2015.10.12

話題の地ビールのブルワリーを見学！お気に入りの味を探しに行きませんか？

個性的な味とデザイン性の高いラベルなどで、最近では女性にも人気のある地ビール。世界には数多くの有名な地ビールがありますが、ここ日本でも1994年の酒税法改正以来、全国各地に少量生産のビールメーカーが続々と誕生しました。現地に行かなくても、スーパーや通信販売で購入できる銘柄もあるので、いろいろ試して、とっておきの1本を見つけるのもおすすめです。

さて、そんな地ビールが美味しい秋の季節がやってきましたが、「やっぱり現地で、できたての地ビールが飲みたい！」って思っちゃいますよね。そんなあなたには、「ブルワリー（醸造所）」を訪ねてみることをオススメします。ビールの製造工程を見学するだけでなく、試飲や食事つきのコースがあるところもあるんです。

ということで、今回は、「見学もできる♪日本の美味しい地ビールブルワリー」をご紹介していきたいと思います。

小樽ビール 小樽倉庫No.1（北海道小樽市）

小樽ビールができるまでの不思議の旅へいってらっしゃい！

(左から)最高級のホップを使った芳醇な香りが特徴のピルスナー／下面発酵でつくられた、ローストブラウンカラーのドンケル／上面発酵でつくられた、甘いバナナフレーバーが特徴のヴァイス（各318円 ※税込）

地元以外にもファンが多い、本場ドイツスタイルの「小樽ビール」のブルワリー＆ビアパブ（ビアパブ併設のビール醸造所）。醸造所見学はなんと予約不要で、随時見学することができます。
ビール醸造に使用される本物の麦芽の試食から始まり、発酵する前の麦汁の試飲まで、ビールができるまでの不思議を体験しちゃいましょう。

そして、毎週木曜・土曜はプロスト！の日　営業時間内の３時間でなんとビール飲み放題！（予約不要 2200円※税込）
ゆっくりと、たっぷりとビールを堪能することができます。

「小樽ビール」を味わい尽くせる、サービス精神たっぷりの醸造所見学。この秋、ぜひ体験したいですね。

ベアレン醸造所（岩手県盛岡市）

ヴィンテージな醸造所から生まれた樽ビールは、クラシカルなヨーロッパの味

コクと苦みの絶妙なバランスが自慢の、本格ラガー「ベアレン・クラシック」

ドイツから移設した醸造設備を使用し、ヨーロッパの伝統的な製法によってクラシックビールをつくるブルワリー「ベアレン醸造所」。見学は予約不要ですが、5名様以上の場合や案内を希望する方は事前にご連絡を。

ドイツの小さな醸造所にあった仕込み室をそのまま移設していて、銅製の仕込み釜は、なんと100年前のもの。ほかにも歴史のある設備を今でも大事に使っている、まさに「ヴィンテージ・ブルワリー」と呼ぶに相応しい醸造所です。

レストラン・カフェといった飲食施設はありませんが、食べ物の持ち込みは自由。晴れ晴れと天気の良い日には、ガーデンスペースでお弁当を広げて、できたての樽ビールを楽しむこともできます。秋空の下、ピクニック気分で心地好くほろ酔い。最高のひと時です。

軽井沢ブルワリー（長野県佐久市）

長野の雄大な自然に囲まれたスタイリッシュなブルワリーで、プレミアムなひと時を

こだわりのクラフトビールを生み出す最新鋭の設備に、うっとり

浅間山を背景に絶好のロケーションに建つ「軽井沢ブルワリー」。クラフトビール工場としては、日本一の規模と最新鋭の設備の中、仕込みの香り、音、温度などを実感しながら見学できるのが特徴です。

開放感のあるビアホールには、本物のサクソフォンを使用したビールサーバーが！壁にあるのは、「THE軽井沢ビール」のラベルも手掛ける日本画家、千住博画伯によるもの。

どこに視線をやっても、プレミアムな佇まいを見せてくれる「軽井沢ブルワリー」。大自然に囲まれた空間の中、ぜいたくなビールの味わいをお楽しみ下さい！

ベアード・ブルワリーガーデン 修善寺（静岡県伊豆市）

生まれたてのブルワリーで、ビールづくり職人の夢と愛情に触れるガーデン巡りを

2014年にできたばかりの新しいブルワリー！ その新しさの中に、確かな“伝統”の香りが

2014年、伊豆・修善寺にオープンしたブルワリー。
工場見学は土日祝日のみですが、従業員の方が丁寧に案内をしてくれます。ブルワリーにはテイスティングルームのほか、修善寺の景色が楽しめるビアデッキも。20タップが並んだテイスティングルームは食べ物の持ち込みOKなので、好きなおつまみを持って、出かけてみませんか。

モルト、ホップ、酵母などの原材料をできるだけ加工せず、素材の持つ素晴らしさに寄り添うことで、深い味わいを引き出している「ベアードビール」。無ろ過、樽・瓶内にて熟成される、この自然発泡のビールは、今秋、ぜひ味わってみたいひと品です。

※この記事は2015年9月時点での情報です