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2025.12.17

【山形】真っ白な世界に包まれる山形の冬。雪、温泉、旬の味覚がそろう“冬の楽園”へ

静寂と荘厳さが響き合う雪景色にふわふわのパウダースノー、そして冷えた体を温めてくれる温泉や、雪国ならではのごちそう…。
冬の山形は、この季節でしか体験できない魅力が凝縮された「スノーツーリズム王国」なんです。
この冬、山形で体感したい雪景色や温泉、グルメをご紹介します!


山形の4エリア、冬の見どころ

山形県は、大きく4つのエリアに分かれています。

「村山地方」は蔵王連峰をはじめとする山々に囲まれた、山形市や天童市を中心とするエリア。「最上地方」は深い原生林が今なお残る、自然や温泉が満喫できるエリア。「置賜地方」は県内最南端に位置し、上杉家の城下町である米沢市を中心とした、温泉やグルメに恵まれたエリア。そして「庄内地方」は、山岳信仰の聖地である出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)や日本海に面した土地柄を生かした海の幸が魅力のエリアです。

山形の4エリア、冬の見どころ
樹氷で知られる蔵王温泉スキー場は、村山地方に位置する

4エリアに共通しているのは、冬には「雪」「温泉」「グルメ」を楽しめる点。各エリアを行き来することで、自分好みの旅をアレンジできるのが山形での冬旅の面白さです。

雪景色を楽しむ~スノーツーリズムの聖地へ~

まずは、「雪」の魅力からご紹介します。

【村山地方】蔵王温泉スキー場の樹氷と月山志津温泉「雪旅籠の灯り」

特殊な気象条件と植生が織り成す、雪と氷の芸術品である蔵王の樹氷。例年12月~2月には週末を中心に夜間ライトアップも行われます。

雪景色を楽しむ~スノーツーリズムの聖地へ~
ライトアップされた樹氷(一例)

月山志津温泉「雪旅籠の灯り」は冬場の6mにも及ぶ積雪を生かして、昔の旅籠のまち並みを雪で表現したイベントです。

雪景色を楽しむ~スノーツーリズムの聖地へ~
ホットワインなどが楽しめるIce Barや飲食コーナー、雪上サウナも開かれる(一例)

【最上地方】赤倉温泉スキー場と最上川舟下り

「赤倉温泉スキー場」は、雪遊びデビューの子どもから上級者までが楽しめるスキー場です。

雪景色を楽しむ~スノーツーリズムの聖地へ~
眺望も抜群(一例)

「最上川舟下り」は屋形船なので、雪が降っていても暖かい室内から峡谷の絶景を眺められます。

雪景色を楽しむ~スノーツーリズムの聖地へ~
雪化粧した最上川を静かに進む(一例)

【置賜地方】上杉雪灯篭まつりと小野川温泉かまくら村

2026年2月14日(土)・15日(日)に、松が岬公園一帯で開催される「上杉雪灯篭まつり」。約200基の雪灯篭と約1000個の雪ぼんぼりのやわらかな灯りが、幻想的な世界へ誘います。

雪景色を楽しむ~スノーツーリズムの聖地へ~
「上杉雪灯篭まつり」(一例)

例年冬になると、米沢市内の小野川温泉街に高さ約3m、直径約5mの巨大かまくらが誕生。これが「小野川温泉かまくら村」です。

雪景色を楽しむ~スノーツーリズムの聖地へ~
かまくらの中まで米沢ラーメンを出前で頼むことも可能!

【庄内地方】羽黒山五重塔と鳥海山麓でのスノーシュー

出羽三山の1つ、羽黒山の参道に立つ国宝・羽黒山五重塔。雪に覆われた杉の森の中に、静かに佇む姿は必見です。

雪景色を楽しむ~スノーツーリズムの聖地へ~
羽黒山五重塔

冬の鳥海山では、白銀世界の中をスノーシューで歩く、ここならではの体験を!

雪景色を楽しむ~スノーツーリズムの聖地へ~
鳥海山麓でのスノーシュー(一例)
■月山志津温泉「雪旅籠の灯り」
月山志津温泉「雪旅籠の灯り」について詳しく
■鳥海山麓でのスノーシュー
鳥海山麓でのスノーシューについて詳しく

湯けむりに癒される~雪見風呂の時間~

山形県への冬旅で外せないのが、温泉。エリアごとに特色ある温泉がずらり。その一部をご紹介します!

村山地方の「銀山温泉」は、レトロなまち並みが魅力。雪の降る夜には、灯に包まれた幻想的な風景が広がります。

湯けむりに癒される~雪見風呂の時間~
「銀山温泉」のまち並み

最上地方の「瀬見温泉」で、雪景色と湯けむりの幻想的な時間を味わいましょう。心までぽかぽかするようなひとときを。

湯けむりに癒される~雪見風呂の時間~
「瀬見温泉」のまち並み

置賜地方の「赤湯温泉」は、開湯930余年の歴史ある名湯。温泉街に灯る湯けむりと雪景色は必見です。

湯けむりに癒される~雪見風呂の時間~
「赤湯温泉」(一例)

庄内地方の「湯野浜温泉」では、波音を聞きながら湯に浸かる贅沢を。海辺の温泉で、冬の旅がいっそう特別な時間に。

湯けむりに癒される~雪見風呂の時間~
「湯野浜温泉」(一例)

冬の恵みを味わう~雪国のごちそう~

最後にご紹介するのは、各エリアの冬のグルメ。雪国らしいごちそうを、召し上がれ。

村山地方の冬グルメは、何といっても「芋煮」。湯気の向こうに広がる山形の味に、心までほっと和みます。

冬の恵みを味わう~雪国のごちそう~
「芋煮」(一例)

最上地方の冬の名物は、よく煮込んだ「とりもつ」がたまらない「とりもつラーメン」。店によって麺やスープ、もつの煮込み方に違いがあるので、食べ歩きもおすすめ!

冬の恵みを味わう~雪国のごちそう~
「とりもつラーメン」(一例)

置賜地方では、全国にその名を知られるブランド牛「米沢牛」に舌鼓を。雪国の寒さが育てた旨み。米沢牛のとろける味は冬こそ格別です。

冬の恵みを味わう~雪国のごちそう~
「米沢牛」のすき焼き(一例)

庄内地方では、郷土料理「寒鱈汁(どんがら汁)」をぜひ。濃厚な寒鱈の白子と出汁の旨みが、港町の冬を彩ります。

冬の恵みを味わう~雪国のごちそう~
「寒鱈汁」(一例)

忙しい毎日から少し離れて降り積もる雪の静けさの中で、湯けむりに包まれ、雪国の冬を楽しむ時間。

冬の恵みを味わう~雪国のごちそう~
山形ならではの冬旅を(一例)

山形への冬旅は観光ではなく、心を整える小さなリトリートかもしれません。

■芋煮、寒鱈汁(どんがら汁)
芋煮、寒鱈汁(どんがら汁)について詳しく
■山形県の宿泊施設
山形県の宿一覧はこちら

※この記事は2025年12月時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に施設へ最新の情報をお問い合わせください。
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※提供元:山形県観光文化スポーツ部観光交流拡大課

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