新潟市旧齋藤家別邸
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新潟
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新潟・月岡・阿賀野川
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新潟市中央区
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西大畑町
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観光施設・名所巡り
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史跡・名所巡り
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新潟市旧齋藤家別邸の口コミ一覧
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旧齋藤家別邸は、北前船等で財をなし、新潟の三大財閥の一つに数えられた齋藤家の四代目・齋藤喜十郎が造営した、総敷地面積1,300坪を誇る広大な別荘。戦後は進駐軍による接収を経て、50年余りの間、地元実業家の自邸として利用されました。しかし、2005年に売却されることになり、これを契機として、保存を願う運動が市民による署名・募金運動、市議会への請願などにより、2009年に新潟市が公有化し、2012年から公開されました。旧齋藤家別邸は、日本海に沿って発達した新潟砂丘の東南部に位置します。近代和風建築の秀作といわれる建物は随所に銘木が使用され、室内から庭園が見られるように雁行型の平面配置になっています。開放的な平面構成や海岸部の砂丘地形を巧みに取り込んで造成された池泉回遊式の庭園の築造には、東京根岸の庭師で、飛鳥山の渋沢栄一邸の庭園を手掛けるなど、東京を中心に活躍しながら、代表作がほとんど現存していない第2代・松本幾次郎と弟の松本亀吉が関わった作品がほぼ完全な形で残っています。庭園と建物を一体のものと考える「庭屋一如」という造りになっていて、主屋の一階からはワイドな眺め、二階からは庭園全体を俯瞰する眺めが楽しめました。- 行った時期:2023年11月15日
- 混雑具合:普通
- 滞在時間:1〜2時間
- 投稿日:2023年12月13日
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