2023年11月24日(金)、東京・港区の麻布台に「麻布台ヒルズ」が開業しました。中央広場には都心とは思えないほどの緑が広がり、広大な敷地内は“一つの街”のように、オフィスや住宅、商業施設などが集結しています。
今回は、「麻布台ヒルズ」内にある商業施設を中心に取材レポをお届け。おすすめのカフェやスイーツ店も併せて紹介します。
早速チェックしていきましょう♪
2023年11月24日(金)に「麻布台ヒルズ」が開業

奈良美智《東京の森の子》 2023年(画像提供:森ビル株式会社)
2023年11月24日(金)、東京・港区の⻁ノ門・麻布台エリアに「麻布台ヒルズ」が開業しました。
「麻布台ヒルズ」は、“Modern Urban Village~緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街~”をコンセプトに、さまざまな都市機能が集まったコンパクトシティです。東京メトロ・神谷町駅5番出口直結と、アクセスも良好。
敷地面積は約86万1700平米で、その中にオフィス・住宅・商業施設・文化施設をはじめ、インターナショナルスクールや医療機関である「慶應義塾大学予防医療センター」、アマンの姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」などが入ります。またラグジュアリーブランドや、2024年春に「麻布台ヒルズ マーケット」などの商業施設、2月上旬にはお台場から移転する「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」が開業予定です。

また中央広場には、カフェ兼イベントスペースの「麻布台ヒルズカフェ」もあります。四季折々の様々なイベントが開催される予定なので、「麻布台ヒルズ キオスク」で軽食や飲み物を買って一緒に楽しめそうですね。
※一部の施設は2023年12月以降に順次開業予定です
約150店舗が揃う、商業施設に注目

約23000平米の商業施設には、“Green & Wellness”という街全体のテーマに沿い、ファッション・フード・ビューティー・カルチャー・アート、ウェルネスなど、あらゆるジャンルの約150店舗が集結しています。
中央広場の地下には、約4000平米の大規模なフードマーケット「麻布台ヒルズマーケット」が2024年春にオープン予定(一部先行オープン店舗あり)。また、メインタワーである「森JPタワー」に位置する「タワープラザ」には、ファッションやライフスタイルなどのショップや様々なジャンルの飲食店が展開されています。A~Dの4つのエリアで構成される「ガーデンプラザ」には、ラグジュアリーブランドをはじめ、開放感あふれるテラス付きのカフェ、スイーツの専門店、和食やスペイン料理のレストランなどが軒を連ねています。
おすすめのカフェやスイーツ店などを紹介
商業施設「ガーデンプラザ」と「タワープラザ」に入るカフェやスイーツ店をピックアップしました。気になる店をチェックしてみてください!
1.クリオロ【ガーデンプラザB B1F】
「麻布台ヒルズ」限定のチョコレートケーキが味わえるパティスリー

「クリオロ」は、2019年に「世界のベストショコラティエ100人」に選出されるなど、高い評価を受けるフランス人パティシエのサントス・アントワーヌ氏のパティスリーです。店内は、“身近な贅沢”というコンセプトそのままに、上品でホッとするような、やわらかなピンクとゴールドを基調とした、落ち着いた雰囲気。そこにバリエーション豊富なケーキや焼き菓子、チョコレートが並んでいます。

中でも「麻布台ヒルズ」限定のチョコレートケーキ「シュシュ」は、フランボワーズ・柚子・キャラメルの3種のフレーバーがあり、チョコケーキ好きの人にはぜひ食べて欲しい一品です。

「ソフトクリーム・パルフェ」も、「麻布台ヒルズ」限定で登場。まずコーンかカップを選択し、ソフトクリームはショコラかミルキーの2種類どちらか、ソースはフレーズ(苺)かショコラから選べます。ソフトクリームの味は、どちらも濃厚でシンプルなおいしさ。ソースが加わることでより贅沢な味の変化も楽しめますよ。季節ごとにソースが変わるそうなので、色々と味わえるのも嬉しいポイントですね。
2.ヒサヤキョウト【ガーデンプラザB 2F】
出来立ての栗スイーツが食べられる、栗専門店のラウンジ

「ヒサヤキョウト」は、京都の清水寺参道が発祥の地である焼き栗専門店「比沙家(ひさや)」が手掛ける、完熟栗を使用したスイーツをはじめ、和食や洋食を中心とした食事を提供するラウンジです。暖かい光が差し込む心地の良い店内には、職人の手しごとが間近で見られるカウンター席や、ゆったりとくつろげるソファー席があります。

いちおしは、「丹波栗のモンブラン」(単品2000円・ドリンク付き2700円)。中に、アイスが隠れていて食べ応えも十分。アイスは抹茶かほうじ茶から選んで、職人が目の前のオープンキッチンで自分だけのモンブランを完成させてくれます。きれいに作られたモンブランの一番下には、「カダイフ」という小麦粉を焼き上げた麺状の生地が敷かれており、栗の風味を引き立てるために考案されたそうです。栗と一緒に食べると、栗の自然な甘さが口の中いっぱいに広がりますよ。マロンクリームには白あんと生クリームが混ぜ込まれていて、とても滑らか。出来立てのスイーツを食べる贅沢さを堪能してみてください。
またテイクアウトのみですが、「和栗のHISAYAロール」(ハーフ1620円・1本3240円)もおすすめです。大阪・堂島で生まれた「堂島ロール」とのコラボロールケーキで、作り立てのおいしさを家庭でも楽しめるとあって、お土産にも最適ですね。
3.紅茶専門店TEAPOND【麻布台ヒルズマーケット(ガーデンプラザC)B1F】
約120種類の品揃えを誇る紅茶専門店

「紅茶専門店TEAPOND」は、世界中の産地から、季節ごとに選び抜いた旬摘み紅茶やハーブなど約120種類を取り扱っている紅茶の専門店です。

紅茶やハーブをベースにブレンドして、香り付けしたオリジナルのフレーバーティーやフルーツティーが、種類豊富に揃うのでどれが良いが迷ってしまうほど。そんな時は、紅茶に関する知識を持つスタッフさんと一緒に選ぶのも良いですよ。香水を選ぶような感覚で、茶葉の香りをたしなみながらお気に入りを見つけてみてくださいね。
また、「麻布台ヒルズ店」ではテイクアウトドリンク(432円~)として、注文後に一杯ずつ丁寧に茶葉から淹れた紅茶を提供してくれます。本格的な紅茶を気軽に味わえるのが嬉しいですね。
4.Mr. CHEESECAKE LIMITED STORE【麻布台ヒルズマーケット(ガーデンプラザC)B1F】
オンライン販売のみの注目店が半年限定で登場

フレンチレストラン出身のシェフが手掛ける、オンライン販売限定のチーズケーキブランドだった「ミスターチーズケーキ」が、2024年5月までの期間限定で登場します。
看板商品はもちろん、「Mr. CHEESECAKE」シリーズ。バニラ・レモン・トンカ豆が生み出す甘く爽やかな香りと、濃厚かつ儚い口溶けを楽しめるスイーツとして人気です。特に、「Mr. CHEESECAKE」のClassicとCaramel(各3591円)は定番の人気商品で、チーズの濃厚さととろけるような食感が口の中で混ざり合い、至福のひとときを味わえます。

また、新たに開発された初のカップ入りチーズケーキ「Mr. CHEESECAKE Petit」が、「麻布台ヒルズ」限定で販売。全6種類のフレーバーをセットにした化粧箱入りのアソートメントは、お土産にもぴったりです。テイクアウトはもちろん、買い物の休憩やカフェタイムに一息つけるイートインスペースもありますよ。
※「Mr. CHEESECAKE Petit」以外の商品はテイクアウトのみの販売で、イートインスペースでの食事はできません
5.ペリカンカフェ【タワープラザ1F】
浅草・田原町にある老舗パン屋さんの2号店

「ペリカンカフェ」は、1942年に浅草で創業以来、食パンとロールパンの2種類のみを作り続けて80年以上になる「パンのペリカン」が、2017年に浅草にオープンしたカフェです。その2号店が「麻布台ヒルズ」に登場。こだわりのパンを使用したトーストやサンドウィッチが、朝から食べられますよ。

いちおしメニューは、「麻布台ヒルズ」限定のサンドウィッチとして登場する「エビフライサンド」と「レーズンあんバターサンド」。大きくてぷりぷりのエビフライが挟まれたボリュームたっぷりのサンドウィッチは、バルサミコソースが効いていて他では味わったことのないおいしさ。固形のバターがパンにそのままサンドされた「レーズンあんバターサンド」も、程よい甘さでぺろりと食べられます。
03-6433-8100
東京都港区麻布台1-3-1、他
店舗により異なる
不定
【電車】東京メトロ 六本木一丁目駅より徒歩4分、東京メトロ 神谷町駅直結
あり※15分200円※施設利用で各種割引あり
「麻布台ヒルズ」の詳細はこちら
まとめ
ひとつの街に出かけたかのように、様々な楽しみ方ができる「麻布台ヒルズ」で、おすすめのスイーツ店やカフェを紹介しました。緑が広がる中央広場は憩いの場として利用できるスペースもたくさんあるので、ソフトクリームを食べながら紅茶を飲んでゆったりするのも良いですね。散策しながら、気軽に店に立ち寄ってスイーツを堪能したりと、あなたならではの過ごし方を見つけてみてください。
\宿・ホテル検索はこちら/
※この記事は2023年12月26日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。