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新鮮な食材が集まる東京の台所、築地。今回は500円以下で購入できる絶品グルメとスイーツを紹介します。

築地市場は、鮮魚・青果・精肉・乾物を扱う専門店に加え、飲食店など400店以上が集う場所です。場外では大トロ、カキ、玉子焼きから、まぐろ焼きやあんこクロワッサンといった甘い食べ物まで、買ったその場で味わえる食べ歩きグルメが充実！お気に入りを見つけて、はしごしてくださいね。

食べ歩きはしても「歩き食べ」はNG

「食べ歩き」とは、その街・エリアのお店に行って様々なグルメを楽しむこと。中には歩きながらものを食べる「歩き食べ」をする人がいますが、他の観光客やお店への迷惑行為となってしまうので、絶対にやめましょう！マナーを守って食べ歩きを楽しんでくださいね。

「まぐろ焼き」築地 さのきや

見た目にビックリ！まぐろの形をしたあんこたっぷりのスイーツ

「築地 さのきや」の「まぐろ焼き」は、本物のまぐろを焼いたものではなく、まぐろをかたどったスイーツです。

北海道・十勝産の小豆と、鬼ザラ糖、塩のみで作られたこだわりのあんこが、サクサクの生地とマッチ。

あんこたっぷりの「本マグロ」と、あんこの中にあんずが入った「中トロ」（300円）、カスタードクリーム入りの「キハダマグロ」（300円）の3種類あり、「中トロ」は、あんずの酸味が効いていて、さっぱりした味が好きな人に食べてほしい一品です。

ホカホカの「まぐろ焼き」の他に、「まぐろ最中アイス」（330円）も販売しています。

（画像提供：築地 さのきや）

「もろこし揚」味の浜藤 築地本店

ぷりぷりのすり身に甘いとうもろこしをまとわせたワンハンドグルメ

2025年で創業100年となる「味の浜藤」は、練製品や漬魚を中心に販売しているお店です。

いろいろな商品が並ぶ中でも、食べ歩きでおすすめなのが練り物の「もろこし揚」。ほんのりとバターの風味を感じる白身魚のすり身にスーパースイートコーンをたっぷり混ぜ込み、周りにも付けて揚げた商品です。

新鮮なまぐろと玉ねぎを使った「まぐろメンチカツ」も絶品。パン粉のサクサク食感と胡椒がよいアクセントになっています。

夏には海鮮串も登場！「いか照焼串」（400円）、「ほたて照焼串」（800円）の他、入荷次第で店頭に並ぶ、脂がのったハラミ使用の「まぐろ照焼串」（1000円）も美味しいですよ。

（画像提供：味の浜藤 築地本店）

「黒豚シュウマイ」菅商店

味、香りに心躍る！手頃価格の点心が揃う

築地に店を構えて70年の老舗「菅商店」では、アツアツのシューマイや肉まんといった本格点心を堪能できます。店頭にある蒸し器からいい香りが漂ってきて、ついつい足が止まってしまいますよ。

人気メニューは「プチ肉まん」と「黒豚シューマイ」。

「プチ肉まん」は、甘さのある生地の中に肉がぎっしり詰まっています。「黒豚シューマイ」は、肉本来の甘みやうま味を引き出すために砂糖をほとんど使っていないそうで、何もつけずに食べるのがおすすめです。

どちらも1個から購入が可能。両方買って330円という手頃さも魅力的です。

（画像提供：菅商店）

「生カキ」築地斉藤水産

時期に合わせ全国から厳選した美味しいカキを食べられる

生きた魚介をその場で頬張れる「築地斉藤水産」で、味わいたいのが「生カキ」です。

“かきオイシスト”の資格を持った担当者が、全国から厳選して仕入れており、季節を問わずカキを堪能できます。

その場でむいた新鮮なカキは、弾力があってプルプルです。昆布を使った自家製ポン酢との相性も抜群で、さっぱりとしています。夏には天然の岩ガキも登場！

カキの他にも、刺身をちょっとだけ食べたいという人にピッタリな「チョイ盛り刺身」（500円～）や、生きたカニをその場で選んで茹でる「Eat Now OK！」（カニによって金額は異なる）というユニークなメニューも揃っています。

全国発送ができるので、お世話になった人への贈りものとしてもいいですね。

（画像提供：築地斉藤水産）

「黒毛和牛コロッケ」吉澤商店 精肉築地店

シンプルな味付けで素材本来のうま味が感じられる

美味しい魚が集まる築地ですが、お肉も食べたいなら、東京食肉市場の仲卸店として知られている「吉澤商店 精肉築地店」がいちおしです。黒毛和牛を使った惣菜が手頃な価格で味わえます。

中でも好評なのが「黒毛和牛コロッケ」。厳選した黒毛和牛と国産のじゃがいもを使用しており、外はサクサクで中はふっくらジューシー！味付けは塩コショウのみで、じゃがいもの甘みと肉の旨みなど素材本来の味を感じられます。

その他、松阪牛100％の「松阪牛メンチ」（350円）や「黒毛和牛メンチ」（200円）も好評です。

（画像提供：吉澤商店 精肉築地店）

「玉子焼き」つきぢ松露 築地本店

何個でも食べられそうな一口サイズの手軽さが魅力

築地の玉子焼きで知られる「つきぢ松露（しょうろ）」。以前、寿司屋を営んでいた頃から続いているのは出汁が効いた奥深い風味です。

一口サイズにカットした玉子焼きをカップに入れた「shoutoutキューブ」は、手を汚すことなく手軽に食べられます。

出来立てからあえて時間を置き、寝かせた状態の玉子焼きは、キュッと引き締まっているのが特徴。うま味を最大限に感じられるよう、出汁の量や甘さが計算されていて、口に入れると秘伝の味が溢れ出てきます。

甘すぎない上品な味で、酒のおつまみにもピッタリ。後味があっさりしているので、何個でも食べたくなりますよ。

（画像提供：つきぢ松露 築地本店）

「さつま揚げ」丸玉水産

練り物が常時10種以上。出来立てを味わえる

おでん用の練り物を扱う「丸玉水産」は築地で営業を始めてから70年以上の老舗。常時10種類以上の練り物が販売されています。

おすすめは、いかとたこの歯ごたえある食感を同時に楽しめるさつま揚げの「いかたこ」。紅生姜がしっかり効いていて絶品です。また、玉ねぎの甘さが広がる「えびとたまねぎ」も美味しいですよ。

アツアツで食べられるよう、購入した時に温め直してくれるのも嬉しいポイントです。

（画像提供：丸玉水産）

「あんこクロワッサン」パン工房 ル・パン

ケシの実が美味しさを引き立てるクロワッサン

焼きたてパンの香りが漂う「パン工房 ル・パン」。昼時には行列ができ、売り切れのパンが出てしまうほど多くの人が訪れるお店です。

「あんこクロワッサン」は、外側はサクッとしていて中はもっちり。少し塩気を感じる生地が、中に入っているあんこの甘さを引き立てています。パンの表面にはケシの実がまぶされており、香ばしさを感じられます。

クロワッサンは、バター・チョコ・バニラ・アンズと種類豊富で、どれもあんこに負けないくらいの美味しさ。

ランチタイムは混雑していますが、閉店間際の14時頃は混雑も落ち着きゆっくり選べます。築地巡りの終盤に訪れるのもいいですね。

（画像提供：パン工房 ル・パン）

※この記事は2024年9月20日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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