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こぼらさんの石川県の旅行記

湯めぐり 山代温泉と片山津温泉

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山代温泉と片山津温泉の湯をめぐってきました。山代温泉街の中心は【湯の曲輪(ゆのがわ)】と呼ばれ、古総湯をセンターに配置したロータリー状になっています。とてもきれいに整備されていて趣もありました。周辺に観光スポットも集中していました。 二日目は引き続き「湯の曲輪」周辺を散策し、午後は片山津温泉に移動しました。片山津では足湯と総湯にしか行けませんでしたが、熱くて良質な湯を楽しめました。

三重ツウ こぼらさん 男性 / 60代

1日目2019年3月20日(水)

山代温泉

加賀市

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山代温泉街の中心部は、古総湯をセンターにしたロータリー状になっています。ロータリーらしく、ここから周辺の観光スポット全てに手軽に行けます。 変わった街並みだなと思いますが、江戸時代の姿を再現したものだそうで、「湯の曲輪(ゆのがわ)」と呼ばれます。江戸時代にロータリーのある街並みを考えついた人がいた事に驚きます。 当時の山代温泉街は、共同浴場(今の古総湯)を取り巻くように温泉宿が立ち並び、湯治客は長逗留して共同浴場に通っていたそうです。現在は、旅館やホテルがそれぞれに大浴場を備えていますが、昔は違っていたのです。

大江戸温泉物語Premium 山下家

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早めに宿に車を駐めて温泉街散策に出かけようと考え、午後3時過ぎにチェックインしました。むかし北陸に住んでいた事もあり、地元のテレビCMで山下家の名前は知っていました。今は大江戸温泉の傘下に入っているのですね。4つの建物から成っていて、その大きさに正直驚きました。 総湯・古総湯・源泉公園が、余りにも目の前にあるのにもびっくり。源泉公園にいたってはゲートの横にあり、山下家の中の施設かと思えます。 

山下家の正面玄関を入ったところ。いかにも温泉地のホテルらしい、賑やかな雰囲気です。私たちの宿泊部屋は、一番奥の建物・奥殿(おくでん)だったので、館内の移動に時間がかかりました。とにかく部屋に荷物を置いて、街並み見物に出かけました。

源泉公園

加賀市

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山下家のすぐ隣で、古総湯が正面に見える場所にあります。発電機やモーターのような形の源泉モニュメントの前に、足湯と広場が設けられています。 山代温泉で唯一の無料で楽しめる足湯となっています。正面から見ると、広場の池のように思えます。

源泉公園

加賀市

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公園という名前ですが、広場を備えた足湯です。山代温泉は、烏が湯浴みしている姿を見た行基が、ここに温泉がある事を見抜いたのが始まりだといいます。行基は万民のためになる土木建築事業を推進した僧侶だったので、ここは誰しもが利用できる湯治場として整備したのだろうと思います。 行基が温泉を見つけた故事から、足湯の湯は、烏が佇んでいる岩より湧き出ている形になっています。 足湯を楽しむなら、写真に写っている人のように奥の方に陣取るのがよさそうです。なぜなら、すぐ後ろに手荷物を置くのにちょうど良い高さと奥行きの石段があるからです。背もたれにもなります。

足湯は少し深めで、温度も41℃くらいで快適でした。前の方に陣取ると、手荷物をタイルの上に置くしかなく、長居がしにくいかもしれません。

正面に古総湯が見え、少し左側に総湯が見えます。浴衣を着た女性が歩いていて、実に絵になる風情でした。

薬王院温泉寺

加賀市

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山代温泉を守護する寺院。温泉寺と名の付く寺院は、有名な温泉地では、まま見かけます。「山代温泉にもあるんだなあ。行ってみようか。」という程度の思いで寄ってみました。 行ってみたら、この寺院の成り立ちが格調高い事を知り驚きました。天平時代の高僧・行基が山代温泉を発見し、温泉を守護するために薬師如来・日光月光両菩薩そして十二神將を彫刻して堂宇を建てたのが始まりといいます。約1300年前の事です。薬師如来を本尊としていたのであれば、薬効ある湯治場として設けられた事を物語ります。

薬王院温泉寺の仁王門。この前に山門もあり、二つのゲートをくぐって境内に入るようになっています。 天平時代に行基が開創し、平安時代には花山法皇の勅願寺となり七堂伽藍の大寺となった温泉寺は、室町時代末期の兵火で消失してしまいました。江戸時代になって、加賀前田家百万石の支藩である大聖寺藩によって再建されたそうです。

薬王院温泉寺

加賀市

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行基菩薩像。行基の像を見るのは初めてです。行基像のある寺院は珍しいのです。 行基は、その計り知れない行動力とカリスマが恐れられ、聖武天皇はじめ権力者たちによって抑圧されていた時期もありました。各地に熱烈な信者が大勢いて、その支持協力を得て多数の寺院や道や橋を設けるほどに圧倒的な影響力を持っていたからです。公共的な土木建築事業は為政者の仕事ですが、民衆ボランティアの力を結集して代行されたら、為政者の権威が揺らいでしまいますから。 後に朝廷は、行基の絶大な影響力を認め、東大寺・大仏殿建立の協力をさせました。それほどに偉大だった行基がこの寺を開創しているのです。

庭園の池の淵には、不動明王像が参拝者を睥睨していました。温泉寺を護っておられるのですね。怖いお顔の不動明王像で、ありがたみを感じます。 温泉寺の本堂には、鎌倉時代に彫像されたという不動明王像が祀られているそうです。

萬松園

加賀市

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萬松園とはどういう公園や庭園なのだろうと思っていました。一言で説明するなら、山代温泉の総湯や薬王院温泉寺・服部神社の背後にある丘陵地に設けられた公園です。頂上には、栄螺(さざえ)堂という変わったデザインの展望台があります。 萬松園には、服部神社や薬王院温泉寺の境内から入っていくようになっています。写真は服部神社の鳥居と参道ですが、この石段を上がり社殿の脇を奥に進むと萬松園に入っていくという感じです。

服部神社

服部神社の社殿。新しそうな建物です。10世紀には立派な社殿が存在していたようですが、室町時代末期の争乱で消失し江戸時代末期まで廃絶していたそうです。 もともとの祭神は機織の神の天羽槌雄神(あめのはづちのおのかみ)でしたが、明治8年の再建時に、菊理媛神(くくりひめのかみ)を祀る白山神社と合祀されて今の姿になったそうです。

萬松園

加賀市

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服部神社の社殿の左脇にある道を上っていくと、あるいは薬王院温泉寺庭園の奥の坂道を上ると、明覚上人の供養塔に至ります。 明覚上人は平安時代の天台宗の僧侶です。温泉寺の住職でもありました。教典の読みを表現するために、表音文字としての五十音を発明したお方だと紹介されていました。このため、温泉寺庭園からの坂道には、一段一段に「い・ろ・は・・・」のかな1文字が表示してあります。 ひらがなという日本文化の礎の一つを発明した高僧の供養塚と考えると、とても貴重なものを拝見している気分になります。

堂の中にある明覚上人の供養塔。国の重要文化財に指定されている石塔です。

萬松園

加賀市

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萬松園は、温泉寺・明覚上人供養塔・服部神社・栄螺(さざえ)堂などで構成される、丘陵地に展開した公園です。特に栄螺堂は公園の頂上にあり、白山連峰を遠望する展望台となっています。らせん状の階段を上りますので、サザエの殻のような形をしています。

栄螺(さざえ)堂と呼ばれるだけに、ギザギザした形の螺旋階段を、ぐるぐると上り下りします。写真は下りる時に下の方を撮影したものですが、上がっているようにも見えます。だまし絵みたいな面白さがあります。

萬松園

加賀市

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栄螺堂の一番高い場所が展望台になっていて、そこから白山連峰が見えました。写真は大きくズームアップしています。 萬松園の麓にある服部神社は、もともと白山信仰の神社を合祀した神社です。また山代温泉は、行基が白山へ修行に向かっている道すがら見つけたものと言われています。萬松園とは、白山や山代温泉に因む神社仏閣や塔が集まっている公園なのです。

山代温泉 総湯(共同浴場)

加賀市

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江戸時代以来の総湯を再現したものが古総湯と呼ばれるのに対し、現代の総湯がこちらです。写真では、左奥に見えている建物が古総湯で、手前の現代的な施設が総湯です。 古総湯も総湯も共同浴場としての機能を有していますが、古総湯には洗い場がありません。古総湯は、山代温泉のシンボル的な存在であって、古風な情緒あふれる建物と浴場で往時の入浴客の気分を味わうためのものです。日帰り温泉としての実用利用を望むなら、総湯にした方がいいでしょう。

山代温泉 総湯(共同浴場)

加賀市

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山代温泉の総湯名物・温泉玉子ソフト。ソフトクリーム(バニラと抹茶の2種)の上に温泉玉子が乗っています。温泉玉子にかかっているのはカラメルソースではなく、醤油タレです。最初見た時は、驚いて食べるのが少々怖かったのが本音です。 もともとソフトクリームには卵が使われているんだと自身に言い聞かせて口にしました。名物だけあって、これがおいしい! アイスクリームと温泉玉子、そして醤油タレを良くかき混ぜて食べるのがコツ。クリームに混ぜると温泉玉子が固くなり、ホワイトチョコのような味と歯ざわりになるんです。

山代温泉 古総湯(共同浴場)

加賀市

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明治時代の総湯を復元したものです。山代温泉のシンボル的な存在で、往時の雰囲気を今に伝える博物館でもあるようです。博物館として外観や内装を見るだけでなく、実際に入浴もできる「体験型温泉博物館」となっていると説明されています。 2階の色付ガラス窓のある休憩所や、九谷焼のタイルが貼られた浴室の床や壁も、当時のまま復元されています。見るだけでなく、実際に入浴客として利用できるのが面白い。でも、あくまでも体験型温泉博物館なので、浴槽だけで洗い場はありませんのでご注意下さい。

女湯・男湯それぞれに出入り口がありますが、行った時は男湯の出入り口は使えませんでした。この日は女湯だけ営業しているのかと思案していたら、女湯の浴場入口の隣にある番台さんが「受付はここだけ。男湯は廊下をぐるりと歩いて反対側から入るんです。」と教えてくれました。確かに、四方をぐるりと回廊で囲まれていました。

2日目2019年3月21日(木)

大江戸温泉物語 山代温泉 山下家

加賀市

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大江戸温泉物語・山下家の食事は、2食ともバイキング形式でした。夕食も朝食も品数がとても豊富で、少しずつトレイに盛ってきても全ての料理を食べきれないくらいでした。フルーツやスイーツが充実していたのも良かった。 朝食を食べ過ぎて満腹になってしまい、11時のチェックアウト後でも、付近の店で何も食べる気になれませんでした。贅沢な悩みです。

魯山人寓居跡いろは草庵

加賀市

「魯山人寓居跡いろは草庵」を   >

北大路魯山人は、書・絵画・陶芸など多方面に通じたマルチ芸術家でした。魯山人は山代に逗留して陶芸を学びました。 「いろは草庵」は、山代の旦那衆の一人であった旅館「吉野屋」主人の吉野治郎の別荘でした。吉野氏は、当時は無名であった北大路魯山人の才能を見出し別荘に住まわせ、旦那衆が集まる文化サロンとしたのです。こうした背景から、国登録有形文化財となり、2002年より「魯山人寓居跡いろは草庵」として一般公開されています。 お茶と和菓子を頂きながら、庭園をながめることができます。ただ魯山人作の焼き物の展示は、思ったよりも少なく撮影も禁じられていたのが残念だった。

魯山人寓居跡いろは草庵

加賀市

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庭園を眺めていると、お茶と菓子を振る舞っていただけました。結構贅沢な組み合わせなのです。盆は山中塗の漆器で、湯飲み茶碗は4代目須田菁華の作、お茶は加賀の番茶(ほうじ茶)である加賀捧茶、菓子はきな粉を水飴で練り和三盆をまぶした干菓子「地の香」です。いずれも、ここに魯山人が逗留していた事に因んでいます。

はづちを楽堂

加賀市

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山代温泉街の中心「湯の曲輪(ゆのがわ)」にあります。「湯の曲輪」が明治時代の街並みを再現したものなので、「はづちを楽堂」は当時の商家や家屋の様子を再現した資料館のようなものかと思いました。 行ってみると、山代地区のコミュニケーションセンターである「はづちを楽堂」と、観光客向けのカフェ「はづちを茶店」、工芸作品を展示販売している「丹塗り屋」で構成された複合施設でした。それらが明治や大正時代の姿で並び立っているのです。もちろん観光客は出入り自由で、昔の温泉街の街並みを見る事ができます。

はづちを楽堂

加賀市

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これがコミュニケーションセンターとしての「はづちを楽堂」の中心施設。趣がある建物です。工芸作品の展示会や音楽会、陶芸教室等を開催するイベントスペースです。「楽堂」という名前になっている理由がわかりました。 行った時は閉まっていて、脇の建物の中では工芸教室が開催されていました。

はづちを楽堂

加賀市

「はづちを楽堂」を   >

複合施設「はづちを楽堂」の中にある、古い商家風のカフェ「はづちを茶店」。「はづちを楽堂」を訪ねてきた観光客は、イベントスペースで何も催し物がなければ、ここに立ち寄ることになります。いかにも立ち寄ってみたくなる店構えです。 観光地のカフェだけあって店員さんの動きがぎこちなく、オーダーしたものが出てくるまでの待ち時間が少々長すぎました。

はづちを楽堂

加賀市

「はづちを楽堂」を   >

「はづちを茶店」の店内。明治・大正時代の山代温泉に、こうしたカフェや食堂があったのかどうかわかりませんが、あればきっとこんな感じだったのだろうと思える雰囲気になっています。先に入ってみえたお客さんたちは、「加賀パフェ」や「はづちをの野菜カレー」を食べていました。今どきのものではなく、オリエンタルカレーといった懐かしのカレーの香りが漂っているのがレトロで良かった。

はづちを茶店

加賀市

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特製珈琲(500円)。創作デザインのコーヒーカップで出されてきました。同じカップが「丹塗り屋」で販売されています。金箔を付けたコンペイトウが、見た目にも食べる分にも良い味を出していました。コーヒーそのものの味はベストとは言えませんでしたが、雰囲気良い場所でセンスの良いカップで楽しめて、観光気分を盛り上げてくれたので良しとしましょう。

片山津温泉

加賀市

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片山津温泉街を数百メートル歩きましたが、足湯はここ1ヶ所だけでした。温泉街の中心部にある「砂走(すなはせ)公園」にありました。「足湯えんがわ」という名前が付いています。朝5時から夜の12時まで利用できるとのこと。 足湯場にしては珍しく、四方がガラス窓で囲まれています。ネットで調べてみると、ガラス窓で囲むのは冬季限定のようです。利用者を雪や強い風から守ってくれるのです。 ガラス窓で囲まれている足湯場は、屋形船にも見えます。

片山津温泉

加賀市

「片山津温泉」を   >

「足湯えんがわ」は、四方がガラス窓で囲まれていました。冬場に吹き付ける雪や強風を防いでくれる、冬季限定のありがたい処置です。中に入ってみると、春の陽が射し込んでいて古民家の縁側にいるような気がしてきます。写真の奥にあるのが湯が涌き出ているところ。湧き出ている湯の温度は65℃という表示がされており、そこに近いほど湯温が熱くなっていきます。逆に遠い場所だと、かなり温くなっていきます。

柴山潟

加賀市

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片山津温泉の総湯の近くから見た柴山潟。柴山潟のまわりに旅館・ホテルが立ち並んでいます。片山津温泉の湯は柴山潟の畔から湧き出ているので、観光地としてのメインは良質な湯と柴山潟の眺めになります。遠くに白山連峰も見えます。

柴山潟

加賀市

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周遊路から霊峰白山が見えました。柴山潟の周囲には山がないので視界を遮るものが少なく、湖面を前にした白山の眺望が良好です。 きのう山代温泉の栄螺堂から見た白山は、もっと白かった。春になってきたので、1日で雪がかなり解けてしまうようです。夏になれば湖面が穏やかになるでしょうし色も鮮やかになってくることでしょう。

柴山潟

加賀市

「柴山潟」を   >

柴山潟に浮かぶ浮御堂。堂の中には竜神と弁財天が祀られています。片山津温泉の由来伝説に因んでいるのです。 由来伝説とは、こうです。かつての柴山潟は今よりも大きく、付近の住人にとっては水害をもたらす怖い存在でした。人々は、川が荒れ狂い柴山潟があふれかえる様子を「おろち」や大蛇に例え、治まるよう薬師様に祈っていました。そこへ薬師様が遣わした弁財天が美しい娘に化身して人々の前に現れ、「おろち」を温泉をもたらす竜神に生まれ変わらせ、人々は豊かになったという伝説です。 他の温泉地では見聞きしない、柴山潟の畔に源泉がある片山津温泉らしい由来伝説です。

片山津温泉の由来伝説。浮御堂と浮桟橋でつながっている湯の元公園に解説パネルがありました。

片山津温泉  総湯(共同浴場)

加賀市

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柴山潟の周遊路から見た総湯。反射ガラスが壁面になっている部分は、1階が受付とロビーで、2階は「まちカフェ」という喫茶ルームになっています。無料で休憩できる部屋はなく、風呂上がりの休憩は1階ロビーの長椅子に腰掛けるしかありません。浴場までガラス張りにする訳にはいきませんので、三方がコンクリート壁の建物となっています。写真左に見えるグレーの四角い建物が、その一つ「潟の湯」です。この日はこちらが女湯になっていて、柴山潟を眺めながら湯に浸かれたそうです。もう一つの浴場は、写真右のガラス壁の向こうに見える四角い建物で「森の湯」という名前になっています。その名の通り、美しい森を見ながら湯に浸かれれば異存がなかったのですが、冬枯れの芝生と雑林しか見えなかったのが残念。両方とも柴山潟が眺められるようにしたら良かったと思う。

片山津温泉  総湯(共同浴場)

加賀市

「片山津温泉  総湯(共同浴場)」を   >

駐車場から見た総湯。右端に少しだけ見えている「潟の湯」の庇付き窓から柴山潟を望むことができます。湯に深々と浸かると、柴山潟と浴槽が一体化したように見え、湖面の水鳥たちと一緒に湯浴みしている気分になります。 とは言っても、この日は女湯だったので家内の話ですが。反対側にある「森の湯」は、写真でもわかるとおり、樹木に遮られて景色らしいものは何も見えません。 肝心な湯ですが、これがとてもベリーグッド!湯温が43℃くらいで熱く、浴槽も深めなので、体が芯まで温まります。ただし露天風呂がなく、クールダウンできませんので長湯はできそうにありません。利用料が440円と良心的なのも魅力です。

湯めぐり 山代温泉と片山津温泉

1日目の旅ルート

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