夏休みも中盤に入り、宿題の進捗が気になる時期。自由研究のヒントになりそうな「見る・触れる・考える」ことができる施設をはじめとした、全国の科学館・博物館についてアンケート調査を実施しました。その結果をランキング形式で紹介します。
『じゃらん』子どもの学びになりそうな科学館・博物館ランキング

【アンケート調査概要】インターネット調査/調査時期:2025年6月12日(木)~16日(月)/調査対象:47都道府県在住の小・中学生の子どもがいる20代~50代/有効回答数:1057名/複数回答(『じゃらん』に掲載された科学館・博物館を中心に、子どもの学びになりそうだと思うスポットを3つまで選択)
子どもの学びになりそうだと思う1位は東京都「国立科学博物館」が獲得しました。国立で唯一の総合科学博物館で、恐竜から宇宙技術まで約2万5000点の展示を通じて自然と科学について学ぶことができます。
2位には東京都「日本科学未来館」がランクイン。最先端技術や宇宙・生命の不思議を体験しながら楽しく学べる未来型ミュージアムです。続く3位の大阪府「大阪市立科学館」は、プラネタリウムや体験型展示が充実し、宇宙とエネルギーの不思議を体感することができます。
そのほかTOP10には、専門的な知識を分かりやすく紹介しているのはもちろん、実物展示や体験型コーナーがある施設が多数ランクインする結果となりました。また各施設では、夏休み向けの特別展やイベントもたくさん企画されているので、テーマ選びのヒントも豊富。自由研究のアイデア探しにでかけてみてはいかがでしょう。
子どもの学びになりそうな科学館・博物館ランキングTOP10を紹介
1位:国立科学博物館【東京都】

1877年に創立された国立科学博物館 は、自然と人類の歴史を深く学べる国立で唯一の総合科学博物館です。2025年10月13日(月・祝)まで開催中の特別展「氷河期展」では、現在よりもはるかに厳しい環境を生きていた人類や動物たちの姿を、生体復元模型や実物の頭骨、考古資料などを基にひもといていきます。科学と歴史が融合した展示は、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめます。
「国立科学博物館」の詳細はこちら
2位:日本科学未来館【東京都】

日本科学未来館は、最先端の科学技術を体験しながら学べる施設で、科学の魅力を五感で味わえる、知的好奇心を刺激するスポットです。2025年9月28日(日)まで開催している特別展「深宇宙展」では、月面探査車や火星衛星探査計画など、革新的な宇宙技術を間近で見ることができます。火星ツアー体験やブラックホールの謎に迫る展示もあり、宇宙の壮大さと人類の挑戦を間近に感じられます。
「日本科学未来館」の詳細はこちら
3位:大阪市立科学館【大阪府】

大阪市立科学館は、“見て・ふれて・楽しむ”科学体験が魅力の施設です。宇宙・エネルギー・物理・化学などを、実験や模型を通じて分かりやすく紹介。プラネタリウムでは、臨場感ある星空と解説で、宇宙の謎を解き明かします。子ども向けの体験型展示やサイエンスショーも充実していて、遊びながら科学の原理を学べる場となっています。
「大阪市立科学館」の詳細はこちら
4位:名古屋市科学館【愛知県】

名古屋市科学館は、世界最大級 のプラネタリウムを誇る科学体験施設です。宇宙・生命・物理・化学など多彩な分野の展示があり、実験や体験を通して楽しく学ぶことができます。特に「放電ラボ」や「極寒ラボ」といった、五感で感じられる展示が魅力的。子どもから大人まで、科学の不思議に触れながら探究心を育めるスポットです。
「名古屋市科学館」の詳細はこちら
5位:日本銀行金融研究所 貨幣博物館【東京都】

貨幣博物館は、日本の貨幣の歴史と役割を学べる施設です。古代から現代までの貨幣や紙幣の実物展示を通じて、お金の歴史や経済について勉強できます。お札の偽造防止技術など普段見られない裏側も紹介。夏休みには「お金タイムトラベルツアー」やクイズ付きワークシート、昔のお金のスタンプや1億円の重さ体験など子ども向けプログラムも充実し、無料で誰でも楽しめます。
「日本銀行金融研究所 貨幣博物館」の詳細はこちら
6位:国土地理院 地図と測量の科学館【茨城県】

地図と測量の科学館は、地図づくりの裏側や測量技術の進化を楽しく学べる施設です。測量機器や空中写真、3D地形模型などを通じて地理情報の重要性を知ることが出来ます。地図の歴史や災害対策への活用など社会とのつながりも学べ、体験型展示も盛りだくさん。期間限定の企画展や夏休みのイベントも開催予定で、地図に関する自由研究におすすめです。
「国土地理院 地図と測量の科学館」の詳細はこちら
7位:つくばエキスポセンター【茨城県】

つくばエキスポセンターは、科学技術を五感で楽しむ体験型施設です。科学の不思議を学べる展示のほか、プラネタリウムでは大迫力の映像と美しい星空の世界を楽しめます。夏は企画展「エキスポ昆虫ランドへようこそ」や科学万博-つくば’85「40周年記念展示」ほか、プラネタリウムでは名探偵コナンや恐竜の番組を上映します。
「つくばエキスポセンター」の詳細はこちら
8位:神奈川県立 生命の星・地球博物館【神奈川県】

神奈川県立 生命の星・地球博物館は、地球と生命の壮大な歴史を体感できる自然史博物館です。恐竜の化石や鉱物、動植物の標本など約1万点の展示で、進化の流れを分かりやすく紹介しており、自然と生命のつながりを学ぶことができます。夏休みには自由研究相談会や自然科学相談デーなどのイベントも開催しています。
「神奈川県立 生命の星・地球博物館」の詳細はこちら
9位:サイエンスワールド(岐阜県先端科学技術体験センター)【岐阜県】

サイエンスワールドは、体験特化型科学館です。自分の手で実験や工作を行いながら最新技術に触れ、まるで博士になったような気分で科学が体感できるほか、サイエンスショーやワークショップで科学の原理を楽しく学ぶことができます。夏はロボット展示や電子顕微鏡観察などイベントが豊富。入館無料で、親子で気軽に参加できます。
「サイエンスワールド(岐阜県先端科学技術体験センター)」の詳細はこちら
10位:群馬県立自然史博物館【群馬県】

群馬県立自然史博物館は、地球と生命の進化の物語を実感できる自然史博物館です。実物大の動く恐竜模型や発掘現場を再現したガラス床、標本や剥製など、迫力ある展示が魅力。夏は企画展「ながいながい骨の旅」や恐竜の歯のレプリカづくり、天体観望会など多彩なイベントが企画されています。触れて学べる体験型展示も多く、科学的な視点と探究心を刺激します。中学生以下は入館無料。
「群馬県立自然史博物館」の詳細はこちら
※この記事は2025年7月23日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※スポットの最新情報は各公式サイトをご確認ください。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。