やんまあさんの和歌山県の旅行記

◆和歌山E◆紀三井寺50年に一度の御開帳と和歌浦と熊野牛vs牛!赤身vs中トロvs大トロ
- 1日目2020年11月6日(金)
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粉河寺特別開扉
前回の粉河寺特別開扉『◆和歌山B大阪ミナミA◆平安時代の神輿@国宝!粉河寺&紀三井寺&施福寺で特別開帳ー西国三十三所300草創札所2,3,4ー(岩出/紀の川/かつらぎ/和歌山/泉大津/和泉』
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粉河寺、根来寺周辺旅行記(過去参拝)
◆和歌山B大阪ミナミA◆平安時代の神輿@国宝!粉河寺&紀三井寺&施福寺で特別開帳ー西国三十三所300草創札所2,3,4ー(岩出/紀の川/かつらぎ/和歌山/泉大津/和泉)
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西国1200年記念であり、紀三井寺は1250年記念の為、50年に一度の秘仏を特別公開された!和歌浦と紀三井寺周辺をブラリする旅。
- 2日目2020年11月7日(土)
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国の特別史跡「岩橋千塚古墳群」の保全と公開を目的とした施設で、考古資料・民俗資料を中心に展示している。園内の岩橋千塚古墳群から出土した珍しい埴輪や須恵器などの遺物をはじめ、和歌山県内各地から収集した考古資料、民俗資料などを展示
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紀伊風土記の丘からブラリと古墳が見れますが、おおよそ500基の古墳群のため、全部周るには2時間掛かる。因みに古墳の主は紀氏というのが有力である。
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「紀三井寺展」(10月31日(土)〜12月13日(日))では、紀三井寺創建1250年を記念して紀三井寺の貴重な寺宝の数々を展示。なお、ここの入館チケットを紀三井寺本堂で見せると、記念バッチがいただける!
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西国33札所1200年記念ラストに「創建1250年記念特別展 国宝粉河寺縁起と粉河寺の歴史(10月17日〜11月23日)」が開催された。日本を代表する絵巻物である粉河寺縁@国宝を公開するととともに、粉河寺と周辺の宗教文化や寺領荘園の実態を紹介されていた。再度、粉河寺に行きたくなった。
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和歌山県立博物館「創建1250年記念特別展 国宝粉河寺縁起と粉河寺の歴史」では周辺の歴史や成り立ちが良くわかる展示だった。一番気になったのは二十八部衆である。江戸時代ながらも貴重な仏像で、京都・三十三間堂に繋がりのある仏像である。三十三間堂の28部衆は元々、ここの仏像を参考に作ったらしく、焼失して江戸時代に28部衆を模写したらしい。
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和歌山県立博物館とセット。和歌山城を望み、川口軌外などの郷土作家コレクション、浜口陽三などの版画コレクション、佐伯祐三コレクション、マーク・ロスコをはじめとする現代美術コレクションを所蔵している。
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和歌山城、無料の市立動物園があるところ。
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徳川御三家の一つ紀州藩紀州徳川家の居城。姫路城、松山城と並んで日本三大連立式平山城の一つに数えられている。1585年に、紀州を制圧した豊臣秀吉が、弟の秀長に築城させたのが始まりとされている。現在の天守閣は、戦後に再建されたが、石垣は築造されたものもあり、年代によって積み方が違うそうな。
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和歌山城の敷地内にある珍しい動物園です。大正時代の開園当初から無料で公開しており、観光客だけでなく地元の小学生なども気軽に訪れています。前回は夏場で動物も元気がなかったのだが、今回は元気に動いていた!?
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ペンギン
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シカ
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馬
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エミュー
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時期的に早かったようなので、スルー。
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古来より和歌の神様を祀る神社として、住吉明神・北野天満宮と並んで天皇や歌人などに崇拝されたところ。祭神はアマテラスの妹である「稚日女尊(ワケヒルメ)」、「息長足姫尊(オキナガタラシヒメ)」こと神功皇后、「衣通姫尊」、「明光浦霊」を祀っている。稚日女尊は、スサノオが馬の皮を投げ、驚いた反動で亡くなった神様。
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玉津島神社の摂社・末社のようだ。祭神は「鹽槌翁尊(シオツチ)」、「祓戸大神四座」となっている。祓戸は大きな神社の入口から手水舎の間にある社で穢れを流す役割の神のイメージである。 かつては「輿の窟」と呼ばれた岩穴に鎮座しており神輿の穢れを払っていたという言い伝えがある。
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玉津島神社に車を置かせていただき、万葉集に出てくる「妹背山」を見に行った。この「妹背山」は、和歌浦にある六つの山のなかで唯一小島として残っている山です。福井の雄島など昔にタイムスリップした感覚になるはずですが、工事中で渡れず・・。
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三断橋が工事中で渡れなかったので、行けなかった・・。
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時間が余ったので急遽こちらに来た!愛知の西尾市などにある小さな水族館だが、他にもいろいろ展示物がある。
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地元と思われる子供連れファミリーが多かった。和歌山マリンシティにも近いので、そちらとセットで行くのが良いかも。ひとまず、まずはゴジラのモデルであるワニガメが展示され、先行き怪しい気がするが、入ると大水槽が現れる!
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タチウオ
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突然変異した白色のミシシッピカメ。
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関西の水族館では珍しいカサゴこと「サツマカサゴ」など、あまり他の水族館では見ないものが多い。
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親分がいないコバンザメは、地べたでじっとしていることが多いが、ここのは動き出した。息ぴったりで動いていた。
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動物の標本ゾーンもあり、ニホンカモシカ、熊などがあった。ニホンカモシカは鹿ではなく牛の仲間らしい・・・。
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大宰府天満宮、北野天満宮とともに日本の三菅廟とされています。参道は急すぎる参道だが、登った後に振り返ると絶景です!!和歌浦天満宮の本殿と似ている。ここらあたりの神社は高台にあり、景色は最高ですが、階段ばかりで疲れます。
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徳川家光を神格化した「東照大権化」と、紀州藩初代藩主である徳川頼宣を神格化した「南龍大神」を祀る神社です。元和7年(1621年)に創建された紀州東照宮には狩野探幽作の襖絵や伝左甚五郎の彫刻などがり、納められている刀剣や武具などは重要文化財に指定されています。
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『☆萬波SALE<第2弾>選べるメイン会席orブランド牛食べ比べ会席2人で≪最大4000円OFF≫無料ドリンク』チョイス。ラウンジには無料ドリンクがある。コーヒー、ミルクティー、カプチーノ、ココア、カフェモカ、抹茶ラテ〈HOT&ICE〉、紅茶が飲み放題。チェックインの間にアメニティチョイスをすることになる。と同時に金券頂き!!
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部屋602で、部屋に入るとトイレ&洗面所&ベッドがあり、あれっ狭い・・テレビない。。と思い、押し入れと思っていた襖を開けると和室があった。オーシャンビューで、景色は良い。
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宿泊客は多かったので、速攻で自家温泉を楽しむ。加太温泉と同じトロ湯泉質で独り占め。露天温泉風呂で海を見ながらマッタリ。そして、17:00までのウエルカムドリンクは梅酒(7種類)などアルコールもあるのが有難い!
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先付け「南瓜豆腐、美味出汁、小海老南蛮漬など」と、座付は吸物でマッタケなど入っていた。御造りは「タチウオ、マグロ、イカ、甘エビ、ブリ」で、ブリの小鍋。
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熊野牛(写真左)で、紀州和華牛(写真右)の食べ比べ!メインディッシュ!!両方美味しいけど、個人的には肉肉しい熊野牛ですね。和華牛はとろけるよい肉ですね。ちなみに宿で和華牛が食べられるのはここだけです。
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「穴子と太刀魚の紅梅揚げ」と「ウツボの唐揚げ」!私はウツボが一番おいしかった。穴子と太刀魚は紫蘇で巻かれており、素材の味を邪魔していた気がする。ただ、妻はあなごと太刀魚が好みだったようだ。
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料理長のサービスで「もずくの天ぷら」
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浅利の炊き込みご飯と赤だしと漬物。
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栗プリンの上に小豆と桃シャーベットとミカンで終了。このあと宿泊者のみの無料ラウンジで珈琲と抹茶ラテを頂く。
- 3日目2020年11月8日(日)
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朝食はご飯・みそ汁・出汁巻き卵が運ばれてきました。出汁巻き卵もおかわり自由は珍しい。
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紀三井寺開創1250年 秘仏御本尊御開帳
和歌山市
本尊「十一面観世音菩薩@重文」「千手観世音菩薩@重文」公開!
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50年に1度の御開帳!本尊「十一面観世音菩薩@重文」「千手観世音菩薩@重文」!1250年前の770年に唐から渡ってきた僧・為光上人が、この地で千手観音と出会い開基したとされる。正式な寺名は「紀三井山金剛宝寺護国院」という。境内の本堂や楼門、鐘楼、多宝塔は、いずれも国や県の指定を受ける重要文化財。樹齢およそ400年の大クスノキも見事だ。本堂内の霊宝堂では、宝物拝観ができる。六角堂は、西国三十三カ所御本尊がまつられているため、西国巡礼と等しい功徳が得られるありがたいお堂だ。
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今回は参道周辺にある寺の駐車場に車を置いたところ300円/3時間で安い。裏参道を歩くと一気に本堂横に出る。まずは、本堂に行くと10:00から秘仏公開とのことなので、寺内をブラリすることに。その前に、和歌山市立博物館のチケットを見せて、記念バッチをGET。宿泊した和歌浦あたりの写真。宿泊した所がわかる。しかし、昔はここから敵など不審船を見張ったんだろうなと思ってしまう。
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秘仏公開は10:00からなので寺内をブラリしていた。9:30頃団体客が来て、御朱印の列ができたので秘仏公開窓口に向かうが、まだ時間があるので寺内をブラリするようだ。霊宝堂で時間をつぶし、一番乗りで窓口に並ぶとぞろぞろ後ろに人が増えてきた。日本人っぽいな。
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9:40頃に列の状況を見て早めに受け付け開始になった。1000円/人で同時にパンフレットやお土産!?を頂く。本堂にある本尊が入っているであろう厨子は開かれていない。。どうも本堂奥「大光明殿(宝物館?)」にあるようだ。京都・清凉寺風味なお堂の作り方である。拝観記念に頂いた説明パンフレットを読む(あと、入浴剤とボールペンも頂いた)。
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本堂に入った。まずは薬師如来坐像がおり、本尊厨子は閉まっていた。本尊は本堂奥に安置されている。ということで、本堂では阿弥陀如来坐像、十三詣りの虚空蔵菩薩坐像、金剛式大日如来坐像などが安置されている。
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秘仏本尊「十一面観音立像@重文」は一木造りで、古刹に多いズングリムックリ系の十一面観音立像である。京都・海住山寺、醍醐寺、奈良・矢田寺などと言えばわかるだろうか。ただ、大きさと存在感があり藤原時代のもので、保存状態も良い。次に「千手観音立像@重文」は平安時代後期?で定朝様式と思わせる優しい顔つき。こちらも一木で、木目がきっちりと見れるので、京都・大報恩寺(千本釈迦堂)の変化六観音が好きな方はオススメ!さて、この仏像だが、実は1000本の手があるのだそうだ。千手観音は42本の手で表現される仏像で、実際に1000本あるのは奈良・唐招提寺、大阪・葛井寺、京都・寿宝寺の認識だったが。。そして、一点、これどこかで見たことがあるんだよな~と思っていたのは寿宝寺と似ているからだ。合掌、定印、錫杖を持つ手がそれぞれ2本の計6本あり、更に身体の周りを円状に囲むように持物を持つ大手が20本、その他小手になっており、ここもそれに近い気がしたからだ。 本尊脇侍は梵天・帝釈天となっており、両方共に国重文である。彩色が残っており、こちらも保存状態が良い。
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紀三井寺の名は3つの霊泉、三井水(さんせいすい)に由来する。三井水とは、清浄(しょうじょう)水・楊柳(ようりゅう)水・吉祥(きっしょう)水。
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GOTOトラベル!クーポンはコンビニでも使えるんだと思いつつ、和歌山で落とさないといけないなと黒潮市場でつかうことに!ついでにお腹を空かせるためにブラブラした。
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結構、閉まっているところが多いな。なんか和歌山のイベントでご当地アイドルグループが歌と踊りを頑張っていた。下は幼稚園児もいるらしい。。
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ココも一度行きたいが予約制のようだ。
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鮪の解体ショーで有名で、美味しいマグロや海産物、お土産品が売られている。BBQも出来るところで、観光スポットですね。
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写真の上が大トロ@2000円で、左下が中トロ@1500円で、右下が赤身@1000円!ということで妻と分けて食べ比べ!!!!ちなみに大トロ・中トロ・赤身2貫ずつは1800円でした。
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蟹と雲丹と帆立のミックスなんちゃら!妻が食べたいと追加注文!美味しいです!しかし、BBQ目当ての人多いですね~。
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最後にお土産を買った「柚子もなか」と個人的に気に入っている「うめぇ〜棒」。そして、妻の飛び道具が。。みかんとゆずの生クリームパン!!
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ここに入って帰路に。
- 4日目2020年11月9日(月)
◆和歌山E◆紀三井寺50年に一度の御開帳と和歌浦と熊野牛vs牛!赤身vs中トロvs大トロ
1日目の旅ルート
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