2016.07.10

【復興支援】夏を満喫♪「べっぷ火の海まつり」と夏のおすすめスポット

「九州復興支援」企画の2回目は湯の街、別府です。
地震の影響で観光客が減少している地域を元気に！という意味もあって開催される「べっぷ火の海まつり」は例年以上に盛り上がること間違いなし！

夕涼みワイワイ市や屋台村、DRUM TAOの演奏、花火大会、そしてスライドシティなど、期間中に開催される様々なイベントを存分に楽しんでください。

グルメなら暑い夏にピッタリの別府冷麺がおすすめ。少しヒンヤリしたところで、湯の街だからこその良質の温泉にゆっくり浸かりましょう。

長い夏の夜は期間限定でオープンする夜の水族館を楽しむのもオツなもの。ライトアップされた姿は美しく、夜のショーは幻想的な光景にうっとりしてしまいます。
朝から夜まで、エネルギーあふれる別府エリアの観光を楽しんでみては？

別府の震災被害と復興状況

去年の夏より元気な別府にパワーアップ！

熊本地震では別府市も大きく揺れ、当初は高速道路など交通アクセスの寸断など少なからず影響がありました。

それでも、現在では別府市内のほとんどの旅館、ホテル、温泉施設、観光名所などは通常営業を行っています。

別府エリアの魅力って？

多様な楽しみ方ができる温泉力日本１の温泉天国！

温泉の源泉数、湧出量ともに日本一を誇る湯の街・別府。街に入るとあちこちから湯けむりが立ちのぼり、「あ～温泉に来たんだ」と実感します！

市内には7種類の泉質の温泉が湧く8カ所の温泉郷「別府八湯」があり、好みに合わせた湯めぐりで１日過ごすこともできます。

また、血の池地獄・海地獄など市内に点在する8つの地獄を回る「地獄めぐり」は別府観光の定番。地球のエネルギーを体感できる神秘のスポットです。

懐かしい路地を散策する街歩き、名物地獄蒸しや別府湾の魚介といったグルメなど、温泉以外にものんびりいろいろなことが楽しめるエリアです。

べっぷ火の海まつり

7月29日～31日の３日間はいっぱい食べて、いっぱい遊ぼう！

今年は夏祭りの名称を、1977年から97年まで使われていた「火の海まつり」と変更！長年、別府を代表する祭りとしてにぎわっていた祭りを別府復興の起爆剤にしようと力を入れています。
日程は7月29日（金）～7月31日（日）の3日間。

29日と30日は別府駅前通りで「夕涼みワイワイ市」。歩行者天国となった通りには露店の定番メニューや多国籍メニューの露店が登場します。

29日～31日は海門寺公園に美味しい専門が集まった「べっぷ屋台村」がオープン。カラオケやダンスなどのイベントが盛りだくさんです。

30日の別府スパビーチでは熊本・大分復興支援として「DRUM TAO LIVESTAGE」を開催。31日には同じく別府スパビーチで納涼音頭大会、20時からは6000発が打ち上がる「納涼花火大会」も催されます。

また、昨年、別府市の富士見通りで開催されて大人気だったスライド・ザ・シティが、今年は「べっぷ火の海まつり」と同時開催(7月29日～31日)！　超巨大温泉スライダーが再び別府に出現します。（会場：別府公園）

別府の街が熱くなる3日間、思いっ切り楽しんでください！

熊本・大分復興支援DRUM TAO　LIVESTAGE

復興支援のためにビーチで繰り広げられる迫力の太鼓演奏。

7月30日（土）別府スパビーチで披露されるのが和太鼓グループ「DRUM TAO」の公演です。

TAOは結成23年、世界22ヶ国700万人を動員し、今年２月にはブロードウェイデビューを大成功に収めた、大分県竹田市久住町を拠点に活動しているグループです。

鍛え上げた肉体から放たれるダイナミックかつ統率がとれた舞台は想像を超えるドラム・アート。
伝統楽器を用いながら、多彩なジャンルのメロディーを取り入れた勇壮な演奏と舞台構成は観るものを惹きつけて離しません。

熊本・大分復興支援として無料で開催されるLIVEイベントは、花火との共演を交えたこの日だけの特別な演出です。TAOの熱いLIVEを是非お見逃しなく！！！

六盛の「別府冷麺」

暑い夏はこだわりの冷麺でクールダウン！

別府の街では、いろいろなお店で「冷麺」の文字を目にします。別府冷麺は冷やし中華ではなく、いわゆる朝鮮（平壌）系の冷麺。旧満州から引き揚げて来た人が開いた店が始まりとされています。

基本的にはよく冷えたスープに、太めの弾力のある麺or中細のツルツルした麺が入り、キムチが加わりますが、店によって味や具材が少しずつ違います。

別府冷麺の有名店「六盛」の特徴はコシが強く、のどごしの良い麺と国産牛と昆布で取った、さっぱりしていながらコクのある上品なスープ。そのスープにマッチするチャーシューは丁寧に煮込んだ国産牛のすね肉。これにキャベツを使った程良い酸味の自家製キムチが加わって完成！　一度食べると病みつきになってしまう味です。

大分マリーンパレス水族館　「うみたまご」

8月いっぱいは夜間営業！夏の夜を存分に楽しもう！

住所は大分市ですが、別府市街地から約15分と近くておすすめのスポットが、別府湾に面した素晴らしロケーションの水族館「うみたまご」。

ここには500種1万5000点の生き物たちが暮らしていて、メインの大回遊水槽には90種1500尾の魚たちが優雅に泳いでいます。ほかにもイルカのパフォーマンスやセイウチのショー、お魚にふれるタッチプールなど身近に動物たちを楽しめる工夫が随所に！

2015年4月、新施設「動物とあそぶ×アートとあそぶ」がテーマの「あそびーち」が誕生。自然のままの姿の動物たちとふれあえます。

夏の水族館のお楽しみは何といっても夜間営業。涼しくなった頃からお得に入場して楽しめます。期間は8月1日（月）～8月31日（水）。8月11日（木・祝）～15日（月）の間は夜のショーを開催！
18時30分からはダイバーショー。19時からは夜のイルカのパフォーマンスが繰り広げられます。

竹瓦温泉

別府を代表する温泉情緒あふれる共同浴場。

唐破風造（からはふづくり）の外観は別府温泉のシンボル的存在です。天井の高いホールは昭和初期の雰囲気。黒光りする板張りの休憩スペースでゆったり過ごすことができます。

お風呂は少し熱めの湯が楽しめる普通浴と名物の砂湯があり、料金は別々。砂湯では浴衣を着て砂の上に横たわると砂かけさんが温かい砂をかけてくれます。しばらくするとじんわり汗が出て心地いい・・・。混雑しているときは温泉内で順番待ちをします。

料金は普通浴100円、砂湯1030円とリーズナブルなのもうれしいですね。

別府にはほかにも砂湯が楽しめる別府海浜砂湯（TEL／0977-66-5737）、泥湯で有名な別府温泉保養ランド（TEL／0977-66-2221）、薬草が敷き詰められた石室に横たわる鉄輪むし湯（TEL／0977-67-3880）などがあり、ユニークな温泉体験ができます。

まとめ

いかがでしたか？別府エリアのおすすめ観光情報をお届けしました。
いつ行っても人をワクワクさせてくれる別府の街。その源は温泉パワーなのかも?!

暑い夏をさらにヒートアップさせる「べっぷ火の海まつり」には今年、特別な想いが込められています。
せひ参加して、温泉や自慢のグルメと併せて楽しんでみませんか？

※この記事は2016年７月時点での情報です