トシローさんの長崎県〜大分県の旅行記
九州横断(島原〜阿蘇〜竹田〜杵築)バスの旅
- 1日目2024年1月25日(木)
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09:00-10:00
前日は寒波で雪も降った九州各地、朝降り立った長崎空港は天気は良いが羽田空港よりも寒い。空港前からバスのWebフリーパスを使って諫早駅へ向かいます。
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10:00-11:00
諫早駅から徒歩10分程の、本明川沿いに鎮座する諫早神社に参拝。地元では「おしめんさん」と呼ばれる古社です。
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10:00-11:00
諫早神社の境内には数多くの見事なクスノキの大木が立ち並びます。神木として崇拝され、諫早神社のクス群として天然記念物に指定されています。
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12:00-13:00
諫早駅前から高速バス島原号で島原駅前までは1時間ちょっと、駅の観光案内所で島原城と城下町の観光案内を受け観光マップを片手にスタート。
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12:00-13:00
島原駅西口から島原城は見えますが、大手門は南堀端を通った反対側。水の都島原にも拘らず堀の水は少なく、堀内には枯れた蓮が無数。蓮根取りのためわざと少なくしているのでしょうか?
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12:00-13:00
島原城天守閣は昭和の復元天守ですが、高さ35mの五層白壁の外観は何とも美しく青空に映えていました。天守閣内はキリシタン資料館や民俗資料館になっています。
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12:00-13:00
城内天守横には古野梅苑が在り、紅白の梅が三分咲きでした。梅は満開よりも咲き始めが好きで、大寒も過ぎ徐々に春へと向かう気配を感じられました。
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12:00-13:00
島原城の西側には武家屋敷群が遺っていますが、鉄砲町とも呼ばれ比較的下級の鉄砲徒士の屋敷群だそうです。通りの中央には水路が設けられていて、豊富な湧水を引いて生活用水として利用していたみたいです。
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13:00-14:00
島原城武家屋敷を後にし、城南の市中心街を散策。白土湖通りから護国寺に入り参拝、島原の乱後に入封した藩主により創建された日蓮宗の名刹。
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13:00-14:00
江東寺は島原の中心街である一番街に在り、一番街アーケードから入る事が出来ます。釈迦涅槃像が有名なので拝観させて頂きました。
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13:00-14:00
江東寺の墓地内の小高い丘の上に涅槃像は横たわっていました。身の丈約8mの鉄筋コンクリート製としては日本最大、台座は歴代住職の納骨堂になっています。
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14:00-15:00
島原市街から島原港のフェリーターミナルへ、熊本港行フェリーを待つ間の時間潰しはないかとターミナル内の観光案内所へ。駐車場奥に足湯が有ると聞いて向かいました。
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14:00-15:00
フェリーターミナルの駐車場横にこじんまりとした足湯が在りました。島原市街を1時間以上歩いて足も疲れたので、ちょうど良い回復になりました。
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15:00-16:00
島原港から熊本港までの所要時間は1時間、雲仙岳を眺めながら有明海を渡ります。韓国からの修学旅行生でしょうか、デッキに集まるカモメに菓子を与えて興じていました。
- 2日目2024年1月26日(金)
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07:00-08:00
2日目朝は水前寺公園前のバス停から、予約済の大分行の特急バスやまびこ号に乗車。途中の阿蘇で下車し、阿蘇山観光してから竹田温泉までの行程。
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09:00-10:00
熊本市内から特急バスで約1時間半、阿蘇駅前で途中下車。駅前ロータリーには人気漫画「ONE PIECE」のウソップ像が、熊本地震復興プロジェクトの一環です。
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10:00-11:00
高速バスが渋滞で少し遅れたので、間を置かず阿蘇山頂行のバスに乗り換えました。阿蘇パノラマラインの絶景を見ながら登って行きます。標高が上がるにつれ、前々日に降った雪により道路脇も雪景色に変わります。
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10:00-11:00
阿蘇駅前から30分弱で草千里阿蘇火山博物館前バス停着、ここでもくまモンがお出迎え。博物館内の施設では、阿蘇山の火山活動の現状と歴史を手軽に学べます。
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10:00-11:00
阿蘇火山博物館横の草千里展望所に登りますが、意外と雪も残り一部は凍っているので滑らない様に慎重に階段を登りました。
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10:00-11:00
標高約1,100mの雪に覆われた草千里ヶ浜、雪に覆われた雄大な白銀の世界です。草千里展望所からは360°の大パノラマが見られます。
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11:00-12:00
草千里ヶ浜から阿蘇駅に戻るバスからは米塚が良く見え、世界最大のカルデラと外輪山の雄大な風景もはっきりと確認出来ました。
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12:00-13:00
阿蘇山から阿蘇駅前に戻り、駅前の道の駅阿蘇でランチ用に弁当を購入。駅構内の待合室で食べながら、阿蘇神社行の循環バスを待ちます。
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13:00-14:00
熊本地震で被災倒壊し再建工事が進められていた、阿蘇神社の拝殿も新しくなっていました。偶然にも旅の直前に、TV番組で阿蘇神社の再建工事を記録した方のドキュメントを見て感動したばかりでした。
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13:00-14:00
日本三大楼門に数えられる阿蘇神社の楼門も昨年末に長期に亘った復旧工事が完了、かつての華麗で荘厳な姿が蘇りました。
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14:00-15:00
阿蘇神社参拝を終え阿蘇駅に戻りましたが、再度特急バスやまびこ号に乗るまで小1時間程空いたので駅近くの坊中温泉「夢の湯」さんへ。薄褐色の湯に浸かり、しっかり温まってバス乗車。
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15:00-16:00
阿蘇駅前から再び特急バスやまびこ号に乗り、豊後竹田に向かいます。途中、バスの運転手さんの休憩のため道の駅すごうで30分休憩。
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16:00-17:00
道の駅すごうからはあっと言う間に豊後竹田駅近くの竹田温泉花水月バス停に到着、バス停直ぐ裏の割烹旅館一竹さんが今宵の宿。
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17:00-18:00
宿泊した割烹旅館一竹さんにチェックインすると、旅館前の日帰り温泉施設花水月の無料入浴券を頂きました。早速、夕食前に一風呂浴びに、浴室も広く露天岩風呂も最高。地元の方にはマイナスイオン還元浴槽が大人気でした。
- 3日目2024年1月27日(土)
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08:00-09:00
前日に竹田温泉花水月内の観光案内所で岡城跡周辺の観光マップを入手し、11時前のバスに合わせて宿で念入りに計画を立てておきました。旅館をチェックアウトし城下町を散策して、最後に岡城跡に向かう予定。先ずは城下町西の稲葉川沿いのやすらぎ公園からスタート。
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08:00-09:00
稲葉川沿いの県道を歩いて高台に登ると大正公園、公園脇の道を行くと願成就院愛染堂が。竹田城下町に現存する最古の建物で、本尊の愛染明王が安置されています。
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08:00-09:00
願成就院愛染堂から石段を下ると観音寺、寺下左手の崖上に十六羅漢像が並んでいました。急斜面の岩場の上、羅漢さんが微妙な距離を取って座っています。
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08:00-09:00
地元竹田出身の著名人と言えば滝廉太郎、滝廉太郎記念館の少し先に廉太郎トンネルが。小さなトンネルで少し畝っています。中に入ると唱歌「花」のメロディーが流れてきました。
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08:00-09:00
廉太郎トンネルを抜けて暫く行くと、竹田創生館から続く通りが殿町武家屋敷通り。大きな屋敷は遺っていませんが、通り沿いは武家屋敷の名残を残しています。
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08:00-09:00
殿町武家屋敷通り奥の谷あいに、岩盤を削ったキリシタンの礼拝堂が在りました。キリシタンと言えば長崎ですが、戦国時代に竹田の地にもキリシタンが居たとは知りませんでした。
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09:00-10:00
殿町武家屋敷通りを抜け広瀬神社に参拝して、いよいよ岡城跡に向かいました。駐車場横の受付で入城料を払って、城址の入口から坂を登ります。坂横の崖は自然の岩場が剥き出して聳え、巨大な石垣となっていました。
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09:00-10:00
岡城は阿蘇山の火砕流で出来た海抜325mの岩山の上、城跡の周囲はほぼ断崖絶壁ですから立地的に難攻不落。よくもまあその岩山の上に、更に石垣を積んでいるのだから「日本最強の城」と呼ばれるのも納得です。
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09:00-10:00
本丸跡周辺の城郭端はほぼ直角に落ち込み、安全柵も一切設けられていません。ちょっと覗いただけで、吸い込まれそうで久し振りに足が竦みました。攻めるとすれば大手門からしかないと思われ、弓や鉄砲の餌食となるだけでしょう。
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09:00-10:00
本丸跡下の二ノ丸跡には、地元出身のの名作曲家である滝廉太郎の銅像が建っています。名曲「荒城の月」のモデルは、この岡城跡だそうです。
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09:00-10:00
岡城の本丸跡は非常に広く、本丸御殿の周囲に幾つかの櫓を備えていた様です。現在は小さな岡城天満神社がポツンと鎮座するのみ。
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14:00-15:00
豊後竹田から特急バスで大分へ、路線バスに乗り換えて杵築バスターミナルに移動して杵築城と城下町を散策。杵築城は東は守江湾、北は高山川、南は八坂川と三方を水に囲まれた天然の要害。
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14:00-15:00
青筵神社側から杵築城跡に入り、坂を登り城山公園を通って天守方面へ。途中の城山公園には数多くの庚申塔や石仏が並び、その数は百を優に超えます。
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14:00-15:00
杵築城の三層模擬天守内は、資料館及び展望所となっています。立地的には守江湾と二つの川の河口に挟まれた天然の要害ですが、今はパノラマビューの名所となっています。
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14:00-15:00
杵築城天守閣の見学を終え、城の西側に拡がる城下町へ。九州の小京都とも呼ばれる杵築城下町、東西に延びる商人町を挟んで南北台地に武家屋敷群が分れる珍しいサンドイッチ型城下町です。今回は勘定場の坂を上った、上級武家屋敷が多く遺る北台地区へ。
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14:00-15:00
緩やかな勘定場の坂から続く道、両側に大きな武家屋敷が並びます。地元の方達の生活道路ではないので、観光客中心でゆっくりと見学出来ます。
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14:00-15:00
北台武家屋敷群の中に在る藩校の門、杵築藩の藩校であった「学習館」の門。門の中には当時の藩校の風景が再現されていました。
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17:00-18:00
杵築城下町の見学を最後に、帰りの飛行機を待つ大分空港へ。大きな空港ではありませんが、さすが温泉県大分ならではの空港内。
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17:00-18:00
空港内には「足湯」も設置されていて、外気の寒さに耐える事も無く温まれます。さすがに女性客で一杯、割り込む勇気はありませんでした。
九州横断(島原〜阿蘇〜竹田〜杵築)バスの旅
1日目の旅ルート
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