2019.02.15

進化して日本に帰ってきた！いま注目の「逆輸入グルメ」6選【東京】

寿司やラーメン、丼ぶりなどなど、日本で親しまれてきたグルメが海外で人気となり、より一層の進化をとげ、新たな味わいへと昇華した”逆輸入グルメ”。

海外で日本のグルメを提供する人気店が、近年、都内を中心に続々オープンしています。未体験のハーモニー、フォトジェニックな盛り付けに、驚くこと間違えなし！

いま注目のトレンドグルメを堪能しよう。

記事配信：じゃらんニュース

見た目からインパクト大！個性際立つ絶品ラーメン

2016年、アメリカ西海岸・サンフランシスコにお店を構えると、瞬く間に人気店となったラーメン店「MENSHO SAN FRANCISCO（メンショー サン フランシスコ）」。2017年、2018年と2 年連続でミシュランUSAにも選ばれている名店です。

注目メニューは海外の有名セレブにも愛される「A5黒毛和牛醤油らぁめん」。鹿児島県産のA5ランクの黒毛和牛がどんぶりを覆い尽くすようにのっています。

上質な旨みが口のなかに広がり、かなりリッチな気分に。和牛の脂が溶け出したスープも絶品です。こちらのラーメンの提供は17:00～、限定20食程度なので食べたい方はお早めに。

ユニークなラーメンが揃っているなかで、もうひとつ紹介したいのが「抹茶鶏白湯らぁめん」。スープの緑色に驚きますが、抹茶と鶏白湯スープのハーモニーが絶妙で、サンフランシスコでは一番人気だそう。トッピングのザクロが彩りに華を添え、食感のアクセントにもなっています。

数々のラーメンを世に送り出してきたオーナーシェフの庄野智治氏が手がける創作性の高い“逆輸入ラーメン”をぜひ、ご堪能あれ！

見て、食べて感動！進化系ロール寿司を銀座で

銀座・並木通りにある創作和食ダイニングバー「SHARI THE TOKYO SUSHI BAR（シャリ ザ トーキョー スシバー）」。見目美しいお寿司や一品料理が揃うなかで話題となっているのが、こちらのロール寿司。

上海店で人気のゴージャス＆ユニークなロール寿司、約20種類が味わえます。日本の寿司ではあまり登場しない「トリュフ フォアグラロール」「牛炙りロール 生雲丹添え」「ローストビーフロール」など豪華食材が目を引きますが、繊細な味と細工にも感動！宝石のように美しい「レインボーロール」もおすすめです。

また、リピート率が高いという「鮭とたっぷりイクラの釜炊き御飯」「牛肉の時雨煮とフォアグラの釜炊き御飯」など、釜炊き御飯も食べておきたい一品。素材の旨みが引き出されており、お腹いっぱいでも箸がとまりません！

銀座の寿司は高いというイメージがあると思いますが、ロール寿司は1貫200円〜。ランチセットなら1,000円台から楽しめます。夜は店内から銀座の夜景が見え、記念日デートにもぴったりです。

アメリカ発祥の丼ぶりはヘルシーで栄養満点！

“ニューヨークの朝食の女王”と呼ばれ、多くの人から愛されるNY発のレストラン「サラベス」。フレンチトーストやレモンリコッタパンケーキ、エッグベネディクトといったメニューが人気ですが、今回注目したいのが、アジアンテイストを盛り込んだボウル（丼）メニュー。

ボウルメニューは2種類あり、その名も「ブッダボウル」と「パワーボウル」。どちらも玄米をベースに赤米やキヌアなどを合わせ、たっぷりの彩り野菜などをトッピングした、ヘルシーなのに食べ応え満点のメニューです。

「ブッダボウル」は、アメリカ西海岸に住むヘルシー志向の人々の間でブームなっている丼ぶりのこと。アメリカでは、ベジタリアンという概念を仏教の“禅”と関連したものと考えており、具材たっぷりのボウルが、仏教を開いたブッダのお腹に似ているという発想から「ブッダボウル」と呼ばれるようになったのだそう。「サラベス」の「ブッダボウル」はフェタチーズとビーツピクルスの酸味がアクセントになっており、味わい豊か。

「パワーボウル」は、やっぱり野菜だけじゃ物足りない！というリクエストに応えるパワーアイテム。ハーブの香りをまとったフライドフィッシュをトッピングし、熱々をほおばるエネルギッシュメニューになっています。

栄養バランスも考えられた2つの逆輸入丼でパワーチャージを！

カナダ発！炙り押し寿司”アブリシャス”に注目‼︎

カナダに本店を構える「KINKA sushi bar izakaya（キンカスシバーイザカヤ）」。寿司メニューのほか、居酒屋、バーの要素も併せ持っており、モダンでスタイリッシュな寿司、刺身、タパス、お酒をサクッと気軽に楽しめます。

こちらの名物は、“炙り（あぶり）”と”デリシャス”を組み合わせた「アブリシャス」。サーモンとアイオリソース、えびとバジルソース、鯖と大根おろしなど、ユニークな組み合わせの炙り押し寿司は華やかで味わい豊か。セットのほか、単品で注文することもできます。

そしてなんと、刺身の盛り合わせもフォトジェニック！お皿をキャンバスのように使った刺身は、色鮮やかでアート作品のようです。

また、カナダ発祥のこちらのお店で食べておきたいのが、カナダを代表する食材”ロブスター”。使用するロブスターは、カナダから生きたまま空輸しているというから驚き。甘くてぷりぷりな味わいを楽しめます。

日本酒やワイン以外に、日本茶のハイボール、柚子や山椒など和の素材を使ったカクテルなど、アルコールも充実。バラエティ豊富な料理とお酒のハーモニーをじっくり満喫してみては。

焼肉×ウニ!? フォトジェニックな斬新メニュー

日本で人気の焼肉がウニとコラボして帰ってきました！
ニューヨークの人気焼肉店で修行したオーナー、KOHさんが手がけるNYスタイルの焼肉店「BEEF BY KOH（ビーフ バイ コウ）」。厳選したA5ランクの牛肉や新鮮なホルモンのほか、食材の良さを引き出した創作料理がおいしいと評判です。

必ず食べておきたいのが、オーナー考案の「宝石箱（ローストビーフ＆ウニ重）」と「肉ウニ」。「宝石箱」のローストビーフには、赤身と霜降りのバランスがよい希少部位のクリミを使用し、ウニとの相性も抜群！

「肉ウニ」は最高級の霜降り肉＆ウニを、大葉と韓国のりで巻いて食べる一品。口に運んだ瞬間の香り、食感、味わいのバランスが絶妙で、アルコールにも合いますよ。

また、サイドメニューで注文したいのがNYで大流行の「ビーフテールバンズ」。じっくり煮込んだ牛テール肉をバンズにはさんでいただく、人気メニューです。もちもちしたバンズと柔らかいお肉、シャキッとしたネギの食感がアクセント。口の中でそれぞれの旨みがミックスし、なんとも言えないおいしさです。

焼肉はもちろん、NY仕込みの創作メニューをカフェのようなおしゃれな店内でじっくり味わって。

カナダ生まれの味わい豊かな一杯をいただきま～す！

2012年にカナダのトロントで誕生し、現在はカナダ国内に13店舗、韓国に3店舗を構える「KINTON RAMEN（キントンラーメン）」。
正統派ラーメンのパイオニアとしてカナダ人に愛されている人気店が、2018年5月に三軒茶屋にオープンしました。

看板メニューは器からはみ出すほどのチャーシューがのった「豚骨ラーメン」。海塩と醤油を混ぜ合わせた特別なソースに漬け込んだチャーシューはあと引くおいしさ！素材から調理、味付けに至るまでこだわった一杯は一度食べたらやみつきになります。

もうひとつ、食べておきたいのが「鶏白湯らーめん」。こちらのチキンチャーシューはミネラルたっぷりの岩塩で下味を付けた後、弱火でじっくり加熱して作っています。口に入れた瞬間にとろけてしまうほど柔らかく、麺やスープとの相性もばっちり。強火で炊きだした自慢の鶏ガラスープは、深いコクと芳醇な香りが堪能できます。

写真の「チーズ鶏白湯味噌らーめん」は、鶏白湯味噌らーめんにチーズのまろやかさと旨味が絡んだ斬新な一杯。女性に大人気の一品です。

豚骨と鶏白湯はどちらも味噌、塩、醤油、スパイシーの4種から好みの味付けを選べます。太麺または細麺、トッピングも自由に選べるので、自分好みの味を見つけるのもおすすめです！

まとめ

バラエティ豊かで、各店の個性際立つ逆輸入グルメ。おいしさはもちろんですが、フォトジェニックでインパクトある盛り付けは万国共通、多くの人を惹きつけるのだな～と納得。逆輸入グルメの奥深さに、すっかり魅了されました。これが日本で食べられるなんで嬉しいですね！

※この記事は2019年2月時点での情報です