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こぼらさんの三重県の旅行記

晩秋の青山高原

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伊賀地区では最大級の露天風呂を備えたリゾートホテル「青山高原ガーデンリゾート ホテル ローザブランカ」を日帰り利用しました。フレンチのライトコースランチと温泉利用がセットになったプランです。料理と湯を堪能したあとは青山高原に移動して、晩秋の夕陽に照らされた山々と風力発電施設の眺めを楽しみました。

三重ツウ こぼらさん 男性 / 60代

1日目2019年11月23日(土)

青山ガーデンリゾート ホテル ローザブランカ

伊賀市

「青山ガーデンリゾート ホテル ローザブランカ」を   >

初めて「青山ガーデンリゾートホテル・ローザブランカ」を日帰り利用しました。まずレストラン「THE LOOP」で、ランチ「リゾートフレンチ・ハーフコース」を味わい、その後「朝妻の湯」で温泉を楽しむという内容です。美しい景色を眺めながらフレンチを味わえ、大露天風呂も堪能できることを考えると、料金は割安に感じました。 エントランスに行く途中、こんな素晴らしい紅葉が見られました。

紅葉のトンネルをくぐると、「青山ガーデンリゾートホテル・ローザブランカ」のエントランス・アプローチの前に至ります。山の中にあるリゾートホテルという感じです。

正面玄関の様子。日帰り利用なので普段着で来てしまいましたが、高級感が漂っていたので、もう少しきちんとした服装で来たら良かったかなと反省。

ロビーの様子。ランチや温泉を楽しむ合間は、ここのソファに腰掛けてくつろぐことができます。

中庭に面したロビー。ここのソファに座って眺めを楽しむのも良い。

青山ガーデンリゾート ホテル ローザブランカ  朝妻の湯

伊賀市

「青山ガーデンリゾート ホテル ローザブランカ  朝妻の湯」を   >

「青山ガーデンリゾート ホテル ローザブランカ」の敷地はとても広いです。 ホテル棟の最上階には結婚式場が設けられています。また中庭として、よく整備された広い芝生広場があります。芝生広場の中に、ホテル棟とは独立した建物があり、レストランと大浴場「朝妻の湯」が入っています。 背景の低い山林に面して「朝妻の湯」の大露天風呂が設けられています。圧倒的な広さを誇る大露天風呂から眺める紅葉は見事でした。

ランチ会場がオープンするまで、ロビーのソファに腰掛けて待つお客もいれば、中庭の東屋でおしゃべりしながら待っているお客もいました。私たちは芝生広場を散策してランチタイムを待ちました。

芝生広場から見たレストラン棟。芝生と紅葉が窓に反射して、良い感じでした。

レストラン「THE LOOP」でランチ。メインが肉料理の「リゾートフレンチ・ハーフコース」のCコースを選択しました。

レストラン「THE LOOP」の中の様子。シックな雰囲気です。

前菜の「ひじきと穴子のテリーヌ」。柔らかな練り物料理といった感じです。 テリーヌは、醤油味と梅肉風味のドレッシングのスポットに囲まれ、飾り立てられていました。野菜には食用菊の花びらが添えられていて、見た目が美しいし良い香りでしたが、食べるのはちょっと・・・。

「さつまいものスープ」とパン2個(くるみパン・バターパン)が運ばれてきました。 さつまいもの、ほのかな香りと素朴な甘味がして、品の良い味に仕上がっていました。パンにはバターではなく、オリーブ油を付けて頂きます。この方がパンの味が引き立ちますし、ヘルシーでもあります。

メインディッシュの「牛フィレ肉のマディラソース」。肉はとても柔らかくて美味しかった。

デザート。スタッフの方が、ワゴンにデザートを乗せて客席を回り、声をかけてくれます。ワゴンに乗ったプチケーキの中から好きなものを選ぶのですが、全てのプチケーキを1個ずつお願いしました。ディッシュには3つのプチケーキが乗って出てきました。小さな瓶に入っているのは抹茶のプリンです。

プチケーキ(パイナップルのムース、抹茶のオペラ、サツマイモのタルト)。フルーツソースがプチケーキをおしゃれに飾り立てています。フレンチのライトコースのデザートらしく、とても美しく仕上げてあります。もちろん味も良かった。 デザートは望めばお代わりもできましたが、料理と一緒に頂いたので、お腹いっぱいになってしまい遠慮しました。ちょっと心残り。

青山ガーデンリゾート ホテル ローザブランカ  朝妻の湯

伊賀市

「青山ガーデンリゾート ホテル ローザブランカ  朝妻の湯」を   >

伊賀地区最大の露天風呂を備えているのがウリです。15畳ほどの内湯・大浴場の4倍近い広さでした。全般に少し浅めなのが残念でした。内湯から露天風呂に出る際に、扉を開けて足を踏み出すと、いきなり露天風呂になっていて驚きました。 弱アルカリ性の単純泉なので、クセがなく素直で浸かりやすい湯です。内湯の大浴場では適度なヌルヌル感がありました。サウナとミストサウナが隣り合わせにあったのも印象的です。

浴場の手前に休憩スペースがあります。ここの休憩スペースは小さいですが、脱衣所の隣にテレビやソファを備えた、広いリラクゼーションルームがあります。

国道165号線を東進し、青山高原に向かいました。途中で県道512号線に分岐します。 青山高原は、約700〜800mのなだらかな山々が連なっていますが、県道512号線は山々の頂を結ぶように走っています。 県道512号線を走っていると「三角点」の標示が見えてくるので、そちらに車を向けると小さな駐車場があり、そこから坂道を90mほど歩いて上ると「三角点展望地」に至ります。

青山高原三角点

津市

「青山高原三角点」を   >

青山高原のいちばん高い場所にある二等三角点です。この三角点そのものが見所ではなく、高原のいちばん高い場所にあるため、360°のパノラマ眺望が得られる展望台になっている事が楽しいのです。 東を見れば伊勢湾が、西を望めば奈良の秀峰が連なり、南には室生赤目青山国定公園の山々が見えます。北には伊賀の霊山も眺められます。

三角点展望所から北西方向を見ています。風力発電機の向こうに伊賀盆地が見えます。

三角点展望所から東方向を見ています。標高320mの長谷山が見え、その向こうに津市の市街地があります。

三角点展望所から南東方向を見ています。手前の景色は津市白山町あたりで、その奥が松阪市街地です。 松阪市街地の向こうには、伊勢湾の海岸線も見えていました。志摩半島の付け根あたりで海岸線が折れ曲がっているのが見えます。

青山高原三角点

津市

「青山高原三角点」を   >

三角点展望所では、奈良の山々の間に日が沈む瞬間を皆さんが待っていました。 坂道を上って三角点のある展望所に着いたら大勢の人たちがいて、西の方を凝視してみえたので、最初は何事だろうと驚いてしまいました。

青山高原

津市

「青山高原」を   >

青山高原三角点展望所から、沈みかかっている太陽の方向を見ると、こんな感じに見えます。シルエットだけなので判別がつきにくいのですが、左より額井岳、香酔山(真ん中あたり)〜貝ヶ平山でしょうか、宇陀の山々が見えました。とても神々しく神秘的な眺めで、三角点ポイントで待っている人たちの気持ちがわかりました。

久居榊原風力発電施設

津市

「久居榊原風力発電施設」を   >

青山高原三角点展望所から北を見ています。伊賀市の東部が見えています。伊賀一の秀峰・霊山も見えています。 去年は霊山に登り、頂上から青山高原の風力発電施設群を見ていました。この時の眺望は「青山高原(伊賀市)」の口コミに写真を投稿してありますので、興味がある方はご覧下さい。 直径60mものプロペラを備えた風力発電機が、これでもかというくらい並び立っている眺めには圧倒されます。

風力発電機のアップ。巨大なプロペラが風切り音をたてて、ゆっくりと回っている姿には圧倒されます。立体表現ができない静止画では、スケール感を表現できないのが残念です。

青山高原

伊賀市

「青山高原」を   >

青山高原三角点展望所より、県道512号線に沿って北東方向に数百メートル移動すると、円山草原展望所に至ります。三角点展望所が津市と伊賀市の境にあるのに対し、円山草原展望所は伊賀市にあります。もう一つの青山高原と言って良いでしょう。 標高は三角点展望所とほぼ同じ高さで、手を伸ばせば届きそうな感じで三角点展望所が見えます。ここからは鈴鹿山系も見渡せます。

円山草原の頂上付近の風力発電機。白色なのですが、西日を浴びてオレンジ色に染まっていたのが美しかった。

久居榊原風力発電施設

津市

「久居榊原風力発電施設」を   >

円山草原展望所の頂上から北東方向を見ています。円山草原展望所からは鈴鹿山系も眺めることができます。かすんで詳細が見えませんが、眼下に鈴鹿・四日市方面を望んでいます。 西日を浴びてオレンジ色に染まった風力発電機群が印象的でした。

久居榊原風力発電施設

津市

「久居榊原風力発電施設」を   >

円山草原展望所の頂上から西に目を遣ると、沈み行く夕陽を背景にした風力発電施設が見られました。風車の向こうは名張や宇陀方面です。夕陽を背に、黒く浮かび上がる風力発電機の姿も美しいものです。

青山高原

伊賀市

「青山高原」を   >

円山草原展望所の頂上から南を見ると、室生赤目青山国定公園の山々が西日を浴びて浮き上がるように見えました。写真右の奥に倶留尊山、左端に尼ヶ岳、一番遠くに見える山々が三峰山系です。 いつ来ても青山高原からの眺めは素晴らしいですが、山々が夕陽に照らされる様子はとりわけ美しいと思います。

もう少し西の方を見ると、曽爾高原の顔の一つ鎧岳も見えていました。写真中央あたりが曽爾高原です。曽爾高原のススキも、西日を浴びて美しいのだろうなと想像しました。 曽爾高原は、青山高原や名張方面から行くと結構遠いというイメージがありますが、こうして見ると案外近いものだなと思いました。

1日目の旅ルート

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