北海道中東部の帯広・十勝エリアは、自然豊かな見どころ満載の観光地です。今回は旅行好きで帯広を訪れたことがある人にアンケートを実施し、おすすめスポットを調査しました。
パワースポットの幸福駅やモール温泉施設などランクインしたTOP20のほか、ご当地グルメ、日帰りモデルコースも紹介します。
●帯広・十勝の人気スポットTOP20
1位:六花亭 帯広本店
2位:クランベリー本店
3位:帯広競馬場(ばんえい十勝)
4位:愛国駅・幸福駅
5位:十勝牧場
6位:中島公園
7位:天然温泉 やよい乃湯
8位:天然モール温泉 とかちの湯
9位:幸福駅(幸福交通公園)
9位:とかち物産センター
9位:ばんえい牧場十勝
12位:おびひろ動物園
13位:馬の資料館
13位:帯広の森運動公園(明治北海道十勝オーバル・帯広の森アイスアリーナ・帯広の森第二アイスアリーナ・帯広の森スポーツセンター)
15位:グリーンパーク
15位:天然の湯 自由ヶ丘温泉
15位:ひまわり温泉 森の郷
18位:オベリベリ温泉 水光園
18位:帯廣神社
20位:北海道立帯広美術館
●帯広・十勝のおすすめグルメ
●人気スポットを巡る日帰りモデルコース
帯広・十勝の人気スポットTOP20
順位 | スポット |
1 | 六花亭 帯広本店 |
2 | クランベリー本店 |
3 | 帯広競馬場(ばんえい十勝) |
4 | 愛国駅・幸福駅 |
5 | 十勝牧場 |
6 | 中島公園 |
7 | 天然温泉 やよい乃湯 |
8 | 天然モール温泉 とかちの湯 |
9 | 幸福駅(幸福交通公園) |
9 | とかち物産センター |
9 | ばんえい牧場十勝 |
12 | おびひろ動物園 |
13 | 馬の資料館 |
13 | 帯広の森運動公園(明治北海道十勝オーバル・帯広の森アイスアリーナ・帯広の森第二アイスアリーナ・帯広の森スポーツセンター) |
15 | グリーンパーク |
15 | 天然の湯 自由ヶ丘温泉 |
15 | ひまわり温泉 森の郷 |
18 | オベリベリ温泉 水光園 |
18 | 帯廣神社 |
20 | 北海道立帯広美術館 |
旅行好きで、帯広・十勝エリアを訪れたことがある330人にアンケートを実施した結果、1位には全国的にも名が知られる菓子メーカーの本店がランクイン。また、この地方ならではの“ばん馬”と関わりの深い施設や、北海道遺産にも選ばれているモール温泉の温浴施設が上位に入りました。
1位:六花亭 帯広本店
北海道土産の定番!帯広で生まれた全国区の和洋菓子

全国的にも知られる数々の菓子を製造・販売する「六花亭」。帯広市の中心部に位置する帯広本店ポケットパークは、帯広市都市景観賞(1989年)を受賞した趣のあるデザインの店舗です。
焼菓子をはじめ、和菓子やチョコレート菓子などの種類豊富な銘菓が購入できるだけでなく、2階の喫茶室ではオリジナルメニュー「マルセイアイスサンド」(250円)も楽しめます。

「六花亭」を代表する銘菓「マルセイバターサンド」(4個入580円・5個入750円・10個入1500円)は、ホワイトチョコレートとレーズン、北海道産生乳100%のバターを合わせたクリームをビスケットでサンドした逸品。お土産にもぴったりですね。
北海道帯広市西2条南9-6
10時~18時【喫茶室】11時~16時30分(LO16時)
なし【喫茶室】水曜
【電車】JR帯広駅より徒歩約5分【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約20分
あり(無料)
「六花亭 帯広本店」の詳細はこちら
(画像提供:株式会社六花亭)
2位:クランベリー本店
素材の自然な甘みを生かした名物スイートポテト

「クランベリー」は、1972(昭和47)年創業の老舗洋菓子店。本店をはじめ、帯広市と幕別町に5店舗あり、ケーキや焼き菓子・ソフトクリームなどを製造・販売しています。

1個600gほどもある大きな「スイートポテト」は、創業当時より愛され続ける看板商品。さつまいもの皮を容器として使用したインパクト抜群の見た目と、さつまいもの風味を生かして作られた甘さ控えめのやさしい味が特徴です。旅の思い出にぜひ味わってみてくださいね。
(画像提供:株式会社 クランベリー)
3位:帯広競馬場(ばんえい十勝)
農耕馬として活躍してきた“ばん馬”の大迫力レース

“ばんえい競馬”とは、世界で唯一「帯広競馬場」でのみ開催されている、馬体重約1tの馬(ばん馬)達が重りを載せた重い鉄そりを曳いて競い合う競馬です。

ばんえい競馬は、2つの障害のある直線200m・幅1.8mのセパレートコースを駆け抜ける迫力満点のレース。旅行で訪れた人も気軽に馬券を買って参加できます。

帯広競馬場3階「プレミアムラウンジ」(完全予約制・500円)では、レースコースを一望しながら室内席でゆったり観戦できるので、カップルやファミリーにもおすすめ。
競馬場内には、十勝の食が味わえるグルメスポットや雑貨を扱うショップが集まる「とかちむら」も併設しているので、レースが開催されない日も楽しめます。
北海道帯広市西13条南9
【競馬場(レース開催)】毎週土曜・日曜・月曜※開門時刻は日によって異なる為、詳細は公式ホームページで要確認【とかちむら】10時~21時※各店舗の詳細は公式ホームページで要確認
【競馬場】なし※レース非開催日も入場可【とかちむら】水曜
入場料無料
【電車】JR帯広駅よりタクシーで約7分【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約15分
あり(無料)
「帯広競馬場(ばんえい十勝)」の詳細はこちら
(画像提供:ばんえい十勝)
4位:愛国駅・幸福駅
鉄道の歴史も知ることができる恋人たちの聖地

“愛の国から幸福へ”のキャッチフレーズで知られている「愛国駅」と「幸福駅」。旧国鉄・広尾線のそれぞれの駅は、廃線後も駅舎が保存され「愛国駅」は愛国交通記念館に、「幸福駅」は幸福交通公園として整備されています。両施設の場所は、車で15分ほどの距離にあります。

「愛国駅」では、廃線前に使用していた切符やパネル、SLなどが展示されていて、売店では駅名が記された切符も購入できます。

おすすめのフォトスポットは、駅舎前の広場にあるハート型の噴水や、“幸福ゆき”の切符をモチーフにしたモニュメント。旅の思い出に撮影してみてくださいね。
【愛国駅】北海道帯広市愛国町基線39-40【幸福駅】北海道帯広市幸福町東1線161
【愛国駅】9時~17時【幸福駅】見学自由
【愛国駅】12月~2月:月曜~土曜、3月~11月:なし【幸福駅】なし
無料
愛国駅【車】帯広広尾自動車道帯広川西ICより約2分、幸福駅【車】帯広広尾自動車道幸福ICより約2分
あり(無料)
「愛国駅」の詳細はこちら
「幸福駅」の詳細はこちら
(画像提供:(一社)帯広観光コンベンション協会)
5位:十勝牧場
美しい白樺並木や絵画のような絶景が楽しめる牧場

JR帯広駅北の音更町に位置する「十勝牧場」は、総面積4100haの敷地内に2つの一級河川を有する広大な牧場。白樺並木から展望台までの幹線道路は解放しており、通行が可能です。
見どころは、北海道道133号線から牧場に通じる1.3kmの白樺並木です。四季折々の彩りが美しく、音更町の美林に指定されています。

牧場内の展望台からは、壮大な山々と十勝平野が一望できます。また、周辺は馬の放牧地になっているので、初夏から晩秋までの放牧時期には、運が良ければ道端から馬の様子が見られることもあるそうです。
北海道河東郡音更町駒場並木8-1
散策可能※家畜基地、放牧地、牧草地などは立入禁止
なし【展望台】冬期(例年12月初旬から翌年5月初旬まで)は、積雪等のため閉鎖無料
【車】道東自動車道音更帯広ICより約10分
あり(無料)
「十勝牧場」の詳細はこちら
(画像提供:家畜改良センター十勝牧場)
6位:中島公園
帯広開拓のパイオニア・依田勉三氏の銅像が建つ公園

「中島神社」は、国道38号線をはさんで「帯廣神社」の向かい、北海道十勝総合振興局の東側にあります。敷地内には、帯広開拓の祖として知られる依田勉三氏の銅像が建っています。

1883(明治16)年、北海道開墾を目的として結成された「晩成社」を率いて帯広にやってきた依田勉三氏は、過酷な環境下で失敗を繰り返しながら挑戦し続け、開拓に力を尽くしたそうです。

静かで落ち着いた雰囲気が魅力の公園で、開拓の歴史に思いをはせながら散策してみませんか。
(画像提供:帯広市都市環境部環境室みどりの課公園係)
7位:天然温泉 やよい乃湯
洞窟や壺風呂など多種多彩な風呂が楽しめる日帰り温泉

「天然温泉 やよい乃湯」では、地下1600mより湧き出すナトリウム塩化物泉の天然温泉100%の湯でゆったり過ごせる温浴施設です。

館内には、週替わり(毎週日曜入替)で利用できる2タイプの湯屋(岩屋乃湯・木屋乃湯)があり、露天風呂をはじめ、ジェット、電気、洞窟、壺、石窯など多彩な風呂が楽しめます。

フィンランド式のサウナ施設も併設しているので、サウナ好きの人にもおすすめ。その他、豚丼・ラーメン・ドリンク・スイーツなどメニュー豊富な食事処や、風呂あがりに寛げるスペースも充実しています。
北海道帯広市西18条南2-5-32
10時~23時(最終受付22時30分)
なし
【大人(12歳以上)】490円【小学生(6歳~12歳未満)】150円【幼児(6歳未未満)】80円
【電車】JR帯広駅よりタクシーで約15分【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約10分
あり(無料)
「天然温泉 やよい乃湯」の詳細はこちら
(画像提供:天然温泉 やよい乃湯)
8位:天然モール温泉 とかちの湯
帯広駅から徒歩3分!希少なモール温泉に入れる入浴施設

「天然モール温泉 とかちの湯」は、「プレミアホテル-CABIN-帯広」の地下1階にある入浴施設です。JR帯広駅から歩いて3分ほどの好立地に位置し、ビジネスホテルとは思えないほど広大なスペースの大浴場で寛げます。※天然温泉(加温・循環ろ過)
泉質は北海道遺産に選ばれているモール温泉で、“美人の湯”として知られ、肌がしっとりすべすべになると言われています。


施設内には、露天風呂やサウナもあります。ホテルに宿泊しなくても、日帰り入浴が可能。旅の途中に立ち寄ることもできますよ。
北海道帯広市西1条南11 プレミアホテル-CABIN-帯広地下1階
14時~23時(最終入場22時)
なし
日帰り入浴【大人】タオル付1200円、タオルなし1000円【小学生】600円※未就学児は無料
【電車】JR帯広駅より徒歩約3分【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約20分
あり(2時間無料)
「天然モール温泉 とかちの湯」の詳細はこちら
(画像提供:天然モール温泉 とかちの湯)
9位:幸福駅(幸福交通公園)
幸せを願う人たちが訪れる旧国鉄跡地

帯広駅から広尾駅を結ぶ旧国鉄の広尾線の駅として1956(昭和31)年に誕生した「幸福駅」は、縁起の良い名前の駅として話題になりました。駅名は地名である幸福町に由来しているのだとか。
廃線になった後も駅舎を保存していましたが、2013(平成25)年に古きよき面影はそのままに、駅舎を改築し、駅舎とその周辺を交通公園・ふれあい広場としてリニューアルしました。

駅舎の他に、廃線まで使われていた2両のディーゼルカー、プラットフォームが残されています。

4月末~11月末までは、模擬結婚式が体験できる イベント“幸福駅ハッピーセレモニー”が開催されています。※詳細要問合せ
(画像提供:(一社)帯広観光コンベンション協会)
9位:とかち物産センター
帯広駅直結!十勝のお土産が勢揃い

JR帯広駅の改札を出てすぐ、「エスタ東館」の2階にある「とかち物産センター」は、酒やお菓子、食品、雑貨など、十勝19の市町村の特産品が揃っています。

おすすめは、十勝産豚ロース肉と秘伝のたれがセットになった「とん田特製ぶた丼セット」。行列のできる店として知られる「とん田」のぶた丼が自宅でも楽しめる商品です。
荷物の発送もしてくれるので、たくさん買っても荷物が増えないのは嬉しいですね。
北海道帯広市西2条南12 JR帯広駅エスタ東館2階
9時~18時
12月31日~1月3日
入場無料
【電車】JR帯広駅より徒歩すぐ【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約20分
あり(帯広駅地下駐車場:30分まで無料、以降30分100円、帯広駅イースト駐車場利用:30分100円)※1店舗2000円未満利用30分無料、2000円以上利用1時間無料)
「とかち物産センター」の詳細はこちら
9位:ばんえい牧場十勝
ばんえい競馬で活躍する“ばん馬”が暮らす観光牧場

帯広空港から車で約3分の「ばんえい牧場十勝」は、ばんえい競馬で活躍する“ばん馬”を飼育している牧場です。広大な敷地に約200頭のばん馬の他、羊などが一緒に暮らしています。

場内には、育成場・繁殖馬・現役馬を繁養する3つの牧場があります。ばんえい競馬のレースと同じ障害を設置している練習場では、本番さながらの練習風景を間近で見学できます。

受付場所のログハウスにはカフェも併設していて、放牧地で馬が遊ぶ様子を眺めながら、コーヒーや帯広名物の豚丼などが味わえます。
北海道帯広市泉町西9線10-3
10時~16時※夏季・冬季で変更になる場合あり。詳細は公式ホームページで要確認
11月~3月末頃※詳細は公式ホームページで要確認
入場料【大人(中学生以上)】500円【小学生】200円【未就学児】無料
【車】帯広広尾自動車道幸福ICより約10分
あり(無料)
「ばんえい牧場十勝」の詳細はこちら
(画像提供:ばんえい牧場十勝)
12位:おびひろ動物園
コンパクトながら小動物のふれあいから大型動物まで楽しめる動物園


「おびひろ動物園」は、市内「緑ヶ丘公園」の一角に位置し、1963年(昭和38)年に北海道内2番目の動物園として開園しました。

ホッキョクグマやエゾシカ、アメリカバイソン、ゴマフアザラシ、エゾタヌキなど、寒冷地に棲む動物、北海道産の動物を中心に、厳冬期は特に生息環境に近い展示を行っています。
飼育員の仕事を体験するイベントのほか、観覧車やメリーゴーランドなどがある遊具エリア(冬期は運休)も充実。

その他、登山家・植村直己氏の冒険歴とゆかりの品々を展示している「植村直己記念館(氷雪の家)」も見どころのひとつです。
北海道帯広市緑ヶ丘2
【夏期(2023年4月29日~9月30日)】9時~16時30分【夏期(2023年10月1日~11月5日)】9時30分~16時【冬期(2023年12月2日~2024年2月25日の土曜・日曜・祝日)】11時~14時
2023年11月6日~12月1日、2024年2月26日~4月26日※2023年12月29日~2024年1月3日の年末年始は閉園
入園料【大人】420円【65歳以上】210円【高校生】210円
【電車】JR帯広駅より十勝バスで約18分※動物園前下車徒歩すぐ【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約20分
あり(無料)
「おびひろ動物園」の詳細はこちら
(画像提供:おびひろ動物園)
13位:馬の資料館
北海道の馬文化“ばん場”の歴史を伝える資料館

十勝の開拓時代、人とともに働いた“ばん馬”の歴史を後世に語り継ぐために作られた「馬の資料館」は、「帯広競馬場(ばんえい十勝)」内の複合施設「とかちむら」にあります。
本館1階では、トラクターなど農業機械がまだ存在しなかった時代、ばん馬の活躍によって発展した農業の様子が実物大の模型で再現されていて、当時の様子を知ることができます。

2階には、ばんえい競馬のルーツが分かる資料、別館には馬が動力だった時代の農機具や馬そりなども展示。事前予約でスタッフに館内の案内(無料)をしてもらうことも可能です。より詳しく知りたい人は、ぜひ利用してみてください。
北海道帯広市西13条南9
10時~16時(夏季繁忙期は18時まで)
水曜(12月初旬~3月初旬)※詳細は公式ホームページで要確認
無料
【電車】JR帯広駅よりタクシーで約7分【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約20分
あり(無料)
「馬の資料館」の詳細はこちら
(画像提供:馬の資料館)
13位:帯広の森運動公園(明治北海道十勝オーバル・帯広の森アイスアリーナ・帯広の森第二アイスアリーナ・帯広の森スポーツセンター)
競技会に使用される公認リンクやトラックがある運動公園

406.5haもの敷地面積を誇る都市公園「帯広の森」の中にある「帯広の森運動公園」。敷地内には、屋内スピードスケート場、野球場、体育館、屋内プール等の施設が揃っています。

運動公園内には、4つのスケートリンクがあります。7月~3月まで利用できる「帯広の森アイスアリーナ」、「帯広の森第二アイスアリーナ」は、夏季はインラインスケート場、冬季はアイススケート場として開放されています。「帯広の森スポーツセンター」は、夏季は軽運動場、冬季はアイススケート場として利用できます。
これら3つのスケートリンクは、アイスホッケー・ショートトラック・フィギュアスケートの公式競技会に使用される国際規格60m×30mの公認リンクです。

「明治北海道十勝オーバル」では、スピードスケートの競技で使用する1周400mの標準ダブルトラックがあるスケートリンク(7月~3月)の他、トレーニング室や、リンク中地のスペースではフットサル、テニスコート等体を動かすことができます。
各施設のスケートリンク利用期間や料金は、事前に公式ホームページで確認して出かけてくださいね。
北海道帯広市南町南7線56-7 帯広の森運動公園内
施設により異なる※詳細は公式ホームページで要確認
施設により異なる※詳細は公式ホームページで要確認
施設により異なる※詳細は公式ホームページで要確認
【電車】JR帯広駅よりタクシーで約15分【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約15分
あり(無料)
「帯広の森運動公園」の詳細はこちら
15位:グリーンパーク
400mものベンチがある自由に過ごせる憩いの広場

50.5haという広大な「緑ケ丘公園」内の「グリーンパーク」は、芝生が一面に広がる広場です。ボール遊びやピクニックなど、自然の中で思い思いのスタイルで過ごす人で賑わっています。

パーク内にある「400mのベンチ」は、1981(昭和56)年に市民770人で作ったもの。どこに座っても開放感たっぷりの景色が見渡せます。
「緑ケ丘公園」には、北海道立美術館、百年記念館、動物園、野草園、彫刻の径などが点在しているので、スポットを巡りながら「グリーンパーク」で一息つくのもいいですね。
北海道帯広市緑ヶ丘2 緑ヶ丘公園内
散策自由
なし
無料
【電車】JR帯広駅よりタクシーで約5分【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約20分
あり(無料)
「グリーンパーク」の詳細はこちら
(画像提供:十勝観光連盟)
15位:天然の湯 自由ヶ丘温泉
窓の外は緑豊かな公園!源泉100%のかけ流し温泉

閑静な住宅街にひっそり佇む「天然の湯 自由ヶ丘温泉」は、モール温泉の銭湯です。帯広駅からも車で15分。近くには「帯広の森運動公園」があり運動後にもアクセスできます。

館内には、岩風呂・電気風呂・ジャグジー・打たせ湯など、様々な種類の浴槽があり、庭園に面した浴室の窓からは、四季折々の景色が眺められるのも魅力です。
また、遠赤外線サウナ(男性のみ)、フィンランド式サウナやボナサウナ(女性のみ)などの施設も充実。水風呂は地下から湧き出す冷鉱泉で柔らかい肌触りを体感できます。
北海道帯広市自由が丘4-4-19
10時30分~24時(最終受付23時)
1月1日
【大人】490円【小学生】150円【幼児】80円
【電車】JR帯広駅よりタクシーで約15分【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約15分
あり(無料)
「天然の湯 自由ヶ丘温泉」の詳細はこちら
(画像提供:天然の湯 自由ヶ丘温泉)
15位:ひまわり温泉 森の郷
サウナー御用達!モール温泉をかけるロウリュサウナ

「ひまわり温泉 森の郷」は、帯広市内の住宅地にある温泉銭湯です。“美人の湯”とも言われる植物性の有機物を含むモール温泉とフィンランド式のサウナの両方でリラックスできる施設として、サウナ好きの人も多く訪れています。

サウナは男女ともフィンランド式のロウリュサウナです。サウナ石にかけるのはもちろんモール温泉。温泉銭湯ならではのサウナで“ととのう”を体験してくださいね。

電気風呂・泡風呂・TV付露天風呂があり、広々とした館内には食事処やマッサージ器(有料)が利用できる休憩スペースも併設されています。
北海道帯広市西11条南32-7-2
【月~金】11時~23時【土・日】11時~23時30分
なし
【大人】490円【学生】350円(学生証提示)【小学生】150円【幼児】80円
【電車】JR帯広駅よりタクシーで約10分【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約20分
あり(無料)
「ひまわり温泉 森の郷」の詳細はこちら
(画像提供:ひまわり温泉)
18位:オベリベリ温泉 水光園
日替わりで名物“漢方蒸し風呂”が楽しめる温泉施設

「オベリベリ温泉 水光園」は、帯広川のほとりに位置する緑地公園「水光園」の中にあるモール温泉の施設です。

名前の「オベリベリ」とはアイヌ語のオペレケレプ(川の交わったところ)の発音がなまって変化した言葉で、帯広という地名の元になったとも言われています。

ジェット付の寝風呂がある露天風呂、ゲルマニウム遠赤サウナ、バイブラ付きの水風呂、歩行風呂など多種多彩な浴槽。中でも日替わりでハーブなど数種類の香りが楽しめる漢方蒸し風呂を目的に訪れる人も多いそうです。
北海道帯広市東10条南5-6
11時~23時
1月1日
【大人(中学生以上)】490円【中人(小学生)】150円【小人(未就学児)】80円
【電車】JR帯広駅よりタクシーで約10分【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約20分
あり(無料)
「オベリベリ温泉 水光園」の詳細はこちら
(画像提供:オベリベリ温泉 水光園)
18位:帯廣神社
可愛らしい野鳥にも出会える見どころ満載の神社

「帯廣神社」の御祭神は、大國魂神(おおくにたまのかみ)・大那牟遅神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)です。開拓の三神と称されていて、大那牟遅神は縁結びにご利益があると言われています。

6月下旬から秋まで見ることができる“抹茶の池”とも呼ばれる神池「緑の池」は、神社の名所。雨が降ると水面に覆われた浮草が均等に広がり、晴れた日には木々の間から太陽に照らされて、より一層美しく神秘的な雰囲気を醸し出します。

約1万坪の広大な境内にある森には、エゾリスや野鳥のシマエナガが生息しています。運が良ければ境内で出会えるかもしれません。シマエナガをデザインした可愛らしい御朱印帳やおみくじも用意されています。
北海道帯広市東3条南2-1
[参拝時間]参拝自由【授与所】9時~17時
なし
無料
【電車】JR帯広駅よりタクシーで約6分【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約20分
あり(無料)
「帯廣神社」の詳細はこちら
(画像提供:帯廣神社)
20位:北海道立帯広美術館
地元ゆかりの作品が鑑賞できる緑に囲まれた美術館

1991(平成3)年開館の「北海道立帯広美術館」は、帯広市の中心部に近い「緑ヶ丘公園」の一角にあります。木立ちに囲まれた、斬新なデザインの美術館です。

美術館では、十勝・釧路・根室・オホーツクといった道東ゆかりの作家の作品、国内外の版画やポスターを中心とした近現代のプリントアート、西洋美術の中でもフランス19世紀のバルビゾン派を核に農業が盛んな十勝地域の特性に基づいた田園風景や農村風俗を主題とした作品などの多彩なコレクションを収集し、時期ごとに入れ替えて展示しています。また、国内外の優れた美術品を幅広く紹介する特別展も開催しています。

その他、開催中の展覧会に関するグッズ等を販売しているミュージアムショップや、美しい緑を眺めながら一息つけるティーラウンジも併設されています。
北海道帯広市緑ヶ丘2 緑ヶ丘公園内
9時30分~17時(入場は16時30分まで)
月曜(月曜が祝日・振替休日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え等による臨時休館日※詳細は公式ホームページで要確認
コレクション・ギャラリー【一般】260円【高校・大学生】150円【中学生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方およびその介護者(1名)など。高校生は土曜および学校の教育活動で利用する場合】無料※特別展は展覧会により異なる、詳細は公式ホームページで要確認
【電車】JR帯広駅よりタクシーで約10分【車】帯広広尾自動車道芽室帯広ICより約20分
あり※緑ヶ丘公園駐車場(無料)
「北海道立帯広美術館」の詳細はこちら
(画像提供:北海道立帯広美術館)
帯広・十勝のおすすめグルメ
広大な十勝平野を擁する十勝地方は、農業や酪農、海にも面しているので漁業も盛ん。新鮮で豊富な地元の食材を生かした美味しいご当地グルメを味わうのは、旅の楽しみのひとつですね。そこで、地元を知り尽くした十勝観光連盟の方に、旅行で訪れたら食べてほしいグルメを紹介していただきました。
ソフトクリーム・ジェラードアイス

日本有数の生乳生産量を誇る十勝エリアで「ソフトクリーム」「ジェラードアイス」ははずせません。多くの店でオリジナルメニューを展開していて、色々な味が堪能できます。中でも、生産から販売まで手掛ける「ウエモンズハート」のジェラードアイスや「クランベリー」の紫いもを使った「読谷ソフト」がおすすめです。
北の屋台

イチ押しのグルメスポットは「北の屋台」という帯広市にある屋台村です。個性豊かな20軒の屋台が軒を並べ、焼き鳥・串焼き・居酒屋・フレンチ・中華・韓国料理など、様々な料理が味わえます。農業王国ならではの食材をふんだんに使ったメニューが勢揃い!何を食べるか迷った時も気軽に立ち寄ってみてください。
※飲酒運転は法律で固く禁じられています。飲酒をする場合は公共交通機関でお出かけください。
中華ちらし

帯広の隠れたご当地グルメと言えば「中華ちらし」です。玉ねぎや白菜などの野菜、ホタテ・イカ・エビといった魚介類と豚肉を炒めて味付けし、白米にかけて食べる料理。
中華料理店「あじ福」の先代社長が勤めていた割烹料理屋のまかない飯として出されていたのが始まりで、帯広市内の元祖である「あじ福 みなみの店」やリニューアルオープンした「中国料理 美珍樓」のほか、十勝エリアの中華料理店で食べることができます。
(制作協力:十勝観光連盟)
人気スポットを巡る日帰りモデルコース

日帰りで人気スポットに行くことができるモデルコースを紹介します。JR帯広駅を起点にパワースポットとして知られる「幸福駅」「愛国駅」「帯廣神社」へ向かいます。昼食後は「クランベリー本店」で名物のスイートポテトを買ったり、「六花亭本店」の喫茶室で一休み。最後は帯広駅に戻って「とかち物産センター」でお土産探しをするコース。昼食には、ご当地グルメ「中華ちらし」がおすすめです。
10時:JR帯広駅
↓車で30分
10時30分:幸福駅(幸福交通公園)
↓車で15分
11時45分:愛国駅
↓車で20分
13時:帯廣神社
<昼食>中華ちらし
↓車で4分
15時:クランベリー本店
↓車で2分
16時:六花亭本店
↓車で4分
17時:とかち物産センター
↓徒歩すぐ
JR帯広駅
【アンケート調査概要】
インターネット調査:選択方式によるアンケート
調査時期:2023年9月4日~9月6日
調査対象:20~40代男女の3カ月に1回以上旅行に行く人
有効回答数:330名
\宿・ホテル検索はこちら/
※この記事は2023年12月4日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
横手 奈保子
ゴールデンレトリバーとゆったりまったり暮らしています。「犬と一緒に泊まれる宿」にチャレンジ中。愛知県在住。