春に行きたい仙台のおすすめデートスポットを集めました。桜が見られる神社や公園、絶品グルメが並ぶ仙台駅近くの市場、屋内で楽しめる水族館や博物館から足を延ばしていきたい絶景まで幅広く紹介。
仙台観光の定番ともいえる「仙台城跡」「うみの杜水族館」などの見どころも解説するので、カップルでのお出かけ計画の参考にしてくださいね。
【青葉区】アエル展望テラス
地上145mから仙台の街並みや太平洋、奥羽連山まで一望できるテラス
仙台駅西口に隣接する、公共施設・商業施設・オフィスが入る31階建ての複合ビル「アエル」。その最上階に位置する東西2つの展望テラスからは、西側は奥羽連山、東側は仙台平野と太平洋の雄大な光景が見られます。
どちらのテラスにも若干の隙間が作られているため、145mの高さの風を感じ、まるで外にいるような感覚が味わえます。
日中はもちろん綺麗ですが、夜は20時まで営業しているので、仙台の美しい夜景を楽しむのもおすすめですよ。
宮城県仙台市青葉区中央1-3-1 AER31F
10時~20時
1月1日
無料
仙台駅より徒歩3分/東北自動車道仙台宮城ICより14分
あり(有料)
「アエル展望テラス」の詳細はこちら
(画像提供:アエル展望テラス)
【青葉区】仙台朝市
三陸の海の幸をはじめ、野菜や果物など東北の新鮮な味覚が一堂に揃う
仙台駅から5分の場所に位置する「仙台朝市」。戦後に空襲で焼け野原になった仙台駅前に、多くの露店が立ち並んだ青空市場が始まりとされる商店街です。
仙台市民の台所でもある市場には、宮城県内の塩釜や気仙沼、女川、石巻、三陸といった漁港から旬の海の幸が集まってきます。さらに、宮城県内で採れる青果や隣県のフルーツ王国・山形から届く果物など、山の幸も品揃えが豊富。
生鮮品以外にも仙台名物の笹かまぼこが買える練り物専門店、惣菜店、漬物専門店が軒を連ね、新鮮な魚介を使った海鮮丼が食べられる店もあります。
宮城県仙台市青葉区中央3-8-5
8時~17時※店舗により異なる。詳細は公式サイトを確認
日・祝※店舗により異なる。詳細は公式サイトを確認
仙台駅より徒歩5分/東北自動車道仙台宮城ICより15分
なし(周辺有料駐車場を利用)
「仙台朝市」の詳細はこちら
(画像提供:仙台朝市)
【青葉区】瑞鳳殿
伊達政宗が眠る霊屋。桜と色鮮やかな建物のコントラストが見どころ
仙台藩祖・伊達政宗公の遺命によってつくられた霊屋「瑞鳳殿」。桜が見頃を迎える4月上旬には、きらびやかな装飾とピンクの花のコントラストが鮮やかです。
政宗公の時代の本殿は戦災で焼失してしまったため、現在の建物は1979(昭和54)年に再建されたものですが、桃山文化の風情を伝える豪華絢爛な装飾は丁寧に再現されています。
附属する資料館では、伊達政宗・忠宗・綱宗の仙台三藩主に関する資料を始めとした様々な展示や、発掘調査の様子を記録した映像を見ることができます。(改修工事のため、2025年12月から2026年4月末まで休館予定)
宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2
【12月~1月】9時~16時20分(最終入館16時)【2月~11月】9時~16時50分(最終入館16時30分)
12月31日
【一般・大学生】570円【高校生】410円【小・中学生】210円※資料館休館期間中は【一般・大学生】460円【高校生】310円【小・中学生】160円
大町西公園駅より徒歩15分/東北自動車道仙台宮城ICより15分
あり(無料)
「瑞鳳殿」の詳細はこちら
(画像提供:瑞鳳殿)
【青葉区】大崎八幡宮
色鮮やかな建築と桜が見られる、伊達政宗が創建した仙台の総鎮守
1607年に伊達政宗公によってつくられた「大崎八幡宮」は、仙台藩の総鎮守として信仰を集めてきた神社です。桃山様式の絢爛な装飾がほどこされた社殿は国宝にもなっています。
県指定有形文化財である石鳥居をくぐって参道を進んでいくと、目に飛び込んでくるのは満開の桜に彩られた拝殿の姿。宮城県内の桜の名所のひとつとして知られ、豪華な建築と桜とのコントラストは一見の価値があります。
宮城県仙台市青葉区八幡4-6-1
【開門】6時~18時【授与所】8時30分~17時【祈願受付】9時~16時
なし
無料
仙台駅よりバスで20分/東北自動車道仙台宮城ICより5分
あり(無料)
「大崎八幡宮」の詳細はこちら
(画像提供:大崎八幡宮)
【青葉区】仙台市博物館
仙台の歴史や文化を学べる貴重な資料や文化財を公開。美しい庭も見どころ
仙台伊達家から寄贈された文化財の保管・展示・研究のため、仙台城三の丸の跡地に1961年に開館した「仙台市博物館」。
ユネスコ「世界の記憶」に登録され、国宝にも指定されている「慶長遣欧使節」の関連資料をはじめ、重要文化財である伊達政宗所用と伝わる甲冑や陣羽織、豊臣秀吉所用と伝わる甲冑など、約10万点の貴重な歴史・文化・美術工芸資料が収められています。
常設展は季節ごとに展示替えが行われていて、仙台の歴史や文化を学ぶことができます。
館内にはレストランやミュージアムショップも併設。館庭では、春にはサクラやハナカイドウの花が目を楽しませてくれます。
宮城県仙台市青葉区川内26
9時~16時45分(最終入館16時15分)
月(祝日・振替休日の場合は営業)、祝日・振替休日の翌日、12月28日~1月4日
【大人・大学生】460円【高校生】230円【小・中学生】110円
国際センター駅より徒歩8分/東北自動車道仙台宮城ICより15分
あり(無料)
「仙台市博物館」の詳細はこちら
(画像提供:仙台市博物館)
【青葉区】仙台城跡
「伊達政宗公騎馬像」が設置されている、市内を一望する展望公園
「仙台城跡」の敷地内には、伊達政宗公が馬にまたがった姿を模した「伊達政宗公騎馬像」が設置されています。
もとは、伊達政宗が築城した城であり、今でこそ本丸などはないものの、大広間の礎石やそびえたつ石垣など、いたるところに歴史の面影が残っています。
「仙台城跡」から一望できる広大な仙台の景色と大きな空が、天下取りを夢に描いた伊達政宗と同じ視線だと思うと、歴史のロマンが感じられそうですね。
日没から23時までは石垣と「伊達政宗公騎馬像」がライトアップされ、仙台市内の夜景と合わせて景色を楽しめます。
(画像提供:(公財)仙台観光国際協会)
【青葉区】青葉城本丸会館
大画面シアターやVRで伊達政宗の生涯を楽しみながら深く学べる
仙台城本丸跡にある「青葉城本丸会館」は、伊達家をテーマにした博物館「青葉城資料展示館」をメインに、フードコート、仙台名物を買えるお土産ショップが入る複合施設です。
博物館では、伊達政宗自筆書状・刀剣・婚礼調度品など歴史的に貴重な品を見ることができるほか、参加型の体験展示も多数あります。
300インチの大スクリーンを備えたシアターでは、『謹製 仙台城』を上映。桃山建築の大広間など過去の本丸を周遊する内容で、高性能なCG映像によってタイムスリップしたような気分が味わえますよ。政宗公にまつわる感動秘話や面白エピソードも満載です。
専用スコープを使って、約400年前の仙台城周辺の光景の再現映像が360度パノラマで楽しめる「仙台城VRゴー」もおすすめです。※VRゴーは別途料金。詳細は公式サイトを確認
宮城県仙台市青葉区川内1
9時~16時30分※施設・季節により異なる。詳細は公式サイトを確認
なし※冬期間等臨時休業あり。詳細は公式サイトを確認
青葉城資料展示館【大人・大学生】770円【中・高校生】550円【小学生】330円
仙台駅より循環バスで25分/東北自動車道仙台宮城ICより20分
あり(有料)
「青葉城本丸会館」の詳細はこちら
(画像提供:青葉城本丸会館)
【青葉区】仙台市天文台
プラネタリウムや展示を通して宇宙の神秘と出会える天文総合博物館
プラネタリウムを併設する「仙台市天文台」は、体感的に宇宙を学べる天文総合博物館。
プラネタリウムの『星空の時間 今夜の星空散歩』では、仙台で見える星空についての解説を聞くことができます。スタッフによってお話するテーマが異なり、それぞれの個性が光る生解説は見どころ十分。星空の楽しみ方や旬の情報をたっぷり紹介してくれます。
他にも、口径1.3mと日本有数の大きさを誇る「ひとみ望遠鏡」、体感的に宇宙について学べる「展示室」など、様々な設備を備える充実の天文総合博物館です。
宮城県仙台市青葉区錦ケ丘9-29-32
[開館時間]【平日・日・祝】9時~17時(最終入館16時30分)【土】9時~21時30分(最終入館21時)※展示室は17時まで
[休館]水・第3火※祝日の場合は営業、翌平日休館(7月21日~8月24日、10月第二月曜の翌日及び翌々日、12月24日~28日、1月4日~1月7日、3月25日~4月7日は開館)、12月29日~1月3日
【展示室】大人610円、高校生350円、小・中学生250円【プラネタリウム1回】大人610円、高校生350円、小・中学生250円【セット券(展示室+プラネタリウム1回)】大人1000円、高校生610円、小・中学生400円
愛子駅よりバスで10分/東北自動車道仙台宮城ICより10分
あり(無料)
「仙台市天文台」の詳細はこちら
(画像提供:仙台市天文台)
【青葉区】せんだいメディアテーク
印象的な構造の建物は、図書館やカフェが入る仙台の文化拠点
「せんだいメディアテーク」は図書館やカフェ、ミュージアムショップなどが入る複合文化施設です。
建物は13本の巨大なチューブや7層の鉄板、ダブルスキンのガラス壁といった独特の構造になっており、2001年にグッドデザイン大賞を受賞。現在も多くの観光客がカメラを手に訪れています。
施設が面する定禅寺通は、美しいケヤキ並木。春は新緑が心地よいので、木漏れ日の中を散歩するのもいいですね。
宮城県仙台市青葉区春日町2-1
9時~22時※施設により異なる。詳細は公式サイトを確認
1月~11月の第4木、12月29日~1月3日※施設により異なる。詳細は公式サイトを確認
無料
勾当台公園駅より徒歩7分/東北自動車道仙台宮城ICより10分
あり(有料)
「せんだいメディアテーク」の詳細はこちら
(画像提供:せんだいメディアテーク)
【青葉区】ニッカウヰスキー仙台 宮城峡蒸溜所
緑豊かな峡谷にある蒸溜所で、ウイスキーの魅力を知る大人の見学ツアー
宮城と山形との県境に近い峡谷に建つ「ニッカウヰスキー仙台 宮城峡蒸溜所」。広瀬川と新川の2つの清流に恵まれた場所で、美味しいウイスキーを製造しています。
完全予約制のガイドツアーでは、スタッフが「ニッカウヰスキー」の歴史や製造工程を案内してくれます。キルン塔や仕込棟、蒸溜棟、赤レンガ調の貯蔵庫などを約50分かけて見学したあとは、ウイスキーの無料試飲が可能です。
ガイドツアー詳細はこちら
ギフトショップにはお酒だけでなく、限定グッズやチョコレートなども並んでいます。
宮城県仙台市青葉区ニッカ1
9時~11時30分、12時30分~14時30分
年末年始※臨時休館あり。詳細は公式サイトを確認
【一般見学・ガイドツアー】無料※有料セミナー有。詳細は公式サイトを確認
作並駅よりバスで4分※金・土・日・祝は無料シャトルバス運行。詳細は公式サイトを確認
あり(無料)
「ニッカウヰスキー仙台 宮城峡蒸溜所」の詳細はこちら
(画像提供:ニッカウヰスキー仙台 宮城峡蒸溜所)
【青葉区】広瀬川
自然豊かな水辺の景観が美しい、杜の都仙台のシンボル


仙台の中心部を流れる「広瀬川」は、“杜の都”といわれる仙台のシンボル。詩人・土井晩翠(どいばんすい)の詩をはじめ、『青葉城恋唄』など多くの歌や文学作品にもその名を残してきました。
広瀬川の中流域では、市街地にいながら淵や瀬、中州、崖などのダイナミックな自然景観が見られます。
また、周辺には「米ケ袋遊歩道」などの遊歩道や歴史探索コースなどのルートもあるので、ぜひ散策してみてください。
【泉区】仙台泉プレミアム・アウトレット
海外のような景観が特徴。お買い得アイテムが多数揃うアウトレット
緑豊かな環境の「仙台・泉パークタウン」の中に位置するアウトレットモール。ファッションアイテムをはじめ、キッチン雑貨やスポーツブランドなど、国内外の著名ブランドが約80店舗入店しています。
アメリカの東北部の街並みをイメージして整備された敷地内で、海外気分を楽しみながらのウィンドウショッピングもおすすめ。
トレンドアイテムがいち早く揃う春物先行セールや、イースターイベントもあるので、事前に公式サイトで情報をチェックしてみてください。
宮城県仙台市泉区寺岡6-1-1
10時~20時※時期により異なる。詳細は公式サイトを確認
1月1日、2月特定日※詳細は公式サイトを確認
東北自動車道泉ICより10分
あり(無料)
「仙台泉プレミアム・アウトレット」の詳細はこちら
(画像提供:三菱地所・サイモン株式会社)
【宮城野区】仙台うみの杜水族館
イルカ・アシカ・バードのパフォーマンスや、三陸の海を再現した大水槽は必見!
仙台港近くの「仙台うみの杜水族館」は、約9900平方メートルの延床面積に約100基もの水槽群がレイアウトされた水族館です。国内外の水の生きものの展示やパフォーマンスを通して、海の魅力を体感できます。
イルカ・アシカ・バードによるパフォーマンスは、ダイナミックな泳ぎやコミカルな演技、観客の頭上など会場内を縦横無尽に飛び回る鳥類のフライトなど、見どころがたくさん。パフォーマンスは季節にあわせたバージョンになることもあります。
三陸の海を再現した幅14m、水深7.5mの大水槽「いのちきらめく うみ」は、屋根がない構造になっているため、太陽の光によって生きものたち本来の色鮮やかな姿が見られます。
毎日、複数回開催される約2万5000尾のマイワシの群れが主役となる、躍動感あふれるプレミアムショー「Sparkling of Life」は必見です。※詳細は公式サイトを確認
宮城県仙台市宮城野区中野4-6
9時~17時30分(最終入館16時30分)※時期により異なる。詳細は公式サイトを確認
なし
【大人(18歳以上)】2400円【中・高校生】1700円【小学生】1200円【幼児(4歳以上)】700円【シニア(65歳以上)】1800円
中野栄駅より徒歩15分/仙台東部道路仙台港ICより1分
あり(無料)
「仙台うみの杜水族館」の詳細はこちら
(画像提供:仙台うみの杜水族館)
【宮城野区】キリンビール仙台工場
原材料から製造工程までビールについて学べる!見学のあとは試飲も可能
「キリン一番搾り生ビール」の製造工程の見学や試飲が楽しめる約80分の見学ツアーに参加できる「キリンビール仙台工場」。仕込みから、発酵、貯蔵、パッケージングまで、ビールができあがるまでの流れが見られますよ。※工場見学ツアーの詳細はこちら
原材料の麦芽とホップ、ブランド名でもある麦汁の一番搾りと二番搾りの違いなども学べます。最後はできたてのビールのテイスティングが可能!
施設内には、レストランやお土産を買えるショップも併設。ショップでは特製タンブラーや文具、ラベルコースターなど工場限定アイテムも扱っています。
宮城県仙台市宮城野区港2-2-1
10時~14時50分※複数回開催。詳細は公式サイトを確認。
月(祝日の場合は営業。翌平日休館)年末年始、設備点検日※臨時休業あり。詳細は公式サイトを確認
【20歳以上】500円【20歳未満】無料
多賀城駅よりバスで15分※工場見学営業日は無料シャトルバス運行
あり(無料)
「キリンビール仙台工場」の詳細はこちら
(画像提供:キリンビール仙台工場)
【宮城野区】榴岡公園
約400本の桜が咲き誇る。咲く時期が異なり、長い期間お花見ができる
仙台藩四代藩主である伊達綱村(だてつなむら)が、京都から取り寄せた1000本あまりの桜をこの地に植えたのが始まりとされる「榴岡公園」。
戦後の荒廃や樹木の老衰により減ってしまった木々を近年新たに植樹したため、今でも桜の名所として広く知られています。
公園内には春に咲く桜だけでも、シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラ、ヒガンザクラ、薄い黄金色の花を咲かせるギョイコウなど多くの種類が植えられています。咲く時期がそれぞれ異なるので、お花見を長い期間楽しめますよ。
宮城県仙台市宮城野区五輪1
24時間
なし
無料
榴ケ岡駅より徒歩3分/東北自動車道仙台宮城ICより30分
あり(有料)※お花見期間中は閉鎖。詳細は榴岡公園さくらまつりSNSを確認
「榴岡公園」の詳細はこちら
(画像提供:榴岡公園)
【若林区】鐘崎 笹かま館
笹かま作りを見学・体験!できたても味わえるテーマパーク
宮城名物である笹かま作りの見学や体験、試食ができる「鐘崎 笹かま館」。手作り体験や「早朝工場体験」で商品ができるまでを学べるだけでなく、笹かまに用いられるすり身を使った料理を楽しめるカフェやお土産店などもあります。
また、併設する「七夕ミュージアム」には、仙台七夕まつりの飾りが常時展示してあり、夏以外でも見学できるほか、七夕飾りの手作り体験も可能です。
館内の「メルヘンサロン」には影絵作家・藤城清治氏や造形作家・井村隆氏の芸術作品が展示されており、様々な見どころ豊富な施設です。
宮城県仙台市若林区鶴代町6-65
9時30分~18時※時期により異なる。詳細は公式サイトを確認
なし※臨時休業あり。詳細は公式サイトを確認
無料※一部の体験は有料。詳細は公式サイトを確認
荒井駅よりバスで15分/仙台東部道路仙台東ICより10分
あり(無料)
「鐘崎 笹かま館」の詳細はこちら
(画像提供:鐘崎 笹かま館)
【太白区】秋保大滝
水しぶきがかかるほど近くで見られる、「日本の滝百選」にも選ばれる国指定名勝
轟音を立てながら名取川の全水量が流れ落ちる、高さ55m・幅6mの直瀑「秋保(あきう)大滝」。周囲はモミジやカエデ、ナラなどの樹木が生い茂り、春には新緑と白い水しぶきとのコントラストがきれいです。
近くに設置された滝見台から滝全体を眺められるだけでなく、遊歩道を20分程歩けば滝つぼ近くまで下りることもできます。道は急な坂が多く、水滴や霧で濡れている箇所も多いため、歩きやすい靴がおすすめです。
(画像提供:秋保・里センター)
【太白区】磊々峡
約2kmにわたって巨岩・奇石が続く、名取川の渓谷沿いの名勝地
名取川の流れに侵食された絶壁の巨岩が覆いかぶさるように迫る景観が見られる「磊々(らいらい)峡」。名前は、1931(昭和6)年に、東北大学名誉教授であった小宮豊隆氏により命名されました。
秋保温泉街の入り口にかかる「覗橋(のぞきはし)」を中心に、上下流1kmにわたり岩壁がそびえたちます。橋のすぐ下の岩には、自然にできたハート形の窪みがあり、恋人の聖地にも認定されています。ぜひ見つけてみてください。
渓谷沿いの遊歩道を歩けば、まるで人の横顔のように見える「奇面巌(きめんいわ)」、幅約14mと大きな「八間巌(はちけんいわ)」などの奇岩を間近に見られます。
(画像提供:(公財)仙台観光国際協会)
【太白区】八木山動物公園フジサキの杜
107種・約520点の動物が生息域に近い環境で飼育されている動物園
仙台城跡南側の自然豊かな丘陵地にある「八木山動物公園フジサキの杜」では、107種・約520点の動物が生息域に近い環境で飼育されています。開園以来60年間、仙台市民のオアシスとして親しまれてきました。
「アフリカ園」では、サバンナに暮らすキリンやアフリカゾウ、シマウマなどの動物たちを一目で見渡すことができ、特にスマトラトラやライオン、ホッキョクグマを間近で見られる「猛獣舎」は迫力満点。
園内では1年を通して様々なイベントが行われ、アフリカゾウへの「えさやり体験」やウサギやモルモットとの「ふれあい体験」、鳥の飛翔を目の前で観察できる「フリーフライト」は毎日開催されています。
仙台駅から地下鉄東西線で12分、下車すぐというアクセスの良さも魅力です。
宮城県仙台市太白区八木山本町1-43
【3月~10月】9時~16時45分(最終入園16時)【11月~2月】9時~16時(最終入園15時)
水(祝日の場合は営業。翌平日休園)、12月28日~1月4日
【大人(高校生以上)】480円【小・中学生】120円
八木山動物公園駅より徒歩すぐ/東北自動車道仙台南ICより20分
あり(有料)
「八木山動物公園フジサキの杜」の詳細はこちら
(画像提供:八木山動物公園フジサキの杜)
※この記事は2025年12月10日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。


















