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2025.04.07

赤ちゃん連れ旅行はいつから?旅先選びや移動など先輩ママのアドバイスも<2025>

赤ちゃん旅は、行き先、宿選び、持ちものなど、不安や心配ごとがつきもの。でも大丈夫!そんな悩みは事前準備やダンドリでほとんど解消できます。先輩ママのクチコミやアドバイスを読んで、楽しい赤ちゃん旅に出かけましょ♪

先輩ママに聞いてみました!

ほとんどの人が1歳までに初旅行を計画。

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産後のバタバタが落ち着く3~6カ月が6割以上と集中。妊娠中に旅行を自粛していた人が、リフレッシュ目的で計画することも多い。

滞在時間の長い宿泊施設が優先。観光は最低限にしたいところ。

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3人に1人が、親子みんなでゆっくり過ごせるよう宿泊をメインに計画。観光を控えめにして宿のグレードをUPすれば満足感も高まる。

心配ごとはつきないけど、事前準備でカバー可能!

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突然のイヤイヤ発動や夜泣き、授乳と数えだしたら止まらない心配ごと。だけど「意外となんとかなった」とのクチコミがいっぱい!

赤ちゃん旅成功の3大ポイント

赤ちゃんが心地よく過ごせること

できるだけ赤ちゃんに負担がかからないように、授乳時間や昼寝を普段の生活に合わせたスケジュールにすることが大事。休憩もこまめに!

余裕を持ったスケジュールにすること

大人だけの旅行と違い、おむつ替えや授乳が必要な赤ちゃん旅。服が汚れたなど、アクシデントも想定し、各所の滞在時間は長めに見積もって。

パパ・ママもリフレッシュできること

赤ちゃんのうちはパパ・ママが楽しむことを優先でも大丈夫。何とかなると割り切って、親子ともにストレスのない旅で日頃の疲れを癒やそう。

準備編1 \どんな施設がいいの?/宿選び

宿泊先は、部屋や食事、お風呂と検討することが盛りだくさん!赤ちゃんファーストで、快適に過ごせるプランを選んで。スタッフの対応が慣れている、子連れ歓迎の宿が狙い目。宿の種類や、お部屋や、食事会場、お風呂などの詳しい解説は下記リンクの記事で確認を。

準備編2 \どこへ行く?/旅先選び

“いろいろ体験させてあげたい”とたくさんの観光地をめぐるのは、赤ちゃんが疲れてしまう。旅先は近距離で1カ所、ゆったり滞在がベスト!

宿泊施設でのんびりがNo.1。温泉地も人気。

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初旅行は日頃の疲れを癒やす意味合いが強く、温泉や食べ歩き目的の観光が多い。月齢が上がると赤ちゃんが楽しめるスポットに変化。

宿泊施設でロングステイ

宿泊施設でロングステイ
(画像提供:下呂温泉 山形屋(岐阜県))

家とは異なる場所で過ごすだけでもリフレッシュに効果的。観光予算を宿泊へまわし憧れ宿に泊まってご褒美ステイを叶えるのもいい。

まち歩き(温泉街・伝統的建築物など)

まち歩き(温泉街・伝統的建築物など)
(画像提供:(一社)飛騨高山観光コンベション協会)

自分たちのペースでめぐれるまち歩きは、想定外のことが起きても柔軟に対応できる。温泉街にある宿に泊まれば、行き来もスムーズ。

水族館

水族館

屋内のため季節を問わず訪れやすい。色鮮やかな魚に目を輝かせたり、キラキラした水や泡に興味津々だったり…。表情豊かな子の姿に親も感動する。

遊園地・テーマパーク

遊園地・テーマパーク
(画像提供:PIXTA)

乳幼児向けの遊園地・テーマパークでは、歌や踊りのショーに大興奮。敷地内や徒歩圏に宿があれば遊び疲れて寝てしまっても部屋で休ませられる。

動物園

動物園

さまざまな生き物に出合える動物園は五感を刺激。ふれあい体験させるのもおすすめ。お弁当を持ち込めるなら、1日のんびり過ごすのも◎。

絶景スポット

絶景スポット
(画像提供:PIXTA)

写真映えする絶好のロケーション。屋外の場合は虫よけや気温対策をしっかりと。バリアフリー率が低めなので、移動シミュレーションは万全に。

スケジュールと心に余裕をもって計画を。

あれもこれもと欲張らず、1カ所でいろいろ楽しめるスポットが最適。移動時間は極力短めにし、目的地におむつ替えや授乳スペースがあるかを調べておくことも重要。屋外の場合は、悪天候時の変更プランも考えておこう。

先輩ママのクチコミ
・まだ何もわからないかと思っていたのに、水族館の生き物や花畑、美術館の展示など、真剣な表情であれこれ見ていたのが印象深いです。(7カ月ベビーのママ)
・観光スポットめぐりより、ホテルの中でゆっくり楽しめる観光地を選ぶと良いです。小さいうちは楽しめるスポットは限られるので。(1歳3カ月ベビーのママ)

準備編3 \何を持っていけばいい?/持ち物

何かあったときのためにと、いろいろ持っていこうとすると、荷物が大変なことに…。レンタルや現地調達などを考慮して、賢く準備を!下記リンクの記事からベビ旅の「持ち物リスト」を確認して。

当日編1 \どんな手段がいいの?/移動

チャイルドシートやベビーカー、抱っこ紐など、赤ちゃんにとっての移動は、窮屈でストレスがかかるもの。できるだけ休憩を挟んで、負担の少ない移動を心がけて。

移動時間の戦いは親子ともにハード!初旅行は車が正解。

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約半数の人がマイカーを利用する結果に。赤ちゃんとの移動は想像以上に時間が取られるため、入念なリサーチとスケジューリングがキモ!

グズっても周りに迷惑がかからない、荷物が増えても運びやすいなどが魅力。渋滞したときにそなえて、授乳やおむつ替え、休憩ができる場所を事前にリサーチしておこう。赤ちゃんの気分があがるアイテムを用意しておくと渋滞時に重宝する。
先輩ママのクチコミ
・長時間の車の移動に飽きてしまったのか長いこと大泣きされてしまった。(5カ月ベビーのママ)
・想定以上に授乳が必要で休憩回数が増え、移動時間が予想外にかかった。(8カ月ベビーのママ)

飛行機

最大のメリットは目的地への時間短縮。長距離移動でも疲れにくく、赤ちゃん連れの場合は優先搭乗や航空会社によっては事前予約でバシネット(赤ちゃん用の簡易用ベッド)の利用が可能。授乳やおむつ替えに苦労するのが難点。
先輩ママのクチコミ
・CAさんが赤ちゃんグッズをくれたり、ミルク作りを手伝ってくださったのが嬉しかった。(5カ月ベビーのママ)
・乗る直前におしっこ&うんち漏れが2回連続発生。着替えがギリギリだったので焦った。(9カ月ベビーのママ)

電車

運転が必要ないので大人が疲れにくく、渋滞の心配もない。一方で泣き声やうんちの臭いといった周囲に気を使う場面もあり、大きな荷物があると持ち運びが大変。ベビーカーでの移動や置き場に困ることもあるので、座席予約は必須!
先輩ママのクチコミ
・ベビーカーで大荷物で移動してる際に、エレベーターを探すのに苦労します。(11カ月ベビーのママ)
・電車にしても宿先にしても、子連れに優しい方が多く、私自身も勉強になりました。(10カ月ベビーのママ)

車派は快適空間づくり、電車・飛行機派は予約が大事。

移動は赤ちゃんの普段の生活リズムを崩さないことがポイント。できるだけ赤ちゃんが寝ているうちに移動できると負担が少なく気持ち的にもラク。公共交通機関を利用する場合は、最前列や最後列、端の席など、早めに座席確保を。

ここもCHECK!

◆JR東海・西日本・九州のスマートEXはスマホから予約ができて便利。座席指定や急な予定変更もすぐに対応可能。
◆週末や大型連休に子ども連れ専用車両を設ける鉄道会社が増えている。駅ではベビーカーの貸し出しサービスも。
◆航空会社によっては、機内サービスが充実。折り紙をプレゼントしてくれたり、紙おむつの用意があり重宝する。

休憩もスポットも事前にリサーチを!

トイレ休憩はお早めに。

おしっこ、うんち漏れは待ったなし!どの交通機関も不測の事態に備えて、早め早めにおむつ替えを。着替えもすぐ取り出せる場所に!

SA・PAや道の駅でリフレッシュ。

窮屈な体勢で長時間座っているのは、大人も赤ちゃんも疲れてしまう。休憩スポットでは適度に体を動かして、気分転換しよう。

当日編2 \どこで食べる?/食事

はじめての土地で、ランチ難民は避けたいところ。赤ちゃん向けの設備・サービスが充実している店を事前リサーチして、できれば予約をしておこう。

やっぱりご当地グルメが食べたい!

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地元食をと考える人が圧倒的で、現地の飲食店が最多。移動の途中で済ませる人やお弁当を持参してピクニックを楽しむ人も。

行き当たりばったりはNG。事前に問い合わせ&予約を。

赤ちゃん連れで飲食店を利用する際は、泣いても迷惑になりにくい、子ども用の設備やグッズがあるかが大きなポイントに。行列で入れないことがないよう、予約をしておけば安心。最近ではキッズスペースを備えた店も増加中。

ミルク期

パパ・ママの食べたいものを優先してOK。事前に授乳を済ませておけば、ゆっくり食事が味わえる。ミルクならお湯がもらえるか確認を。

離乳食【初期~中期】

離乳食の持ち込みができるか、お店にベビーチェアや座敷席があるかをチェック。SA・PAや道の駅など賑やかな施設が利用しやすい。

離乳食【後期】

初期や中期同様、離乳食持ち込み可否の確認は必須。子どもメニューにチャレンジするもよし!

先輩ママのクチコミ
・レストランはあらかじめ予約してベビーカー同伴だと伝えておくといろいろ配慮してもらえて安心して大人が食事できると思いました。(小林さん・1歳ベビーのママ)
・飲食店のキッズチェアにベルトがついていなかったので、落ちそうになることがあり、チェアベルトを購入しました。かなり重宝しています!(中野さん・6カ月ベビーのママ)

こんなお店がおすすめ!

うどん店

やわらかく食べやすいうどんは、離乳食にピッタリ。ヌードルカッターを持参。

ファミリーレストラン

子連れのお客さんがいることが多いので心強い。メニューの種類も豊富。

回転寿司店

茶碗蒸しや麺類、ポテトなど、サイドメニューが意外と子ども向き。

テイクアウト

ドライブスルーやコンビニを活用し、公園や車内で気兼ねなく味わおう。

ここにも注目!お店選びのポイント

ベビーカー入店OK?

ベビーカーをたたまず、そのまま席につけるのがベスト。混雑する時間帯を避ける配慮が必要。ベビーカーNGの店舗もあるので注意!

座敷席がある?

いすから落下する心配がない座敷席は、子連れに人気。個室ならさらに居心地抜群だけど、はいはい期は動き回って大変という一面も。

子どもメニューはある?

子ども向けに薄味にしたうどんや、キャラクターの形など盛り付けに工夫がされたメニューがあるとうれしい。おもちゃ付きならさらに喜ぶ。

実践編 \赤ちゃん旅をイメージしよう!/旅のプランニング

赤ちゃん旅は、前ページまでに紹介したポイントを踏まえたプランニングがカギ。月齢や成長段階によって気をつけるべき点が違うので注意しよう。

便利グッズを活用し、持ちものをスリム化。意外となんとかなる。

大人と違い赤ちゃんは必需品が多いので、カオスになりがちな持ちものの悩みがダントツ。お出かけ便利グッズを活用して、準備しよう。

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準備は前日までに。

当日慌てないためにも、前日までに準備を終わらせよう。パパ・ママの荷物もぬかりなく!玄関に荷物をまとめておけば、出発効率がUP。

スケジュール通りにならないのが普通!

予想外のアクシデントや困りごとはあって当然!そんな体験も今だけと割り切って楽しもう。少しでも不調を感じたら、潔く中止することも大事。

不安材料は事前に問い合わせを!

事前確認は電話が早い。宿も観光地も気になることはどんどん聞いて、不安を解消しよう。施設も心構えができて、当日気にかけてくれるかも!?

<プランニング例>
1日目

午前 出発
 ↓
レジャー(1)
観光地へは赤ちゃんの機嫌がいい午前中に。混雑時間帯の移動は避けよう。
 ↓
11:00 ランチ
ランチは早めの時間帯で混雑回避。移動時間に昼寝をあてるのもおすすめ。
 ↓
13:00 昼寝
 ↓
15:00 チェックイン
宿泊施設へ向かい、チェックイン。アーリーチェックインを利用するのも◎。
 ↓
17:00 夕食
 ↓
19:00 入浴
赤ちゃんは夕食前に、大人は夕食後にゆっくりバスタイム。自由時間も大切に。
 ↓
21:00 就寝

2日目

10:00 チェックアウト
 ↓
午前 レジャー(2)
1日楽しめるスポットを選択し、移動の負担を軽減。思い出写真もお忘れなく。
 ↓
11:00 施設内でランチ&昼寝
疲れる前に余裕を持って行動。渋滞に巻き込まれないよう早めの帰宅が正解!
 ↓
15:00 帰路

月齢別のポイント

0~7カ月頃 ねんね期

見知らぬ土地よりも、親が行き慣れた観光地を選択すれば臨機応変に対応できる。授乳やおむつ替えの場所を当日探すのはハードルが高いため事前確認が重要。

できるだけ近場を選んで。
目的地までの移動時間は2時間以内が目安。レジャースポットは1~2つにしぼって、大人も休むつもりで。時間配分はゆったりが基本!
ベビーウェルカム宿をチェック。
赤ちゃん歓迎の宿は、夜泣きやグズりにそこまで神経質にならずに過ごせる。スタッフが子どもに慣れている点もポイントが高い。

7カ月~1歳頃 はいはい期

いろいろなものに興味が出るため、動き回って何でもつかんで口にいれようとする時期。赤ちゃん向けの設備・サービスは混んでいて使えない場合も考慮して。

靴を脱いで過ごせる客室がベター。
はいはい期は段差が少なく自由に動き回れる和室が安心。不安定な姿勢の座り始めも、畳ならひっくりかえってもケガの心配が少ない。

いつもと違う食事は、出発前に練習を!
普段の離乳食が手づくりだった場合、レトルト品を拒否することも。食べ慣れたスプーンでないとイヤイヤ発動なんてこともありえる。

10カ月頃~ あんよ期

観光地では、見るだけでなく自然や生きものにふれる体験をさせたいところ。宿は子どもが喜ぶ設備のある施設を選んで、館内でもたっぷり遊べるように。

チェアベルトをうまく活用して。
じっとしていない時期なので、いすに大人しく座っていられないときに重宝する。膝抱っこの際に使用すると両手が使えて便利。
キッズスペースのある宿がおすすめ。
おもちゃや遊具がたくさんある遊びスペースがあれば、宿泊中の楽しみがより広がる。部屋だけでは動き足りない子も満足度120%!

※記事内のデータ及びコメントは、2024年9月に「ゼクシィBabyママ隊」メンバー146名が回答したアンケートによるものです。また、( )内の子どもの年齢は回答時のものです。
※各グラフの数値表記は、少数点以下を四捨五入しています。
※この記事は2024年12月13日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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