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2016.04.14

昇龍道エリアの観光名所で、日本の伝統的な体験をしよう!

新しい観光ルートとして話題の「昇龍道」とは、能登半島の形が龍の頭に似ており、中部北陸地域の形が龍の昇っていく様子を思い起こさせることから名付けられました。

このエリアは、美しい自然や温泉、歴史的建造物など、観光名所がたくさんあります。

また、日本の伝統的な技にふれることができる体験スポットなども多いんです。

そこで今回は、観光名所と日本ならではの体験ができるスポットをご紹介します。ぜひ、日本を体感する旅を楽しんでください!

〜名古屋城で武将からおもてなしをうける!〜

名古屋城(愛知県名古屋市)

天守閣で輝く金のシャチホコで有名。
城内の重要文化財や展示資料も必見です!

名古屋城

徳川家康が天下統一の最後の布石として築いた城

名古屋城

一度は見るべき、金のシャチホコ!

徳川家康が豊臣系大名を動員して築城。大天守閣には重要文化財の障壁画・歴史資料が展示されており、3階から5階にかけては、「石引き体験」「駕篭乗り体験」など、模型や音、光などで楽しみながら名古屋城と名古屋の歴史を学ぶことができます。全体を見学すると、約1時間から1時間30分ほど。庭園なども散策しながら、ゆったりと城内を巡るのもおすすめです。

また現在、本丸御殿の復元工事を進めており、平成25年5月から「玄関」「表書院」が一般公開、平成28年6月1日から「対面所」「下御膳所」が一般公開予定、平成30年にはすべてが完成・公開予定です。

名古屋城
TEL/052-231-1700 (名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所)
住所/愛知県名古屋市中区本丸1-1
営業時間/9時~16時30分 ※天守閣・本丸御殿への入場は16時まで
定休日/12月29日~31日、1月1日
料金/大人500円、中学生以下は無料※観覧券発売窓口で現金(日本円)での支払いとなります。マナカ電子マネーと相互利用可能な交通系ICカードも利用可能。
アクセス/地下鉄:名城線「市役所」下車7番出口より徒歩5分、鶴舞線「浅間町」下車1番出口より徒歩12分 車:名古屋高速1号楠線 「黒川」 出口から南へ8分、名古屋高速都心環状線 「丸の内」 出口から北へ5分
「名古屋城」の詳細はこちら

名古屋おもてなし武将隊

戦国武将が名古屋城でお客様をお出迎え!

名古屋おもてなし武将隊
名古屋城で、武将に遭遇!?
名古屋おもてなし武将隊
武将たちによる勇壮な演武

名古屋にゆかりのある武将6人と、陣笠隊の4人で結成された「名古屋おもてなし武将隊」。名古屋城では毎日お客様をお出迎えしています。土・日・祝日には、迫力のある「おもてなし演武」が二之丸広場で行われています。お城と戦国武将を見ていると、時空を超えた旅をしているような気分を味わえますよ!

名古屋おもてなし武将隊
名古屋城での活動時間/毎日10時~16時の間、名古屋城内にて活動。イベントなどで変更となる場合もあり。
※武将たちのスケジュールや活動内容は公式サイトで公開しています。
「名古屋おもてなし武将隊」の詳細はこちら

〜松本城とその城下町で、江戸気分を満喫しよう〜

国宝松本城(長野県松本市)

黒と白のコントラストがアルプスの山々に映える美しい名城

国宝松本城
五重六階の天守としては日本最古(画像提供:松本城管理事務所)

国宝の城

松本城は安土桃山時代末期から江戸時代初期に建造され、その天守は国宝指定となっており、現存する五重天守の中では日本最古の国宝の城。大天守・乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・月見櫓の5棟は「連結複合式天守」と呼ばれます。異なる時代にわたって建築され、それぞれ結合された天守・櫓が複合していて、松本城の歴史的な特徴のひとつといわれています。

国宝松本城
冬景色も美しい(画像提供:松本城管理事務所)

黒と白のコントラスト

天守建物は、壁面の上部を白漆喰、下部を黒漆塗りの下見板で覆っています。この漆喰の白と漆塗りの黒の対比が絶妙な美しさを醸し出していて、北アルプスを背景にした絶景も見どころのひとつです。

国宝松本城
TEL/0263-32-2902(松本城管理事務所)
住所/長野県松本市丸の内4番1号
営業時間/8時30分~16時30分(最終入場16時30分、GW・夏期延長あり)
休園日/年末
料金/大人610円、小・中学生300円
アクセス/長野自動車道 松本ICから国道158号を松本市街地方面へ向かい約3km(約15分)
「国宝松本城」の詳細はこちら

信州松本 中町商店街(長野県松本市)

400年続く城下町を散策、江戸にタイムトリップ!

信州松本 中町商店街
主に酒造業や呉服などの問屋が集まり繁盛してきた中町通り

松本市は、400年におよぶ城下町。中町通りは西から東へ抜ける善光寺街道 (北国街道西街道)沿いにあります。江戸末期や明治、南深志一帯が大火に見舞われ主要な施設や町家が多数失われました。そこで、火災から守るために商人たちの知恵で「なまこ壁の土蔵」が造られました。その白と黒とのデザインの土蔵造りの家が中町付近には多く残っており、歴史が感じられる町並みとなっています。

信州松本 中町商店街
毎年7月24日・25日には天神祭りが行われる
信州松本 中町商店街
TEL/0263-36-1421(中町商店街振興組合)
住所/長野県松本市中央3-2-14
アクセス/電車:JR松本駅から徒歩10分 車:長野自動車道松本ICから15分
「信州松本 中町商店街」の詳細はこちら

〜世界遺産の古道を歩き、いにしえの時に思いを馳せる〜

熊野古道伊勢路(三重県)

祈りと癒やしの道を歩き、石畳に刻まれた歴史を感じるひと時

熊野古道伊勢路
紀北町と尾鷲市の教会にある馬越峠。石畳が林の中に続いていき熊野古道の雰囲気を味わえる
熊野古道伊勢路
松本峠の東屋からの眺め。七里御浜と山並みの絶景が広がる

熊野古道とは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)への参詣道の総称のこと。伊勢路、中辺路、大辺路、小辺路があり、中でも「伊勢路」は伊勢神宮と熊野三山の二大聖地を結ぶ路です。お伊勢参りが流行った江戸時代には、「伊勢へ七度、熊野へ三度」と言われるほど多くの往来がありました。今でも峠から熊野灘を一望できるコースや、棚田を望むコース、熊野川の参詣道など、さまざまな風景を楽しめます。

熊野古道伊勢路
TEL/059-224-2193(三重県地域連携部南部地域活性化局東紀州振興課)
「熊野古道伊勢路」の詳細はこちら
「熊野古道伊勢路」のルートの紹介はこちら

熊野川体感塾(三重県紀宝町)

平安の昔から続く伝統の川舟で川下り

熊野川体感塾 三反帆
三反帆で熊野川の自然を体感しよう

「熊野川体験塾」では、3枚の帆を帆柱に掲げ風を捉えて進む伝統の川舟「三反帆」で熊野川下りが楽しめます。両岸の雄大な景観を楽しみながら巡る川の旅のほか、川沿いに残る険しい熊野古道「宣旨帰り」歩きや、竹細工、エビ捕り、浅里周辺の散策、地産の食を楽しむなどの体験コースもあり、熊野川と熊野の自然を体感できます。

熊野川体感塾
TEL/0735-21-0314
住所/三重県南牟婁郡紀宝町北檜杖203
営業時間/10時~(予約制)
料金/通常料金1名3500円~
「熊野川体感塾」の詳細はこちら

〜世界遺産の山里で、古きよき日本に出合う〜

世界遺産五箇山の合掌造り集落(富山県南砺市)

そこだけ時が止まっていたかのような山里の風景に、懐かしさを感じる

五箇山の合掌造り集落

相倉合掌造り集落

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菅沼合掌造り集落

茅葺きの家屋の「合掌造り」は、国内でも五箇山と白川郷のみに現存する貴重な民家の形式です。特に五箇山地方は山に囲まれた谷間に集落が点在し、かつては「秘境」と呼ばれていました。静かな風情に心が和みます。ここには今なお、田んぼのあぜ道や小川のせせらぎ、素朴な合掌造りの家々など、まるで昔話の絵本そのままのような風景が広がっています。時間に追われ、めまぐるしい毎日を忘れる旅に出かけてみませんか?

世界遺産五箇山の合掌造り集落
TEL/0763-66-2468(問い合わせ先:五箇山総合案内所の電話番号となります)
住所/富山県南砺市上梨754
※五箇山総合案内所の開館時間は9時~17時。休館日はなし。
各集落へのアクセス/相倉合掌造り集落:東海北陸自動車道の五箇山ICより20分
菅沼合掌造り集落:東海北陸自動車道の五箇山ICより3分
五箇山総合案内所:東海北陸自動車道の五箇山ICより10分
「世界遺産五箇山の合掌造り集落」の詳細はこちら

五箇山の手漉き和紙(富山県南砺市)

400年以上の歴史をもつ五箇山の手漉き和紙づくりを体験!

五箇山の手漉き和紙
五箇山の手漉き和紙
国の伝統工芸品にも指定されている「五箇山和紙」

五箇山和紙は、江戸時代に加賀藩の手厚い保護を受けながら発展し、五箇山の人々が伝統的な技術を守り続けて、現代まで継承されています。合掌づくりの古民家を改装した「五箇山和紙」では、工房と直売店があり、工房では和紙漉きを1枚600円で体験できます。
5月から11月にかけては五箇山相倉集落で紙漉き体験・五箇山和紙の販売を行う予定があるそうです。合掌造り家屋内(旧山崎家)で紙漉きを体験したり、漉いた紙を使ったタンブラー作りなどもできるそう(事前に要問合せ)。足を運んでみては?

五箇山の手漉き和紙
TEL/0763-66-2016(農事組合法人 五箇山和紙)
住所/富山県南砺市下梨148
アクセス/車:東海北陸自動車道 福光ICから国道304号で30分、東海北陸自動車道、五箇山ICから国道156号で10分
電車:JR城端線の城端駅から加越能バスで40分(最寄りのバス停は下梨)
駐車場/10台
「五箇山和紙」の詳細はこちら

※この記事は2016年4月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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