2022.01.19
じゃらん編集部で地元の方にお土産についてのアンケートを実施。三重県の美味しいお土産ランキング、人気TOP10を発表します!
有名な松阪牛や特産物にちなんだ銘菓、伊勢神宮に向かう人々のために生まれた名物など、歴史と自然の恵みが盛り沢山のラインナップ!
ランキングの他にも、定番や最新のおすすめお土産情報もお届けします。
※ランキングは2021年11月25日、編集部おすすめは2022年1月6日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
1位【赤福】赤福餅
300年の歴史。お伊勢さん参りの定番土産

三重県を代表する銘菓、伊勢名物と言えば『赤福餅』。お餅の上にこし餡(あん)をのせた餅菓子です。
『赤福餅』が誕生したのは、1707年(宝永4年)、今からおよそ300年前。その形は、伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどり、餡につけた三筋の形は清流を、白いお餅は川底の小石を表しているそうです。
商品名は「赤心慶福(せきしんけいふく)」というの言葉から2文字をとり、「赤福」と名付けたとか。竹皮に包んでお土産用として売られるようになり、今の折箱の原型となる赤福餅の折詰を7代目店主が考案したそうです。
赤福と言えば「ピンク色の和紙で包まれた折箱」という馴染み深い名物土産。昔も今も、お伊勢参りのお土産として愛され続ける歴史ある餅菓子です。
お土産におすすめの理由
■伊勢と言えばこれはかかせないから!(20代/女性)
■定番の安定の味でおすすめ(40代/男性)
■とろける程なめらかなこし餡の中に柔らかいお餅が入っていておいしい(30代/女性)
(画像提供:赤福)
2位 松阪牛
上質な味わい、言わずと知れたブランド牛

三重県の特産として有名な『松阪牛』は、上質の脂と柔らかな甘みが特徴。その霜降りのきめ細かさは、「肉の芸術品」と呼ばれるほどです。
ステーキや焼肉、すき焼き用に精肉を購入することもできますが、お土産としておすすめなのが松阪牛を使った加工品です。
松阪牛を使ったしぐれ煮やもつ煮、すじ煮など、ご飯のお供にぴったりのお惣菜をはじめ、レトルトカレーやハンバーグなどもお土産として販売されています。
その他、松阪肉をそのまま生地に練り込んで作ったスナック菓子や酒のつまみにもなるジャーキーなど、バラエティ豊富に揃っています。
精肉店やホテル、パーキングエリアなどの土産物店で購入できます。肉そのものの美味しさを味わうのも良し、お菓子や加工品で楽しむのもいいですね。
お土産におすすめの理由
■霜降りの具合が良い(20代/女性)
■高級感もあり、三重県の特産品として有名なので(30代/女性)
■とろける口どけ。「旨い」の一言(40代/女性)
「松阪牛」の詳細はこちら
(画像提供:ピクスタ)
3位 伊勢うどん
太くて柔らかい麺、色の濃いタレが特徴!

三重県を代表する郷土料理である『伊勢うどん』。極太の柔らかい麺に、たまり醤油・みりん・鰹節・いりこ・昆布などの出汁で作った黒いタレを絡めた見た目はシンプルなうどん料理です。
その昔、全国から伊勢参りに来た人達のために、伊勢神宮の周辺や街道沿いには様々な名物料理が生まれました。
その中のひとつである『伊勢うどん』は長旅をしてきた参拝客の胃腸に優しいエネルギー源として、江戸時代に生まれたファストフードとも言える食べ物だったそうです。
柔らかい麺になったのは「伊勢参りという長旅の疲れを消化のいいもので癒すために柔らかくした」という説も。そんな旅人への思いやりを感じながら、独特の食感を楽しんでください。
お土産におすすめの理由
■手軽に食べられて、余分な具材もいらない(40代/男性)
■コシの無いうどんと濃いタレが絶妙にうまい。胃にやさしそう (40代/男性)
■伊勢志摩のソウルフード。太目で柔らかいうどんに醤油ベースのタレが絡まって美味しいので (30代/女性)
「伊勢うどん」の詳細はこちら
(画像提供:写真AC)
4位【へんばや商店】へんば餅
創業当時から変わらない昔ながらの素朴な味

『へんば餅』は、米粉を蒸した生地でこし餡を包んで両面に焼き目をつけたお餅。米粉を使った餅の独特の食感、両面に焼き色がついたお餅の香ばしさ、口溶けのよいこし餡のまろやかな甘みが堪能できます。
「へんばや商店」の看板商品『へんば餅』の歴史は200年以上も前に遡ります。1775年(安永4年)に、9代前の店主が参宮街道宮川のほとりの茶店で餅を売ったのが始まりだそうです。
当時、駕籠(かご)や三宝荒神(馬上に三つの鞍を置いたもの)で参宮する人達がこの店で体を休めて、ここから馬を返し参宮したので、「へんば(返馬)餅」と名づけられたと言われています。
生菓子なので、もちろん出来立てがおすすめですが、硬くなったらフライパンなどで軽く焼くと柔らかさと香ばしさが戻ります。是非お試しあれ。
お土産におすすめの理由
■外のお餅がやわらかく中のこしあんがあっさりしていくらでも食べられる(40代/女性)
■へんばやでしか買えない伊勢の味。そのままでも焼いても美味しい(40代/男性)
■あんと餅の分量が丁度良く焼くとさらに美味しいから(40代/女性)
(画像提供:へんばや商店)
5位【なが餅笹井屋】なが餅
誕生は約470年前!なが餅一筋、老舗の味

『なが餅』は、さらりとした小豆餡を白い搗き餅でくるんで平たく長くのばし、両面を香ばしく焼き上げた餅菓子です。
厳選した国産もち米を丹念についた餅と独自の製法で炊きあげた餡。シンプルで素朴な味わい、柔らかな口当たりが特徴です。出来立てをそのまま密封した生菓子なので、お餅が固くならないうちに召し上がってください。
『なが餅』は、1550年(天文19年)戦国時代の頃、「笹井屋」の初代店主・彦兵衛氏が「勢州(かつての伊勢国)日永の里」にちなんで作った餅が、その始まりと言われています。当時、街道で評判になったそうです。
名だたる武将がその美味しさに感動したエピソードも残され、歴史の中で多くの人に愛され続けてきた名物銘菓です。

お土産におすすめの理由
■もちとあんこの食感が良い(20代/男性)
■定番で老若男女問わず親しまれている(30代/男性)
■あんと餅の分量が丁度良く、長さ的にも食べやすい形だから(40代/女性)
(画像提供:なが餅笹井屋)
6位【ブランカ】シェル・レーヌ
真珠の街で生まれた鳥羽らしさ満載の焼菓子

『シェル・レーヌ』は、真珠の街・鳥羽で生まれた銘菓。「第22回全国菓子大博覧会」(1994年)名誉総裁賞受賞、「日本ギフト大賞2017 三重賞」受賞など輝かしい受賞歴を誇り、G7伊勢志摩サミット(2016年)のコーヒーブレイクのお菓子にも選ばれました。
外はサクッと中はしっとり♪北海道バターの豊かな香りや、卵や小麦粉、素材の持つ美味しさ、絶妙な食感が楽しめます。
地元鳥羽産の卵、小麦粉は三重県産の「あやひかり」を使用。真珠に光沢を与えている「あこや貝」の内装光沢部分を粉末にした天然カルシウムが入っています。膨張剤や保存料の添加物を一切使っていません。
鳥羽で生まれ、発売当初から変わらぬ味を守り続けている「真珠の街」自慢の焼菓子です。

お土産におすすめの理由
■大きい貝のマドレーヌ、カリカリの端とバターがよくきいていて美味しい(40代/女性)
■すごくシンプルで子供から大人まで食べやすいと思うから(20代/女性)
■周りは少しサクッとして、中はしっとりとしていて何個でも食べられる(20代/女性)
(画像提供:株式会社ブランカ)
7位【永餅屋老舗】安永餅
伊勢を訪れる旅人に愛された桑名の名物銘菓

粒あんの入った細長くの伸ばした餅を、一つ一つ丹念に焼き上げた桑名名物『安永餅(やすながもち)』。国産のもち米・小豆を使用、人工着色料、添加物は一切使っていません。
「永餅屋老舗」はその昔、東海道五十三次の宿場として栄えた桑名宿、安永の地で「安永屋」として江戸初期に創業。「やすながもち」は桑名の名物として、諸大名の参勤交代や、お伊勢参りの旅人などに広く親しまれたそうです。その後も桑名の代表的な銘菓として、多くの人々に愛され続けています。
ほのかな焦げ目の香ばしさが醸し出す、穏やかな香りと上品な味わい。お餅が固くなったらフライパンなどで軽く炙ってみてください。いっそう香ばしく召し上がれますよ。

お土産におすすめの理由
■地元で長く愛されていて三重の名物と言えるものだから(30代/女性)
■表面の餅にほどよい焦げ目がついて、香ばしいです。薄く長い餅なので食べやすく、甘さ控えめ(30代/女性)
■もちもちしていておいしい。子どもも祖父母も大好き(30代/女性)
[取扱い店舗]本店、名古屋駅グランドキヨスク、養老SA上下、岡崎SA(上下一体型)、 湾岸長島PA上下、大山田PA上り、一宮PA上下、セントレア内売店(中央ゲート店、六番ゲート店)、松坂屋名古屋店、長島温泉内(ゲートショップ、メインゲート店等各売店)
「安永餅」の詳細はこちら
(画像提供:永餅屋老舗)
8位【寿恵広】アイス饅頭
相性抜群♪小豆とミルクのアイスキャンディ

『アイス饅頭』は、小豆をミルクで囲んだアイスキャンディ。1950年(昭和25年)頃から、変わらぬ製法で丁寧に手作りされています。
考案者や生まれた経緯は不明ですが、角の取れた形、素朴な味わいも当時のままだそうです。暑い夏に「小豆」を美味しく食べることができる工夫がつまっています。
元々はミルク味のみの販売だったそうですが、「抹茶」(183円)、「丹波大納言」(248円)、お客様の要望に応えて「黒糖」(183円)の味が登場しました。
さらに「イチゴ」(270円)も加わり、今では全部で5種類。どこか懐かしい昭和感たっぷりのパッケージも魅力です。
※イチゴは限定商品のため2021年は「寿恵広」のみで販売。2022年2月中旬再開予定です。

お土産におすすめの理由
■絶妙なハーモニー(20代/女性)
■他の地域ではあまり見られないものだから(30代/女性)
■つぶ餡にミルクアイスが合う(40代/男性)
(画像提供:寿恵広)
9位【たまきや】へこきまんじゅう
思わず笑顔に♪ユニークな名前の芋のお饅頭

思わず笑ってしまうユニークなネーミングが印象的な『へこきまんじゅう』は、さつま芋をたっぷり使って焼き上げたお饅頭です。
「さつまいもを食べるとおならが出る」「屁をこく」と言われることから、『へこきまんじゅう』と名付けられたとか。
『へこきまんじゅう』を製造・販売する「たまきや」は三重県名張市にある国定公園「赤目四十八滝」の麓にあります。
「赤目滝に来てくれるお客さんに、何かホッとできるお土産をつくりたい」そんな思いで生まれたのがこのお饅頭。焼き立てはもちろん、常温でも、冷やしても美味しいですよ。
定番のプレーンの他、粒あん・こしあん・白あん・抹茶あん・りんご・クリームチーズ&クランベリーの7種類の味が楽しめます。
お土産におすすめの理由
■ネーミングも面白くいろんな味があって美味しい(40代/女性)
■名前にインパクトがあり、面白いがしっかりと美味しいから(20代/男性)
■お芋の味が甘くて美味しい(20代/女性)
[住所]三重県名張市赤目町長坂786-2
[営業時間]【平日】10時30分~15時【土・日・祝日】10時~16時
[定休日]なし ※臨時休業・短時間営業の可能性があります
[アクセス]【電車】近鉄「赤目口駅」より車で約10分
[駐車場] あり/無料
「たまきや 赤目滝店」の詳細はこちら
(画像提供:たまきや)
10位【播田屋】絲印煎餅
絲印の印影が目印。素朴な味わいの薄焼煎餅

伊勢銘菓『絲印煎餅』は、卵の香りとほんのりした甘みが特徴の薄焼きお煎餅。鶏卵、砂糖、小麦粉を使って薄く焼き上げた煎餅で、表面には絲印(いといん)の印影が焼き付けられています。
『絲印煎餅』は老舗和菓子店「播田屋」の看板商品。江戸時代の末期、伊勢神宮の参拝客をもてなす茶店として創業したのが始まりだそうです。
絲印とは、室町時代以降中国から日本に輸入された生糸に添付されていた銅印で、小さな鈕(ちゅう)のついた印のこと。受領証書にこの印を押して取引の証とするという風習があったそうです。
印面も形も荷物ごとに異なり、風流語や絵、文様などが風雅に表されていたとか。豊臣秀吉も好んで用いたと伝えられる絲印。歴史に思いを馳せながら味わってみてください。

お土産におすすめの理由
■薄焼きで一口サイズの柔らかな甘さがおすすめ(40代/女性)
■小腹が空いた時に丁度いい(20代/女性)
■素朴で美味しく、ばら撒き土産に最適(30代/女性)
[住所]三重県伊勢市河崎2-13-5
[営業時間]8時30分~19時
[定休日]不定休(日曜日)
[アクセス]【車】伊勢自動車道「伊勢西IC」より10分
[駐車場] あり/無料(2台)
「播田屋本店」の詳細はこちら
(画像提供:播田屋)
【アンケート調査概要】
インターネット 調査:選択方式によるアンケート
調査時期:2021年8月26日~2021年8月28日
調査対象:三重県在住20~40代男女
有効回答数:100名
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じゃらん編集部
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