やんまあさんの奈良県の旅行記

◆奈良N◆興福寺の南円堂&北円堂同時公開と「ならまち」ブラリ!20年ぶり興福院一般公開!法華寺・海龍王寺・西大寺・唐招提寺
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日本を代表する寺・興福寺は歴史により廃寺寸前までとなり復興に力を入れ、概ね復興した。令和元年&西国三十三札所1200年記念もあり「2019年10月17日から11月10日」は南円堂と北円堂が同時開催!!!!令和元年により、尼寺・興福院一般公開!そこで、阿弥陀三尊のすばらしさにびっくり!!!久しぶりに法華寺&西大寺!そして拝観料が上がる前に唐招提寺へ!なら西大寺も!!●西ノ京過去旅行記『◆奈良市内K◆大元帥明王&歓喜天ets公開!6月6日は日本一アツイ西ノ京(https://www.jalan.net/travel-journal/000082403/)』『◆奈良市内G◆平城京跡地周辺!佐保・佐紀路 -法華寺・海龍王寺ets-(https://www.jalan.net/travel-journal/000049269/)』『◆奈良市内C◆西ノ京 -薬師寺、唐招提寺、西大寺、秋篠寺-(https://www.jalan.net/travel-journal/000040943/)』
神社ツウ やんまあさん 男性 / 40代
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- 1日目2019年11月6日(水)
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2019/11/07◆西ノ京へ!!「興福院」では約20年ぶりに、期間限定の予約なしで本堂や庭園、本尊を拝観できる貴重な機会となるので、ここ目的で西ノ京周辺へ!10年ぶりぐらいに業平寺⇒法華寺&海龍王子⇒西大寺⇒唐招提寺へ!!
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2019年11月9日 興福寺
◆2019/11/09◆2019/10/17-11/10に北円堂&南円堂の同時秘仏開扉!!!西国三十三所1300年記念で遂に実行された!!10/17の南円堂は13:00からは法要の為、前後一時間は入場制限有りです。
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◆2019/11/09◆「ならまち(奈良町)」は奈良公園の南あたりに位置する、世界遺産「元興寺(がんごうじ)」の旧境内を中心とした地域一体のことを指す。この元興寺をはじめ、身代り猿の「庚申さん」「奈良町の町家(ならまち格子の家)」など、風情ある町並みで、雑貨屋さんやお洒落な古民家カフェなど、今新しい店が増えている。
- 2日目2019年11月7日(木)
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奈良市法蓮町517。本堂@重文には、業平の自作といわれる「聖観音立像@重文」と「五大明王像@重文」が安置されている。また、南門、多宝塔も重要文化財。10年ぶりぐらいの参拝で、見仏を続け目が肥えたと自負しているが、久しぶりに見た聖観音のすばらしさを再認識!そう、滋賀・湖北にいそうな観音である。
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奈良県奈良市法蓮町881。浄土宗の尼寺で山号を法蓮山と称す。「こんぶいん」と読み、開基は和気清麻呂か藤原百川と言われている。普段は拝観予約必須の寺だが、皇位継承に伴い11月に特別拝観を実施。今回は約20年ぶりに、期間限定で予約なしでも本堂や庭園、本尊を拝観できる貴重な機会となる。特別拝観の期間は、11月6〜8日と同22〜24日。前期は平日のみ、後期は週末から土日曜を含む日程となる。時間は午前9時から午後4時(受け付けは同3時半)まで。拝観料は大人1000円です。最後に駐車場ありです!!
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伽藍は、大門、本堂、客殿@重要、御霊屋で、本尊は「阿弥陀三尊像@重文」となっている。また、渡辺始興筆の襖絵、小堀遠州好みの庭園なども拝観できる(御霊屋は外観のみ)。本堂前には東大寺、海龍王寺、秋篠寺などと同じ風景である。
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本尊の阿弥陀如来坐像@重文は、像高89cmの木心乾漆造で、説法印が特徴的。中尊の阿弥陀如来坐像は、親指と薬指で輪を作り胸元に手がある「下品中生」の印相をした珍しく、豊かな衣紋やバランスが素晴らしい仏像。脇侍の聖観音坐像、勢至菩薩坐像は菩薩半跏像でよい感じ。金箔が残った良い三尊だが、これは江戸時代の補修のようだ。説法印の阿弥陀と言えば、京都・広隆寺、運慶作の静岡・願成就院など限られているので貴重だ。
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三代将軍・徳川家光の寄進を受け、建築・庭園家である小堀遠江守政一が手掛けた。現在地へ移された際にいわゆる「遠州好み」として新しく作庭された。春と初夏には椿と皐月が美しく花を咲かせる。
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奈良市法華寺町882。十一面観音@国宝、慈光殿、華楽園の共通券@1,000円購入。 慈光殿で「絹本着色阿弥陀三尊および童子像@国宝」公開。また、珍しい「四臂不動明王」、「阿弥陀如来」、宝山湛海作「不動明王」が見仏できる。本堂では「十一面観音菩薩立像@国宝」、「維摩居士坐像@国宝」、胎内に180の品を確認された「文殊菩薩騎獅像」などが見仏できる。その他慈光殿には、法華寺本堂古材で作られた五重の小塔や、本堂発掘の時に出土した二彩の瓦や柱根が展示されていた。
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法華寺と言えば、光明皇后ゆかりの寺で、写しとも言われる美仏「十一面観音立像@国宝」になるのだが、庭園も有名。京都御所内「仙洞御所」から移築されたとも伝わり、「杜若(カキツバタ)」の名所として広く知られている。
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奈良市法華寺北町897。海龍王寺の初代住職は、嵐の海を船で渡り、唐からの帰国を遂げた僧侶・玄ボウで、海龍王寺という寺名もまた、嵐の中の船内で海龍王の加護を得る為に玄ボウが唱えていた、海龍王経に由来するものだという。
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光明皇后が自ら刻まれた像をもとに造られた金泥の「十一面観音菩薩立像@重文」が特別公開。相変わらず、小さいながらも力強く、慶派の美仏で、ここまで切金が残っているのは奇跡に感じる。光明皇后筆の自在王菩薩経、弘法大師筆の隅寺心経、毘沙門天画像も同時に特別公開された。小さい境内だが、歴史があり、宝物が多い寺である。
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奈良時代に作られた五重小塔が安置されており、それは天平期の五重塔の意匠を伝える貴重な史料のため、国宝指定を受けている。このお堂も重文で貴重な建物。このお堂横には社があるが、近寄れなかった・・。なぜなら、ミツバチが巣を作っているようdで、飛び回っているのがわかったので・・。
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見逃した・・というか、どこにあるんだろうか??社の近くか??
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真言律宗総本山の寺院で、奈良時代に孝謙上皇(重祚して称徳天皇)の発願により建立。南都七大寺の1つ。寺の参拝は10年ぶりかで、仏像は2017年の「西大寺展」ぶりかな。駐車場代が200円か300円です。薬師寺&唐招提寺に行くなら、車はここに停めて、歩いてもよいかと。
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西大寺 秋の特別展と秘仏愛染明王坐像特別開扉
奈良市
毎年、春と秋に4つのお堂で特別公開される。拝観料は1000円で、有名な仏像から、有名な寺の様式の仏像、国宝、重文と宝物を一気に見ることができる。近くには薬師寺、喜光寺、唐招提寺など歩いて行ける古寺が多い。頑張って、秋篠寺までいくのもよし!!
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◆本堂@重文◆そうそう!本堂に入って気付いた!京都・清凉寺の雰囲気だと。本尊は清凉寺式釈迦如来立像@重文で、全国津々浦々に存在する清凉寺式釈迦如来では清凉寺の次によい仏像。で、離れたところに丈六「弥勒菩薩坐像」と「文殊菩薩騎獅像@重文」なのだが、文殊は出張していた。文殊は安倍文殊院などにあるチーム文殊(渡海式文殊)となっている。
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◆愛染堂◆有名な愛染明王といえばここの「愛染明王@重文」である。元寇を追い払った奇跡の明王で、小さいながらもパワフルさを兼ねている。衣服の切金や彩色が綺麗に残っており、京都・浄瑠璃寺の吉祥天立像@重文と並ぶ貴重な仏像で、運慶の孫にあたる康円作!最後に、高僧・叡尊坐像@国宝が安置されている。
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◆聚宝館◆寺宝を展示する宝物館で、国宝1点と重文の仏像がてんこ盛りだった。一番のお気に入りは「如意輪観音半跏像」で、これ慶派じゃないかと思った。見た瞬間、快慶展で出展された京都・清水寺の奥の院に安置されている「千手観音坐像@重文」並みの衝撃で、たぶん10分ほど凝視していた。その他は吉祥天立像@重文、五智如来の1つ宝生如来坐像@重文、阿弥陀如来坐像@重文と平安仏がこれでもかとあり、一列に横並びしており、見ごたえがある。
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◆四天堂◆ラストは四天堂だと張りきって行くと「食事中」という張り紙と「30分ほどお待ちください」とのこと。な、な、奈良やな〜と思う・・。ということで、昼食に行く・・。
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四天堂から奈良ファミリーに向かう途中に「石落神社(しゃくらく)」があった。西大寺の境内飛地で、西大寺の鎮守社として1242年に、西大寺・叡尊によって祀られたのが始まりとされている。祭神は薬の神様・スクナヒコを勧請したようで、叡尊らしい。西大寺と言えば御茶で御茶は元々、薬とされていたので、スクナヒコを勧請したのかも。
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店名は忘れたが昼食を頂いた。結構歩いたので、ガツンとカツ丼定食@980円。ちなみに、西大寺住職の説法より「ならファ」と呼ばれているようだが、西隆寺があった場所である。西隆寺は鎌倉時代に廃絶したと伝わる幻の尼寺。1971年に、ならファ開発にともなう発掘調査で、西隆寺の金堂と塔、東門などの遺構が見つかったそうな。今は奈良文化財研究所の「西隆寺の記憶」パネルがある。
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◆四天堂◆西大寺のラスト!!本尊は「長谷寺式十一面観音立像@重文」で、御前立に不動明王が安置されていたような。周りには四天王立像@重文が安置されている。本来の本尊は違う仏像で、今の本尊は京都・法勝寺十一面堂の本尊で、十一面堂の倒壊後、亀山上皇の院宣によって西大寺に移された。
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2020年だったと思うが拝観料が1000円になるらしい。数々の国宝を持つ寺で、東大寺、興福寺、法隆寺相当の行くべき寺なのだが、人は少ないね・・。美仏や丈六仏が多く、京都・壬生寺の本尊・地蔵菩薩立像@重文は、この寺が譲った仏像で、まさに宝庫。ひとまず、大門を通ったら頭の上を見上げると「唐招提寺(今は複製)」と彫られた額があるが、これは聖武天皇の娘・孝謙天皇の字。孝謙天皇は重祚し、称徳天皇となる。孝謙天皇と言えば西大寺となり、この地域が古都の中心地だったことがわかる。
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金堂@国宝は天平時代の金堂建築として唯一現存する建物。堂内には奈良の大仏の双璧「盧舎那仏坐像@国宝」、理想の未来に導き、日本に3体しかない本当に1000本ある「千手観音立像@国宝」、現世の苦悩を取り、薬壺を持っていない「薬師如来立像@国宝」、四隅に「四天王立像@国宝」で中尊脇侍「梵天・帝釈天立像@国宝」が安置されており、国宝堂と言ってよいと思っている。この三尊の大きな仏像は圧巻です!!!
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鼓楼(ころう)も国宝!!!金堂と講堂の右側に建っており、対に鐘楼@重文がある。鐘楼は焼失し鎌倉時代に再建したので重文だが、鐘@重文は平安時代のもので貴重である。セットで見るべし!!
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国宝!!この建物は平城京の中心にあった建物の一つ「朝集殿」を移してきたもので、現存する平城京のたった一つの遺構!本尊は「弥勒如来坐像@重文」と作例が少ない「弥勒」の「如来」型である。弥勒は釈迦の後継者で「菩薩」が通常だが、たまに「如来」とする寺がある。具体的には、興福寺北円堂・運慶作@国宝、室生寺@国宝など古寺に見られる仏像。脇侍に持国天・増長天@重文となっているが、今回は出張されていた・・。残念。
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唐招提寺開山御廟には「鑑真」が眠っている。個人的には苔と木々のコントラストが素晴らしい場所で、奈良の苔寺といえば秋篠寺とここと思っている。ちなみに一番奥に看板があり、新スポット出来たのかなと思ったが「スズメバチ注意!!」だった・・。
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唐招提寺 新宝蔵秋季開扉
奈良市
200円で奈良・平安時代の国宝・重文を見放題!!まずは重文の仏頭が3つ続き、顔などがない破損仏「如来形立像@重文」となる。続いて「十一面観音立像@重文」となり、破損仏3体「薬師如来立像@国宝」「衆宝王菩薩立像@国宝」「獅子菩薩立像@国宝」となっている。この衆宝と獅子は八臂と六臂の虚空蔵菩薩説もある。さて中尊に「金剛界式大日如来坐像@重文」で、「十一面観音立像@重文」「観音菩薩立像@重文」が2体、五智如来の1つ「宝生如来立像@重文」となっていた。
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唐招提寺よりも前にあったとも言われている日本最古の「校倉」らしく、共に国宝である。因みに横にある礼堂・東室も重文で中には清凉寺式釈迦如来立像@重文が安置されているらしい。んっ、いつ見れるのかな・・。
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新潟県が生んだ文人・歌人・書家・美術史家の会津八一の歌碑である。奈良西の京、唐招提寺金堂の西南の位置に建っている。「おほてら の まろき はしら の つきかげ を つち に ふみ つつ もの を こそ おもへ」(会津八一) 漢字かな交じり文・現代かな使いで表すと、「大寺の 円き柱の 月影を 土にふみつつ ものをこそ思え」となる。
- 3日目2019年11月8日(金)
- 4日目2019年11月9日(土)
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大阪から京都に移ってからは、初の電車で奈良入り。商店街も駅のすぐにあり、駅には観光案内の パンフレットが置いてある。昔あった「なら奈良館」なくなっていた・・。しかし、人が多い!さすが興福寺南円堂&北円堂同時開扉だ!と思ったのだが・・流れは「なら博」へ。あっ正倉院展ですね・・凄いな〜海外の人が正倉院に行くって・・。
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近鉄奈良駅の地下を上がったところにある。ここで、イベント情報などを入手してブラブラするのが良いかと。
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近鉄奈良駅から、階段を登って地上に上がると、写真のような広場に出ます。円すい形の噴水の上に建っている像は、8世紀の奈良時代に実在したお坊さんの行基。民衆が仏教の教えを請うことを禁じていた時代に、禁を破って身分などを問わずに広く仏法を説き、民衆から圧倒的な支持を得ていたことから“行基菩薩(ぎょうきぼさつ)”と呼ばれて崇拝されていました。
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東向商店街は、奈良で一番賑やかなアーケード通り。近鉄奈良駅前から三条通りまでを南北に結び、「興福寺」や「ならまち」に行くにはここを通るのがよい。
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奈良県奈良市橋本町29。名物「よもぎ餅」は高速餅つきで十分に楽しませてくれた後に、つきたてのお餅をいただくことができる。東向商店街を抜け、三条通りに面した興福寺近くの場所にある。
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南円堂の裏手、一段低いところに建つのが三重塔@国宝です。1180年の平重衡による南都焼き討ちの際に消失し、現在の塔は1143年に再建されたもの。五重塔と同様、こちらも国宝に指定されている。内陣に安置された弁才天は、毎年7月7日の内陣公開のときに見仏可能。五重塔と同じく曼荼羅を形成し、興福寺の中で現存する最古の建築物。
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西国三十三所観音霊場第9番札所。南円堂@重文の内部と本尊「不空羂索観音菩薩坐像@国宝」と「四天王立像@国宝」が安置されている。南円堂は、813年に藤原冬嗣によって建てられた八角形のお堂。興福寺は藤原氏の氏寺で、中でも冬嗣の家系が一番力を持っていたことから、南円堂は特別扱いされていた。西国三十三カ所の札所にもなっていて、ご本尊は康慶作「不空羂索観音坐像@国宝」。本尊の前にある厨子が気になったので寺の人に聞いたところ、「赤童子像」が安置されているとのこと。この赤童子は春日大社の本迹仏とされ絶対秘仏だそうだ。本尊の周りは法相宗のレジェンド「法相六祖坐像@国宝」で、運慶父・康慶とその弟子作とされ、後に運慶が継承していることが良くわかるリアルな仏像。最後に、各方角に「四天王立像@国宝」が安置されている。中でも増長天の邪鬼が面白くてキュートな顔をしていた。
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南円堂横のお堂右には「一言観音」が安置されているお堂がある。脇侍は毘沙門天で、もう一つは失念した。放生会の会場にもなる小さなお堂で「一言」の祈りを捧げる。興福寺の一言観音は、一度お願いしたら、それが成就した後は再びお願いして頂くことが可能になっている。
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南円堂の対面に北円堂@国宝があり、藤原不比等の一周忌に建てられた。こちらは1210年頃の再建で、「弥勒如来坐像@国宝」が安置されている。この仏像を見るたびに運慶作ではなく快慶作では?と思ってしまうのは私だけだろうか・・。脇侍は法苑林菩薩坐像・大妙相菩薩坐像で興福院の三尊を思い出させる雰囲気。本尊左右には「無著菩薩@国宝」「世親菩薩像@国宝」が並び、今でも動き出しそう。最後に、南円堂と同じく「四天王立像@国宝」がガードしているが、持国天は目玉が飛び出るかのような表情を見せるなど、比較的誇張的・ユニークな表現が目立つ。実は、この四天王は大安寺に安置されていたものらしく、なぜか納得した。
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五重塔は730年に光明皇后により創建(光明皇后は藤原不比等の娘で聖武天皇の后)。現在の塔は1426年の再建で高さが50mほどあり、国内で2番目に高い五重塔。興福寺のシンボルともいえる塔だが、塔内には東に薬師三尊像、南に釈迦三尊像、西に阿弥陀三尊像、北に弥勒三尊像を安置。まさしく立体的な「曼荼羅」となっている。
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710年の平城京遷都と同時に藤原不比等が興福寺の最初のお堂として建立した中金堂。幾度も焼失と再建を繰り返し、江戸期に焼失してから約300年ぶりに創建当時の姿で蘇った。
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叔母の病気平癒を願った聖武天皇により、726年に建立された。本尊は薬師如来で、脇侍として日光・月光菩薩。現在のお堂は1415年の再建。ちなみに、薬師如来は1187年東金堂再建の時に、僧達が飛鳥・山田寺から勝手に持ち出したもの。。現在の薬師如来は、室町時代の東金堂再建の時の作。脇侍の日光・月光菩薩は白鳳時代の作で、この両菩薩も、山田寺から薬師如来と一緒に持って来られたもの。
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藤原鎌足が645年頃釈迦三尊像を造ったのが始まりとしている。710年に都が平城京に移されると飛鳥から現在地へと移り「興福寺」とした、少なくとも13回の兵火・火災に遭い何度も伽藍を焼失し、その度に再建。しかし、江戸時代・1717年の大火で大半の伽藍が焼失してから再建されたのは、南円堂と中金堂のみ。その後、東金堂が復活し、2018年に藤原氏の悲願!?中金堂が落慶した。
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人気の阿修羅像が拝観できるのが国宝館。その人気は仏像でありながらファンクラブが存在するほどです。有名な八部衆の阿修羅像をはじめ武装した五部浄や、お奨めの迦楼羅が見れる。飛鳥の地「山田寺」の巨大薬師如来像の「仏頭@国宝」、食堂の御本尊「千手観音菩薩立像@国宝」など見どころが多い。
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奈良県奈良市登大路49で水曜木曜が休みの老舗。明治初期より続く140年の歴史を感じる建物と、奈良茶飯のマークの入ったのれんの下がった店。「柳茶屋パフェ」+「抹茶」がオススメ。
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749年に興福寺の放生池のためにつくられた人工池です。猿沢池には、猿沢池七不思議や釆女伝説が伝わっています。池の北西側に立つ采女神社は、帝の寵愛が離れたことを嘆いて猿沢池に入水した采女を慰めるために建てられた社。
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シベリアワシミミズク、ベンガルワシミミズク、アフリカワシミミズク、チャコモリフクロウ、アフリカオオコノハズクなどフクロウ主役のプチ動物園。商店街の中なのが面白い。
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Pamba pipi
◆お土産◆奈良市餅飯殿町13-3。「綿菓子専門店」で砂糖傳増尾商店から仕入れる鬼ザラ糖を使うことで、きめ細かく、なめらかな口溶けに。日持ちのする、おみやげにぴったりのパッケージ入り綿菓子も販売。ひがしむき商店街の近くには2号店も。
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◆ランチ&食べ歩き◆奈良の郷土食の1つ「柿の葉ずし」の老舗「平宗」が考案したスイーツ『鹿せんべいアイス』と『柿のもち』が有名。
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チェリーズスプーン cherrys spoon
奈良市
◆ランチ&カフェ◆奈良県奈良市西寺林町26。築100年の呉服屋を改装しカフェ。ランチでは、サンドイッチのセット、ハンバーグプレートなどを1000円前後でいただける。お店のこだわりはコーヒー。神戸の豆を使用し、一杯ずつ挽きたての豆を光サイフォンで淹れているそうです。また、「カプチーノ」や「カフェラテ」を頼むと、お店のモチーフである可愛いウサギのラテアートを作ってくれる。
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◆ランチ◆直営農園と契約農家の協力で、奈良の伝統野菜『大和野菜』のメニューの店。オーナーは和歌山白浜・ホテル川久の総支配人をされていたらしい。
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◆ランチ&カフェ◆奈良県奈良市芝突抜町12。ペットも一緒に奈良町の町家カフェで、パンが陳列されており、パンを中心とした軽食をいただけます。
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奈良市中院町11。入山料500円で、6世紀末蘇我馬子によって開かれた法興寺(飛鳥寺)でしたが、平城遷都に伴い今の地に移転され名も元興寺と改められた。かつては南都七大寺の一つとして威勢を振い、現在の奈良市街の南東部を占めていた。境内南隅に建つ「法輪館」には平安時代中期の作である大きな「阿弥陀如来坐像@重文」や鎌倉時代の「聖徳太子立像@重文」が安置されている。妻のお気に入りの如意輪観音もあります。
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「ならまち(奈良町)」は奈良公園の南あたりに位置する、世界遺産「元興寺(がんごうじ)」の旧境内を中心とした地域一体のことを指します。 この元興寺をはじめ、身代り申(さる)「庚申さん」「奈良町の町家(ならまち格子の家)」など、風情ある町並みの散策が観光の定番ですが、雑貨屋さんやお洒落な古民家カフェなど、今新しいお店が続々登場し、若い人たちも集まる場所となってきているんです。
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宝物館にあり、高さ5.5mながらも国宝。五重塔を建てる時に一緒に作られたらしい。仏像も小さいモックアップor設計図を基に作られるが、塔も同じということかも。
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極楽堂の西側に建つ国宝・禅室。多くの部分で手が加えられているものの、もとは僧侶の寝起きする僧房として使われていた。禅室南面と極楽堂西面の屋根には、元興寺の源流に当たる法興寺創建当初の軒平瓦が、いまでも使われている。1400年前の瓦が破損もせずにいまも使われている。
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◆ランチ◆奈良県奈良市公納堂町11。江戸末期より奈良町に佇む約150年前の町家で、地元の旬な食材を活かした和とフレンチを融合した食事処。ご飯、赤だしに、フレンチと和の融合した主菜一種、副菜5種種のランチプレートが2000円ぐらいで頂けます。
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◆ランチ&カフェ◆奈良市公納堂町13。ならまちブームの先駆け的存在の町家カフェで、ならまちの中でも人気店のひとつに数えられる行列の店。靴を脱いでくつろげる畳の空間で、終日いただける和定食・カナカナごはんやエビカレー、手作りケーキを頂ける。
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奈良県奈良市十輪院町27。元正天皇勅願寺で、元興寺の一子院。右大臣・吉備真備の長男・朝野宿禰魚養(あさのすくね なかい)の開基と言われる古寺。「本堂」は国宝で、「護摩堂」には不動明王@重文が安置されている。最後に、「興福寺曼荼羅石」というものがある。この曼荼羅は興福寺の諸堂に安置された仏さまや五重塔などを描いたもので、石に彫ってあるのが面白い。
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国宝で、内部にある石仏を拝むための礼堂として建立。元興寺と言うよりも、唐招提寺や秋篠寺の本堂に似ている。本尊は石仏地蔵菩薩、脇侍に石仏釈迦如来、石仏弥勒菩薩とし、釈迦が亡くなり弥勒にバトンタッチをするまでの間、人々を救い続けた地蔵を安置している。そのほかには仁王、聖観音、不動明王、十王、四天王など。
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奈良県奈良市芝新屋町12。世界遺産 元興寺極楽堂から徒歩4分のところに「華厳宗元興寺」があり、日本最大の5重の塔があった礎心石が今でも残っている。一説によれば72mもあったとされ、京都「東寺」の54.8mよりも高い。
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奈良市薬師堂町24。奈良時代は元興寺の寺域だった場所。その南大門前で霊を慰めるための「御霊会」という催しが行われたことが、この神社のはじまり。縁結びや夫婦円満にご利益があると言われる、隠れた女子的注目スポット。
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奈良市元興寺町44。奈良の伝統的な町家を再現した施設。奥行きを生かした間取りや、心地良い風を通す格子など、昔ながらの暮らしの知恵が詰まった和の空間が新鮮! 無料で入場できるので、散策に疲れた際の休息所としても重宝。
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◆お土産◆奈良県奈良市元興寺町10。奈良市ならまち格子の家近辺。創業160年の老舗砂糖専門店で、「御門米飴」が名物。さまざま種類の金平糖こと「奈良こんふぇいと」や、水飴のが販売されている。
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奈良県奈良市西新屋町44。築180年の町家で、落ち着いた中庭がある。「豆腐庵こんどう」は、天理市に本社がある近藤豆腐店が経営している豆腐料理店で、近くに「ならまち格子の家」「奈良町にぎわいの家」「奈良町資料館」などの観光名所がある、豆腐料理の専門店で、令和元年7月から営業を再開!
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奈良県奈良市西新屋町14。ここは1451年に炎上した旧元興寺本堂跡地である。入館無料で年中無休。その昔、人間のお腹の中には三尸の虫という虫がいて、庚申の日の夜、人が寝静まると体から抜け出し、その人がした悪事を天帝に告げにいくと信じられていた。奈良町の人達は、災難を運んでくる三尸の虫を退散させるため、いつも軒先に猿をつるすおまじないをするようになったとさ。
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元興寺庚申堂は、お堂の提灯の裏あたりに、くくり猿が張り付いている。このくくり猿は病を取りサルという意味での縁起物ですが、もともとは赤疱瘡(あかもがさ)といわれた疱瘡除けから始まったようだ。
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奈良県奈良市西新屋町18 。奈良町資料館近くにある。山盛り天ぷらはあつあつサクサクで美味しい。お蕎麦もお出汁が効いていて最後まで飲み干してしまいました。
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古都・奈良。
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奈良市陰陽町7番地。無料の有難い施設だが、駐車場はないので徒歩しかない。江戸時代からの復元からくりおもちゃに、各地の郷土玩具や昔懐かしいおもちゃを加えた、合計約600点のおもちゃが所蔵されている。
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◆ランチ&カフェ◆奈良県奈良市高御門町4-1。1時間待ちもあり得る人気店で、1番人気なのが「オムライス」。ソースはケチャップとデミグラスのどちらかを選ぶことができる。
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cervo bianco
◆ランチ&カフェ◆「ゆき亭」横にある店で、江戸時代の建物をリノベーションしたようだ。店の名前はイタリア語で「白い鹿」という意味で、奈良のシンボルともいえるシカがモチーフとなったピザとジェラートをいただくことができる。
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ならまちにある奈良市立史料保存館は、町家をイメージした落ち着いた外観。入場無料なので古都奈良に残されている歴史資料、古文書などの収集、調査、保管されている。
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奈良県奈良市小川町24。7月23日の午後4時頃に「地蔵菩薩立像」の着せ替え行事がおこなわれる。最後に、京都では広隆寺で同じ行事があるのだが、広隆寺が凄いのは天皇から衣装が送られるところが凄い。
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奈良県奈良市本小守町18。いさがわと読み、桜井市の大神神社の摂社であり、奈良市内最古の神社。本殿中央に御子神(媛蹈?五十鈴姫命)父母神である狭井大神と玉櫛姫命鎮座していることより、古くから「子守明神」とたたえられ、安産、育児等の神として篤い信仰がよせられている。狭井大神といえば大神神社の摂社「狭井神社」で祭神はオオモノヌシの荒魂だった気がするが、こちらは和魂??
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◆ランチ&カフェ◆奈良県奈良市上三条町23-4 奈良市観光センター「ナラニクル」内。奈良の地野菜をとりいれた和と洋をミックスさせたランチ・ディナーメニューが揃っている。鹿が乗ったパフェやソフトクリームがあり、カフェとしても使える。
- 5日目2019年11月10日(日)
- 6日目2019年11月11日(月)
◆奈良N◆興福寺の南円堂&北円堂同時公開と「ならまち」ブラリ!20年ぶり興福院一般公開!法華寺・海龍王寺・西大寺・唐招提寺
1日目の旅ルート
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