界一の大観覧車でした。当時は水銀灯とネオン管によるイルミネーションでしたが、翌日の天気を知らせる「お天気観覧車」として人気でした。対岸のテーマパークへはシャトル船が行き来するので便利。複数の楽しみが味わえますよ。

<観覧車データ>
[高さ]112.5m
[乗車時間]約15分
[乗車料金]3歳以上900円

■天保山ハーバービレッジ
[TEL]06-6576-6222(天保山大観覧車)
[住所]大阪府大阪市港区海岸通1
[営業時間]10時〜20時(施設により異なる。詳細はHPを確認)。【天保山大観覧車】平日10時〜21時、土・日・祝10時〜22時
[定休日]海遊館の休館日に準ずる
[料金]入場無料
[アクセス]【電車】Osaka Metro大阪港駅より徒歩5分【車】阪神高速道路 天保山ICよりすぐ
[駐車場]1000台(平日30分200円※最大1200円、土・日・祝30分250円※最大2000円) 
「天保山ハーバービレッジ」の詳細はこちら
「天保山ハーバービレッジ」のクチコミ・周辺情報はこちら

よこはまコスモワールド「大観覧車 コスモクロック21」【神奈川県・横浜市】

よこはまコスモワールド
夜にはみなとみらいのビル群をカラフルなイルミネーションで演出
よこはまコスモワールド
観覧車があるのはアトラクションが充実した「よこはまコスモワールド」内

横浜屈指の観光エリア「みなとみらい21」にある大観覧車は1670万色のイルミネーションがきらめき、今や横浜のシンボル的存在です。

乗車定員480名の時計付き大観覧車の中心にはデジタル時計が掲げられ、さらに60本の支柱が秒針となって美しく時を刻んでいます。

全部で60台のゴンドラには4つのシースルーゴンドラがあり、窓だけでなく椅子までもシースルー仕様!乗車を希望する場合は、シースルーゴンドラ専用の乗り場に並びます(料金は通常料金と同額)。

福井さんからの豆知識

1989(平成元)年に開催された「横浜博覧会」でデビューしました。その後、少しだけ移動して現在の場所に定着。堂々とした佇まいはまさに「遊園地の女王」ですね。

各種のメディアが発表する観覧車人気ランキングでは常に首位にランクイン。周囲の風景と相まって絵になるので、映画やテレビドラマなどにもよく登場します。

<観覧車データ>
[高さ]112.5m
[乗車時間]約15分
[乗車料金]3歳以上900円

■よこはまコスモワールド
[TEL]045-641-6591
[住所]神奈川県横浜市中区新港2-8-1
[営業時間]【平日】11時〜21時※最終受付20時45分)【土・日・祝】11時〜22時※最終受付21時45分(変動あり。詳細はHPを確認)
[定休日]木(祝日・繁忙期は開園)
[料金]入場無料
[アクセス]【電車】横浜高速鉄道 みなとみらい駅より徒歩2分【車】首都高速 みなとみらい出口より5分
[駐車場]なし
「よこはまコスモワールド」の詳細はこちら
「よこはまコスモワールド」のクチコミ・周辺情報はこちら

屋上観覧車 おすすめ3選

東急プラザ蒲田 屋上かまたえん「幸せの観覧車」【東京都・大田区】

東急プラザ蒲田 屋上かまたえん
花をモチーフにしたメルヘンなゴンドラ
東急プラザ蒲田 屋上かまたえん
乗りものごっこができる足漕ぎ電車やマイクロEVキッチンカーのある「屋上かまたえん」

東京都内唯一の屋上観覧車として、また蒲田の町のランドマークとして親しまれています。1968(昭和43)年に初代が設置され、「東急プラザ蒲田」が一時閉店した2014年まで、45年もの間、地元の人々に愛されてきました。

2014(平成26)年3月の一時閉店時には、屋上遊園地は永久閉園の危機を迎えましたが、同年10月のリニューアル時に遊園地存続を願う地元民の声に押され、カラーリングを一新して復活しました。「幸せの観覧車」という現在のネーミングは、2938通もの公募の中から決まったそうです。

福井さんからの豆知識

いわゆる“昭和の屋上観覧車”として残っているのはここだけ。初代は「お城観覧車」、2代目は「グレ太の観覧車 フラワーホイール」で、現行のものは3代目とされていますが、リニューアルして呼び名が変わっただけで新しい観覧車と入れ替わったわけではありません。

2014年のリニューアルでは“誰だって新しくなれる”がコンセプトでした。

<観覧車データ>
[高さ]13m
[乗車時間]約3分
[乗車料金]300円(未就学児1人につき16歳以上の保護者1名無料)

■東急プラザ蒲田
[TEL]03-3733-3281(代表)
[住所]東京都大田区西蒲田7-69-1
[営業時間]10時〜20時※店舗により異なる【屋上かまたえん】10時〜18時※12月〜2月は10時〜17時
[定休日]1月1日と年2回の不定休あり
[アクセス]JR 蒲田駅直結
[駐車場]あり(タイムズ東急プラザ蒲田30分500円、大田区営アロマ地下駐車場15分100円※それぞれ、買い物金額に応じたサービスあり)
「東急プラザ蒲田」の詳細はこちら

日光ランドマーク【栃木県・日光市】

日光ランドマーク
一際目を引くブルーの観覧車は市街地の多くの場所から見つけられます
日光ランドマーク
観覧車の立つ4階にはカフェや子ども向け遊具もあります

2021(令和3)年にJR今市駅近くにオープンした商業施設「日光ランドマーク」の屋上に、町の新たな顔として設置されました。

頂上付近では地上40mの高さに到達し、ゴンドラからは遠く日光連山を望むことができます。夕暮れになるとイルミネーションが灯り、日によって点灯パターンが変わります。

1周約6分とゆっくり回るのも特徴です。スケルトンゴンドラも1台あるので、360度パノラマの絶景を楽しみたい人はぜひ乗車してみてください。

福井さんからの豆知識

地元の子どもたちは、観覧車から自分の通う幼稚園や学校を見つけるのが楽しみのよう。“世界一長い並木”とギネスに認定された「日光杉並木街道」の一部も見えます。

また、近くにある報徳二宮神社の境内からは鳥居の背景の一直線上に観覧車が見えます。インスタ映えするのでぜひ訪れて撮影してください!

<観覧車データ>
[高さ]25m
[乗車時間]約6分
[乗車料金]19歳以上500円、3歳〜18歳300円

■日光ランドマーク
[TEL]0288-25-3540
[住所]栃木県日光市今市412-1
[営業時間]10時〜20時(観覧車ライトアップは19時〜21時)
[定休日]年末年始
[アクセス]【電車】JR 今市駅より徒歩3分【車】日光宇都宮道路 今市ICより4分
[駐車場]あり
「日光ランドマーク」の詳細はこちら

HEP FIVE【大阪府・大阪市】

HEP FIVE
赤一色という実は珍しいカラーリングにも注目
HEP FIVE
夜はコンピューター制御された投光器でライトアップ

大阪一の繁華街、梅田の中心部にある商業施設「HEP FIVE」のビルと一体となった赤い観覧車。エネルギッシュな大阪のパワーを象徴するかのようです。

7階の乗り場からゴンドラに乗車すると地上106mの高さまで上昇し、地上を歩く人、道路を行き交う車、高層ビル群が眼下に広がります。

ゴンドラ内では音楽を流すことができ、約15分間の空中遊覧をさらに特別なものにしてくれます。夜になるとライトアップされて存在感が増すので、乗車の前後にぜひ近くで眺めてみてくださいね。

福井さんからの豆知識

世界的にも初の試みとして造られた、建物と一体となったビルトイン型観覧車です。「ビルトイン」とはビルと一体化して設計、建設された観覧車のこと。1998(昭和63)年に設置された当時は通天閣も見えました。

高層ビルが林立する現在は見えなくなってしまったのが寂しい。でも大阪城は見えますよ! ビルトイン型の観覧車ですが、現在日本では札幌、横浜、名古屋など7都市に計8基が設置されています。

<観覧車データ>
[高さ]106m
[乗車時間]約15分
[乗車料金]6歳以上600円

■HEP FIVE
[TEL]06-6313-0501(総合インフォメーション)
[住所]大阪府大阪市北区角田町5-15
[営業時間]施設により異なる【観覧車】11時〜23時※最終搭乗22時45分
[定休日]不定
[アクセス]阪急 大阪梅田駅より徒歩3分
[駐車場]なし(近隣の有料駐車場を利用)
「HEP FIVE」の詳細はこちら
「HEP FIVE」のクチコミ・周辺情報はこちら

変わり種観覧車 おすすめ4選

城島高原パーク「スカイパレット」【大分県・別府市】

城島高原パーク
足元はスースー、頭上にはかわいらしいパラソル!
城島高原パーク
一見普通の観覧車ですが左右に1台ずつ“足ぶら状態”の座席がぶら下がっています

日本で最初に設置された“足ぶら式観覧車”。24台あるゴンドラのうち2台が足ぶら仕様になっています。座席に座って安全バーを下ろしたら、いざテイクオフ!上昇につれて視界が開け、遊園地内のアトラクションを眼下に、山並みや空が目の前に広がります。まるで鳥になったような爽快な気分が味わえますよ。

とはいえ体がむき出しになったまま、地上高50mの頂上付近に達すると、「ジェットコースターより怖かった」との感想を漏らす人もいるそう。高所恐怖症の人はご注意ください!

福井さんからの豆知識

日本初の足ぶら式のゴンドラは、2005(平成17)年に取り入れられ、開放感とスリル感が評判に。スキー場のリフトのような造りですね。その後、新潟県阿賀野市の「サントピアワールド」や香川県丸亀市の「NEWレオマワールド」の観覧車も足ぶら式を取り入れています。

城島高原パークでは「あいあいアンブレラ」と呼んでいます。頂上からはすぐ隣にある日本初の木製ジェットコースター「ジュピター」を見下ろせますよ。

<観覧車データ>
[高さ]50m
[乗車時間]約11分
[乗車料金]1人500円(身長110cm以上で乗車可。小学生以下は要保護者同伴)

■城島高原パーク
[TEL]0977-22-1165
[住所]大分県別府市城島高原123
[営業時間]【平日】10時〜17時【土・日・祝】日によって異なる(12月以降は平日も変動あり)
[定休日]11月7日・14日・21日・28日、12月5日・6日、12日・13日、19日・20日※2024年1月以降の休園日はHPを確認
[料金]入園券中学生〜59歳1500円、4歳〜小学生600円、60歳〜69歳600円(要証明書)、70歳以上・妊婦無料(要証明書)※入園券+のりものパス券もあり
[アクセス]大分道 湯布院ICより車で15分
[駐車場]2000台(1日500台)
「城島高原パーク」の詳細はこちら
「城島高原パーク」のクチコミ・周辺情報はこちら

東京ドームシティ アトラクションズ「ビッグ・オー」【東京都・文京区】

東京ドームシティ アトラクションズ
輪の真ん中をジェットコースター「サンダードルフィン」が通過します

東京ドームシティ アトラクションズのシンボルでもある大観覧車は、真ん中にぽっかりと穴の空いたセンターレス!しかも、ジェットコースターが輪の中心を猛スピードで突き抜けるというから驚きです。

他と一線を画すユニークな観覧車ですが、魅力はこれだけではありません。実はカラオケ搭載ゴンドラが8台あり、乗車料金も同額。誰もが知る定番ソングから最新のヒットナンバー、さらに洋楽までなんと300曲以上が揃い、大都会東京をバックにお気に入りソングを大熱唱するというレアな体験も可能です。

福井さんからの豆知識

2003(平成15)年に設置された、世界初の車軸のないセンターレス観覧車です。「ビッグ・オー」とは「大きな〇」という意味。見た目そのままのネーミングですね。開業当初は「空中に浮かぶドーナツのよう」とも言われていたのですよ。

東京の観覧車の中では最も都心にあり、東京らしい都会的な景色を存分に楽しめます。

<観覧車データ>
[高さ]80m
[乗車時間]約15分
[乗車料金]1人850円※9月29日〜10月15日はイベントのためカラオケ観覧車の料金が異なる

■東京ドームシティ アトラクションズ
[TEL]03-3817-6001
[住所]東京都文京区後楽1-3-61
[営業時間]10時〜21時(変動あり。最新情報はHPを確認)
[定休日]なし
[料金]ワンデーパスポート18歳以上4200円、60歳以上・中学生・高校生3700円、小学生2800円、3歳〜未就学児1800円※ナイト割引パスポート、アトラクション単体チケットなどもあり
[アクセス]都営地下鉄・JR 水道橋駅より徒歩すぐ
[駐車場]周辺の有料提携駐車場を利用(施設での利用額に応じた割引サービスあり)
「東京ドームシティ アトラクションズ」の詳細はこちら
「東京ドームシティ アトラクションズ」のクチコミ・周辺情報はこちら

別府ラクテンチ「フラワーかんらん車」【大分県・別府市】

別府ラクテンチ
アームの支点に掲げられた花がかわいい!
別府ラクテンチ
山の上というロケーションにも注目

なんと回転輪が2つもある二重式の観覧車!バーベルのようにアームの両サイドにそれぞれ回転輪が付き、回転輪とアーム本体がどちらも回転するという珍しい造りになっています。

全長40mものアームが大きく回転する様子は迫力満点。山頂に設置されているため、最高所では標高240mにもなり、ゴンドラからは別府の街並みなど絶景を楽しめます。

福井さんからの豆知識

元は兵庫県の「宝塚ファミリーランド」にあった、アーム2本+回転輪4つの観覧車「スカイフープ」が2つに分割されたうちの1基です。もう1基はミャンマーの遊園地に移設されました。

ユニークな形の観覧車は別府市内の多くの場所から望むことができ、街のランドマーク的存在になっています。二重式観覧車は、以前は東京の「後楽園ゆうえんち」などにもあったのですが、現在の日本ではこの1基だけ。貴重です。動きがダイナミックでスリルがありますよ!

<観覧車データ>
[高さ]40m
[乗車時間]約15分
[乗車料金]3歳〜小学生400円、中学生以上700円

■別府ラクテンチ
[TEL]0977-85-8888
[住所]大分県別府市流川通り18
[営業時間]9時30分〜17時(最終入園16時)※変動の場合あり。HPを確認
[定休日]火
[料金]入園料(ケーブルカー往復乗車券付)中学生以上1300円、3歳〜小学生600円、65歳以上900円(要証明書)※誕生月割引、のりものフリーパスセットもあり
[アクセス]東九州道 別府ICより車で10分
[駐車場]600台(1日300円)
「別府ラクテンチ」の詳細はこちら
「別府ラクテンチ」のクチコミ・周辺情報はこちら

わんぱーくこうち【高知県・高知市】

わんぱーくこうち
カラフルな配色の遊園地側(画像提供:福井優子さん)
わんぱーくこうち
緑一色に塗られ、ややトーンを抑えた学校側(画像提供:福井優子さん)

赤、青、黄、緑の4色の四角いゴンドラが回る観覧車。この観覧車のある遊園地が学校と隣接しているため、ゴンドラの学校側に面した部分は目立たないようにと、樹木に馴染む緑色に塗装されています。

カラフル・控えめという1基でふたつの表情を持つ、なかなかレアな観覧車です。

福井さんからの豆知識

観覧車が見えるグラウンドは生徒たちにとってちょっとした自慢だったようですが、隣接していた県立高校は2023(令和5)年3月で閉校となりました。でも観覧車の色はそのままです。また以前は、校舎の中が見えないように、学校側に面したゴンドラの窓は曇りガラスでしたが、現在はクリアなガラスに変わっていますよ。

<観覧車データ>
[高さ]25m
[乗車時間]約6分
[乗車料金]1歳以上300円

■わんぱーくこうち
[TEL]088-834-1890
[住所]高知県高知市桟橋通6-9-1
[営業時間]9時〜17時
[定休日]水(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月1日
[料金]入場無料
[アクセス]【電車】路面電車 とさでん桟橋通五丁目停留場より徒歩10分【車】高知道 高知ICより15分
[駐車場]125台
「わんぱーくこうち」の詳細はこちら
「わんぱーくこうち」のクチコミ・周辺情報はこちら

見た目がかわいい観覧車 おすすめ3選

ダグリ岬遊園地【鹿児島県・志布志市】

ダグリ岬遊園地
ゴンドラは窓がなく、屋根付き。ベンチは側面に沿うような「C」の字

日南海岸国定公園に位置するダグリ岬の遊園地に設置されている、日本最南の観覧車です。観覧車は園内のアトラクションの中でNo.1の人気を誇るシンボル的存在。

開放的なゴンドラで潮風に当たりながら志布志湾の絶景を望めます。運が良ければ大阪と志布志間を運航する「フェリーさんふらわあ」など、海上を行き交う大型船を見つけることができますよ!

福井さんからの豆知識

遊園地の運営は地元の遊戯機械製造会社が請け負っていて観覧車も同社製。現在の社長のお父さんにあたる先代が大阪で修業後、地元で開業されました。

園内にある他のアトラクションも、コイン遊具を除いたほとんどが自社製。他の遊園地にはない、ユニークな乗り物が多いですね。

ゴンドラの形は円柱状。側面には雲が描かれ、少しレトロな雰囲気です。回転輪の中央にあるイラストは、1981(昭和56)年の開園時に志布志町(当時)がデザインを公募して決まりました。テーマは“親と子と自然と”で、子どもと手を繋ぐ親がモチーフになっています。

<観覧車データ>
[高さ]30m
[乗車時間]約6分30秒
[乗車料金]3歳以上300円

■ダグリ岬遊園地
[TEL]099-473-1061
[住所]鹿児島県志布志市志布志町夏井211-2
[営業時間]10時〜17時(最終入園16時30分)
[定休日]火(祝日の場合は翌日)※春・夏・冬休み期間中は無休
[料金]入園料3歳以上300円(市内在住者の場合150円)
[アクセス]九州道 志布志ICより車で12分 
[駐車場]200台
「ダグリ岬遊園地」の詳細はこちら
「ダグリ岬遊園地」のクチコミ・周辺情報はこちら

堀内公園【愛知県・安城市】

堀内公園
乗車時間約8分にして料金はなんと100円!ほかにも格安で遊べる遊具が充実

回転輪のまわりに24個の小さな輪が並び、シャボン玉のようにも見えるかわいらしさ!頂上に近づくにつれ輪の中にゴンドラが収まり、下降しながら再び輪の外に移動するというしゃれた仕掛けも見どころです。

小学校の成績評価で使われる花丸にも似ていますよね。遠くに新幹線の白い列車が見え、またすぐ近くには名鉄線の赤い電車も走っているので、鉄道好きにはたまりません。

福井さんからの豆知識

以前は同じデザインの観覧車のある遊園地がいくつかあったけれど、すべて閉園になり、残っているのはここだけ。こぢんまりとした公園ですが、とてもきれいに整備されています。

それぞれのゴンドラには安城市のキャラクター「南吉サルビー」が描かれています。南吉とは童話作家の新美南吉のこと。かつて安城市に教師として5年間赴任した縁から、今でも同市で親しまれています。

<観覧車データ>
[高さ]35m
[乗車時間]約8分
[乗車料金]4歳以上100円

■堀内公園
[TEL]0566-99-5947
[住所]愛知県安城市堀内町安下1-1
[営業時間]9時〜16時30分(平日の12時〜13時は有料遊具運休)、夏休み9時〜18時(金の12時〜13時は有料遊具運休)
[定休日]火、12月28日〜1月3日※荒天時は休園の場合あり
[料金]入場無料
[アクセス]【電車】名鉄 堀内公園駅より徒歩すぐ【車】伊勢湾岸道 豊明ICより25分
[駐車場]400台
「堀内公園」の詳細はこちら
「堀内公園」のクチコミ・周辺情報はこちら

八木山ベニーランド「大観覧車」【宮城県・仙台市】

八木山ベニーランド
車軸に掲げられた「ベニーランド」の文字もどこかレトロ
八木山ベニーランド
気品漂うゴンドラ。窓がわずかに開閉します

本体の費用だけでも3億円以上かけた豪華な特注観覧車。中世の馬車のようなクラシカルなゴンドラが特徴です。

ラグジュアリーな内装で、座席はまるで本革のように座り心地がよく、ここで昼寝を楽しむ常連もいるとか。

実際に乗車してみると、優雅な空中遊覧そのもの。海抜145mの高台というロケーションも手伝って、仙台市内はもちろんのこと、遠くは牡鹿半島までも眺めることができますよ!

福井さんからの豆知識

「ヘンゼルとグレーテル」に登場するお菓子の家のようなかわいらしいゴンドラ。直径30m級の観覧車にしては珍しく6人乗りなのは、東北地方の大家族を意識しているからでしょうか。

遊園地のある場所は風致地区(都市に残された水や緑などの自然環境を守る地域)に指定されているため、高さ35m以上の観覧車では許可が下りず、その分、内装にこだわったそうです。

<観覧車データ>
[高さ]35m
[乗車時間]約7分
[乗車料金]3歳以上400円

■八木山ベニーランド
[TEL]022-229-1603
[住所]宮城県仙台市太白区長町越路19-1
[営業時間]【1月〜10月】9時15分〜16時45分【11月〜12月】9時45分〜16時15分【正月営業】9時45分〜15時45分※入園券の販売は閉園30分前が最終
[定休日]公式HPを確認
[料金]入園料中学生〜64歳1000円、65歳以上・3歳〜小学生500円※フリーパス、のりもの単体券もあり
[アクセス]【電車】仙台市地下鉄 八木山動物公園駅より徒歩5分【車】東北道 仙台南ICより15分
[駐車場]600台(1日500円)
「八木山ベニーランド」の詳細はこちら
「八木山ベニーランド」のクチコミ・周辺情報はこちら

まとめ

乗り心地を試してみたくなる観覧車、写真を撮りたくなる観覧車、夜こそ乗ってみたい観覧車など、それぞれに惹きつけられる魅力がありますね!観覧車を旅の目的に出掛けてみるのも楽しいかもしれませんよ♪

お話をうかがったのは

福井 優子さん
1947年大阪生まれ。観覧車研究家。国内外を旅して観覧車の歴史を調査。これまでに「日本初の観覧車」や「現役日本最古の観覧車」などの判定に携わる。「観覧車物語」、「ニッポンの観覧車」、「たくさんのふしぎ 観覧車をたずねて」などの著書がある。ブログ「観覧車通信」で観覧車情報を発信中。

※未就学児の乗車には保護者の同伴が必要です

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

小林 亜紗子  小林 亜紗子

岐阜県生まれ。旅行情報誌『東海じゃらん』編集部を経てフリーに。コーヒー、温泉、音楽好き。民芸や郷土食、地域の慣習など、無名の人々に継承されてきたものに惹かれます。二人の子どもたちを各地の温泉に連れ回し中。

Topics

tag

この記事に関連するエリア

この記事に関連するキーワード