見どころ満載の観光地・大阪で、子どもと思い出に残る家族旅行がしたい人におすすめのスポットを厳選!
遊びながら楽しく学べる施設、たこ焼きを自分で焼いて食べる店、貴重な見学ができる工場など、家族みんなで楽しめるスポットを紹介します。旅行計画の参考にしてくださいね。
天王寺動物園
生息地を再現!動物を間近に見て観察できる動物園


100年を超える長い歴史をもつ「天王寺動物園」は、大阪天王寺公園エントランスエリア「てんしば」を通り抜けたところにあります。「てんしばゲート」と「新世界ゲート」の2ゲートから入園できます。
約11haの広大な敷地に、約180種1000点の動物を飼育。本来の生息地の景観を再現した生態的展示を取り入れており、キリンやライオンのいるアフリカサバンナゾーンでは、自然の中で暮らす動物の姿を見ることができます。

その他、カバが暮らす全面ガラス張りの水中観察プールなど、動物の大きさや仕草を間近に見られる工夫がたくさんです。

生き生きと餌を食べる様子がわかる「ごはん・おやつタイム」や、スタッフによる楽しいガイド付き「テンジクネズミのかんさつじかん」(先着順・小学校低学年以上推奨)など、様々なイベントも開催されています。※イベントの詳細は公式ホームページで要確認
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108
9時30分~17時(最終入園16時)※5月・9月の土・日・祝は18時閉園(最終入園17時)
月曜(祝日の場合翌平日)
入園料【大人】500円【小・中学生】200円【未就学児】無料
【電車】OsakaMetro動物園前駅・恵美須町駅・天王寺駅、JR天王寺駅・新今宮駅、南海電鉄新今宮駅、近鉄大阪阿部野橋駅より徒歩約8分【車】阪神高速道路天王寺ICよりすぐ
なし※近隣の有料駐車場を利用
「天王寺動物園」の詳細はこちら
(画像提供:天王寺動物園)
キッズプラザ大阪
遊びながら学べる“こどものための博物館”

「キッズプラザ大阪」の基本理念は、“子どもたちが楽しい遊びや体験を通じて学び、創造性を培い、可能性や個性を伸ばす”こと。すべてが曲線で作られた「こどもの街」をはじめ、科学の不思議、世界の文化を遊びながら学べるコーナーが充実しています。

エントランスを抜けると、まず目に飛び込んでくるのが「ボールサーカス」です。ボールがジャンプしたり、回転しながらレールの上を転がったりする様子に、思わず立ち止まって見入ってしまいます。

「キッズストリート」では、子どもたちの大好きなごっこ遊びを通して社会体験ができます。例えば、郵便屋さん、お寿司屋さん、おまわりさん、たこ焼き屋さんにもなれますよ。

5階の科学コーナーには、「人が入れるしゃぼん玉」や「じゃぶじゃぶポンプ」など体験型の展示物がたくさんあるので、大人も童心に帰って一緒に楽しめます。

「ピーカーブー」は、赤ちゃんのためのプレイルーム。手触りの優しい木のおもちゃで遊べます。その他、授乳室や小さなトイレ、おもらしシャワーなどの設備も充実しています。
大阪府大阪市北区扇町2-1-7
9時30分~17時(入館は、閉館45分前まで)
第2・3月曜(祝日の場合翌日)※8月は第4月曜、12月28日~1月2日、臨時休館あり
【大人(高校生以上)】1400円【小人(小・中学生)】800円【幼児(3歳以上)】500円
【電車】OsakaMetro扇町駅より徒歩すぐ、JR天満駅より徒歩約3分【車】阪神高速道路扇町IC・南森町ICよりすぐ
なし※近隣の有料駐車場を利用
「キッズプラザ大阪」の詳細はこちら
(画像提供:キッズプラザ大阪)
海遊館
趣向を凝らした水槽で生き物が暮らす自然環境を再現

「海遊館」は、大阪市港区の「天保山ハーバービレッジ」にある大型の水族館で、カラフルなタイルのデザインが印象的な建物です。
2階のエントランスから入ったらエスカレーターに乗って最上階の8階まで行き、順路に従って進みます。4階まで続く巨大水槽を回りながら下に降りていく構造が特徴的です。

館内には、「太平洋」「アリューシャン列島」「モンタレー湾」など、環太平洋の各地の自然を再現した展示水槽があります。
中でも「太平洋」と名付けられた巨大水槽では、ジンベエザメや、エイ、アジなどの回遊魚が悠然と泳いでいる姿を見ることができます。

「生き物たちのお食事タイム」では、エサを食べる様子だけでなく、生き物の健康管理に伴うトレーニングの様子も見学できます。

17時になると照明・BGMが変わって“夜の海遊館”になり、比較的、館内が空いてくる時間帯なので、静かで幻想的な雰囲気を味わえます。

普段は飼育員しか入れないバックヤードをめぐる「パーソナルバックヤードツアー」(土・日・祝限定)も開催。ジンベエザメが泳ぐ「太平洋」水槽の上にある作業通路からエサをあげる様子も見学可能です。※料金等の詳細は公式ホームページで要確認
大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
10時~20時※季節により変動、入館は閉館時刻の1時間前まで。詳細は公式ホームページで要確認
なし※臨時休業あり
入館料【大人(高校生・16歳以上)】2700円【こども(小・中学生)】1400円【幼児(3歳以上)】700円※変動あり、詳細は公式ホームページで要確認
【電車】OsakaMetro大阪港駅より徒歩5分【車】阪神高速道路天保山ICよりすぐ
あり(【平日】30分200円※最大1200円【土・日・祝・特定日】30分250円※最大2000円)
「海遊館」の詳細はこちら
(画像提供:海遊館)
なんばグランド花月
365日、漫才・落語・新喜劇が楽しめる笑いの聖地

“お笑い文化”の発信拠点として笑いを届け続ける「なんばグランド花月」。大御所芸人から若手芸人まで、吉本芸人のお笑いをライブで見ることができます。

劇場の目玉「吉本新喜劇」は、週替わりの新作を上演しています。お馴染みのギャグを生で見て、会場が笑いでドッと揺れる臨場感は、ライブならではの醍醐味ですね。

芸人さんが日替わりで登場する「1日支配人」といった企画もあります。詳しくは公式ホームページでチェックしてみてください。
「吉本新喜劇」をはじめ、特別イベントを含めて3公演以上の演目を毎日上演されています。見たい公演が決まったら事前予約がおすすめです。
大阪府大阪市中央区難波千日前11-6
公演により異なる※詳細は公式ホームページで要確認
なし
【本公演】1階席4800円、2階席4300円※公演により異なる。特別興行期間、キャンペーン期間などは変動※大人席、子供席同一料金※2024年4月1日以降の公演の観劇料金が改定されます。改定後料金:1階席5000円、2階席4500円(車椅子及び車椅子付添の料金の変更はなし)
【電車】OsakaMetroなんば駅より徒歩約5分、南海電鉄・近鉄・阪神電車・JR難波駅より約5分【車】阪神高速道路道頓堀ICより約3分
なし※近隣の有料駐車場を利用
「なんばグランド花月」の詳細はこちら
(画像提供:なんばグランド花月)
デザインポケット 大阪本店
まるで本物!食品サンプルの制作体験ができる専門店

プロ仕様の道具が揃う日本有数のキッチンストリート「千日前道具屋筋商店街」にある「デザインポケット」は、食品サンプルを制作・販売する専門店です。入口の大きな造形物はグルグル回る “マンガ肉”で、撮影スポットにもなっています。

店頭には、本物と見間違うほどリアルなサンプルが並び、土産物として買い求める観光客も多く訪れています。

食品サンプル制作体験ができるのも魅力のひとつ。体験メニューは、たこ焼きのキーホルダーやマグネット、寿司マグネット、抹茶パフェメモクリップ(各2980円)から選べます。


3歳以上(保護者付添必須)から参加可能、比較的難易度の低いたこ焼作りは小さな子どもにもおすすめ。紅ショウガとねぎを自由に絵付けして、ソースとマヨネーズ、最後に青のりをパラパラかけます。たこ焼きに近づいていく様子に、夢中になりますよ。
制作体験は毎日6回開催、11時から1時間おきにスタートします。事前に予約をしてくださいね。
大阪府大阪市中央区難波千日前10-11
10時~18時
なし
入店無料【食品サンプル制作体験】各種2980円
【電車】OsakaMetroなんば駅より徒歩5分、南海電鉄難波駅より徒歩3分
なし
「デザインポケット 大阪本店」の詳細はこちら
(画像提供:株式会社デザインポケット)
たこ焼き処 蛸之徹 角田店
本場のたこ焼きを自分で焼いて食べられる!たこ焼き屋さん

「たこ焼き処 蛸之徹」は、大阪名物・たこ焼きを自分で焼いて食べるたこ焼き屋さん。初めての人でもスタッフが手助けしてくれるので、楽しみながらアッツアツの出来立ての味を堪能できます。

刺身でも食べられる生だこ、新鮮な九条ネギ、蛸之徹オリジナル秘伝の出汁、鰹節など、こだわりの材料を使って本格的なたこ焼き作りにチャレンジします。

メニューは、「たこ焼き」(720円)といったシンプルなものから、パインが入った「トロピカルたこ焼き」(740円)など多種多彩に揃っています。

6種類から選べるタレも魅力。料理長が毎日作るゴマ醤油をはじめ、特製ソース、どろソース、酢醤油、明石焼き風に食べるたこつゆ、ポン酢にソースと隠し味を入れたソー酢という、オリジナルのタレも用意されています。好みのタレを見つけてくださいね。
大阪府大阪市北区角田町1-10
11時30分~23時(LO22時30分)※ランチ(平日のみ)11時30分~15時
なし
【電車】JR大阪駅より徒歩7分、OsakaMetro・阪神電車・阪急電鉄梅田駅より徒歩7分
なし
「たこ焼き処 蛸之徹 角田店」の詳細はこちら
(画像提供:たこ焼き処 蛸之徹 角田店)
大阪城天守閣
見晴らし抜群!歴史に触れる体験もできる歴史博物館

天下統一の拠点として築かれた「大阪城」は、多くの人が訪れる観光スポットです。現在の「天守閣」は、1931(昭和6)年に市民の寄付金によって復興されたもので、国の登録有形文化財に指定されています。

8階建ての館内には、本物の鎧兜や豊臣時代大坂城本丸復元模型、徳川時代大坂城復元模型など、重要な歴史資料を数多く展示。8階は、大阪の街を一望する展望台になっています。
2階では、復元した戦国武将の兜や陣羽織を試着して記念撮影もできます(1人500円)。兜は豊臣秀吉、真田幸村など5人の武将から選べるので、歴史好きにはたまらない体験ですね。※詳細は公式ホームページで要確認

また、大阪城公園は梅や桜の時期はもちろん、季節によって様々な花が咲く名所。周辺を散歩してから天守閣を目指す場合は、人の少ない早朝がおすすめです。
大阪府大阪市中央区大阪城1-1
9時~17時(最終入館16時30分)
12月28日~1月1日
入館料【大人】600円【中学生以下】無料※中学生は要証明(生徒手帳など)
【電車】OsakaMetro谷町四丁目駅・森ノ宮駅、JR森ノ宮駅・大阪城公園駅より徒歩約15分【車】阪神高速道路法円坂IC・森之宮ICよりすぐ
あり(大阪城公園駅前駐車場・森ノ宮駐車場1時間【平日】8時~22時400円、22時~8時200円)【土・日・祝】8時~22時500円、22時~8時200円)
「大阪城天守閣」の詳細はこちら
(画像提供:大阪城天守閣)
造幣局
工場見学も可能!お金について楽しく学べる造幣局

“桜の通り抜け”で知られる「造幣局」は、毎年開花状況に合わせて4月の1週間だけ開放され、多くの人が美しい景色を楽しみます。

「造幣局」では、貨幣製造工場を見学することができます。

工場では、見学用の特別廊下を通り、ガイドの説明を聞きながら製造工程を見学します(造幣局ホームページより要予約)。貨幣だけでなく、記念貨幣・勲章・オリンピックのメダルなども作られているそうです。

構内には「造幣博物館」が併設されていて、貨幣に関する4000点もの資料も展示。貨幣の秘密や歴史について学べます。

博物館の2階には、千両箱や貨幣袋の重さを体験するコーナーや本物の金塊・銀塊に触れられるコーナー、クイズコーナーもあり、楽しみながらお金について学べます。
大阪府大阪市北区天満1-1-79
【工場見学(開始時間)】月~金9時、10時、13時、13時30分【博物館】9時~16時45分(最終入館16時)
【工場見学】土・日・祝、年末年始、桜の通り抜け開催期間、毎月第3水※その他臨時休止日あり【博物館】年末年始、桜の通り抜け開催期間、毎月第3水※その他臨時休館日あり
見学無料
【電車】JR桜ノ宮駅・大阪天満宮駅、OsakaMetro南森町駅より徒歩約15分※造幣局正門から入館
なし
「造幣局」の詳細はこちら
(画像提供:造幣局)
ハルカス300(展望台)
関西を一望! 360度のパノラマ景色を見渡せる展望台

「ハルカス300」は、飲食店・美術館・ホテルなどがある高さ300mのビル「あべのハルカス」の展望台です。

展望台へは16階の「チケットカウンター」でチケットを購入して、エレベーターで一気に昇っていきます。天気が良ければ、大阪市内はもちろん、京都から六甲山、明石海峡大橋から淡路島、生駒山、関西国際空港まで望めます。

展望台は、58階・59階・60階の三層構造。58階の吹き抜けの空間「天空庭園」、59階のショップ「SHOP HARUKAS 300」、60階の360度全面ガラス張り「天上回廊」と、見ごたえ抜群です。

「あべのハルカス」屋上のヘリポートを見学する「ヘリポートツアー」(1500円※入場料金とは別途)も開催されています。夜のコースでは夜景も堪能できますよ。※詳細は公式ホームページで要確認
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
9時~22時(最終入場21時30分)
なし
入場券【大人(18歳以上)】1800円【中・高生】1200円【小学生】700円【幼児】500円【4歳未満】無料
【電車】近鉄大阪阿部野橋駅・OsakaMetro天王寺駅・JR天王寺駅より徒歩すぐ
なし※近隣の有料駐車場を利用
「ハルカス300(展望台)」の詳細はこちら
(画像提供:近鉄不動産株式会社)
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※この記事は2023年12月22日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
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横手 奈保子
ゴールデンレトリバーとゆったりまったり暮らしています。「犬と一緒に泊まれる宿」にチャレンジ中。愛知県在住。