れおんさんの福島県〜栃木県の旅行記
2泊3日 福島 (1-2) 雪の大内宿とアートを愉しむ民宿 紫泉
- 家族(子連れ)
- 3人〜5人
- 温泉
- 史跡・歴史
- 自然
- グルメ
- ショッピング
- その他
ある日の夕餉。 娘「正月はどっか行くの?」 僕「予定はないけど、どっか行きたいの?」 娘「久しぶりに温泉行きたいなー」 なぬーーー!年頃になってからはすっかり僕たちと旅行に行かなくなった娘。その娘も大きくなり、そう言うのを気にしなくなった年齢に。 妻と僕「行こう!行こう!」 と言うことで、実に5年ぶりの家族旅行が決定!しかも福島県の超人気宿が年末年始にも関わらず奇跡的に予約が取れたので、3回目の福島旅行となりました。 いつものごとく写真の選定に疲れ果ててしまったため、2編のダラダラした長編となってしまいましたが、どうぞ最後までお付き合い願います。 《総走行距離:778.5km》 [こちらは 1-2 です]
グルメツウ れおんさん 男性 / 50代
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- 1日目2022年12月31日(土)
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08:00-09:00
自宅を朝7時半に出発。東北道を北上し、8時半に《佐野サービスエリア》に到着。
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08:00-09:00
帰省ラッシュは昨日までだったため、店内はそれほど混んでいません。
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08:00-09:00
とりあえず、今晩の酒の肴にご当地ハッピーターン「東北限定牛たん」「中国四国限定お好み焼き」「信州限定本わさび」を購入。 妻「福島関係ないじゃん」
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11:00-12:00
そこからさらに3時間ほど走り、11時半には福島県南会津郡の《大内宿》に来ました。 大晦日ですが、かなりの車が停まってます。
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11:00-12:00
トランクからスノーシューズ(と長靴...)を出そうとすると、後部に可愛い雪だるまが。 娘「パパ、壊さないでよー」 もちろん、無益な殺生はせぬ。
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11:00-12:00
スノーシューズ(と長靴)に履き替えたら、雪の大内宿へ突撃!
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11:00-12:00
娘「めっちゃきれいー!」 みんな揃ってテンション爆上げ。
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11:00-12:00
所々に可愛い雪だるまも。
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11:00-12:00
とりあえず腹が減ったのでランチをいただきますが、有名な《三澤屋》は混んでるので今回もパス。
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11:00-12:00
とりあえずもう少し先まで歩いてみます。 妻「雪の大内宿もいいねー」 ちなみに真ん中のパツキンが娘です。
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11:00-12:00
そして今日のランチは《石原屋》に決定。
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11:00-12:00
店内は満席だったので、入口で順番待ち。でも3分程で呼ばれました。
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11:00-12:00
店内は子供連れの家族でいっぱい。 娘「お腹空いたー!」
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11:00-12:00
蕎麦そのものを楽しめそうなシンプルな品々。 妻「年越しそばだね」 お、そうだった!
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11:00-12:00
改めて外を見てみると、すごい雪。楽しそうに記念撮影している姿が印象的。
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11:00-12:00
娘は「月見とろろうどん」を注文。年越しそばちゃうやん。 娘「太く長く生きるのだ」
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11:00-12:00
僕は大内宿名物の温かい「ねぎそば」大盛りに餅をトッピング。中にはなめこも入ってます。
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11:00-12:00
こうやって葱に引っかけていただきます。 そのままで食べるとそばがズリ落ちてしまうのですが、先端を少しかじってギザギザにしてから引っかけると落ちにくいです。
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11:00-12:00
餅もびよーん。ちなみに、写真撮るの忘れてましたが、妻は冷たい「梅おろしそば」を注文してました。
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12:00-13:00
年越しそば(うどん)をいただいたら、お店は後で回るとして、とりあえず先に見晴台へ。
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12:00-13:00
夏に来た時に登った階段は閉鎖中。
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12:00-13:00
なので、その隣にある階段を登ります。
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12:00-13:00
階段の先にあった「正法寺」。
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12:00-13:00
さらに階段をもう一つ。 すたすた登る娘の後ろから、ヒイヒイいいながら登る妻。
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12:00-13:00
夏とは違いあたり一面、白銀の大内宿。 娘「これが見たかったんだよねー!」 喜んでもらえて何よりです。
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12:00-13:00
お土産屋の「叶屋分家」へ立ち寄り。 妻「探してるモンあるんだよねー」
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12:00-13:00
妻「あった!孫の手!」 前に伊豆の河津七滝に行った際に買った孫の手が行方不明らしく、背中が痒くなる度に 妻「パパ、掻いて掻いて!」 とおじさんの手で掻いてあげてたのですが、それも今日で終わり。左のフクロウの手を購入してました。
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12:00-13:00
今度は「叶屋本家」の方へ。お姉さんが楽しそうに雪だるまを作ってます。
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12:00-13:00
孫の手持ちながらお買い物。 妻「どれにしようかなー。来年はうさぎ年だから、うさぎにしようかなー。うーん」
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12:00-13:00
気が付くと、店前の木に飾りお手玉が吊るされてます。
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12:00-13:00
すると後ろの方から、 お店の方「全部で6,600円になります」 娘と僕「えっ!!」 なんと全部の干支を買ってました。まじぢか。
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12:00-13:00
そうこうしてるうちに、お姉さんの雪だるまがいい感じに完成。めっちゃ可愛い!
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12:00-13:00
久しぶりの家族旅行で、妻も嬉しそう。
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12:00-13:00
店寄りまくりで、一向に前へ進まない。
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12:00-13:00
娘「あ、おせんべい買いたい!」
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12:00-13:00
こちらの《山形屋》で、ガーリック黒コショウやら色々と買い込みました。
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12:00-13:00
大内宿の中心あたりにある《町並み展示館》。年末年始は休業ですが、子供たちは庭先で雪合戦。 妻「いいなあ、私ももうちょっと若かったら遊ぶのに」 何年さかのぼるねん。
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12:00-13:00
さあてと駐車場に戻るかな。
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12:00-13:00
道沿いにまた雪だるま。 僕「例のねずみの雪だるまがあるよー」
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12:00-13:00
社までの雪道が凄そうなので、「高倉神社」は今回も鳥居だけ。
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12:00-13:00
夏の大内宿も良かったですが、雪の積もった冬の大内宿はとても風情があって、格段に良かったです。
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13:00-14:00
大内宿から車で20分、《塔のへつり》に到着。ここもしっかり雪が積もってます。
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13:00-14:00
ここからが入口。
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13:00-14:00
「へつり」とは、会津の方言で「険しい断崖」のこと。 阿賀川沿いに、塔のような形をした切り立った壁が立ち並んでいることから「塔のへつり」と呼ばれるそうです。
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13:00-14:00
本当は吊橋を渡って対岸に行けるのですが、冬期は封鎖。
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09:00-10:00
ちなみに夏場だとこんな感じ。対岸に人がいますが、柵などないので、足を滑らせると川へ真っ逆さま。冬は確かに危ないですね。
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14:00-15:00
チェックインまでまだ時間があるので、ついでに《湯野上温泉駅》にも立ち寄り。珍しい茅葺き屋根の駅舎です。 駅舎内でコーヒーでも飲もうと思いましたが、あと10分くらいで列車がくるためか大混雑。写真も撮れないくらいで、座れずに立ち客がいるほど。
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14:00-15:00
ちなみに本当はホームのそばで足湯が楽しめるのですが、なぜか温泉が届かないと言うことで、この日は湯がありませんでした。
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14:00-15:00
湯野上温泉駅から車で5分、本日の宿《湯季の郷 紫泉》に到着。 15時のチェックインまでまだ15分ほどありますが、案内していただけるとのこと(ありがとうございます)。
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14:00-15:00
こちらの宿は「アートを愉しむ」ことをコンセプトにした民宿。言われなければ民宿とは気づかないし、言われても民宿とは思えない!
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14:00-15:00
アート作品に囲まれた吹き抜けのロビーは、綺麗でおしゃれな空間。
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14:00-15:00
部屋へ向かう通路には赤い欄干の橋。川は無いけど。
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14:00-15:00
2階へ上がる階段のところに浴衣が置いてあるので、好きサイズを選んで持って行きます。
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14:00-15:00
その階段を上がった壁には立派な書画が。
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14:00-15:00
廊下にも書画や掛け軸がたくさん。
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15:00-16:00
部屋は和モダンな12畳の和室。 クッションが気持ち良くて、座ったり枕にしてゴロゴロしてました。
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15:00-16:00
荷を解いたら早速大浴場と露天風呂へ。写真撮影は禁止なので、じゃらんの宿紹介ページの画像で露天風呂を紹介。 全部で8室の宿のため小さ目ですが、それでも十分な大きさ。しかもロケーションが最高!男湯は目の前に雪の積もった広い田畑が広がり、「どうだ!参ったか!」と言わんばかりに仁王立ち(あほか)。 泉質は単純温泉、 適応症は?神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺などに効能があると言われています。
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16:00-17:00
入浴後は館内を散策。「KIZURU」というオリジナルブランドを扱ってる模様。
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16:00-17:00
おしゃれでかわいい小物がリーズナブルな値段で販売されてました。
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16:00-17:00
ついでに喫煙室までアート。
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18:00-19:00
夕食は18時から、こちらの半個室でいただきます。
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18:00-19:00
テーブルに並べられていた品々。
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18:00-19:00
左上から時計回りに「そば米と長いもの和え物」「香の物」「茶碗蒸し」。 最初から香の物があるところは、さすが常識にとらわれないアートな宿。
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18:00-19:00
追加で日本酒3点セットを注文。どれも美味すぎて、何が何だか分からなくなってきた(酔っただけでは)
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18:00-19:00
にんにくを混ぜた辛味噌が添えられた「炙り馬刺し」。 娘「うんまー!」 そうだ、娘は馬刺しが大好きだったんだ。
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18:00-19:00
温かい「豆腐田楽」が来ました。柚子味噌をつけていただきます。 娘「やった!柚子だ!」 妻「柚子好きなの?」 娘「大好き!」 知らない間に娘の好みが広がってました。
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18:00-19:00
地元農家が作った新鮮野菜の「彩野菜の会津味噌ホワイトソース」は、野菜の甘みがたっぷりと味わえます。
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18:00-19:00
「カレイのムニエル」は、タルタルソースに入っているブルーベリーの甘酸っぱさが良いアクセントに。
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18:00-19:00
ここで宿名物の「岩魚の唐揚げ」の登場。甘酢の効いた餡を絡めていただきますが、これが激うま! サックっとした衣とフワッとした岩魚の白身を甘酢の餡が良い感じでまとめ上げ、極上のお味に。しかも骨も頭も全部食べられます。
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18:00-19:00
岩魚の唐揚げが美味すぎで、メインの「牛肉の陶板焼き」が霞んでしまうほど。これも十分に美味しんだけどね。
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18:00-19:00
大晦日だからかな?メニューにはなかった、会津地鶏を使ったお蕎麦も登場。 一品一品が丁寧に作られていて、とても美味しくいただきました。
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19:00-23:00
部屋に戻ると布団が3組。柄もおしゃれで、こんな綺麗な布団は見たことがないです。 この後は風呂三昧の後、僕は酔っぱらってすぐ寝てしまいましたが、妻と娘は紅白歌合戦などを見ながら遅くまで大晦日の夜を楽しんだようでした。
- 2日目2023年1月1日(日)
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06:00-07:00
翌朝は5時に起床。極寒の露天風呂を楽しんだ後は再び大内宿へ。
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06:00-07:00
夜明けの大内宿を撮影しようと思ったのですが、夜明けと言うより単に薄暗い大内宿になってしまった(汗
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06:00-07:00
でも人っ子一人いない大内宿の写真、これはこれで貴重かも。
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06:00-07:00
見晴台から眺める、誰もいない静かで真っ白な大内宿。
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06:00-07:00
鳥居のずっと先にある「高倉神社」は、次回のお楽しみに。 絶対にまた来ます!
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07:00-08:00
宿へ帰った後、近くを走っている会津鉄道の会津線沿いに行くと、ちょうど列車が通過。 会津をイメージして赤で塗装された気動車のAT-750形、元旦の朝に大好きなディーゼルエンジンが聞けたので、今年は何か良いことがありそう!(なんでや
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08:00-09:00
朝食は8時から、昨夜と同じ半個室で。
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08:00-09:00
素朴だけど、確実に白飯が美味しく食べられる品々。特に焼き鮭はしっかり塩気が効いていて、白飯が何杯でも進む進む!
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08:00-09:00
鍋の中は、優しいお出汁のお雑煮でした。 こちらの宿、風呂や部屋などのクオリティーが高く、おまけに食事もめちゃ美味しくて、完全に民宿の概念が覆りました。
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09:00-10:00
宿を9時に出発。車で走ること20分、会津鉄道会津線の《芦ノ牧温泉駅》に到着。 芦ノ牧温泉駅と言いながら、芦ノ牧温泉までは車で数分かかります。
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09:00-10:00
こちらは猫が働く駅として有名。二代目猫駅長の「らぶ」は昨年10月に亡くなったそうですが、アテンダントの「さくら」ちゃんが今も活躍中!
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09:00-10:00
さくらちゃんは切符売り場奥のゲージで、毛布にくるまれながらウトウト。猫の目が悪くなるため写真撮影は禁止ですが、見てるだけで十分に癒されます。 妻「れおん(うちの飼い猫)に会いたくなってきた」
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09:00-10:00
さくらちゃんに癒された後、ストーブで暖をとる娘。
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09:00-10:00
ちなみに駅舎の隣には「会津鉄道神社」もありました。
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09:00-10:00
芦ノ牧温泉駅から車で20分、《会津武家屋敷》に来ました。 本当は雪の鶴ヶ城を見に行きたかったのですが、会津若松市内を車で走っていると雪があまり残っておらず、しかも雨も降ってきたため、予定を変更し急遽こちらへ。
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09:00-10:00
入口で甘酒を勧められましたが、今日もドライバーなのでここは我慢(泣
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09:00-10:00
2015年にも来ていますが、その際の旅行記では写真を3枚しか載せてないので、今回は無駄にたっぷりと。 敷地内はかなり広く、見ごたえがあります。
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09:00-10:00
おーい待ってくれー! 入口でモタモタしてたら置いてかれました。
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09:00-10:00
まずは最も大きな「家老屋敷」から。家老・西郷頼母(さいごうたのも)の屋敷を再現したものです。
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09:00-10:00
僕「あなた、ご飯にする?お風呂にする?それとも寝る?」 娘「パパなに言ってんの?」 妻「いつものことだよ」
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09:00-10:00
小雨の降る中、屋敷内を見学。
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09:00-10:00
会津戊辰戦争で新政府軍に攻め入られた幕府軍の西郷頼母の婦女子たちは、敵に辱めを受けることを嫌いことごとく自決。 ちょうど自決直後に西郷邸に突入した敵方の中島信行が、死にきれずにうめいている16歳の娘・細布子(たえこ)を発見。細布子は信行に「敵か?味方か?」と問い、信行がわざと「味方です」と答えると、細布子は安堵の表情で刀を差し出して介錯を頼み、信行が涙ながらにそれに応じたそうです。 その自刃の間の壮絶さと、娘の姿を見た信行は「これが会津のもののふか」と敵ながら称賛したと言われています。
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09:00-10:00
自決前に、母親や娘たちが涙ながらに詠んだ辞世。一番右の母親・八重子の辞世は、 「なよ竹の風にまかする身ながらも たわまぬ節はありとこそ知れ」 弱いなよ竹のように風に吹かれてしまう身だけど、強い風にも曲げられない竹の節のように、節義に殉じてみせる、と言う強い意志と覚悟を感じさせる一句。 あまりにも悲しすぎる実話、家族みんな固唾を飲みながら解説を読んでいました。
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09:00-10:00
場面は打って変わって鹿鳴館の華よ呼ばれた「大川捨松」へ。津田梅子とともに日本人初の女子留学生となった人です。 僕「ローアングルで激写!」 娘「パパ何やってんの??」 妻「いつものこと」
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10:00-11:00
今度は屋敷の中へ入ってみます。 [続きは 2-2 へ]
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11:00-12:00
広くて見ごたえがありました。 [詳細は 2-2]
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14:00-23:00
雪見の大露天風呂が最高! [詳細は 2-2]
- 3日目2023年1月2日(月)
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00:00-10:00
朝起きから雪がすごいことに! [詳細は 2-2]
2泊3日 福島 (1-2) 雪の大内宿とアートを愉しむ民宿 紫泉
1日目の旅ルート
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