江戸末期の幕臣「小栗上野介」の墓があることで知られています - 東善寺の口コミ

東善寺の新着クチコミ

• 国道沿いでも静かなお寺

  3.0

  一人

  小栗上野介の墓がある事で有名なお寺です。国道沿いにありますが、階段を上がると車の音も気にならなくなり、落ち着いて参拝できます。境内にはシャクヤク等の花が色々咲いていて、休憩の椅子やテーブルも所々にありますので、心静かにお参りしながら、上野介の業績を辿って行くのも一興かと思います。

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  • 行った時期：2019年5月
  • 混雑具合：空いていた
  • 滞在時間：1時間未満
  • 投稿日：2019年5月24日

  

  縁起ダルマさん

  • 群馬ツウ
  • 男性／50代

• 小栗上野介の墓所

  3.0

  カップル・夫婦

  　東善寺は群馬県高崎市倉渕町にあります。倉渕町は江戸時代には権田村といい、小栗上野介の知行地だった村です。江戸から権田村に移った小栗一家は、東善寺に仮住まいして、住居の建設を進めていたといいます。高崎市から長野原町方面に向かう草津街道（国道４０６号）を進むと、街道沿いに東善寺の入り口があり、小栗上野介の寺と書かれていますが、東善寺は小さな寺で余り目立たないので、倉渕町権田に入ったら注意しながら進む方がよいでしょう。
  
  　念のために、小栗上野介について記しておきますと、小栗は、幕末の江戸幕府にあって、若くして外国奉行・町奉行・軍艦奉行・勘定奉行などを歴任した逸材でした。日米修好通商条約の批准のためにポーハタン号で渡米したとき、アメリカ人は小栗の毅然とした態度に感銘を受け、これを絶賛したといいます。しかし、後世、小栗の名声を高めた最大の功績は、横須賀造船所の建設でしょう。日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を撃滅した東郷平八郎元帥は、「日本海海戦に勝利したのは小栗さんのお陰です」と言って、その功績を讃えたそうです。
  
  　ちなみに、小栗は薩長軍対策では主戦派であり、恭順派の勝海舟の案が慶喜に採用されたために罷免され、知行地の権田村に隠棲しましたが、小栗の策を知った大村益次郎は、「その策が実行されていたら今頃我々の首はなかったであろう」と言って小栗を恐れたといいます。小栗は権田村に隠棲後まもなく薩長軍の追捕を受け、取り調べもないまま、慶応４年４月６日に権田村で斬首されました。享年４２歳。小栗の養子だった又一や家臣たちも斬首されました。
  
  　で、東善寺ですが、小栗の墓はひっそりと建てられており、胸像などもありますが、訪れる人は少ないようです。これは、東善寺が高崎市の中心部から離れた倉渕町にあるためもあるでしょうが、小栗の名が、広く知れ渡っているとは言えないことが理由ではないかと思われます。しかし、明治の産業革命に最も功績のあった施設と言えば、小栗が建設した横須賀造船所であり、最も功績のあった人物と言えば、小栗上野介その人をおいてほかにはいないでしょう。小栗上野介は、幕末の偉人として、もっと広く知られるべき人物だと思います。

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  • 行った時期：2015年8月16日
  • 混雑具合：空いていた
  • 滞在時間：1時間未満
  • 投稿日：2016年6月11日

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  オルフェウスさん

  • 温泉ツウ
  • 男性／50代

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