11月の京都は見どころ満載!紅葉狩りに出かけたり、秋の味覚を堪能したり、楽しみ方も色々です。
この記事では京都の秋を満喫できるスポットを紹介。紅葉の名所として知られる寺院、自然豊かな景色が楽しめる観光スポット、限定メニューが味わえるお店など、多彩なラインナップです。
紅葉のライトアップや祇園をどりなど、11月に実施されているイベント情報も紹介します。
※口コミはじゃらんnet観光ガイドから抜粋しました。
【京都市東山区】東福寺
通天橋から一望できる約2000本の艶やかな紅葉は必見

摂政九條道家によって、1236(嘉禎2)年より19年の歳月をかけて造られたという、臨済宗東福寺派の本山「東福寺」。
「通天橋」は紅葉の名所として知られ、約2000本もの見事な紅葉を見ることができ、紅く色づいた楓の木々が眼下に広がる様子は圧巻です。
また、僧侶の住居「方丈」の周囲には、国指定名勝に登録されている「東福寺本坊庭園」があり、庭園内の「北庭」は、苔と切石で見事な市松模様が表現されたフォトジェニックなスポットです。

室町時代に建てられた国宝「三門」はじめ、重要文化財に指定されている「浴室」「東司(便所)」「禅堂」など、貴重な建築物が残っており、例年11月中旬から12月上旬にかけて特別に公開されます。※「通天橋」「方丈庭園」は常時見学可能、詳細は公式ホームページで要確認
8時30分から拝観のため8時に着くように東福寺に行きましたがすでに長蛇の列になっていました。通天橋から見る紅葉は凄かった紅葉の海みたいでした。
(行った時期:2022年11月)
京都府京都市東山区本町15-778
【4月~10月】9時~受付終了16時(閉門16時30分)【11月~12月第1日曜】8時30分~受付終了16時(閉門16時30分)【12月 第1月曜~3月】9時~受付終了15時30分(閉門16時)
なし
【東福寺本坊庭園(方丈)】大人500円、子ども300円【通天橋・開山堂】大人600円、子ども300円※11月9日~12月1日は大人1000円【共通券】大人1000円、子ども500円※11月9日~12月8日は共通券なし
東福寺駅・鳥羽街道駅より徒歩約10分/名神高速道路京都東ICより約20分
あり(無料)※10月25日~12月10日は閉鎖
「東福寺」の詳細はこちら
「東福寺」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:東福寺)
【京都市東山区】泉涌寺
彩り豊かな庭園の紅葉と「献菊展」で美しい菊を鑑賞

“御寺(みてら)”とも呼ばれる「泉涌寺(せんにゅうじ)」は、空海が草庵を作り、法輪寺としたのが起こりだと伝えられ、1218(建保6)年に月輪大師が造営した際、清泉が涌いたことにより「泉涌寺」となったそうです。
境内にある「御座所庭園」では、色鮮やかな紅葉が楽しめます。また、例年11月には境内に設けられた花壇にて「泉涌寺献菊展」が行われ、紅葉とともに美しい菊も堪能できます。※詳細は公式ホームページで要確認

境内には江戸時代に建築された重要文化財建造物「仏殿」をはじめ、楊貴妃観音が祀られた「楊貴妃観音堂」など、重厚感のある建造物が多数あります。四季折々の景色を眺めながら、貴重な建造物を巡ってみるのもいいですね。
京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
【3月~11月】9時~16時30分(閉門17時)【12月~2月】9時~16時(閉門16時30分)
なし※心照殿(宝物館)は毎月第4月曜休館
【伽藍拝観料】大人500円、小・中学生300円【特別拝観料】大人(中学生以上)500円※子ども(小学生以下)は無料、要同伴者
京都駅よりタクシーで約10分/名神高速道路京都東ICより約25分
あり(無料)
「泉涌寺」の詳細はこちら
「泉涌寺」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:泉涌寺)
【京都市東山区】建仁寺
趣向を凝らした多彩な庭園で楽しむ紅葉鑑賞

鎌倉時代の1202(建仁2)年に建立された「建仁寺(けんにんじ)」は、当時の年号から名付けられた禅寺で、国宝「風神雷神図屏風」を所蔵している寺院として知られています。
紅葉シーズンにおすすめなのが「潮音庭」です。紅葉の見頃を迎えるのは、他のスポットより少し遅い11月下旬頃。中央に三尊石と東に坐禅石、廻りに紅葉を配した自然美を堪能できます。

境内にある「方丈庭園」では、白砂を敷きつめた枯山水庭園「大雄苑」、禅宗の四大思想(地水火風)を象徴したものと言われる「○△□乃庭」など、趣向を凝らした庭を見学できますよ。
建仁寺の中庭は見てると時間を忘れ心が落ち着き癒されました。風神雷神図屏風と龍描画も見ごたえありました。
(行った時期:2022年11月)
本坊へ入ってすぐに風神雷神図屏風の展示あり、インパクト抜群。方丈の襖には雲竜図や竹林七賢図など、法堂の天井には双龍図(2002年筆)の絵画系の見るものも多いです。一方、方丈の庭園や潮音庭などの庭園美もあり、広い境内を散歩するにも良いお寺です。今回は北門から入ったので、今度は三門などもゆっくり見てみたいです。
(行った時期:2022年10月)
京都府京都市東山区大和大路通四条下る小松町
10時~17時(受付終了16時30分)
4月19日・20日、6月4日・5日
【一般】800円【学生(小・中・高)】500円【小学生未満】無料※小学生以下のみでの拝観不可、障害者手帳所持の場合は無料(介助者は有料)
祇園四条駅より徒歩7分/名神高速道路京都東ICより約30分
あり(有料)
「建仁寺」の詳細はこちら
「建仁寺」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:建仁寺)
【京都市東山区】長楽寺
「見下ろす庭園」から一望する真っ赤に染まる幻想的な紅葉

円山公園の近くに位置する「長楽寺」は、“洛中随一絶景の霊地”として詩や歌に詠われ、古くは『今昔物語』や『山家集』『山家集』にもその名を記されています。“紅葉寺”と称された寺院の境内では、真っ赤に染まる珍しい「しぐれの紅葉」を見ることができます。
例年11月下旬から12月上旬には「秋の夜間拝観」が催され、庭園を眺める拝観所では、抹茶が楽しめます。
新築書院から眺める「東山をとり入れた名庭」、また上から庭全体を一望できる「見下ろす庭園(相阿弥作)」のライトアップも必見。幻想的に照らされた艶やかな紅葉は圧巻ですよ。

境内には史跡も多く、平清盛の娘・建礼門院の遺髪が納められた供養塔「建礼門院御髪塔」もそのひとつ。歴史に思いをはせながら、史跡巡りをするのもいいですね。
京都府京都市東山区円山町626
【通常拝観】10時~16時【秋の夜間拝観】18時~20時
木※秋の夜間拝観期間中は無休
【通常拝観】大人800円、小・中学生400円【秋の夜間拝観】大人1000円、小・中学生500円
祇園四条駅より徒歩20分/名神高速道路京都東ICより約30分
なし
「長楽寺」の詳細はこちら
「長楽寺」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:長楽寺)
【京都市東山区】祇園会館
京都の秋の風物詩。祇園の街を華やかに彩る「祇園をどり」

京都の秋を彩る恒例行事と言えば「祇園をどり」。祇園東歌舞会の芸妓たちが、日々磨いてきた円熟した技芸を披露します。

「祇園をどり」は、京都五花街のひとつ祇園東の舞踊公演として例年11月1日から10日間にわたり祇園会館で開催されます。8月から「鑑賞券」の販売が始まり、「お茶席付き特別鑑賞券」は抹茶とお菓子をいただけますよ。
京都の名所を背景にしたオリジナル脚本による長唄や舞踊メドレーをはじめ、フィナーレの祇園東小唄まで、華やかな舞台が楽しめます。※詳細は「祇園東お茶屋組合」公式ホームページで要確認
京都府京都市東山区祇園町北側323
【祇園をどり】2024年11月1日(金)~10日(日)13時30分~、16時~(公演約1時間)
祇園をどりの期間中なし
【お茶席付き特別鑑賞券】7000円【鑑賞券】6000円※チケット販売は2024年8月1日(木)~
祇園四条駅より徒歩約10分/名神高速道路京都東ICより約35分
なし
(画像提供:祇園東お茶屋組合)
【京都市東山区】祇園小石・祇園本店
秋は栗づくしのパフェ!京飴の老舗秘伝の黒糖みつメニューもおすすめ

八坂神社参道にある「祇園小石」は、創業80年以上の京飴の専門店。祇園本店には甘味処が併設されていて、秘伝の黒糖みつや抹茶を使ったパフェ、あんみつなどのメニューを楽しめます。
秋には季節限定の「秋こいしパフェ」が登場。渋川付きの栗が贅沢にたっぷり入った、グラスの底からてっぺんまで栗づくしのパフェです。その他、京飴の伝統を生かした“秘傅の黒糖みつ”を使った「黒みつこいしパフェ」(1580円)もあります。

“ひと粒のくつろぎ”をコンセプトに、創業時から変わらない伝承技法で飴を作り続けており、透明感と舌ざわりの滑らかさが魅力です。看板商品の「祇園小石」をはじめ、季節を感じる味わいが堪能できる「祇園飴歳時記」(1袋540円)など多彩に揃っています。

店頭には、常時30~40種のバラエティー豊かな京飴が並んでいます。祇園散策の休憩に立ち寄ってみてくださいね。
京都府京都市東山区祇園町北側286-2
10時30分~17時(LO16時30分)
不定
祇園四条駅より徒歩約3分/名神高速道路京都東ICより約30分
なし
「祇園小石・祇園本店」の詳細はこちら
(画像提供:祇園小石・祇園本店)
【京都市東山区】十文堂
団子屋さんで、秋ならではの甘味を少しずつ堪能

東大路通りから「八坂の塔」まで、お土産店などが軒を連ねる「夢見坂」の入り口近くに位置する甘味処「十文堂」。フォトジェニックな看板メニュー「鈴なり団子」をはじめ、様々な種類の甘味メニューや抹茶などが味わえます。

秋のおすすめは、季節限定「秋のちょこちょこ」。店主がセレクトした季節ならではの甘味が少しずつ楽しめる嬉しいセットです。ほうじ茶と黒ごまのパンナコッタ、炙り栗きんとん、わらび餅、季節のアイスクリームなどを名物の団子と一緒に楽しめます。

店舗の周辺には、カラフルな“くくり猿”がフォトジェニックな「八坂庚申堂」や、京都らしい町並みに五重塔が映える「八坂の塔」などの観光スポットもあります。美しい紅葉を鑑賞したあと、一息つくのにぴったりですね。
(画像提供:十文堂)
【京都市中京区】永楽屋本店
見た目も可愛いぜんざいやパフェで秋を堪能

“京のあまからや”として親しまれている「永楽屋」は、あまいもの(菓子)とからいもの(佃煮)を扱う店です。
喫茶室では、抹茶パフェや季節の生菓子などが味わえます。中でも期間限定のオリジナルメニューがおすすめ。11月中旬から登場するのは優しい甘さの「栗ぜんざい」で、風味豊かな栗あんに浮かぶ大きな白玉の中にはホクホクの和栗が丸々1個包まれています。

季節限定の「和の芋栗パフェ」は、特製栗アイスや渋皮栗、さつま芋あんといった秋らしい素材が満載。見た目も楽しいフォトジェニックな逸品です。

喫茶室は、1F奥の階段を上がった先の棟高な屋根裏にあります。木造建築の温かな雰囲気でゆったり寛げそうですね。※期間限定メニューの詳細は公式ホームページで要確認
京都府京都市中京区河原町四条上る東側
【1F物販】10時~19時【2F喫茶】11時~19時(LO18時30分)
水(不定)
京都河原町駅より徒歩約1分/名神高速道路京都東ICより約30分
なし
「永楽屋本店」の詳細はこちら
(画像提供:永楽屋本店)
【京都市下京区】和栗専門 紗織
和栗を使った贅沢スイーツ。1mmの繊細な錦糸を紡ぐモンブラン

木屋町の町家街に佇む「和栗専門 紗織」は、“細さ1mmで錦糸を紡ぐモンブラン”の風味豊かな味わいと、まろやかな口あたりが楽しめる店です。
上質な丹波くりを使った「~紗織~「紗-しゃ-」」は、1日40食限定の看板メニュー。オリジナルの搾り機から紡ぎ出された和栗を折り重ねて作るこだわりの一品です。

注文を受けてからひとつひとつ目の前で作るので、1mmの細い糸を紡いで仕上げる繊細で美しい錦糸モンブランが、間近で出来上がっていく様子を見ることができます。

和の趣を感じる落ち着いた雰囲気の店内。カウンター席やテーブル席の他、ソファー席もあるので鴨川を眺めながら、ゆっくり過ごせそうですね。
京都府京都市下京区木屋町高辻上る和泉屋町170-1
10時~18時(LO17時30分)※9時より当日分の整理券配布
不定
京都河原町駅より徒歩約5分/名神高速道路京都東ICより約25分
なし
「和栗専門 紗織」の詳細はこちら
(画像提供:和栗専門 紗織)
【京都市左京区】永観堂
ライトアップで“もみじの永観堂”を楽しむ特別拝観

浄土宗西山禅林寺派の総本山「永観堂」の正式名称は「禅林寺」。空海の弟子が真言宗の道場としたのが始まりと言われています。
国宝「絹本着色山越阿弥陀図」をはじめ、多くの寺宝を所蔵しており、例年11月初旬から約1カ月間開催される「秋の寺宝展」では、貴重な寺宝を間近に見ることができます。
また、古くから紅葉の名所として知られ、“秋はもみじの永観堂”と謳われてきました。11月中旬に見頃を迎え、約3000本のイロハモミジやオオモミジが境内を彩り、「極楽橋」が架かる「放生池」の水面に映る紅葉も見どころのひとつです。

「秋の寺宝展」と同時期にライトアップと夜間特別拝観が始まります。山上にある「多宝塔」や総ケヤキ造りの仏堂「御影堂」を、鮮やかな紅葉が包みこむ幻想的な光景を楽しめますよ。※開催時期等の詳細は公式ホームページで要確認
紅葉で有名な永観堂行ってみてわかりました。見渡すかぎりの紅葉したもみじ建物の中から見る景色や池に映るもみじなど圧巻でした。
(行った時期:2022年11月)
お庭の木々が色付き始め秋を感じさせ、江戸時代の浴室(温室うんしつ)が見られたりで、散策を楽しめました。
(行った時期:2022年11月)
京都府京都市左京区永観堂町48
9時~17時(最終受付16時)※夜間特別拝観期間17時30分~21時(最終受付20時30分)
なし
【一般】600円【小・中・高生】400円※昼の特別拝観【大人】1000円【小・中・高生】400円、ライトアップ【中学生以上】700円
蹴上駅より徒歩約15分/名神高速道路京都東ICより約35分
あり(有料)
「永観堂」の詳細はこちら
「永観堂」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:写真AC)
【京都市左京区】無鄰菴
美しく映し出される庭園を鑑賞する特別なイベントを開催

明治時代に造られた「無鄰菴(むりんあん)」は、明治・大正時代の政治家・山縣有朋の別荘にある庭園です。琵琶湖疏水の水を引き入れ、芝生の明るく開放的な空間に、東山の景色を借景に取り入れた庭園は、国の名勝に指定されています。

11月には「秋の紅葉特別夜間公開 トワイライト庭園パーティー2024」と題したイベントを開催予定。庭園コンシェルジュによる庭園ミニ解説や、ライトアップされた美しい紅葉に彩られた庭園散策が楽しめます。※詳細は公式ホームページで要確認

通常は、母屋で抹茶と茶菓子を楽しみながらゆっくりと過ごしたり、茶道を学んだりできる静かな庭園として公開されています。庭師による庭園案内もありますよ。
事前にお茶付拝観券をwebで買い求め時間も予約済みです。希望者に10分間の案内があります。その後フリー。先に庭園、建物を見学。最後にお茶を頂きました。飲物、お菓子はその場で選ぶことができます。庭園を見ながらゆったりと過ごすことができました。
(行った時期:2022年6月)
京都府京都市左京区南禅寺草川町31
【4月~9月】9時~18時(最終入場17時30分)【10月~3月】9時~17時(最終入場16時30分)【秋の紅葉特別夜間公開】17時30分~19時30分、19時30分~21時30分
12月29日~31日
【繁忙日】900円、1300円【繁忙日以外】600円【秋の紅葉特別夜間公開】4500円(カフェ・ガイド付き)※繁忙日については公式ホームページで要確認
蹴上駅より徒歩約7分/名神高速道路京都東ICより約20分
なし
「無鄰菴」の詳細はこちら
「無鄰菴」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:植彌加藤造園)
【京都市左京区】くろ谷 金戒光明寺
普段見られないスポットや景色が楽しめる秋限定の特別拝観

“くろ谷さん”の名で親しまれている「くろ谷 金戒光明寺」は浄土宗の大本山で、京都市街を一望できる高台にあります。幕末の会津藩主・松平容保が本陣を構えた寺としても知られ、新選組の誕生の地と言われています。

例年、11月中旬頃から12月初旬まで「秋の特別公開」が開催されます。「特別日中拝観」では、普段非公開の「大方丈」と紅葉に彩られた回遊式庭園「紫雲の庭」、さらに見事な眺望が楽しめる「山門」を公開。
「特別夜間拝観」では、庭園をはじめ「御影堂」「大方丈」を夜間に見学できます。期間限定のライトアップも催され、「紫雲の庭」の水面に映る逆さ紅葉など、昼とは違う幻想的な光景を堪能できますよ。※詳細は公式ホームページで要確認
地元の方のおすすめで初めて訪れました。早朝に宿からお散歩で出かけたのですが、紅葉が見事で、威風堂々とした雰囲気も素敵でした。地元の方が“黒谷さん”と親しみ、大切に思われる気持ちがわかる気がしました。高台にあり京都市内が見渡せる場所に何千という御霊がねむっている幽玄とした風情もまたよかったです。
(行った時期:2022年11月)
京都府京都市左京区黒谷町121
【特別日中拝観】9時~16時30分(最終入場16時)【特別夜間拝観】17時30分~20時30分(最終入場20時)※特別拝観期間2024年11月15日(金)~12月8日(日)
なし
境内無料※特別拝観料【大人】1000円【小学生】500円
京都駅よりタクシーで約20分/名神高速道路京都東ICより約35分
あり(有料)
「くろ谷 金戒光明寺」の詳細はこちら
「くろ谷 金戒光明寺」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:くろ谷 金戒光明寺)
【京都市左京区】三千院
「わらべ地蔵」に出合える苔庭も秋支度。茶席からも楽しめる「もみじ祭」

1200年以上の歴史を持つ「三千院」は、天台宗五箇室門跡のひとつ。境内には多くの紅葉スポットがあり、中でも国宝の阿弥陀三尊を安置する「往生極楽院」の南側に位置する朱塗りの小さな門「朱雀門」の周辺や池を一周しながら鑑賞できる池泉回遊式庭園の「有清園」などがおすすめです。
例年10月末から約1カ月にわたり「もみじ祭」が開催され、深まる秋の見事な景色を境内にある茶席からも楽しめます。また、秘仏の「金色不動明王」が特別に開扉、普段は非公開の貴重な姿を見ることができます。※詳細は公式ホームページで要確認

「有清園」の苔が一体となった庭園では、いたるところで石彫刻家・杉村孝氏が手掛けた「わらべ地蔵」に出合えます。それぞれ表情が違うのでお気に入りを探してみるのもいいですね。
いつ訪れても、心落ち着くお庭です。たまたま節分にお邪魔したので、福豆を頂き、おぜんざいまで頂きました。お腹も気持ちも充分すぎるくらい満足しました。
(行った時期:2024年2月)
お地蔵さんだけでなく、苔が生えて帽子をかぶっているように見える灯篭や、小さな切り株にサルノコシカケが生えているのを見かけたりとお庭の散策が楽しかったです。
(行った時期:2022年11月)
京都府京都市左京区大原来迎院町540
【3月~10月】9時~17時【11月】8時30分~17時【12月~2月】9時~16時30分
なし
【一般】700円【中・高生】400円【小学生】150円
国際会館駅よりバスで約30分/名神高速道路京都東ICより約50分
なし
「三千院」の詳細はこちら
「三千院」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:三千院)
【京都市上京区】宝鏡寺
貴重な秘蔵を公開!秋と春だけ拝観できる“人形寺”

「宝鏡寺(ほうきょうじ)」は、伊勢の二見浦で漁網にかかった際に小さな円鏡を手にしていたと伝えられている聖観世音菩薩を本尊とする寺。
また、別名“人形寺”とも呼ばれ、多くの貴重な人形を所蔵しています。通常は非公開ですが、春と秋の「人形展」の期間のみ一般公開され、「秋の人形展」は例年11月上旬から中旬の約2週間のみ開催されます。
境内には、人形を弔い供養し、その霊を慰めるために「人形塚」があります。秋には供養祭が行われ、「人形塚」のある庭園も紅葉で美しく彩られます。
京都府京都市上京区寺之内通堀川東入百々町547
10時~16時(受付終了15時30分)※人形展開催期間中のみ一般公開
なし(人形展開催期間中)
【大人】600円【小・中学生】300円【小学生未満】無料
今出川駅・鞍馬口駅より徒歩約15分/名神高速道路京都東ICより約35分
あり(無料)
「宝鏡寺」の詳細はこちら
「宝鏡寺」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:ピクスタ)
【京都市北区】賀茂別雷神社(上賀茂神社)
境内全体が真っ赤に染まる圧巻の光景!秋限定のお守りもおすすめ

国宝の本殿・権殿と重要文化財41棟を有する「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」、通称“上賀茂神社”は、約23万坪の境内全域が世界文化遺産に登録されています。
例年11月上旬頃から境内の木々が色づき始め、中でも百人一首に登場する「ならの小川」沿いが真っ赤に染まる景色は圧巻です。

かおり守「もみじ葉」の他、「いろどり紅葉(文香)」「出衣(いだしぎぬ)」(各800円)など、秋にぴったりのお守りが揃っているので、お土産にしてもいいですね。
山城国一之宮だということですが、それに相応しい美しさのお社でした。境内の景色も素晴らしいです。朝早めの時間に伺いましたので、混雑もしていなくて、余裕を持って参拝できました。(一部抜粋)
(行った時期:2023年5月)
堀川二条に宿をとり、上賀茂神社へ行きました。行きはバス、帰りはレンタサイクルで鴨川沿いをずーっと南下しました。楽しく快適な旅を。
(行った時期:2022年10月)
京都府京都市北区上賀茂本山339
【二の鳥居】5時30分~17時【楼門・授与所】8時~16時45分
なし
参拝無料
北山駅より徒歩約15分、バスで約12分(上賀茂神社前下車すぐ)/名神高速道路京都東ICより約45分
あり(有料)
「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」の詳細はこちら
「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:賀茂別雷神社(上賀茂神社))
【京都市北区】常照寺
朱塗りの山門と真っ赤な紅葉が美しい。芸妓・吉野太夫ゆかりの寺

「常照寺(じょうしょうじ)」は、美貌と様々な芸に秀でた芸妓として知られた吉野太夫ゆかりの寺院。現在の「吉野門」は吉野太夫が寄贈した朱塗りの山門で、境内には太夫の墓やゆかりの茶室があります。

秋には「吉野門」に続く参道を埋め尽くす紅葉で一面が真っ赤に染まります。例年11月中旬~11月下旬に紅葉の見頃を迎え、夕暮れ時に火が灯される灯籠とともに風情ある光景を楽しめますよ。
京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町1
8時30分~17時
なし
【大人】400円※紅葉シーズン500円【小学生】200円
京都駅よりタクシーで約30分/名神高速道路京都東ICより約45分
あり(無料※紅葉シーズン有料)
「常照寺」の詳細はこちら
「常照寺」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:写真AC)
【京都市右京区】嵯峨野トロッコ列車
保津川沿いを走るトロッコ列車で絵画のような秋の渓谷美を満喫

心地よい風に吹かれながら、保津川の渓谷美を満喫できる「嵯峨野トロッコ列車」は、トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅まで走る観光列車。

秋のトロッコ列車は、赤や黄色に染まった木々が車窓から広がり、まるで絵画のような景色の中、紅葉のトンネルをくぐって進んでいきます。

夕暮れ時には紅葉が夕陽に照らされて、燃えるような艶やかな光景が見られます。また、10月中旬からは駅や沿線にイルミネーションを設置し、紅葉や暮れゆく山々と川の流れをライトアップする演出で、幻想的な絶景を楽しめますよ。
列車に味わいがあり、見ても乗ってもわくわくしました。窓からは絶景が見えて楽しみましたが、何より車掌さんの名アナウンスが素晴らしかったです。目いっぱいの情報を聞きやすく面白く話し、歌も聞けて最高でした。日により担当が変わるかもですが、私はこの日の車掌さんにとても楽しませていただきました。ありがとうございました。
(行った時期:2024年5月)
トロッコ列車の中から見る紅葉はとても奇麗でした。当日だと希望の列車に乗車できないかも知れないと思い、前日にネット予約をして乗車券を手に入れました。
(行った時期:2022年11月)
京都府京都市右京区嵯峨天竜寺車道町
日によって異なる※運行スケジュールは公式ホームページで要確認
不定、冬期運休※詳細は公式ホームページで要確認
片道運賃【大人】880円【子ども(6歳~12歳未満)】440円
【トロッコ嵯峨駅】JR嵯峨嵐山駅より徒歩約1分/京都縦貫自動車道沓掛ICより約25分
なし
「嵯峨野トロッコ列車」の詳細はこちら
「嵯峨野トロッコ列車」の口コミ・周辺情報はこちら
(画像提供:嵯峨野観光鉄道株式会社)
【京都市右京区】渡月橋
深紅に染まる嵐山を背景に平安時代に思いをはせる「もみじ祭り」

「渡月橋(とげつきょう)」は、嵯峨野と嵐山を隔てて流れる桂川に架かる橋。現在使われている橋は1934(昭和9)年6月に完成したもので、嵐山の景色に溶け込むように設計されているそうです。
赤や黄に染まった嵐山を背景に「渡月橋」がかかる風景は、紅葉スポットとして知られ、「日本紅葉の名所100選」にも選ばれています。

周辺の山々が色づき始めるのは例年11月中旬で、11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。また例年11月の第2日曜には「嵐山もみじ祭り」(無料、観覧席は有料)が開催され、平安貴族の舟遊びを再現した演出をはじめ、平安管弦などの演舞の観賞もできます。※詳細は「嵐山保勝会」公式ホームページで要確認
紅葉シーズンの平日で早朝でしたので人はそれほどいませんでした。渡月橋と背景に紅葉した嵐山の良い写真が撮れました。周辺の寺院を観光して昼間に渡月橋へ戻ってきたら多くの人で賑わっていました。
(行った時期:2023年12月)
紅葉が美しい渡月橋。朱色、黄金色、色づいた樹木と川の流れは昔も今も人々を魅了しますね!
(行った時期:2023年11月)
京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町
散策自由
なし
無料
京福電鉄嵐山駅より徒歩約2分/京都縦貫自動車道沓掛ICより約20分
なし
「渡月橋」の詳細はこちら
「渡月橋」の口コミ・周辺情報はこちら
【宇治市】中村藤吉本店
季節ごとに異なる茶葉を贅沢に使ったパフェ

1854(安政元)年創業の「中村藤吉本店」は、お茶どころ京都・宇治で170年続いている茶商。茶葉の販売だけではなく、併設のカフェでは、お茶を取り入れたメニューが味わえます。
11月から期間限定で販売される「まるとパフェ[玉露]」は、お茶の中でも特に旨味の強い玉露が主役のパフェ。玉露を贅沢に使ったクリームに、生茶ゼリイと柚子りんごが美しい層になっていて、深い味わいと香りを楽しめます。趣のある竹の器で提供されるのも嬉しいですね。

明治期の茶商の佇まいを残す建物は、国の重要文化的景観に選定されて、中庭には樹齢約250年の「宝来舟松」と呼ばれるクロマツがあります。帆を立てた船にように見えることから名付けられた見事な松を眺めながら、美味しいお茶と秋ならではのメニューを楽しんでくださいね。
京都府宇治市宇治壱番10
【銘茶売場】10時~17時30分【カフェ】10時~17時30分(LO16時30分※蕎麦LO15時)
なし
宇治駅より徒歩約1分/名神高速道路京都東ICより約30分
あり(無料)
「中村藤吉本店」の詳細はこちら
(画像提供:中村藤吉本店)
※この記事は2024年8月26日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載の価格は全て税込価格です。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
横手 奈保子
ゴールデンレトリバーとゆったりまったり暮らしています。「犬と一緒に泊まれる宿」にチャレンジ中。愛知県在住。