シトラさんの石川県の旅行記
加賀・山中温泉《こいこい祭り》と山代温泉
- 1日目2017年9月23日(土)
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特急《しらさぎ》で【加賀温泉駅】に到着。
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加賀温泉駅前から山代温泉・山中温泉行きの路線バス(②番のりば)に乗り約30分。 《山中温泉バスターミナル》に到着。 大人 420円です。
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バスターミナルからほど近い《黒谷橋(くろたにばし)》へ向かいました。 ここから《鶴仙渓(かくせんけい)》を歩いみることにしました。 鶴仙渓の大聖寺川にはいろんな橋があります。 これは《あやとりばし》です。
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《あやとりばし》は、その名の通りあやとりの紐のような景観です。
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くねくねと曲がりくねったおもしろい橋です。
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下から見上げるとこんな感じ。
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山中温泉「鶴仙渓 川床」
加賀市
そのあやとりばしのたもとに《鶴仙渓 川床》が作られていて、4月1日～10月31日までやっています。
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あやとりばしを眺め、川のせせらぎを聞きながら、涼しく爽やかな時間を過ごすことができます。
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ここで《川床ロール》や《冷製抹茶しるこ》の川床セット＝600円がいただけます。 山中温泉宿泊者は100円引きにしてくれます。
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不動滝も風情があります。
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加賀棒茶が付いて、席料＝300円だけで過ごすこともできます。 浴衣で行けば、すごくイイ写真が撮れると思います！
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あやとりばしからさらに進むと《こおろぎ橋》があります。
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鶴仙渓にかかる総ひのき造りの橋で、山中温泉を代表する名所です。 こおろぎ橋の名前の由来は… ① 昔、行路がすごく危なかったことから『行路危(こうろぎ)』と言われたという説 ② 秋の虫のこうろぎの鳴く声からきているという説 があるそうです。
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秋の紅葉の季節は見事だそうです。…次回は紅葉を見に来ようっと。
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黒谷橋からこうろぎ橋までの《鶴仙渓遊歩道》は、約1.3kmで、所要時間約40分です。 四季折々の光景が楽しめるようです。
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では《ゆげ街道》で昼ご飯を食べることにします。
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ゆげ街道は《菊の湯》までのメインロードで、整備されてとても歩きやすかったですし、なかなかイイ雰囲気でした。
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お昼ご飯は《こんぱ亭・橋爪庵》でオススメの釜飯をいただきました。
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私は〈うなぎ釜飯〉にしました。 ふわふわなたまごとうなぎが柔らかく、味がしみたご飯が絶品でした。 これはやみつき！
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主人は季節限定の〈松茸釜飯〉です。 うなぎも松茸もすっごく美味しかった！ 量も多く、残った釜飯はおにぎりにしてくれますので、持ち帰ることができます。 が、私たちはあまりの美味しさに完食！ お店の方が驚いていました。
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山中温泉こいこい祭
加賀市
昼ご飯を食べ終えてお店を出ると、ゆげ街道を御神輿が威勢よく繰り出して来ました。
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今回も《御朱印》をいただきに神社仏閣を訪れてみました。 山中温泉の『お薬師さん』の医王寺です。
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医王寺からは山中温泉街を一望できます。
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山中温泉の中心地にある《山中座》です。
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中に入ると、ロビーの格子天井は山中漆器の豪華な蒔絵になっています。
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山中温泉こいこい祭
加賀市
山中座の前の広場を御神輿が練り歩きます。
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山中座の真横に《菊の湯(女湯)》があります。
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《菊の湯(男湯)》は別棟です。
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《菊の湯》の男湯の前には飲泉所がありました。 飲んでみましたが、クセがなくここの温泉は飲めました。
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山中温泉こいこい祭
加賀市
抽選会があったり、和太鼓の演奏があったり、御神輿が練り歩いたり、盛り上がってきました。
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山中温泉 白雲閣
さて、今夜の宿【白雲閣】にチェックインします。 小高い丘の上にあるので、菊の湯からは坂道を登って行きます。
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地元でもなじみのある旅館のようです。 女将さんをはじめスタッフ(おそらく家族の方々)全員がフレンドリーでとても温かい宿です。
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お風呂をいただきましたが、(個人経営のようで)宿泊者がたくさんいるわけではないので、ほぼ貸し切り状態で使えました。 アルカリ性の温泉ですが、サラッとしていてイイお湯でした。
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こいこい祭りを見に行きたかったので、早めに夕食にしていただきました。 ここの食事は女将さんのこだわりがあり〈温かいものは温かいうちに〉ということで、炊きたての釜飯、揚げたての天ぷら、出来たての茶碗蒸し・蕎麦・お吸い物をいただくことができました。 どれも味が良く、とても美味しくいただきました。
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灯りのともった夜の菊の湯もイイ感じです。
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柳や浴衣がやけにマッチしますねぇ。
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山中温泉こいこい祭
加賀市
菊の湯前の《湯の曲輪(ゆのかわ)》で、新山中節の輪踊りが始まっていました。 老若男女、観光客の人も参加自由。 テンポの良い音楽と楽しい踊りだったので、私も思わず参加してしまいました。 フィナーレまでしっかり楽しめました。 さて、宿に戻り休みます…おやすみなさい zzz
- 2日目2017年9月24日(日)
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おはようございます。…ただ今午前６時。 朝の散歩に出かけてきました。 菊の湯前には〈からくり時計〉があり、午前７時～午後10時まで、毎時ちょうどに人形が出てきて〈こいこい音頭〉が流れます。
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そのからくり時計の横には足湯《傘の露》があります。 上から湧き出ている温泉を飲むこともできます。
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また、菊の湯(男湯)の前には〈温泉たまご〉を作る場所もあります。
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男湯の番台でたまごを買って、ここで温泉たまごを作ります。 菊の湯・山中座前の広場では、毎週日曜日の日の出から午前８時まで〈朝市〉をやっています。 地元で採れた野菜や花など売っていました。 温かいコーヒーもあり、１杯150円なんですが、地元の方々のおもてなしの気持ちから、観光客の人には〈無料〉で振る舞ってくださいます。
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菊の湯前の広場からあやとりばしまでは近いので行ってみました。 ほんの少し紅葉が始まっていました。
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山中温泉 白雲閣
宿に戻り朝食をいただきました。 今朝も炊きたてのご飯に熱々の湯豆腐と味噌汁で、とても美味しくいただきました！
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朝食をいただいた後、チェックアウトまでの間に菊の湯へ行ってお風呂に入ってきました。 朝 6時45分からやっていて、地元の方々が結構来てました。 湯ぶねは立ったまま腰まで浸かる深さです。 温まるイイお湯でした！
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宿をチェックアウトして、山中温泉の街中を散策します。 《片岡鶴太郎工藝館》へ行ってみました。
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ショップやカフェもあり、鶴ちゃんの絵の作品のグッズなどもたくさんありました。
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山中温泉は松尾芭蕉も滞在し、絶賛したとのことで、芭蕉の句碑もたくさんありますし、芭蕉の資料が展示された《芭蕉の館》もあります。
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山中温泉を散策して、バスターミナルから再び路線バスに乗り【山代温泉】へ行ってみました。…15分ほどで着きます。 山代温泉にも《古総湯(こそうゆ)》という共同浴場があり、こちらの温泉も入ってみることにしました。 古総湯は洗い場がなく、石鹸もシャンプーも使用することはできません。…ただ湯船に浸かるだけです！ 脱衣所もありません。 お風呂の横に棚がついていて、すのこの上で脱ぎ着をします。
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でも、２階に休憩室があり、ゆったりくつろぐことができます。
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２階の休憩室からの眺め。 雰囲気的には、道後温泉の休憩室という感じかな。
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古総湯の隣に《総湯(そうゆ)》があります。 こちらは洗い場もあり、シャンプーも石鹸も使え、普通の銭湯という感じです。 地元の人たちもたくさん来ていました。
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湯あがりに古総湯前の【はづちを茶店】でスイーツをいただくことにしました。
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加賀市のおもてなし喫茶メニューの《加賀パフェ》をたのみました。
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地産地消の５層パフェということで、加賀市内の全６店舗で食べられます。＝全店880円。 各店こだわりのオリジナルパフェになっているようです。
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山代温泉からバスで加賀温泉駅に戻り、駅前の《くいもの家 ふるさと》でお昼ご飯を食べました。 ここにも《加賀パフェ》があったので、私はそれを。
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主人は〈のど黒の天然塩焼き御膳〉にしました。 とても美味しかったと、ご飯のおかわりまでしてました。
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加賀パフェだけでなく《加賀カニごはん》というのもあるようで、やはり加賀市内の全５店舗で食べられるようです。＝デザート・コーヒー付きで全店1,950円、数量限定・要予約です。
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さて、今回のおみやげですが、主人は地ビールを買いました。
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これは山中温泉名物の《娘娘(にゃあにゃあ)饅頭》です。 そんなに甘くなく、ちっちゃいのでパクパクっと食べられます。
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これは《いしり》です。 実は私は初めて見ました。 イカの風味のする醤油です。 和製オイスターソース的な物で、炒め物とかに使うと良いと思います。 今回も美味しく楽しい旅行ができました。 ありがとうございました！
加賀・山中温泉《こいこい祭り》と山代温泉
1日目の旅ルート
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