close

2018.07.14

国立科学博物館2018特別展「昆虫」は大人も大興奮!昆虫すごいぜ!

子供の頃はカブトムシやカマキリなど、昆虫採集をした記憶がある人も、大人になってすっかり昆虫に出あう機会も減り、あえてまじまじと昆虫を見ることも少なくなっていませんか?

そんな大人たちにおすすめしたいのが、国立科学博物館の特別展『昆虫』。
昆虫好きな子供はもちろん、かつて虫好きだった大人たちも大興奮間違いなし!

宝石のようにきれいな蝶や昆虫、
どこが顔か羽なのかわからない面白い虫、
世界でも珍しい個体の標本、
そして不思議な昆虫の動きやにおいを学べるコーナー
昆虫採集を学べるコーナーなど、内容もりだくさん!

そんな「昆虫」が7月13日からはじまると知り、じゃらん編集者がさっそくイベントに行き「昆活」してきました。
あまり虫好きではなかった私も、一緒に行った虫オタクな息子も、とっても大興奮だったイベントの見どころをご紹介しちゃいます!
記事配信:じゃらんニュース

特別展「昆虫」とは

NHKで不定期で放送している「昆虫すごいぜ!」のカマキリ先生(香川照之さん)がチラシにのっており、虫好きの間では数か月前から話題になっていた昆虫展イベント。
東京・上野公園内にある国立科学博物館で、7月13日(金)~10月8日(月・祝)まで開催されています。

見どころのポイントは3つ(公式ホームページから抜粋)

1)昆虫を知る
普段は小さく控えめな昆虫たちが、全長約2mもの巨大な姿になってお出迎え!「標本回廊」には、どんなに昆虫に詳しい方でも、初めて見る標本があるはずです!また世界に1点だけのヤンバルテナガコガネの「ホロタイプ標本」がついに公開。さらに絶滅してしまったアリエノプテラ目という目(もく)が、日本初公開だったりも。

2)昆虫を学ぶ
体長数mm以下の小さな体の昆虫たちを、特殊カメラで撮影。モニター上で拡大、360度回転させて、普段は見られない細部や裏側をのぞき見すると、敬意すら覚える驚きの体の構造が明らかになります。

3)昆虫を採る
特別展「昆虫」企画チームが、このイベントのために採集した昆虫も!もちろん世界でここだけでしか見られない展示です。さらにそういった昆虫採集方法を正しく学ぶこともできます。

実際行ってきてわかった!ここがすごい大興奮ポイント

リアルな巨大標本がすごかったー!

会場に入るとすぐに迎えてくれるのがリアルで巨大な標本。まさに圧巻です。

入ってすぐはニホンミツバチ

ニホンミツバチ、ミンミンゼミ、オオムラサキ、ヒトスジシマカ、クワガタが大人の身長よりも大きく、そして鏡写しになって裏側も見ることができるようになっています

普段噛まれてかゆくなる蚊は、こういう姿をしているのかと、まじまじと観察してしまいます
鏡で逆側がどうなっているのか細部まで観察することができます
子ども大好きクワガタ、この場からなかなか離れられません
ミンミンゼミ、これらの巨大標本が鎮座しています

数万点の標本がやっぱり圧巻だった!

多種多様な昆虫の標本

会場内にある標本の数々は、数万点に及ぶそうです。

中でも興味をひかれるのは本当に綺麗な蝶の数々。ため息の出るような美しさで、なぜこんなにもきれいな色をしているのか、まるで美術館にいるようでした。

たとえばこんな青い蝶。他にもさまざまな色や形をした蝶の標本が展示されています
とにかくたくさんの蝶をはじめとした昆虫の標本が並んでいました
「昆虫すごいぜ」ファンならきっと大興奮!巨大ナナフシの標本!
マニアも釘付けになるような貴重な標本も

そして、面白いのがツノゼミ。

どれも個性的な形をしていて、花弁のようであったり、アンバランスな形

どこからどこまでが頭なのかがよくわからなかったり、なぜこんな形なのか、疑問ばかりが浮かんできます。


そして、「ツノゼミのツノがある理由は専門家も知らない」とのこと

昆虫の世界はまだまだ解明されていないことが多いことがうかがえます。この形にはきっと意味があるはず!なぜこんな形をしているのか、親子で、カップルでいろいろ想像しながら盛り上がれそうです。

また、世の中では嫌われることが多い昆虫といえば、ゴ○○○。展示中盤には「Gの部屋」があります。

「Gの部屋」は迂回ルートがあるので、どうしても苦手な人は見なくても大丈夫です。「Gの部屋」には生きているGが虫かごにいて展示されています。

Gについて、知りたくないと思う人もいるかもしれませんが、実はGのほとんどは森林などの自然界に住んでおり、人間とはかかわりのない生活を送っているそうです。落ち葉や朽ちた木を食べており、特に熱帯の森林生態系においては重要な役割を担っているとのこと。

普段は苦手なGも、もしもいなくなると生態系が崩れ熱帯の森がなくなってしまうかもれない、と聞くとなんだか少し大切な存在のように思えてくるから不思議です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

Topics

tag

この記事に関連するエリア

この記事に関連するキーワード