大人な楽しみ方4
堅牢なレゴの城「ナイト・キングダム」で名古屋めしを堪能!
こちらは、お城シリーズの世界観が楽しめる「ナイト・キングダム」。余談ですが、筆者が小さい頃、兄とよく遊んでいたのがこちらのお城シリーズでした。きっと世代ごとに思い出のシリーズがあるはずですので、みなさんにとって懐かしいエリアも見つかるんじゃないかと思いますよ。
ん?あれは…「コック」のミニフィグだ!! 懐かし~!!(ちなみに、「ゴ—ドン・ゾラ」さんという名前だそうです)
あのコックさん、こんなにでかかったんですね。コック帽を含めると、ゆうに2メートルはありそう。どんなにでかい牛も、腕一本で楽々さばいてしまいそうです。
さて、コックさんに会って腹がへったので、エリア内にある「ナイト・テーブル・レストラン」へ。ここでは、エビフライやきしめんといった名古屋めしが味わえます。
初名古屋で浮かれていた筆者は、ついエビフライときしめんの2つをわんぱくオーダー。エビフライは太くてぷりぷり、きしめんものど越し最高でおいしかったです。
それにしても、ここにいると自分自身もレゴの世界の住人、ミニフィグになったような感覚になってきます。テラスから臨む高速道路のトラックも、なんかレゴに見えてきますね。
大人な楽しみ方5
古代遺跡や海中散歩!世界の「アドベンチャー」へ出発
続いてやってきたのは、世界の冒険シリーズの古代エジプトをテーマにした「アドベンチャー」エリア。いや、これまたでかいな~。もちろんレゴでできています。
なお、遺跡の内部には秘密の部屋でレゴが作れる「シークレット・チャンバー・オブ・アムセトラ」もあります。ランド内には他にも、レゴ・ブロックで遊べる場所が点在しているとのこと。
さっそく筆者も先生(隣にいた知らない子ども)の手ほどきを受けつつ、久しぶりのレゴにチャレンジ。しかし、しばらく格闘するも、ありきたりの平凡な作品しか作れなくなっている自分に気づかされます。
子どもの頃はもっと自由に大胆に、本能のままにレゴを楽しんでいたと思いますが、なんだか小さくまとまっちまったなあ、オレ。もっと殻を破っていかないと…。レゴランドはそんな気付きをも与えてくれる場所なのかもしれません。
さて、アドベンチャーエリアをさらに進むと、「サブマリン・アドベンチャー」なるアトラクションが。
こちら、その名の通り「潜水艦」に乗って海中を探検するアトラクション。本物の魚に交じって「レゴでできた魚」もいて、リアルとレゴワールドが交じり合う、なんとも不思議な光景が広がっています。
リアルサメもウヨウヨ。水族館顔負けの充実ぶりです。でかいレゴ・ブロックも海底に沈んでますね。
こっちは「ポセイドン」風のレゴモデルもちろんレゴ・ブロックでできてます。こんな大作、水圧とかいろいろ大丈夫なんでしょうか?
大人な楽しみ方6
国内唯一!レゴ・ブロックができるまでを見学
最後に訪れたのは、「ファクトリーエリア」。
「こちらでは『レゴ・ファクトリー・ツアー』にご参加いただけます。レゴ・ブロックの歴史や製造工程を見学することができる国内唯一の場所で、もちろん大人の方でもOKですよ」(小栗さん)
なんでも、レゴ・ブロックの生産は全て海外で行われていて、日本には工場がないそう。そこで、ここではレゴ・ブロックを作る機械を展示し、その製造工程を公開しているというわけです。
一階にはレゴ社の歴史、二階にはレゴ・ブロックの歴史が壁一面に展示されています。
そして、いよいよ工場内に潜入!
これが、国内ではここにしかないレゴ・ブロック製造マシーン。何がどうなってレゴ・ブロックになるのか筆者にはさっぱりでしたが(※ツアーではガイドのお姉さんがしっかり説明してくれるので、ちゃんと聞きましょう)、なんだかすごそうな雰囲気は伝わってきました。世界中の子どもたちを熱狂させるレゴ。その技術の最前線が拝めるというのは、大人にとってもなかなか貴重かつ興味深いものだと思います。
見学後にはこちらの機械で作った、出来立てホヤホヤの特製レゴ・ブロックももらえます。ここでしか手に入らない限定品なので、ぜひツアーに参加し、ゲットしましょう。
最後に、ファクトリーエリア内にあるアジア最大級のショップでお土産を物色。各シリーズのレゴ、ミニフィグ、各種グッズ、お菓子など多種多様なアイテムが揃ってましたよー。
結論:レゴランドは大人でも超楽しい!
さてさて、今回は紹介しきれませんでしたが、他にも見どころ・遊びどころは満載。
地上60mからレゴランド内を一望できる『オブザベーション・タワー』や、海外でも人気の「ニンジャゴー」シリーズを4Dシネマで鑑賞できる『パレス・シネマ』など、一日では遊びきれないほどの充実ぶりでした。
最初は「おこちゃま向けの施設でしょ?」などと多少侮っていたところもありました(ごめんなさい!)。しかし、むしろ大人になった今だからこそ、久しぶりにふれるレゴ・ブロックの手触りは新鮮で、レゴのすごさ、奥深さをより強く体感することができたような気がします。子どもがいない人も、友人や恋人同士でぜひ訪れてみてほしいと思います。
ちなみに、退場後に先ほど投稿したインスタを確認したところ、57歳の父親から「すげ~!」とのコメントがついていました。もうすぐ還暦の大人をも魅了してしまうレゴランド。やはり、恐るべしですね。
住所/愛知県名古屋市港区金城ふ頭2-2-1
営業時間/10時~※閉園時間は日により異なる(HP参照)
定休日/6月は火・水、7月以降はHP参照
料金/1DAYパスポートおとな(13歳以上)6900円、こども(3歳~12歳)5300円
アクセス/電車:名古屋臨海高速鉄道あおなみ線金城ふ頭駅よりすぐ
車:伊勢湾岸道名港中央ICよりすぐ
駐車場/近隣の公共駐車場利用
「LEGOLAND(R)Japan」の詳細はこちら
小野洋平(やじろべえ)
編集プロダクション「やじろべえ」所属。最後に食べたいものを聞かれたら「旅館の朝食」と答えています。https://onobenriya.com/