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静岡県の伊豆は、新鮮な食材や海産物に恵まれた国内有数の観光地です。旅の楽しみと言えばお土産探し。今回はぜひ買いたいおすすめの逸品を紹介します。

長年愛され続ける老舗の和菓子のほか、特産物をふんだんに使ったスイーツや調味料など、バラエティー豊かなラインナップです。

【道の駅 伊東マリンタウン】伊東マリンサブレ

伊豆・伊東の海をイメージした道の駅オリジナルサブレ

「道の駅 伊東マリンタウン」内の「Ito Marine Sable（伊東マリンサブレ）」は、オリジナルサブレの店。職人が丁寧に作り上げる、美味しくて可愛いサブレが揃っています。

オリジナルの「伊東マリンサブレ」は全部で5種類。「Sea（シー）」「Harbo（ハーバー）」といった商品名がついた、伊豆・伊東の海をイメージしたサブレ缶です。カラフルにアイシングされたサブレや、ひとつひとつ違う形や味が楽しめます。

「道の駅 伊東マリンタウン」には、伊豆の特産品を扱う土産店、ご当地グルメが堪能できるレストラン、足湯や入浴施設などが揃っているので、ドライブがてら立ち寄ってみるのもいいですね。

（画像提供：道の駅 伊東マリンタウン）

【氏原製菓】伊豆 ぐり茶しぐれ

伊豆の特産ぐり茶と宇治抹茶、2つのコラボが楽しめる

伊豆でオリジナルスイーツの製造、卸販売をしている「氏原製菓」を代表する「伊豆 ぐり茶しぐれ」は、伊東市の優れた商品として「伊東ブランド・いとうのいいもの」にも認定されている銘菓です。

ぐり茶とは、生茶のやわらかさを利用して揉みながら製造する伊豆特産のお茶。摘みたてのまろやかな味と香りが楽しめます。

「伊豆 ぐり茶しぐれ」は、ぐり茶と宇治抹茶を使用しているのが特徴で、ぐり茶を練り込んだ抹茶あんで白あんを包みこみ、じっくり蒸しあげています。

商品は、ひとつひとつ個包装されています。また外箱はオリジナルの風呂敷に包まれているので、贈答品としても喜ばれそうですね。

（画像提供：氏原製菓）

【御菓子処 梅家】ホール・イン

ゴルフボールをかたどった懐かしい味わいのロングセラー商品

1937（昭和12）年の創業以来80年以上に渡り、伊豆・伊東で和洋菓子をひとつひとつ手作りしながら、こだわりの味を守り続ける「御菓子処 梅家」。

看板商品の登録銘菓「ホール・イン」は、伊東の温泉で茹でた卵を使用した、風味豊かな黄身餡が特徴。ゴルフボールをかたどった見た目も可愛らしい逸品で、伊東にゴルフ場が多いことから作られたそうです。

銀の包みを広げると、ふわりと甘い香りが広がり、仕上げに薄くかけられたホワイトチョコレートの絶妙な味わいが楽しめます。6個入をはじめ、10個入～48個入まで用意されているのも嬉しいですね。

店内には「ホール・イン」の他に、「いづ柑」（5個入790円～）など、地元にちなんだたくさんの和菓子・洋菓子が並んでいます。

（画像提供：御菓子処 梅家）

【菓子舗 間瀬】伊豆乃踊子

伊豆が舞台の名作にちなんで作られた老舗銘菓

熱海市に本店を構える「菓子舗 間瀬」は、1872（明治5）年創業の老舗です。

店を代表する銘菓「伊豆乃踊子」は、川端康成の作品『伊豆の踊子』にちなんだ菓子で、白あんに焼きくるみを混ぜ、洋風のサブレ生地で包んで焼き上げています。日本茶はもちろん、コーヒーや紅茶にも合う味わいです。

店頭には、定番の和菓子をはじめ、季節ごとに発売される旬の菓子が並んでいます。新潟産の餅米こがねもちをふっくらと炊き上げた和菓子屋の「おこわ」（小豆486円・山菜540円・栗594円※1袋）もおすすめですよ。

（画像提供：菓子舗 間瀬）

【常盤木羊羹店】鶴吉羊羹（橙）

熱海特産だいだいを100％使用！ほろ苦い上品な甘さが特徴

熱海銀座通り入り口に總本店を構える「常盤木羊羹店」は、大正時代より4世代続く伊豆山神社御用達の羊羹店です。

看板商品の「鶴吉羊羹」は、常盤木・本練・栗・小夏・梅まつり・抹茶・柚子など多彩なラインナップ。中でもおすすめは、4代目が考案した「鶴吉羊羹（橙）」です。

全国有数の生産量を誇る、熱海特産だいだいをふんだんに使った味わいは、ほろ苦い上品な甘さが特徴。他の味とセットにして箱詰めもできるので、贈答品としても喜ばれそうですね。

趣きある佇まいの總本店では、カフェも併設しています。和モダンな空間で、羊羹をはじめ美味しい菓子とお茶が楽しめますよ。

（画像提供：常盤木羊羹店）

【ロロ黒船】開国キャラメル

開国の町・下田にちなんだ黒船の形をした和洋折衷菓子

下田市にある「ロロ黒船」の店名は、“口ぐちにおいしい、うれしいが広まりますように”と願いを込めて名付けたられたとか。店内には開国の町にちなんだ菓子が並んでいます。

創作的な菓子は素材にこだわっており、趣向を凝らしたネーミングも魅力。「開国キャラメル」は、黒船の形をした最中の皮に、三種類のナッツとキャラメルがぎっしり詰まった、オリジナリティあふれる菓子です。

「ロロ黒船」の商品を買えるのは店舗のみ。可愛い黒船の形をした最中「黒もな」（240円）、ペリーが日本で広めたと言われているりんごを使った「ペリーさんの林檎」（220円）、店を代表する焼き菓子を竹皮の箱に詰め合わせた「黒船来航セット」（1150円）など、バラエティーに富んだラインナップです。

（画像提供：ロロ黒船）

【平井製菓】ハリスさんの牛乳あんパン

こしあんとバターの相性ぴったり！和菓子店こだわりのあんパン

「平井製菓」は開国の町・下田にて、70年余の味を守り続けている和菓子店。看板商品の「ハリスさんの牛乳あんパン」は、自家製こしあんとソフトバターの組み合わせと、牛乳を練り込んだパン生地のしっとり感がたまらない逸品です。

1858（安政5）年に初代米国総領事タウンゼント・ハリスが、大好きな牛乳を日本で初めて下田の地で飲んだと言われ、下田・玉泉寺に「牛乳の碑」が建てられています。商品名は、彼にちなんで名付けられたそうです。

懐かしい雰囲気が漂う和菓子屋のあんパンは、あっさりとした味わいの「下田あんパン」（1個270円）や旬の素材を使った季節限定など、豊富なラインナップ。食べ比べてみるのもいいですね。

（画像提供：平井製菓）

【小戸橋製菓】猪最中

見た目も可愛い！猪の姿をした手のひらサイズの最中

創業110年の「小戸橋製菓」は、和菓子と洋菓子が楽しめる老舗菓子店です。

店の看板商品「猪最中」は昭和初期から50年以上、伊豆で愛され続けている最中です。猪をかたどった最中種に小豆餡をたっぷり包み込んだ見た目も愛らしい銘菓で、猪の形は地元の名物、猪鍋に由来しているとか。

自慢の餡は、北海道十勝産の小豆を小戸橋製菓天城本店の和菓子工房で、5時間以上直火で煮て作られています。

6個入の他、10個入（1750円）、15個入（2625円）、20個入（3500円）があるので、用途に合わせて選べますね。

（画像提供：小戸橋製菓）

【いちごプラザ】いちご大福

毎日出来立て！朝摘みいちごが丸ごと入った名物大福

伊豆中央道にあるドライブイン「いちごプラザ」には、伊豆の海産物やここでしか買えないオリジナル商品が多数揃っています。

名物は、朝摘みの大きな苺が入った「いちご大福」。地元の契約農家の畑から届く新鮮な紅ほっぺを使用し、いちごの甘い香りと美味しさ、そしてボリュームを追求した毎日出来立ての味わいが堪能できます。

その他、ホワイトチョコクリームに地元産の苺の乾燥粉末をたっぷり練り込んだしっとり柔らかな食感の生サブレ「いちごのときめき」や、色々な種類の生フルーツを丸ごと包んだフルーツ大福もおすすめです。

山々に囲まれたロケーションで、伊豆の景色が一望できる食堂では、自然豊かな地元の新鮮素材をふんだんに使った料理が楽しめます。ドライブ途中の休憩にもぴったりですね。

（画像提供：いちごプラザ）

【明治食品工業】富士山羊かん 春吉富士

色とりどりの見た目が鮮やかな富士山の形をした羊かん

「富士山羊かん 春吉富士」は、1949（昭和24）年創業の羊かん製造会社「明治食品工業」の看板商品。箱を開けると鮮やかな富士山型の羊かんが6個並んでいて、6種類の味が楽しめます。

味は、小豆・青柚子・ニューサマーオレンジ・桜葉・枇杷・塩の6種類。原材料にもこだわっていて、青柚子は愛媛産の柚子果皮、ニューサマーオレンジは東伊豆特産のニューサマーオレンジジャム、桜葉は伊豆松崎産の桜葉、塩は駿河湾の戸田の塩を使用しています。

おみやげグランプリ2019 準グランプリ受賞の実績を持つ羊かん。縁起が良いと喜ばれるそうですよ。

（画像提供：明治食品工業株式会社）

【釜鶴ひもの店】金目鯛（干物）

地魚が常時30種類以上！熱海の老舗が仕上げる干物

「釜鶴ひもの店」は、江戸時代から続く熱海の干物店。熱海で自社製造している数少ない干物屋です。5代目店主が毎日市場に足を運び、自らの目で納得した魚だけを仕入れているそうです。

160年の伝統を受け継ぐ魚さばきと、天日塩を使用したうす塩の絶妙な塩加減は、ベテラン職人の手作業ならでは。酸化防止剤などは一切使用せず、無添加干物に仕上げています。

おすすめは、伊豆近海で獲れた釣りの「金目鯛」。脂がのった厚くてふっくらした身と、パリッと焼いた皮の味わいは絶品です。中骨を取ってあるので、頭と尾を落としてカットすれば簡単に焼いて食べられて、頭と尾は焼きこみ、潮汁などにしても美味しいですよ。

地物を中心に常時30種類以上の干物が揃う店舗では、干物の選び方や食べ方なども教えてくれます。

（画像提供：釜鶴ひもの店）

【いとう白子】ニューサマーバター

東伊豆特産ニューサマーオレンジを使った爽やかな口あたり

「いとう白子」では、素材や製造方法にこだわったオリジナルの手作り商品を開発し、販売しています。

「ニューサマーバター」は、地元の新鮮素材・伊豆特産のニューサマーオレンジを使ったバター。ほんのりと柑橘系の爽やかな香りが広がり、こんがりと焼いたトーストはもちろん、ケーキやクッキーなどのお菓子づくりにも使えます。

東伊豆のニューサマーオレンジと青唐辛子で作った東伊豆特産「ニュースコ」もおすすめ。ピリッとスパイシーな美味しさは、パスタ、ピザ、ステーキ、サラダなど、いろいろな料理のアクセントになりますよ。

伊東市にある「伊豆一の蔵」は、「いとう白子」直営の実店舗。伊東の特産物を加工した土産物や贈答品を購入することができます。

（画像提供：いとう白子）

【伊豆自然生活】伊豆海塩ふりかけ

えびや金目鯛など高級食材の贅沢な味わいが楽しめる逸品

静岡県伊東市に本社を構える「伊豆自然生活」は、“身体に優しい”をテーマに、様々な商品を生み出し、販売している会社です。

金目鯛など高級食材の味わいが手軽に楽しめる「伊豆海塩ふりかけ」は、舌の上でふわっと均等に溶け、素材の味が口の中に広がります。1瓶（50g入）で約20杯分、自宅用はもちろん、贈答品にもぴったりです。

ふりかけの種類は、えび・焙りのり・わさび・鰹（かつお）・金目鯛・梅など、多種多彩な味が豊富に揃っています。

「道の駅 伊東マリンタウン」内のショップでは、「伊豆海塩ふりかけ」の他、お茶やスキンケア商品など、様々なオリジナル商品を購入することができます。

（画像提供：伊豆自然生活）

※この記事は2024年7月10日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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