トシローさんの京都府〜奈良県の旅行記

京都・奈良の未見仏像巡り
- 1日目2025年5月23日(金)
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07:00-08:00
早朝に羽田空港を飛び立ち伊丹空港へ、到着したのはまだ朝8時前。丸一日じっくり観光ができる時間です。関西の鉄道利用で明日まで京都・奈良を芸術観光予定。
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07:00-08:00
伊丹空港は初めての利用、ここから京都へ移動。空港隣接の大阪モノレールで1駅だけじ乗車、となりの蛍池駅で阪急線に乗り換えます。
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09:00-10:00
蛍池駅から十三駅、阪急京都線に乗り継ぎ終点の京都河原町駅までは通勤特急利用で延べ約1時間。地下から地上出口に出ると、そこは京都最大の繁華街である四条河原町でした。
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09:00-10:00
四条河原町周辺はすでに多くのインバウンド客で溢れていました。近隣のホテルからは、チェックアウトしたばかりの海外観光客が大きなスーツケースを引いて出てきます。とりあえずは錦市場方面の散策へ、先ずは錦天満宮に参拝。
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09:00-10:00
10時前ですが錦市場通りは、全てではありませんが半分以上の店が開いていました。通りを歩いているのは殆どが多国籍のインバウンド客。朝からスイーツ類片手の海外観光客も多く見受けられます。
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10:00-11:00
多くの観光客を掻き分けながら鴨川に架かる四条大橋を渡り祇園方面へ。八坂神社や清水寺周辺はインバウンド客に加え国内の修学旅行生も加わり混雑はかなりの模様、右に折れて建仁寺方面へ。
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10:00-11:00
建仁寺周辺は多少は静か、境内を抜けてその南の六波羅方面へ。この辺りは外国人向けのゲストハウスも多いようで、町中の和風カフェも外国人客で満杯でした。
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10:00-11:00
目指す最初の仏像は六波羅蜜寺の空也上人立像。六波羅蜜寺は住宅街の中、意外とこじんまりとした境内で他著名観光スポットよりは参拝客も少なめでした。
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10:00-11:00
総受付で空也上人像拝観希望の旨を伝え、令和館の拝観料を納めます。本堂裏に宝物館である令和館が在り、2階の空也上人立像に初ご対面。当寺開創の空也上人像に加え、当寺所縁の平清盛像他をじっくり鑑賞しました。
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12:00-13:00
六波羅蜜寺を後にして、京阪電車清水五条駅からJR奈良線を経由してJR奈良駅へ。ここから三条通り抜けて奈良公園内に在る奈良国立博物館へ向かいます。
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12:00-13:00
奈良公園周辺も海外観光客と修学旅行生で大混雑、海外観光客の一番人気は東大寺や興福寺ではなく奈良公園の鹿の様です。ほとんどの観光客が鹿せんべいを買い、鹿を呼び寄せて写真を撮るので多くの鹿が食傷気味。対応疲れか、お休みしている鹿が多いように感じました。鹿さんお接待ご苦労様。
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13:00-14:00
今旅二つ目の目的地は奈良国立博物館、現在「超国宝展」を開催中。当日券を購入するための長い列に並び、やっと館内へ入りましたが想像以上の人・人・人。さすがに海外からの見学者は少なく、国内の高齢者が大多数でした。見学中、仏像ファンのうんちくが少々耳障りではありました。
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13:00-14:00
「超国宝展」一番の目当ては京都願徳寺の如意輪観音半跏座像、仏像に興味を持つきっかけとなった唯一無二の美仏。この展示に貸し出されたことで間近で、かつ左右背面まで見る事が出来ました。奈良円成寺の大日如来坐像もかつて円成寺で拝観していますが、今回の展示により背面まで鑑賞させて頂きました。その他、法隆寺の百済観音や中宮寺の菩薩半跏像も同様で、多くの国宝仏を混雑の中ですが時間を掛けて全方位から細部まで鑑賞出来ました。大満足。
- 2日目2025年5月24日(土)
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09:00-10:00
2日目はJR奈良駅からJR万葉まほろば線沿線を観光、三輪駅で下車し大神神社の参道へ。大神神社は我が国最古の神社で大和国一宮、数多くの参拝者が訪れていました。
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09:00-10:00
大神神社の背部には標高500m弱のなだらかな三輪山が、神社の御神体であり広い境内を包む様に存立しています。近隣住民含め信仰の厚さを感じさせる古社です。
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09:00-10:00
山の辺の道は三輪山の麓から東北部の春日山の麓へ続く道、日本史上最古の道だそうです。 歩いてみると特別感は感じませんが、意識して古へ心を馳せてみました。
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09:00-10:00
山の辺の道をしばらく進み、狭井神社に参拝し引き返して大美和の杜展望台に登りました。大和盆地が一望出来る展望台、春は桜の名所となる場所です。
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11:00-12:00
JR三輪駅から1駅下り桜井駅へ移動、今旅の主目的の最後は安倍文殊院の騎獅文殊菩薩像。桜井駅から歩く事30分弱、緩やかな坂を登った途中に入口の門柱が。駐車場前の文殊池に浮かぶのが金閣浮御堂。浮御堂前の受付で文殊菩薩像見学のため本堂拝観料を納め、奥の本堂へ。
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11:00-12:00
安倍文殊院の本堂内部は、現在耐震工事中でした。目的の快慶作・騎獅文殊院菩薩も獅子から降ろされた状態で展示されていて、四人の脇士も狭い空間に並んでいました。国宝を数多く所有する寺院ですので、保管建屋の耐震は不可欠です。工事完了したら再び騎獅した菩薩を観に再訪したいです。
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11:00-12:00
金閣浮御堂前に在るのが文殊院西古墳、古墳が多く存在する地域でもあり。この西古墳も飛鳥時代のキトラ古墳や高松塚古墳同様、国の特別史跡に指定されている貴重な古墳です。
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12:00-13:00
安倍文殊院の近くにも艸墓古墳という古墳があると知り、探しながら桜井駅方面へ。この辺りかなと目安を付けていましたが、案内板は見当たらず。下り坂の途中で左の住宅に目を向けると「艸」の文字が入った貼紙が見えました。少し回り道をしてその場所に行くと、住宅の間の細い道の奥に艸墓古墳が在るとの案内、しかし私有地なので迷惑を掛けないように見学して下さいとの事。有り難く住宅裏の古墳を見学させてもらうと共に、未発掘の古墳を発見したような満足感を感じました。
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13:00-14:00
旅の最後は艸墓古墳の東、鳥見山の麓に鎮座する等彌神社を参拝。創建年は不明ですが、千年以上の古社である事は間違いない様です。無事今旅を終えられた事に感謝し、拝殿に参拝して帰路に就きました。
京都・奈良の未見仏像巡り
1日目の旅ルート
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