トシローさんの山梨県〜静岡県の旅行記

新春 初詣・初温泉「駿河〜甲州」電車旅
- 1日目2019年1月4日(金)
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09:00-10:00
初日はJR東日本の相模線スタート、茅ヶ崎駅から東海道線を下りJR東海との接続駅である熱海駅で降りて小休憩。熱海駅前は来る度に整備されてお洒落なイメージに変貌を遂げていますが、熱海軽便鉄道のSLが可愛らしい。
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10:00-11:00
熱海から伊東線で伊東へ。海岸方面へ少し歩くと、真冬でもヤシの木が繁る伊東のオレンジビーチが。沖には初島が大きくハッキリと見えていました。
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11:00-12:00
東海館やまつかわ遊歩道等、市内散策後はやはり温泉。駅近くの梅屋旅館さんで日帰り入浴を。貸切りで熱い伊東温泉に痺れながら、今年の初温泉で冷えた身体を温めました。
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14:00-15:00
伊東駅から熱海駅に戻り東海道線を下り、興津駅で途中下車して興津宿周辺を散策。線路沿いの旧東海道を歩いていると、線路脇の高台に立派なお寺が見えました。奈良時代の創建と伝えらえる古刹の清見寺ですが、車窓からは全く見えないので分かりませんでした。とても立派な伽藍に臥龍梅や五百羅漢石像等、見所の多い名刹です。
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14:00-15:00
興津の清見寺の境内に並ぶ五百羅漢石像、緩やかな斜面に配置されているので顔や姿の違いが良く分かります。自分に似た顔をついつい探してしまいました。
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14:00-15:00
大正から昭和にかけて元老として、日本政治に大きな影響を及ぼした西園寺公望公の別荘だそうです。大正時代に建てられた割には新しい感じがしましたが、これは設計図を基に忠実に復元した建物で、元の坐漁荘は明治村に移築されているとの事。
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15:00-16:00
静岡の初詣と言えば静岡浅間神社という事で、駿府城址の市役所横の大鳥居から続く参道を通って参拝してきました。色彩鮮やかな社殿はさすがですが、境内社も多く「七社参り」の案内も有りました。
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15:00-16:00
初詣で賑わう静岡浅間神社の裏手に在る瑞龍寺の境内には芭蕉の句碑「時雨塚」が有りました。瑞龍寺には豊臣秀吉が徳川家康に嫁がせた旭姫(秀吉の実妹)の墓所も有るそうです。
- 2日目2019年1月5日(土)
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07:00-08:00
初日は浜松で1泊し、2日目は東海道線を上って富士駅から身延線で北上し身延山を目指します。朝は薄曇りで富士山が綺麗に見えるか、ちょっと不安。
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12:00-13:00
身延駅前からはバスで身延山へ向かいます。麓の総門を通過してバスはそのまま参道を進みます。重厚な総門ですが、バスが通るにはギリギリでした。
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12:00-13:00
バスは総門過ぎてからも意外と登って身延山バス停で降車。バス停からは歩いて坂を少し登ると「身延山」の扁額を掲げた大きな三門が現れます。三門とは「空」「無相」「無願」の三解脱を表すそうです。欲が深くてどれも無理。
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12:00-13:00
三門を入ると287段の石段(菩提悌)前の太鼓橋の右手に石碑が建っています。立札を読むと宮沢賢治の句碑との説明が有りました。宮沢賢治は早世しましたが、生前日蓮宗に改宗していたそうで死後発見された句が刻まれていました。
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12:00-13:00
三門を入って見上げる287段の石段が菩提悌、圧倒される勾配です。迂回する女坂・男坂も有りますが、ここは菩提悌を登るしかないと気合を入れ直します。途中の踊り場で「絶対無理〜、足パンパンだし〜。」と大声で駄々をこねている娘さん、最後は両親に励まされ無事登頂し笑顔でした。
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13:00-14:00
菩提悌を登るとまず五重塔が迎えてくれ、正面に本堂、右に祖師堂が身延山をバックにデンと構えていてます。境内には樹齢を重ねた枝垂れ桜が何本か植えられていて、春はさぞ見事な光景だろうと想像しました。
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13:00-14:00
久遠寺の本堂下に設けられた宝物館、本堂の西側から入る事が出来ます。身延山に伝わる書画や宝物が展示されていますが、手軽な写経体験も行っていました。
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14:00-15:00
帰りはバスを使わず、歩いて身延山を下り駅まで歩く事にしました。参道の途中の老舗和菓子店「甘養亭」さんは立派な店構え、「身延萬寿」が名物な様ですが店先の揚げ饅頭が美味しそうなのでそちらを頂きました。
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14:00-15:00
正月にしては気温が高く3月並みと予想に反して汗を掻きました。総門手前の身延温泉さんで一風呂浴びる事にしました。さっぱりとした良泉です。
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15:00-16:00
身延駅と富士川を挟んだ反対側に在る大野山本遠寺、本堂と鐘楼は国の重要文化財に指定されています。特に本堂は桧皮葺の入母屋造りで、何とも美しい建築遺産です。
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15:00-16:00
JR身延線の身延駅前通りは「しょうにん通り」と命名され綺麗に整備されています。各商店もレトロ感を出したデザインですが、各々が立派な家紋を正面に掲げているの特徴です。
- 3日目2019年1月6日(日)
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08:00-09:00
2日目は甲府駅近くに宿泊、最終3日目は中央線を上って帰ります。甲府駅南口で床几に座り右手に軍配を持った馴染みの武田信玄公に挨拶をして、いざ出陣。
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09:00-10:00
勝沼ぶどう郷駅で途中下車し、勝沼ぶどうの丘までぶどう畑を縫って向かいます。線路に沿った甚六桜公園内の旧勝沼駅ホーム横を通る遊歩道が郷愁を感じさせます。
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09:00-10:00
駅からはぶどう畑を下ってから、ぶどうの丘へ登ります。丘の頂上には希望の鐘とバッカス像が建っていて、甲府盆地のパノラマが見渡せます。
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09:00-10:00
南アルプスを眺めながらの露天風呂は最高です。PH=9.5のぬるぬるアルカリ泉が肌に染込む様です。露天風呂は温め、内風呂はちょっと熱めと交互に入って長湯してしまいます。
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10:00-11:00
天空の湯で火照った身体を冷やすには、地下のワインカーブが最適です。専用のタートヴァンを購入して、約200種類も有る甲州ワインが飲み放題。ついつい飲み過ぎてしまいます。
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11:00-12:00
勝沼ぶどうの丘の天空の湯に浸かり、ワインカーブで甲州ワインをたっぷり味わい、ほろ酔い気分で冬のぶどう畑の細道を駅まで千鳥足。
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12:00-13:00
勝沼ぶどう郷駅の次、笹子駅の手前の駅は甲斐大和駅。かつては初鹿野駅だったと思いますが、トンネルとトンネルの間の駅ですので興味半分で途中下車しました。山間の町のせいか一段と寒さを感じさせます。線路沿いに下ると神社が鎮座していました。鳥居には諏訪神社と、一見地味な雰囲気ですが奥の鉄骨で囲われた社殿の彫刻に目を見張りました。これほどの深い立体的な彫りは見た事が有りません、必見です。
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13:00-14:00
JR中央本線の山梨最東端の駅という事で降りてみました。南口が新たに整備されエレベーターの駅ホームは5階の表示。大きくは3段構造で、高低差の大きな造りになっていました。
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13:00-14:00
上野原駅の南口周辺を散策して、相模川の河川に出ました。山梨県を流れる相模川のこの一帯は通称桂川と呼ばれているそうです。河岸に沿って整備されていて、散歩コース向きの公園でした。
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1日目の旅ルート
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