薦神社
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宇佐氏が池守をした宇佐八幡の祖宮 - 薦神社のクチコミ
神社ツウ 三文詩人さん 男性/50代
- 一人
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薦神社参道。正面に楼門、右には伊勢宮
by 三文詩人さん(2015年3月撮影)
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伊勢宮とは、お伊勢さんの遥拝所
by 三文詩人さん(2015年3月撮影)
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拝殿内部。御神紋は一つ巴
by 三文詩人さん(2015年3月撮影)
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夕日の三角池
by 三文詩人さん(2015年3月撮影)
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湖中の鳥居
by 三文詩人さん(2015年3月撮影)
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中津市に鎮座する薦神社は、三角(御澄)池を内宮(御神体)とし、宇佐氏と宇佐八幡の関わりが残る唯一の地である。宇佐氏はこの池の池守を勤め、この池に生える眞薦を枕に作り、宇佐八幡のご神体とした。
三角池の水面は鏡であり、太陽の表象である。しかし拝所は東側にあり、西に向かうことになる。太陽神の娘御を拝むには不自然な配置だが、池の形態からして全体を見渡すには、この位置しかなかったようだ。この形、旧河道に見えて仕方ない。
当社は比賣大神すなわち宗像三女神(田心比売命・瑞津比売命・市杵島比売命)を祀り、宇佐神宮の祖宮とされる。対して宇佐神宮では、御許山の大元神社を元宮とする。また安心院には、宗像三女神が降臨したという三女神社や、菟狹津彦・菟狹津媛が神武天皇を饗応したという妻垣神社が鎮座する。
ということは、宇佐氏及び比賣大神は、中津から南下するも直接には宇佐の平野に入れず、安心院の方へ迂回したことになる。
では、中津の前はどこに居たのか。宗像氏と入れ替わったのではあるまいか。
おそらく宇佐氏の氏神であった兎神=稲葉の素兔は、古事記の大國主を語る冒頭にのみ登場し、その未来を託宣して終わる。それが大國主へ「僕は沖ノ島に在りき」と言っている。あまり注意されないが、宇佐氏が宗像(の沖ノ島)に居たと称している訳で。
宗像氏は、新撰姓氏録によると「宗形君、大国主命六世孫、吾田片隅命之後也」とあり、和邇氏は「和仁古、大国主命六世孫、阿太賀田須命之後也」とある。つまり宗像氏=和邇氏、よって稲葉の素兔を身ぐるみ剥いだ和邇とは、宗像氏のことになる。
この話を勢力争いと解釈すると、宗像氏は宇佐氏の地位を奪い、強制的に入れ替わったのである。甚だ穏やかならざる交替だが、実際には宇佐氏が宗像の神を受け入れた訳で、交換条件が良かったと見える。付け加えると、宗像の地が古代の出雲であったという話にもなる。
宇佐氏の栄光と没落、薦神社にはその歴史が刻まれたはずだが、緒方惟栄、次いで大友宗麟に焼かれ、古い記録は残っていない。
- 行った時期:2015年3月
- 混雑具合:普通
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2016年10月21日
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御朱印
宇佐神宮の祖宮といわれていると知り訪れました。神職がおられず、帰ろうとしたら神社での吉兆といわれる黄蝶があらわれ待っていたら神職がすぐ帰られ無事御朱印を戴きました。内宮が池だとは初めての事です。駐車場も十分あります。
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- 行った時期:2022年3月29日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2022年4月3日
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立派な神門に圧倒される。
重要文化財に指定されている神門の立派さに圧倒されます。これほど大きな神門はそう多くはないでしょう。日曜日でしたので、多くの方が参拝されていました。車のナンバーを見ると、遠方からも参拝に来られているのがわかりました。神門のほかに印象に残ったのは、ひときわ目をひくクスノキの大木と、駐車場脇の鳥居の両脇に据えられていた、文化6年造立の狛犬です。
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- 行った時期:2019年6月
- 混雑具合:普通
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2021年1月27日
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パワーをいただけます
息子と宇佐神宮に参拝後に訪れました。
宇佐神宮の祖宮ということで、ぜひ訪れてみたいと足を運びました。
神殿に向かう途中、右手に伊勢宮と書かれた石の鳥居があり、奥に進むと小さなお社が二つ並んでいました。
鳥居をくぐると空気が周りとは違って、すごくパワーをもらっている気がしました。
本殿も朱色が綺麗で、ちょうど七五三のお参りがあっていて、祝詞があげられていました。
その祝詞がまたパワーも感じましたし、心地よい気がしました。
奥に進んでいくと池があり、この神社の拠り所だそうです。
しばらく池のほとりに座ってパワーをもらいました。
季節的にはあまりきれいではありませんでしたが、蓮の時期などはすごくきれいだそうです。
癒されたい方にはお勧めな場所でした。
今回は宇佐神宮で御祈祷を受けていたので、次に訪れたときには御祈祷を受けてみたいと思います。詳細情報をみる
- 行った時期:2019年11月16日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 家族の内訳:お子様
- 子どもの年齢:13歳以上
- 人数:2人
- 投稿日:2020年2月12日
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宇佐神宮の元宮
薦神社は大貞八幡とも呼ばれ、宇佐八幡宮の元宮であると伝えられています。敷地内に三角池があり、そこに浮かぶ鳥居が神秘的で印象深いです。中津市では有名な神社なので立ち寄られる方は行ってみてはと思います。
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- 行った時期:2020年1月3日
- 混雑具合:やや空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 投稿日:2020年1月3日
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宇佐神宮の元宮だそうです
大貞八幡の異名をもつ、宇佐神宮の元宮だそうです。元宮が何かは知りませんが、かなり縁が深いのでしょう。裏手にある池がご神体となっているそうです。詳しくはわかりませんが、何やら変わった造りもしています。
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- 行った時期:2019年5月28日
- 混雑具合:空いていた
- 滞在時間:1時間未満
- 家族の内訳:親・祖父母
- 人数:2人
- 投稿日:2019年5月28日