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さとけんさんの長野県〜富山県の旅行記

【アルカリ性単純硫黄温泉】有田屋旅館に泊まり戸倉上山田温泉を堪能する旅【2023年9月】

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今回は富山県の宮崎海岸でヒスイを探し、長野県の戸倉上山田温泉で有田屋旅館に連泊し外湯巡りをしました。泉質ピカイチの、おすすめの温泉郷です。

神奈川ツウ さとけんさん 男性 / 50代

1日目2023年9月18日(月)

ヒスイ海岸(宮崎・境海岸)

朝日町(下新川郡)

「ヒスイ海岸(宮崎・境海岸)」を   >

神奈川を23時に出発し、一般道を日本海へ向けてドライブします。3時ごろに塩尻峠を越えて穂高近くで車を停めて星をみます。すごい星の数ですね。ルート沿いの道の駅は、三連休中ということもあるのでしょうか、どの道の駅も車中泊の車両で満車状態です。糸魚川は5時過ぎに通過、富山は朝日町のヒスイテラス到着は5時40分です。ヒスイテラスの駐車場も半分ほど車両がうまっていましたが、ナンバーはほとんど地元のナンバー、車中泊ではなくヒスイ探しに既に海岸へ出ているようです。今回気が付いたのは、地元の方は早朝の2時間ほどヒスイ探しをして切り上げる方も多いということです。日常にヒスイ探しが組み込まれているかのようでスマートだなと思いました。画像の時刻は6時ジャスト、やはり思っていたよりも人出があります。

ヒスイ海岸

朝日町(下新川郡)

「ヒスイ海岸」を   >

今日は午後から雨の予報ですので午前中に探してしまおう。ザクザクと海岸の石を踏みながら、さて今日はみつかるかなー。

ヒスイ海岸(宮崎・境海岸)

朝日町(下新川郡)

「ヒスイ海岸(宮崎・境海岸)」を   >

波は比較的穏やかですな。6時から8時までヒスイ探し、8時から9時まで車の中で休憩と仮眠です。9時になるとヒスイテラスが開館しますので9時には車も増えてきました。9時から11時は歩きまわるのは疲れるので、海岸に座って海を眺めながら近くの小石をザクザクと掘ってヒスイ探しです。「ヒスイ探し」としてはやる気が感じられない方法なのですが、これは海をみながらのんびりする時間という感じでなかなか良かったですよ。天気も曇っていて日差しが無かったので楽でした。11時になると雨が降ってきまして、海岸にいた人々は皆ヒスイテラスへ引き上げます。私も車に戻ってお昼のおにぎりを食べます。雨は15分ほどであがり、またワラワラと海岸へ繰り出します。

ヒスイ海岸

朝日町(下新川郡)

「ヒスイ海岸」を   >

お昼を過ぎるとすっかり晴れてきました。雨の予報はすっかり消えてしまったようです。しかしこれだけ晴れてくると、今度は暑くて海岸へ出ることができませんな。冷房がかかったヒスイテラスで冷たい飲み物を飲んで足を延ばして身体をクールダウンさせます。やはり計画としては、夜通しドライブからの休憩なしの海岸は少々ハードなのかな。もう少し早めに出発して現地近くで仮眠、もしくは前泊という手もあります。もともと今回の旅は上山田温泉が目的で計画をたて、その後にヒスイ探しを加えた形でしたので少々ハードスケジュールになったものです。

ヒスイテラス

朝日町(下新川郡)

「ヒスイテラス」を   >

あー今回もヒスイは見つかりませんでした。とくに今回は「これはひょっとしてヒスイか」という石との遭遇もありませんでした。ロディン岩というヒスイと間違いやすい石ですら、一つしか見つかりませんでしたな。きれーいなヒスイを見つけてみたいですけどねー。ヒスイ峡や糸魚川沿いでのヒスイ採取は禁止されていますのでヒスイ探しは海岸でのみ可能です。やはり糸魚川の河口に近い糸魚川の海岸の方が見つかりやすいのかもしれません。とはいえ、ヒスイテラスのボランティア鑑定人に話をうかがいますと、この日も(その鑑定人の方が)午前中に4つのヒスイを見つけられたそうで、私はまだまだ修行が足りないようですな。

ヒスイテラス

朝日町(下新川郡)

「ヒスイテラス」を   >

ヒスイテラスで1時間ほど休憩します。みなさん、暑さに負けずヒスイ探しに精を出されていました。14時過ぎに朝日・宮崎海岸を出発、すぐ隣の入善町へ入ります。

宿へ行くにはまだ早かったので、近くの遺跡へ行ってみます。「じょうべのま」という平安時代前期・鎌倉時代前期の遺跡です。遺跡の中央には河の跡があり、この河を挟んで西には平安時代前期の遺跡、東には平安時代末期から鎌倉時代初期の遺跡が出土しているとのこと。それでは一体、何の遺跡でしょうかということですが、答えは「荘園の管理所」(荘所)の遺跡です。東大寺の天平20年(748年)11月20日の記録(東大寺要録)に「大部庄」(「大」の字は「丈」の字の書き間違いだろうとのこと)という記載があるそうです。平安時代前期かぁ、どんな世界だったのでしょうね。

平安時代も空や海の景色は今と変わらない景色だったのかもしれませんな。今日も暑かったが空はすっかり秋の空です。それでは宿へ向かいます。

かしはら館

「かしはら館」を   >

本日の宿は入善駅から徒歩6分ほどの「かしはら館」です。部屋はビジネスホテル形式、早速シャワーを浴びてスッキリとします。今日は運動量に比べて疲れが大きいですな。食事を食べたらバタンキューでしょう。

かしはら館

「かしはら館」を   >

お夕飯は個室でいただきしまた。さすが米どころという感じで白米が美味しかったのと、この焼き魚が美味しかったんですよ。塩焼きでしたね。ごちそうさまでした。

2日目2023年9月19日(火)

かしはら館

「かしはら館」を   >

朝ごはんもシンプルで美味しかったです。写真のほかに目玉焼きがあります。さて、本日は入善町から戸倉上山田温泉へ一般道で向かいます。入善から糸魚川まで国道8号線を走り、国道148号線を南下して白馬駅・飯森駅を過ぎて県道33号線で東の長野市方面へ。県道33号・31号・36号と比較的走りやすい道を走って、国道19号線に出て少しホッとするのもつかの間、すぐに県道70号線に入ってこれがなかなか細い道、緊張しながら走って篠ノ井あたりに入ってようやく展望が開けてきて安心してドライブすることができました。

姨捨の棚田

千曲市

「姨捨の棚田」を   >

午前11時、入善から3時間で姨捨の棚田に到着です。稲穂がいい色をしてますねー。よきよき。

姨捨

千曲市

「姨捨」を   >

せっかくですので姨捨駅にも寄っていきましょう。今日は姨捨駅に係りの方がいらっしゃるようです。入場券を買って構内に入れるかな。

姨捨

千曲市

「姨捨」を   >

こちら、入場券ではありませんが「姨捨駅来駅記念券」・200円です。こちらを購入し、「ごゆっくりどうぞ」という言葉をかけていただいて駅構内に入ることができました。

姨捨

千曲市

「姨捨」を   >

この姨捨駅に私は今年の3月に来ていますので半年ぶりですな。前回は冷たい雨が降っていましたが、今日は晴れております。

姨捨

千曲市

「姨捨」を   >

日本三大車窓の一つ、姨捨駅からの眺めです。ほかの二つは「根室本線新内駅付近」と「肥薩線矢岳駅付近」ですがこの二つは既に列車が走っていませんので、車窓として見られるのはここ姨捨駅のこの景色だけです。

姨捨の棚田

千曲市

「姨捨の棚田」を   >

姨捨駅からみた姨捨の棚田です。うん、いい色してますねー。

姨捨の棚田

千曲市

「姨捨の棚田」を   >

これは冬の姨捨の棚田です(2023年3月2日撮影)3月2日は18きっぷで斑尾高原でのスキーへ向かう途中、列車を降りて姨捨駅で駅弁を食べようとここにやってきました(姨捨駅のホームのベンチは外の車窓に向いて設置してあるのです)が生憎の雨が降っていて、駅舎内で松本駅の山賊焼き弁当を食べた思い出があります。列車の本数が少ないですから列車でここに来た私は、11時53分から13時19分まで、たっぷりと滞在した模様ですな。

姨捨

千曲市

「姨捨」を   >

奥行きのあるいい景色です。ベンチに座ってゆっくりできますよ。独占状態です。駅を訪れる人用の駐車場は駅の北側の踏切の近くにあります。いい場所ですので是非どうぞ。

アクアプラザ上田

上田市

「アクアプラザ上田」を   >

姨捨駅から本日宿泊予定の戸倉上山田温泉をかすめて上田市のアクアプラザ上田にやってまいりました。

アクアプラザ上田

上田市

「アクアプラザ上田」を   >

ここはですね、ウォータースライダーありの波の立つプールありの渓流下りありのオールシーズン楽しめる「海への夢と冒険」をテーマにした施設です。ウォータースライダーも渓流下りも波の立つブールも興味津々だったのですが、お子様がいらっしゃいましたのでそれらの施設は私は遠慮、25メートルプールで2時間弱ですかね、泳いでおりました。気持ちよく疲れたところで、さて温泉へ向かいましょう。

アクアプラザ上田

上田市

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プールを出た後の日差しの中の匂いというのもなかなかにいいものでございます。上山田温泉へ向かいます。

多世代健康交流プラザつるの湯

千曲市

「多世代健康交流プラザつるの湯」を   >

上山田温泉の外湯の一つである「つるの湯」にやってきました。つるの湯は第一・第三水曜日が定休日ということで、明日20日は第三水曜日でお休みですから今日やってきたという次第です。おお、硫黄の香りがしますよ。

多世代健康交流プラザつるの湯

千曲市

「多世代健康交流プラザつるの湯」を   >

比較的新しい施設でしょうか、ステンドグラスがとてもきれいです。けっこう、利用者がいますね。しかし湯舟は空いている。熱めのお湯で薄い緑色でしょうか、色がついているようです。露天風呂はついていませんが、気持ちの良い時間をすごすことができました。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

「戸倉上山田温泉 有田屋旅館」を   >

さて時刻は15時。戸倉上山田温泉の有田屋旅館に到着です。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

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スタンダード和洋室(8畳+2ベット)というお部屋、広くて明るくて良いですな。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

「戸倉上山田温泉 有田屋旅館」を   >

こちらのベッド、ふかふかでございます。お布団は軽くて暖かい羽毛布団です。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

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おお、トイレは古いのかなと思わせる外観ですが、

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

「戸倉上山田温泉 有田屋旅館」を   >

なんと、新しいではないか。フタも自動で開閉します。部屋の洗面所もリフォームされて新しくなっていますね。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

「戸倉上山田温泉 有田屋旅館」を   >

おお、久しぶりだわ、このダイヤル感がたまりませんな。部屋での食事を終えるとフロントへ電話しますので、食事付きのブランの時は必ずこの電話をダイヤルすることになります。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

「戸倉上山田温泉 有田屋旅館」を   >

さて、お風呂に入りますか。有田屋旅館さんの浴場は2つありまして、一つには青の暖簾、一つにはピンクの暖簾がかかっていますが、これは男女の区別はありせんで、どちらにも入ることができます。お風呂に入る時は必ず、入り口の札(画像)をひっくり返して「使用中」にして、脱衣所の内カギをかけて貸し切りとするシステムです。お風呂場をあとにする時は、必ずこの札をひっくり返すのを忘れないでください。今回、ずっと使用中になっていて「おかしいな」と鍵をみたら開いていた(風呂場に利用者がいなかった)ということが朝の時間帯にありましたので、お風呂の利用者はこの最後にひっくり返すというのは(利用中は必ず内カギをかけるというのも)ぜひ忘れないでいただきたいポイントです。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

「戸倉上山田温泉 有田屋旅館」を   >

こちらはピンクの暖簾がかかった「畳」のお風呂です。おお、硫黄の香りもいいし、湯花が浮いているではないか。これはいい湯ですぞー。今日はプールと外湯とまわって汗をかきましたからね、しっかり身体の汗を流して湯舟に浸かりますと、おお、熱いがすぐに身体の周りに薄いベールがまとわりつくように適温の湯の膜ができます。これは熱すぎない湯の特徴です。源泉かけ流しで適温というは素晴らしい。色がきれいなエメラルドグリーンなのはなぜなんでしょうか、とてもきれいです。しばし湯を楽しむ。長湯はいたしません。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

「戸倉上山田温泉 有田屋旅館」を   >

こちら、畳の湯の脱衣所にある洗面台。いい雰囲気ですねー。この「古き良きもの」がそこかしこに感じられるというのも有田屋旅館の良いところです。カランが硫黄の影響で黒くなっていますな。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

「戸倉上山田温泉 有田屋旅館」を   >

こちらは青い暖簾がかかっているもう一つのお風呂・岩風呂です。こちらは畳の浴室よりも広くて、一面の壁が曇りガラスになっていますので、とても明るいですね。こちらも適温の湯の膜が身体に出来て、長湯はできないがのんびりとお湯を楽しむことができます。 温まりますねー。何度となく宿のお湯を楽しみます。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

「戸倉上山田温泉 有田屋旅館」を   >

おお、お夕飯じゃ。本日は若旦那のローストビーフ丼というプラン。美味しいですぞ。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

「戸倉上山田温泉 有田屋旅館」を   >

量は控えめということなのですが、これでも充分、私には充分なのですな。クラフトビールも美味しい。バナナの香りがするということで、おお、たしかにバナナの香りでありますな。缶詰のパイナップルのシロップの雰囲気もあります。美味しかったです。ごちそうさまでした。さて食事の後は、射的をしたいと思っておりまして、若女将にお話ししますと割引券があるとのこと、さっそくそれをいただきまして時刻は19時30分、戸倉上山田温泉の夜の街へ、カランコロンと下駄を響かせ繰り出すのじゃ。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

まあ、正直なところ、繰り出すというほどの威勢のいい物でもございません。写真中央やや上の射的の看板の下までの往復です。しかしこの赤ちょうちんはいいですな。歩くほどに、いつどこを歩いているのかわからなくなる感覚といいますか、不思議な時間の始まりです。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

おっ、先客がいるのかと思いましたが、お仕事の話をされていましたので、客は私ひとりですな。こちらは「小津遊技場」です。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

さて、コルク弾ですな、一皿500円のところ割引券で400円になります。二皿で800円ですね。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

レバーを引き、弾を先込めして狙いをつける。どれを落としても同じですよとのことで、頭の大きな天使を狙います。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

ワッハッハ、落としたぞー。射的の女将に客の出入りの移り変わりを聞きます。とにかく減ったと。「コロナで?」と聞き返すと「いやいや、もぅずっとその前から」という感じです。確かに温泉場での過ごし方・遊び方というは随分と変わってきたと思います。ふた昔ぐらい前ですと、私の知っているいくつかの温泉場などでも食後に夜の温泉街へ出かけるとけっこう大変な人出でしたからね。友人たちとの旅行も、何を目的に行くかという点でかなりバラけてくるし、日程調整も大変だとなると行きつく先は一人旅という人が多くなるのも、ごく自然な流れなのかもしれません。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

人の気配がないとはいえ、宿と射的とのわずかな距離の往復でも道端に車が停まり店の女の子が出勤してくる様子がいくつかみられましたので、たぶん今でも賑やかなお店はあるのでしょう。カランコロンと下駄を鳴らして宿へ戻ります。

戸倉上山田温泉

千曲市

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今回の射的でゲットしましたマグカップでござます。不思議な時間をありがとうございました。宿に戻ると宿の大女将のお話を伺います。昔は外を歩く下駄の音で、夜が眠れなかったそうです。2時に寝て5時に起きる毎日で本当に暇はなかったし、お宿の風呂場で寝てしまう酔っ払い(豪快だけど大変すよね)がいたりしてそれは大変だったと。しかしここのお湯はいいと。九州から嫁いで良かったのはここのお湯だけ(笑)というお話を出来てよかったです。部屋にもどって風呂&読書という感じで宿の時間を過ごし、就寝です。今日は気分よく疲れました。

3日目2023年9月20日(水)

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

「戸倉上山田温泉 有田屋旅館」を   >

有田屋旅館の朝食です。御飯もお味噌汁も美味しい。湯豆腐も美味しいですな。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

「戸倉上山田温泉 有田屋旅館」を   >

こちら、有田焼の器でいただくモーニングコーヒーです。さて、本日は外湯巡りをします。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

有田屋旅館さんの横は「思い出の町」通りになっています。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

おお、小津遊技場とありますな。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

夜と朝では雰囲気が違いますね。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

こちらが昨日射的をしました小津遊技場です。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

そしてその向かいには「みどり遊技場」があります。こちらも射的ですな。そういえばスマートボールがありませんな。スマートボールがあったらやるんですがね。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

おお、昨日の通りですな。

戸倉上山田温泉

千曲市

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こちらは飲泉所です。その横に足湯があります。硫黄の香りのあるお湯を飲んでみます。うーん、ゆで卵?の感じですかね。

戸倉上山田温泉

千曲市

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足湯がありますので早速浸かっていきます。こちらなかなか熱めなんですが、やはりすぐに慣れる湯という感じで適温です。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

そしてこちらは「新世界通り」のアーケードです。

戸倉上山田温泉

千曲市

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おお、こちらは昔の意匠の建物ですね。丸窓と飾りタイルが特徴的です。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

そしてこちら「第四十八号(城山二号)源泉井」とあります。そして飲泉所にもなっています。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

どれどれ、あっついですねー。熱いですよ。「飲用温泉水 水質結果報告書」という紙が掲示されていまして、測定時の温度が「気温12℃ 湯音57.2℃」となっていますので、57℃ぐらいですから熱いわけです。手ですくうのも熱いのですが、飲んでみますと、なるほど、ゆで卵の雰囲気ですな。

戸倉上山田温泉

千曲市

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戸倉上山田温泉は戸倉温泉と上山田温泉と新戸倉温泉の総称です。千曲川が流れていてその西岸に北側から戸倉温泉・上山田温泉とあって、千曲川の東岸に新戸倉温泉があります。千曲川の西岸と東岸は北側の大正橋と南側の万葉橋とで結ばれていて、この写真は万葉橋の西詰付近で撮った写真です。これから万葉橋を東へ渡って「新戸倉温泉」の外湯へ行きます。

戸倉上山田温泉

千曲市

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万葉橋上から西側をみる。城山の上にあるお寺は「善光寺大本願別院」とのこと、境内からの眺めは良いとのことですが、歩いていくのは大変そうなので今回は訪れていません。

戸倉上山田温泉

千曲市

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同じく万葉橋上からの西側の景色。上山田温泉のホテルや旅館が見えます。

戸倉上山田温泉

千曲市

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こちらは万葉橋上からの東側の景色。新戸倉温泉の方向です。画像右手の大きな建物はマンションのようですね。こちらは「しなの鉄道・戸倉駅」に近いということもあって、住宅地が多いのと国道18号線もこちらを走っていますね。

万葉超音波温泉

千曲市

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さて、万葉橋の東詰めに至りますと「万葉超音波温泉」が見えてまいりました。本日の外湯めぐりのスタートです。

万葉超音波温泉

千曲市

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ほうほう、いかにも、新戸倉温泉とありますな。戸倉上山田温泉の外湯は全部で7つありまして、そのうち3つが上山田温泉に、あとの4つは新戸倉温泉にあります。

万葉超音波温泉

千曲市

「万葉超音波温泉」を   >

そしてこちら、超音波温泉に鉄道の車両が展示されています。すごく状態がいいですよ。塗装したばかりという感じですな。

万葉超音波温泉

千曲市

「万葉超音波温泉」を   >

「2023-6」万葉車セ」とあるのは2023年6月にこちらへやってきた車両という意味かもしれません。

万葉超音波温泉

千曲市

「万葉超音波温泉」を   >

おお、カッコいい!

万葉超音波温泉

千曲市

「万葉超音波温泉」を   >

なんと超音波温泉は朝の4時から営業しています。なぜ超音波なのかは公式ウェブサイトにでていますが、私の理解を超越していて説明できないものですから万葉超音波温泉の公式ウェブサイトをご覧ください。

万葉超音波温泉

千曲市

「万葉超音波温泉」を   >

さて、それではいよいよ入浴であります。水曜日の9時40分ですがかなりの混み具合です。料金は440円、ボディーソープやシャンプーが等が設置されているのでタオル1本で来場可能とのこと、お湯は単純硫黄泉で、おお、やはりきれいな緑色をしているようですね。熱めのお湯ですがのんびりと浸かることができます。半身浴もいいですな。露天風呂もあって、こちらは内湯に比べるとぬるめ、いい風が吹き込んできますので少し長めにつかりました。いいお湯でした。

公衆浴場 戸倉観世温泉

千曲市

「公衆浴場 戸倉観世温泉」を   >

超音波温泉から北へ歩いていきますと、観世温泉が現れます。定休日は第一・第三月曜日、料金は300円、朝5時からの営業ということでお湯はアルカリ性単純硫黄泉とのことですが、本日は写真だけ撮ってこちらのお風呂には入りません。

公衆浴場 戸倉国民温泉

千曲市

「公衆浴場 戸倉国民温泉」を   >

さて戸倉観世温泉から北へ歩いていきますと白鳥園が出てきましてそれを過ぎるとこの「国民温泉」が現れます。こちらは外観からして興味をそそられますが、自社源泉を「完全放流式」かけ流しとのことで、カラン・シャワーは源泉そのまま、浴槽については常時新湯を注入しながら1時間に20分程度新湯を加温しているとのこと、とても分かりやすい説明ですね。さて、実際に入ってみましょう。料金は340円、朝8時30分から営業していて定休日は「第一火曜日がおおくなりました」とのこと、お湯は「アルカリ性単純泉」ということで硫黄成分はないようです。石鹸などの設置はありません。実に素朴な昔ながらの銭湯という感じで露天風呂はありません。浴室に入るとシャワーがカランの上、鏡の上に固定されて設置されていて、そのうちの一つのシャワーからは常にお湯が流れ出ている状況です。これは「止めないでください」という貼り紙があって、ずっと流れ続けています。お湯は無色かそれとも薄く色がついているのかという感じ。そして温度はぬるめ、長湯が出来る感じのぬるめのお湯です。実際、男湯には脱衣所にたった今出てこられた方が2人涼んでいて、浴室には私をいれて3人、湯舟には私1人という状況でしたので、私は湯舟に少し長めに入っておりました。10分ぐらいは湯舟に浸かっていたかもしれません。のんびりとしたいいお湯でした。

公衆浴場 戸倉国民温泉

千曲市

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源泉水をご自由にお持ち帰りくださいとありますな。これも珍しいですね。さて次はほとんど隣りというくらい近くの白鳥園へ行きます。

湯のさと ちくま 白鳥園

千曲市

「湯のさと ちくま 白鳥園」を   >

こちらが白鳥園です。新しいですね。2021年4月にリニューアルオープンした施設です。リニューアルする前は「戸倉メリーランド白鳥園」という施設があって、地元の方々の思い出になるようなとても良い施設だったようですが、惜しくも2014年3月に閉館したとのこと。さてそれでは新しくなった白鳥園へ行ってみましょう。料金は600円、朝9時30分から営業、湯はアルカリ性単純泉ということで国民温泉と同じく優しいお湯ということになりますかな。内湯と露天とつぼ湯があり、内湯は空いていましたが露天は混んでおりました。露天の湯はぬるめで長湯が出来る感じ、つぼ湯も楽しみましたが川から良い風が吹き込んできて、とても気持ち良かったですね。

湯のさと ちくま 白鳥園

千曲市

「湯のさと ちくま 白鳥園」を   >

11時20分ごろに食堂へ行きますと、まだまだ食堂は空いていて明るい窓側に籍をとります。ざるそば820円と焼き鳥3本450円ですな。蕎麦はさすがそばどころ長野千曲という感じで美味しかったですよ。おそらく打ち立てのお蕎麦、白鳥園は1階の入口で蕎麦を打っているところを見ることができます。そして焼き鳥なんですが、これは「伝統の味を受け継ぐ」ということで昔の白鳥園で人気だった焼き鳥を再現しているようです。タレがニンニクが効いていて旨いんですよ。ちょっとしょっぱくてビールに合うと思います。今日の私は車ではないので、ビールを飲んでもよかったのですが、夜に飲むつもりでしたので止めておきました。贅沢を言えば、焼き鳥がもう少し香ばしく焼かれていると良かったかなと思います。ごちそうさまでした。

大正橋

千曲市

「大正橋」を   >

さて、千曲川を大正橋で渡って戸倉温泉方面へ戻ります。いい風が吹いていますよー。

大正橋

千曲市

「大正橋」を   >

橋の上の景色もとても良い。

大正橋

千曲市

「大正橋」を   >

大正橋の欄干には竹久夢二の絵が描かれていますな。大正橋を東へ渡りますと「佐良志奈神社」がありますので、そちらにお詣りしていきます。

佐良志奈神社

千曲市

「佐良志奈神社」を   >

二礼二拍手一礼のお詣りをして神社を辞します。

戸倉上山田温泉

千曲市

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さて次は「かめ乃湯」へ入ろうとブラブラとあるいていたところ、コンビニの駐車場に足湯を発見であります。

戸倉上山田温泉

千曲市

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おお、これはこれは。早速足を浸けると。うん、熱すぎずぬるすぎずのお湯ですな。なんか冷たい物を食べたくなってきました。

戸倉上山田温泉

千曲市

「戸倉上山田温泉」を   >

そしてこちら、かめ乃湯です。料金は350円、定休日は毎月16日と月末日、朝10時から営業、お湯は単純硫黄泉で内湯と露天風呂があります。時刻は12時40分過ぎでしたが、脱衣所には誰もいらっしゃらず、浴室に1人いる限り、後で有田屋旅館の若女将にこのことを話しますと普段は温泉街のお店の方々ですごい混むのだということでしたので、私は珍しい時間に行ったので空いていた模様です。ここで嬉しかったのは脱衣所に冷房がかかっていて、さらに大型の扇風機もあり、湯上りの熱い体に冷たい風を当てることができて、これがほんとぉにきもちいー。かめ乃湯は明治36年に開業したとのこと、大正9年には温泉劇場が現在の駐車場に出来て旅芸人の劇や映画を楽しむ人で賑わったそうです。そんな昔の賑わいを、ちょっと覗いてみたい気もしますな。さて、宿へ戻る前に何か冷たい物を食べたいのぅ。ソフトクリームかかき氷を食べられる店はないものか。出がけに若女将にいただいたマップをみて喫茶店を探すと、おお、あるではないか、有田屋旅館の対面に「喫茶・しおかわ」があります。

湯元 かめ乃湯

千曲市

「湯元 かめ乃湯」を   >

そしてそして、喫茶・しおかわに入店。なんとソフトもかき氷も食べられるフラッペがあるではないかぁ。これは本当に美味しかったですねー。熱い湯に入り暑い中を歩いてきて、膨張していた鼻腔がソフトクリームと氷に冷やされて収縮し鼻がスッと通るという感じで、身体を冷やすことが出来ました。ごちそうさまでした。

戸倉上山田温泉

千曲市

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有田屋旅館には13時30分に帰着、早速お風呂に入って本日の汗を流します。いいですねー、やはり貸し切りでのんびりと入ることができるのもまた格別です。本日は4件の外湯を回りましたが、ハンコを7つそろえて上山田温泉の万葉橋西詰に近い信州千曲観光局へ持って行きますと、何か、記念品をいただけるとか! これはハンコをそろえない手はないですな。私はあと3つ、昨日回った「つるの湯」、そして今日回らなかった「戸倉温泉観世湯」・「湯華銭湯瑞祥」でハンコをもらえば記念品へたどり着くとそういうことです。1つ目のハンコを押された日から1年以内の有効期間です。皆様、奮ってのご参加お待ちしております。

戸倉上山田温泉

千曲市

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さーて、宿で何回かお風呂を楽しみました後はお夕飯です。今日はスタンダードのプランで、たっぷりの量があります。まずは、シャケの白子が旨い。これ旨いですね。あとはゴマ味噌でいただくお刺身が美味しい。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

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もち豚のしゃぶしゃぶでございます。美味しいです。おなか一杯になりますね。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

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今日のクラフトビールは日向夏のクラフトビールです。あまり量を飲むことが出来ない私にちょうど良い感じのビールでした。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

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リンゴの天ぷら、私は人生2回目、今年2回目のリンゴの天ぷらも美味かったですな。1回目は小諸の蕎麦屋で今年の4月に食べました。茶碗蒸しが帆立と鰻の出汁でしょうか、とてもいい味でした。全部美味しかったです。ごちそうさまでした。今日は湯疲れというのでしょうか、泳いだ後の気持ちの良い疲労感と同じような疲労感が身体に残っています。これは良く眠れそうです。食事の後は何度か風呂に入って、明日はまたドライブになりますので早めに就寝です。

4日目2023年9月21日(木)

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

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有田屋旅館の朝ごはんです。運転中に疲れてしまわないように今朝のお風呂は1回だけにします。天気が良ければビーナスラインで美ヶ原高原美術館へ行こうかと思っていましたが、今日は天気があまりよくないので、松代の地下壕へ行ってみることにします。

戸倉上山田温泉 有田屋旅館

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こちらも有田焼のモーニングコーヒーですね。有田屋旅館さんはまた泊まりに来たいと思ました。お世話になりました。

松代象山地下壕

長野市

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戸倉上山田温泉から車で45分ほどで、松代象山地下壕に到着です。地下壕には駐車場がありませんので、近くの代官町駐車場(無料)に停めます。駐車場からは歩いて7分ほどで地下壕の入口に到着です。

松代象山地下壕

長野市

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地下壕の中へはヘルメットをかぶっていきます。見学は無料です。

松代象山地下壕

長野市

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こちらが地下壕の入口、扉は自分で開けて、自分で閉めてから地下壕の中へ入っていきます。

松代象山地下壕

長野市

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地下壕の見学できる部分は限られています。時間にするとだいたい20分前後はかかります。

松代象山地下壕

長野市

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さて、松代象山地下壕とは何かという話です。長野市の説明によれば「第二次世界大戦の末期、軍部が本土決戦最後の拠点として、極秘のうちに、大本営、政府各省等をこの地に移すという計画のもとに、昭和19年11月11日から翌20年8月15日の終戦の日まで、およそ9箇月の間に建設されたもので、突貫工事をもって、全工程の約8割が完成」した地下壕です。全長は延べ10km余りに及ぶそうですが、公開されているのはそのうちの519mです。

松代象山地下壕

長野市

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入口は低くて頭がぶつかりそうですが、中へ行きますと天井は少し高くなります。入ってから出てくるまで、私のほかは誰も地下壕へ入ってこられませんでしたので、静かな暗闇(とはいっても歩けるほどのライトが点いています)を歩きました。壕の中はとても涼しく、外気と壕の内気とがぶつかって霧が発生していました。昭和20年がそのまま存在している空間といいましょうか、ここの今は昭和20年ですと思っても何の不都合もない、そんな時間でしたね。4次元の旅を楽しみたい私にとっては、特別な空間でした。壕の先は行き止まりでそこから引き返し、入り口が近づいてくるとだんだんと気温が上がってくるのがわかります。まるで過去から現在へ戻ってくるかのような感覚を覚えました。外へ出ると暑いながらもホッとします。

おぎのや 諏訪インター店

諏訪市

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地下壕から国道を走って上諏訪へ出て、おぎのやの諏訪インター店でお弁当やらお肉やらのお土産を買って、諏訪インターから中央高速に乗って神奈川へ帰りました。今回の旅は、戸倉上山田温泉という素晴らしいお湯の温泉郷を知ったという点、そしてこれからの温泉旅行の行き先候補を増やすことが出来たという点で良い旅になったと思いました。

【アルカリ性単純硫黄温泉】有田屋旅館に泊まり戸倉上山田温泉を堪能する旅【2023年9月】

1日目の旅ルート

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