沖縄を観光するならレンタカーで沖縄本島ドライブを楽しもう!
東シナ海に浮かぶ南北端約106.6kmの本島には、沖縄独自の歴史や文化が満載です。

今回は、美しい海を見ながら、北から南まで沖縄を知り尽くすく2つの王道ドライブルートをご紹介します!
海も定番観光スポットも世界遺産も、沖縄の魅力をドライブで満喫できます。

記事配信:じゃらんレンタカー

沖縄の基本情報と見どころ

沖縄県は東シナ海と太平洋の間にある南西諸島の数々の島から構成されており、県域は東西に約1,000km、南北に約400kmと広大です。

平均気温は一年を通して温暖な22℃、年間降水量は2,000mmを超える沖縄県は亜熱帯気候であり、南国特有の多様性に富んだ生物体系を形成しています。

周辺の海にはサンゴ礁が多く存在し、世界的にもサンゴの多い海域といわれています。

サンゴがあるおかげで沖縄の海は小さな魚からザトウクジラまで見ることができ、ビーチは白く海は美しいブルーのグラデーションに彩られています。

沖縄の中心部となる本島は本島南部、本島中部、本島北部と南北3つに分けられ、離島は八重山諸島、宮古諸島、慶良間諸島、久米島、本島周辺離島にエリア分けされます。

エリア毎にそれぞれの文化や景観が楽しめますが、特に離島は島ごとに異なる個性的な魅力に溢れているのが特徴です。

本島北部は、やんばるの森やマングローブ林などの手つかずの大自然を生かしたネイチャー系のアクティビティが豊富。

本島中部は、西海岸のリゾートホテルや北谷やコザのアメリカンカルチャーなど海外リゾートのような異国ムードが特徴。

本島南部は、首里城周辺の古都の趣きや南部海岸沿いのお洒落な絶景スポットが見どころです。

沖縄の海を満喫!北部コース

美しすぎる沖縄の海と古き良き原風景に癒されよう!

沖縄を代表する観光スポットを巡る、北部の王道コース。
北部ならではの美しい海を様々な切り口で楽しみながら、世界遺産や昔のままの集落など沖縄らしい風景に癒されるドライブコースです。

■走行距離:176.211km
■走行時間:4時間44分
■有料道路料金:1,020円(ETC:1,020円)

【スタート】那覇空港

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ルート/有料道路
走行時間/1時間10分
走行距離/70.5km
有料道路料金:1,020円 (ETC:1,020円 )

【1】ブセナ海中公園

海に突き出たような岬にある、ブセナ海中公園

ドライブの出発地点、那覇空港を出たら那覇ICから沖縄自動車に入り、最終地点の許田ICまで北上します。

最初の目的地は名護市の【ブセナ海中公園】。

部瀬名(ブセナ)岬の先で、海の中を覗いて実際に生息している魚の様子が楽しめます。

【ブセナ海中公園】は敷地内に「ザ・ブセナテラス」というリゾートホテルがあるほど広い公園。
駐車場も数カ所あるので、ゲートで「ブセナ海中公園に行く」と伝えて、最寄りの駐車場へ誘導してもらいましょう。

展望塔へ行く桟橋も絶景ポイントです

部瀬名岬の沖合170mに建つ海中展望塔(有料)は沖縄本島で唯一、海中の生態系を歩いて見に行ける施設。
公園区域の海は国定公園に指定され保護されているのでサンゴや魚がたくさん生息しています。

展望塔の中のらせん階段を下りると、目の前には360度の水深4~5mの海中パノラマが広がり、一面にある丸窓から色とりどりの熱帯魚が泳ぐ姿がうかがえます。

展望塔手前の桟橋から運航しているクジラ型のグラス底ボート(有料)からは、成長するのに100年ぐらいはかかったであろう大きなサンゴや、かわいい熱帯魚が気軽に楽しめます。

海の中を上からも下からも覗いて満喫しましょう!

展望塔には24の丸窓があります

透明度高い海の中を覗くグラスボートもおすすめ!

ブセナ海中公園

郵便番号/905-0026
住所/沖縄県名護市字喜瀬1744-1
電話番号/0980-52-3379
営業時間/9:00~17:00(季節により変動。夏季~19:00)
駐車場/有り(200台/無料)
料金/海中展望塔:大人1,030円、高校生・大学生820円、4歳~中学生520円
グラスボート:大人1,540円、高校生・大学生1,230円、4歳~中学生770円
※セット料金有り。ホームページをご確認ください。
定休日/無休※荒天時は休業
「ブセナ海中公園」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/32分
走行距離/15.9km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【2】百年古家 大家

森の中に古民家集落を再現した大家(うふやー)

海の中をしっかり楽しんだ後は、沖縄の古民家でゆったりのんびり寛ぎながら沖縄そばや沖縄のブランド豚肉アグー料理を堪能するランチタイムを!
朝イチで那覇空港を出発すると、混み合う前に着きちょうど良い時間です。
ブセナ海中公園からは海沿いの国道58号をしばらく走り、県道84号線を走って【100年古家 大家】へ。

森の中をドライブしていると突如現れる古民家集落。
【100年古家 大家】は築100年以上の琉球古民家を修復・移築・復元して沖縄の原風景を再現した、沖縄そばと琉球料理のお店です。

大家(うふやー)という名称は、中心に位置する古民家、安里家の屋号からきており、本家のような意味を持つ屋号と考えられています。

ゆとりのある敷地内に、芝生の庭の広場を囲むように古民家がいくつも建ち並び、中庭を眺める開放的な座敷席、滝の目の前のテラス席、家族連れにおすすめの広々とした2階席や個室など、席の種類も豊富です。

滝の目の前で食べる食事は格別!

ランチで食べて欲しいのは圧倒的人気ナンバー1のメニュー、「アグーの肉そばセット/1,480円」。
旨味成分たっぷりのアグー肉を贅沢に載せた沖縄そばは、ランチタイムの限定メニューです。

「アグーの肉そばセット/1,480円」

百年古家 大家

郵便番号/905-0004
住所/沖縄県名護市中山90
電話番号/0980-53-0280
営業時間/昼 11:00~17:00(L.O16:30) 夜 18:00~22:00(L.O21:00)
駐車場/有り(60台/無料)
定休日/年中無休
「百年古家 大家」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/32分
走行距離/15.6km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【3】沖縄美ら海水族館

圧巻の「黒潮の海」の水槽/写真提供:海洋博公園・沖縄美ら海水族館

古民家と大自然の中でしっかり休み、お腹も満足したらドライブ再開。
次はお待ちかねの水族館です!

本部半島中心部の山道、県道84号線から国道449号、県道114号線を走って【沖縄美ら海水族館】へと向かいます。

沖縄美ら海水族館は敷地面積71ヘクタール以上もある海洋博公園の中にある施設なので、ここでも駐車場を間違わないように気をつけましょう。
北ゲート駐車場P7がおすすめですが、混雑時は係員が空いてる駐車場を案内してくれます。

「沖縄の海との出会い」をテーマとした沖縄美ら海水族館は、沖縄周辺の海の水面から水深700m付近までを再現し、光、水質、透明度などのさまざまな要素をできるだけ自然の海に近い状態に保っています。
そして、海岸からサンゴ礁、黒潮、深海へと沖縄の海にダイビングする感覚で見学ができます。

メインは、高さ8.2m、幅22.5mのアクリルパネル越しに一望する世界最大級の水槽「黒潮の海」。
黒潮の回遊魚が多種多彩に泳ぐなか、全長8.7mもある魚類最大のジンベエザメやナンヨウマンタも複数飼育している世界でも珍しい水槽です。

ゆっくり時間をかけて、壮大な沖縄の海の神秘を存分にお楽しみください!

ジンベエザメのモニュメントは、記念撮影スポット!/写真提供:海洋博公園・沖縄美ら海水族館

沖縄美ら海水族館

郵便番号/905-0206
住所/沖縄県国頭郡本部町字石川424(海洋博公園内)
電話番号/0980-48-3748
営業時間/8:30~20:00(10月から2月は~18:30、入館締切は閉館の1時間前)
駐車場/ 有り(無料)
料金/大人1,850円、高校生1,230円、小・中学生610円、6歳未満無料
定休日/12月第一水曜日とその翌日
「沖縄美ら海水族館」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/2分
走行距離/911m
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【4】備瀬のフクギ並木

緑のトンネルの道の先には海が広がっています。/出典:じゃらん 観光ガイド 備瀬のフクギ並木

海の中の生き物たちを存分に満喫したら、後半は美しい海の景観を回ります。

海の景観スポット1カ所目は、沖縄美ら海水族館から1kmも離れていない海岸線沿いにある【備瀬のフクギ並木】。

ここの見どころは深い緑のトンネル道。
台風や日差しから集落を守るため、海岸沿いの家を取り囲むように防風林として植えられたフクギが約1kmの並木道となり、美しい景観として注目されているスポットです。

数千本に及ぶとみられる備瀬のフクギのなかで、もっとも古いものは推定樹齢300年といわれています。

約1kmの並木道はレンタサイクルや水牛車で行くこともできますが、まずはのんびり歩くのがおすすめ。
道の途中にもカフェやレンタサイクルショップがあるので、休憩したり後半はサイクリングを楽しんだりもできます。

歩くよりものんびり進む水牛車もおすすめ/出典:じゃらん 観光ガイド 備瀬のフクギ並木

生い茂るフクギの隙間からは海岸が見え、並木道の出口には備瀬崎の海が広がっています。
海をバックにフクギや石垣、水牛、古民家などが並ぶ、沖縄の情緒が漂う原風景が楽しめます。

並木道沿いの古民家には人が住んでいますので、常識的なマナーのもとお楽しみください。

フクギ並木から望む海/出典:じゃらん 観光ガイド 備瀬のフクギ並木

備瀬のフクギ並木

郵便番号/905-0207
住所/沖縄県国頭郡本部町備瀬
電話番号/なし
営業時間/なし
駐車場/無し(近隣にあり)
料金/なし
定休日/なし
「備瀬のフクギ並木」の詳細はこちら
※情報はじゃらん観光ガイドより抜粋しました

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ルート/一般道
走行時間/13分
走行距離/6.4km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【5】世界遺産 今帰仁城跡

御内原から一望する海の景色

素朴な美しさが心に響くフクギ並木の集落の次は、お城へ向かいます。
国道505号を通って【世界遺産 今帰仁城跡】へ。

今帰仁城跡は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつ。
琉球統一前の北山・中山・南山に分かれていた三山時代に、本島北部を統治した北山王の居城跡です。

外郭を含め10の郭からなる首里城にも匹敵するスケールに、標高100mほどの小高い岩山に自然石をそのまま積み上げた、長さ1.5kmに及ぶ野面(のづら)積みの城壁がそびえます。
自然の地形に合わせて描いたなめらかなカーブの城壁やそのディテールが美しく、平成18年には日本城郭協会により、日本100名城にも選定されています。

女官の生活の場だったと伝えられる、城内でも崇高な場で御獄(うたき)がある御内原(うーちばる)は、北側の海を一望でき、晴れた日には東シナ海や伊平屋島、伊是名島が見える絶景ポイント。
城跡から見る海は、琉球王国時代の情緒が色濃く残る景色です。

また、今帰仁城跡は桜の名所としても知られ、毎年1月~2月には桜祭りが行われています。

日本一早く咲く桜、カンヒザクラの名所です

季節ごとに様々な花が城壁を彩ります

世界遺産 今帰仁城跡

郵便番号/905-0428
住所/沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地
電話番号/0980-56-4400
営業時間/8:00~17:30(5~8月は~18:30)
駐車場/有り(320台/無料)
料金/大人400円(10人以上320円)、小中学生300円(10人以上240円)、小学生未満無料
定休日/無休
「世界遺産 今帰仁城跡」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/32分
走行距離/15.6km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【6】古宇利オーシャンタワー

海の上を走る感覚の古宇利大橋を渡って古宇利島へ

琉球王国時代の雰囲気を味わったら、次は現代的でスタイリッシュな海を楽しみましょう!
次の目的地は、国道505号を通り今帰仁半島からワルミ大橋、古宇利大橋を渡って行く古宇利島の【古宇利オーシャンタワー】。

道中のワルミ大橋、古宇利大橋もおすすめのドライブスポットです。
開放感あふれる爽快な絶景ドライブを存分にお楽しみください!

チャペルのような白亜の展望台

古宇利大橋を渡っていると正面に見える白亜の展望塔が【古宇利オーシャンタワー】です。
海抜82mの高さを誇るオーシャンタワーは、古宇利大橋を一望できる絶好のロケーション。

入り口を入ると自動運転の無人カートに乗り、滝が流れる南国庭園の道をゆっくり進みながら展望タワーに到着します。

絵画のようなパノラマビューが楽しめます

タワーの中は第一展望台、第二展望台、第三展望台と階数によって分かれており、上にあがるたびにさらなる感動的なパノラマビューが広がります。

古宇利島を囲む透明度の高いブルーグラデーションの海と真っ直ぐにのびる古宇利大橋が、窓枠を額縁として1枚の絵画のように演出されており、ここでしか見られない絶景となっています。

せっかくの眺めなので、2階のオーシャンカフェでもスイーツとともに絶景をのんびり堪能してください!

オーシャンカフェのテラス席。贅沢な時間です

古宇利オーシャンタワー

郵便番号/905-0406
住所/沖縄県国頭郡今帰仁村字古宇利538
電話番号/0980-56-1616
営業時間/9:00~18:00
駐車場/有り(200台/無料)
料金/大人800円、中人600円、小人300円
定休日/無休
「古宇利オーシャンタワー」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/1時間43分
走行距離/51.3km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【7】辺戸岬

沖縄本島最北端の地は撮影スポット!/出典:じゃらん 観光ガイド 辺戸岬

穏やかで美しい海に癒されたら、いよいよ最終目的地の【辺戸岬】へ!

古宇利大橋、屋我地大橋と、再び海の上のドライブを楽しみ本島へ入り、ひたすら海沿いの国道58号を走り続けると、沖縄本島の北の果てに到着します。

本島最北端の辺戸岬で見られるのは、太平洋と東シナ海がぶつかる荒波の海。
隆起したサンゴ礁の断崖絶壁に打ち付ける力強い波は、ダイナミックで迫力のある景観です。

ゴツゴツに尖ったサンゴの断崖に当たって砕ける波のしぶきは、勢いよく崖の上まであがってきます。

迫力満点の荒々しい波/出典:じゃらん 観光ガイド 辺戸岬

荒々しい海ですが、冬の時期には繁殖や子育てのために多くのクジラがやってくるので、1月から4月にかけて運が良ければその姿を見ることができます!

また、よく晴れた日には、与論島や沖永良部島が望めます。
そのため、かつて沖縄がアメリカ統治下だった時代には本土復帰を願い、岬から海の向こう与論島へ向けてのろしを上げていました。

現在は「ヨロン島・国頭村友好記念碑」や本土復帰を記念した「祖国復帰闘争の碑」が建てられています。

辺戸岬は沖縄海岸国定公園なので遊歩道が整備されおり、岬を回遊できるようになっていますので、時間が許す限りゆっくりお過ごしください!

与論島に向けて建っている、「祖国復帰闘争の碑」/出典:じゃらん 観光ガイド 辺戸岬

辺戸岬

郵便番号/905-1421
住所/沖縄県国頭郡国頭村辺戸
電話番号/0980-41-2101
営業時間/なし
駐車場/有り(無料)
料金/なし
定休日/なし
「辺戸岬」の詳細はこちら
※情報はじゃらん観光ガイドより抜粋しました

沖縄の文化を満喫!中南部コース

王国時代から現在まで、沖縄の歴史と文化を楽しもう!

沖縄の歴史文化を象徴する首里城公園からスタートする、おすすめの定番コース。
南部と中部を中心に、沖縄が歩んできた歴史や文化を辿るドライブコースです。

■走行距離:117.8km
■走行時間:4時間01分
■有料道路料金:0円(ETC:0円)

【スタート】那覇空港

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ルート/一般道
走行時間/18分
走行距離/8.8km
有料道路料金:0円(ETC:0円)

【1】首里城公園

鮮やかな「首里城正殿」。青空とのコントラストが美しいです

那覇空港を出発して向かう最初の目的地は、沖縄を代表する観光名所【首里城公園】です。

14世紀末より琉球王国の政治・外交・文化の中心地として繁栄し、威容を誇った首里城。
荘厳な城門をいくつも通ると現れる正殿は、琉球王国最大の建造物です。

1945年の沖縄戦で焼失してしまいましたが、一部が復元整備され、1992年に【首里城公園】として開園しました。

中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式や石組み技術は、文化的・歴史的価値があると評価され、2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界文化遺産に登録されました。

絢爛豪華な玉座がある「御差床」

公園内には首里城正殿を中心とした有料区域と無料区域の城内があり、守礼門や園比屋武御嶽石門、円覚寺跡、弁財天堂といった文化財が点在しています。

正殿の前には「御庭」という中庭広場があり、「御庭」を囲むように南殿・番所、北殿などの建物が並んでいます

南殿と渡り廊下でつながっている書院は、落ち着いた雰囲気の空間。

鎖之間という広間があり、ここでは賓客がおもてなしを受けたように、お茶菓子で琉球のおもてなしを体験(有料)することができます。

どうぞごゆるりと、賓客の気分をお楽しみください!

「琉球お茶菓子体験/310円」

首里城公園

郵便番号/903-0815
住所/沖縄県那覇市首里金城町1丁目2番地
電話番号/098-886-2020
営業時間/8:30~19:00(7月~9月は~20:00、12月~3月は~18:00、入館券締切は閉館の30分前)
駐車場/ 有り(約160台/有料)
料金/大人820円、高校生620円、小中学生310円、6歳未満無料
定休日/首里城公園施設の一部休館日:7月の第1水曜日とその翌日
「首里城公園」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/36分
走行距離/17.6km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【2】ニライカナイ橋

南部屈指の絶景ドライブロード。感動的な眺めです

煌びやかな王国時代の文化遺産を楽しんだ後は感動必至の絶景パノラマビューのドライブロードを目指して、県道86号を通り【ニライカナイ橋】へ向かいます。

【ニライカナイ橋】は県道86号から国道331号への下り坂に架かった、海に向かって大きくカーブを描きながら降りる全長660m、高低差80mの橋です。
上側の「ニライ橋」と下側の「カナイ橋」で「ニライカナイ橋」と呼ばれています。

ここではルートが重要となります!
より絶景を満喫するためには、標高約162mの頂上から下に向かってドライブするルートがおすすめ。
明確な住所はありませんので、ナビやマップでルート検索する場合は「陸上自衛隊 知念分屯地」を目指すと、橋の上の「ニライカナイへの道」という標識までたどり着けます。

橋の頂上付近にはトンネルがあり、そのトンネルを抜けると……。
思わず歓声があがる絶景パノラマビューが目の前に広がります!

トンネルの上には展望台があります。
橋に入ると車を停める場所がないので、ゆっくり絶景を味わうならまずは展望台へ。

現在展望台の駐車場は使用できませんが、トンネル付近にスペースがあるので短時間なら駐車可能です。

やっぱりこの景色はドライブがおすすめ。
空や海に向かって走る感動と興奮を体験してください!

ニライカナイ橋

郵便番号/901-1513
住所/沖縄県南城市知念字知念
電話番号/なし
営業時間/なし
駐車場/無し(近隣にあり)
定休日/なし

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ルート/一般道
走行時間/22分
走行距離/10.6km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【3】奥武島

小さな漁師の島。魚介類のグルメが満載です

ニライカナイ橋を下りたらそのまま国道331号を走って、漁師の島【奥武島】へ向かいます。

【奥武島】は沖縄本島から約150mの橋で結ばれている島。
周囲は約1.6kmと車で5分もかからず1周できる小さな島ですが、地元の人たちが休日にドライブを楽しむスポットでもあります。

見どころは、島のあちこちでイカが干されているトビーチャ(飛びイカ)干し。
国土交通省「島の宝100景」にも選定されているのどかな光景です。

奥武島を代表する景観、トビーチャ(飛びイカ)干し

そして、ここでの一番の目的は天ぷらやもずく、イカなどの漁港ならではのグルメ。
朝イチで那覇空港を出発すれば、そろそろお腹が空いてくる時間です。

【奥武島】の名物といえば天ぷら。
沖縄の天ぷらは塩味の効いた厚めの衣が特徴です。

島内には3店舗の天ぷら屋さんがあり、どこのお店でも新鮮な魚やイカ、野菜の揚げたて天ぷらを購入することができます。
特にもずくの天ぷらは沖縄ならでは。
歯ごたえのある沖縄の太いもずくを天ぷらで味わってみてください。

「奥武島いまいゆ市場」ではお刺身や海鮮丼、もずく酢、イカの天日干しなどが購入できます。
市場や天ぷら屋さんで好きなものを買い揃えたら、ビーチに座ってランチタイム!

漁港の島ののどかな風景と美しい青い海を見ながら、のんびりした時間も味わってください。

奥武島

郵便番号/901-0614
住所/沖縄県南城市玉城字奥武
電話番号/なし
営業時間/なし
駐車場/無し(近隣にあり)
定休日/なし
「奥武島」の詳細はこちら
※情報はじゃらん観光ガイドより抜粋しました

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ルート/一般道
走行時間/18分
走行距離/8.9km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【4】平和祈念公園

断崖絶壁の上の台地にある平和の広場

天ぷらでお腹を十分に満たしたらドライブ再開!
奥武島を出て国道331号に戻り【平和祈念公園】を目指しましょう。

【平和祈念公園】は第二次世界大戦の地上戦の舞台であり、沖縄戦最大の激戦地となった糸満市摩文仁にあります。
南側には丘陵地を、南東側には青い海を望むことができる、花と緑が豊かな美しい公園です。

休日には家族連れが訪れ広い芝生で球技を楽しむなど、子ども達の笑い声で賑わっています。

約40ヘクタールの広大な敷地には、国立沖縄戦没者墓苑や各都道府県の慰霊塔・碑があり、戦没者への慰霊を捧げています。
また、平和の礎・平和祈念堂・平和祈念資料館などを通して人類の恒久平和を願い、平和の尊さを体感する場所でもあります。

平和の広場には、沖縄戦最初の米軍の上陸地である座間味村阿嘉島で採取した火と、被爆地広島市の「平和の灯」、長崎市の「誓いの火」を分けてもらって合わせた、「平和の火」が灯されています。

穏やかな火の揺らぎや美しい景色を眺めながら、今ある豊かさや平和に感謝し、実感することができる場所です。

多くの願いが込められた「平和の火」

平和の広場からは、摩文仁の美しい海岸線が望めます

平和祈念公園

郵便番号/901-0333
住所/沖縄県糸満市字摩文仁444番地
電話番号/098-997-2765
営業時間/8:00~22:00
駐車場/有り(無料)
料金/なし(公園内に有料施設有り)
定休日/無休
「平和祈念公園」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/11分
走行距離/5.1km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【5】琉球ガラス村

琉球ガラスのタイルで描かれたモザイク模様の建物

海を望みながら平和の尊さを知ることができたら、次は工芸体験にチャレンジ!
【琉球ガラス村】へと向かいます。

琉球ガラスは、戦後に発展したガラス工芸品。
駐留米軍が使用していたコーラやビールなどの色つきガラス瓶を溶かして再生し、米軍向けにガラス製品を作っていたのが始まりといわれています。

本来ならば不良品扱いとなっていたガラスの中の気泡やぼってりとした厚みも、アメリカナイズされた「一風変わった素朴なデザイン」として活かされ、沖縄独自のガラス文化が誕生しました。

【琉球ガラス村】は、県内最大の手作りガラス工房。
敷地内には「ガラス工房・職人」「ガラスショップ」「福地商店」「福地食堂」「福地カフェ」の5つの施設があります。

ガラス工房の施設らしく、建物の外壁や柱には色とりどりの琉球ガラスのタイルがびっしり!
大きな建物の壁や柱の全面にモザイク模様が鮮やかに描かれ、圧巻のアート作品となっています。

本館入り口の琉球ガラスドーム。インスタ映え間違いなし!

ここでは手作りガラス体験(有料)やショッピングを存分に楽しんでください。
ガラスに息を吹き込んで膨らませる「型吹き」も体験できる「オリジナルグラス作り体験/1,620円~」がおすすめです。

沖縄旅行の記念にぜひオリジナルグラスを!

琉球ガラス村

郵便番号/901-0345
住所/沖縄県糸満市字福地169番地
電話番号/098-997-4784
営業時間/売店9:00~18:00、工場見学8:30~17:30
駐車場/有り(60台/無料)
料金/無料(有料体験有り)
定休日/無休
「琉球ガラス村」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/23分
走行距離/11.1km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【6】琉球温泉 龍神の湯

海に浸かっている気分になれる「立ち湯」

熱気のあるガラス工房でひと汗かいた後は、瀬長島にある「琉球温泉瀬長島ホテル」へ。
瀬長島へ行く道のりでは、海を渡る橋をいくつも通るので、景色も楽しみながらドライブできます。

ホテルに着いたら、ホテル内施設の【琉球温泉 龍神の湯】でちょっとひと休みいたしましょう。

ここは、沖縄では数少ない天然温泉とオーシャンビューが楽しめるリゾート温泉。
2012年にオープンした新しい施設です。

天然温泉を贅沢に使用した大露天風呂は岩風呂・壺湯・立湯・寝湯と湯船の種類も豊富!
サウナでは、沖縄では珍しい本格的なロウリュウも楽しめます。

露天風呂の前には西海岸の雄大な海が広がり、晴れた日には慶良間諸島まで見渡せます。

壺湯はゆったり自分の時間に浸れるおひとり様専用風呂。
潮風にあたりながら水平線を眺めていると、時間が経つのも忘れてしまいそうです。

立ち湯ではパノラマビューと開放感が味わえます。
湯船の底に丸石が敷き詰められた水深1.2mのお風呂に立ったまま入り、縁にもたれて海を眺めながら丸石を踏み踏みするのがおすすめ。
景色にもお湯にも、足つぼにも癒されます。

うっとりするような心地よいオーシャンビューの温泉で、ドライブの疲れを癒してください。

瀬長島の地下1,000mから毎分500ℓ湧き出る天然温泉

美しい海に囲まれた瀬長島の高台にある「琉球温泉瀬長島ホテル」

琉球温泉 龍神の湯

郵便番号/901-0233
住所/沖縄県豊見城市字瀬長174-5
電話番号/098-851-7167
営業時間/6:00~24:00(最終受付23:00)
駐車場/有り(無料)
料金/大人(中学生以上)平日1,330円 土日祝1,540円 ※入湯税・消費税込、小人(小学生)/720円 ※消費税込、幼児無料
定休日/無休
「琉球温泉 龍神の湯」の詳細はこちら

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ルート/一般道
走行時間/1時間19分
走行距離/39.1km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【7】残波岬

迫力ある岬の海。岬の先まで歩けます/出典:じゃらん 観光ガイド 残波岬

疲れを癒してすっきりリフレッシュできたら、後半は中部をドライブ観光!
国道58号を北上し【残波岬】に向かいます。

東シナ海に突き出た沖縄本島最西端の【残波岬】は、本島で一番最後に夕日が沈む場所といわれている景勝地。
周囲は自然のままの海岸線で、高さ約30メートルの断崖絶壁が約2キロも続く迫力の絶景です。

海の透明度も高く、灯台下はダイバーの間でも有名なダイビングポイントや地元の人の磯釣りポイントとしても親しまれています。

岬の先には高さ約31mの白亜の灯台が紺碧の空と海をバックにそびえ立ち、岬のシンボルとなっています。
そしてこの灯台は日本でも数少ない、中に入って上れる灯台。
99段の階段を登り切ると、慶良間諸島や粟国島を一望する大パノラマが広がります。

ここでは夕焼けから日没までの時間をゆっくりお過ごしください。
日没前から刻一刻と変わる空の色や、太陽が海にゆっくり沈んでいく様子、激しく波が断崖にぶるかる音など、都会にはない大自然に包まれているような世界観が味わえます。

写真に撮るのもいいけど、目に焼き付けたい光景/出典:じゃらん 観光ガイド 残波岬

太陽が水平線に沈むのを見届けたら、最後のスポットへ。
賑やかに夜の街を楽しみましょう!

残波岬

郵便番号/904-0328
住所/沖縄県中頭郡読谷村宇座
電話番号/098-982-9216
営業時間/なし
駐車場/有り(無料)
料金/なし
定休日/なし
「残波岬」の詳細はこちら
※情報はじゃらん観光ガイドより抜粋しました

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ルート/一般道
走行時間/34分
走行距離/16.6km
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )

【8】美浜アメリカンビレッジ

観覧車を目印に【美浜アメリカンビレッジ】へ!/出典:じゃらん 観光ガイド 美浜アメリカンビレッジ

すっかり暗くなってしまいましたが、最後は夜も華やかに賑わっている【美浜アメリカンビレッジ】へ!
国道58号を戻り、中部の西海岸に位置する北谷町へと向かいます。

北谷町は米軍基地が近く外国人居住者も多いことから、アメリカ文化が根付き発展した町として有名で、とくに海岸側は海外リゾートのような雰囲気が漂っています。

【美浜アメリカンビレッジ】はアミューズメント施設やショップ、レストラン、映画館、ライブハウスなどが立ち並び、昼夜を問わず地元の若者や観光客、駐留米軍関係者達で賑わうスポット。

建物や町並みのデザインはレトロなウエストコーストのイメージで統一され、映画のオープンセットのようなリトルアメリカになっています。

夜になると【美浜アメリカンビレッジ】のシンボルでもある観覧車のイルミネーションが輝き、華やかな夜景も楽しめます。

アメリカの輸入雑貨店や古着店、お洒落なインポートショップ、沖縄のお土産ショップなどショッピング施設も充実。
大型スーパーマーケットで地元の食材や加工品を購入するのもおすすめです。

そして最後は夜景を見ながらのディナータイム。
沖縄文化とアメリカ文化が融合した、スタイリッシュな時間をお楽しみください!

町全体がアメリカンリゾート/出典:じゃらん 観光ガイド 美浜アメリカンビレッジ

沖縄の賑やかな夜をお楽しみください!/出典:じゃらん 観光ガイド 美浜アメリカンビレッジ

美浜アメリカンビレッジ

郵便番号/904-0115
住所/沖縄県中頭郡北谷町字美浜
電話番号/098-926-5678
営業時間/※店舗により異なる
駐車場/有り(無料)
料金/なし
定休日/なし
「美浜アメリカンビレッジ」の詳細はこちら
※情報はじゃらん観光ガイドより抜粋しました

※この記事は2018年3月時点での情報です
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください

ライター紹介
この記事を書いた人
宮城なほ子

沖縄出身、沖縄育ち。ながーい東京生活を経て、ふたたび沖縄暮らし。現在はフリーランスで広告・コピーに関わるお仕事と、「好き」と「興味」から発展した美容関係のお仕事を自分のペースで楽しんでいます。