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2024.03.13

【全国】6月のおすすめ旅行スポット10選!梅雨の時期にこそ行きたい絶景を紹介

梅雨の時期でもある6月におすすめの旅行スポットを紹介します。雨が続いて気分までジメジメしてしまう、そんな季節は外に出るのも億劫という人も多いのではないでしょうか。

でも、裏を返すと人混みを避けて出掛けられるチャンス!湿度高めのしっとりした空気は、自然をより神秘的に美しく見せてくれそう。静けさの中で、このシーズンならではの景色にひたる癒しの旅に出かけてみませんか?

※この記事は2024年2月21日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性もあります。
記事配信:じゃらんニュース

北海道エリアの6月おすすめ旅行スポット

白ひげの滝【北海道】

コバルトブルーの川に流れ落ちる、勢いのある滝

(画像提供:一般社団法人 美瑛町観光協会)

北海道は6月から観光のベストシーズンを迎えます。気温は20℃くらいで、湿度も低くカラッと過ごしやすい気候です。

絶景が見られるおすすめスポットは富良野・美瑛エリアで、「白金青い池」やラベンダー園などは、多くの観光客でにぎわっています。「白金青い池」から車で約10分に位置する白金温泉郷・びえい白金温泉街の名所の一つ「白ひげの滝(しらひげのたき)」は、コバルトブルーの川と、そこに流れ落ちる滝の白色のコントラストが素晴らしい!

「白ひげの滝」は落差約30m、岩の間から染み出た地下水が勢いよく流れ落ちる様子が“白い髭”のように見えることから名付けられたそう。

(画像提供:一般社団法人 美瑛町観光協会)

駐車場から徒歩約3分の眺望スポット「ブルーリバー橋」からは、美瑛川(びえいがわ)のコバルトブルーにきらめく流れと、その清流へ滝から水しぶきをあげて落下する様子が間近に見られます。

周辺には温泉施設が多くあるので、温泉と合わせて訪れるのもおすすめです。

■白ひげの滝
[住所]北海道上川郡美瑛町白金
[営業時間]散策自由
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR美瑛駅より道北バスで30分【車】道央自動車道三笠ICより135分
[駐車場]あり(無料)
「白ひげの滝」の詳細はこちら

(画像提供:一般社団法人 美瑛町観光協会)

東北エリアの6月おすすめ旅行スポット

奥入瀬渓流【青森県】

川のせせらぎを聴きながら新緑を堪能できる

奥入瀬渓流
「阿修羅の流れ」

青森、秋田の県境にある十和田湖を源流とする「奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」。全長約14kmもの自然豊かな散策コースが設けられており、フォトジェニックな見どころが点在しています。比較的高低差が少なく、ゆっくり歩けるのも嬉しいポイントです。

奥入瀬渓流
「銚子大滝」

しぶきをあげる激流スポット「阿修羅の流れ」、圧巻の水量を誇る「銚子大滝」など、歩き進めるほどにさまざまな変化をみせる渓流美と、滝めぐりを楽しめます。特に、3つの渓流が合流する「三乱の流れ(さみだれのながれ)」は、5月中旬からムラサキヤシオという綺麗なツツジが景観を彩る絶好のフォトスポットです。

新緑と清流が涼やかな5月中旬から6月は、人も少なめで散策にぴったり。奥入瀬の大自然のなかでリフレッシュできそうですね。

■奥入瀬渓流
[住所]青森県十和田市奥瀬
[営業時間]散策自由
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR八戸駅よりJRバス東北で105分※雲井の滝下車徒歩3分【車】八戸自動車道八戸ICより90分
[駐車場]あり(無料)
「奥入瀬渓流」の詳細はこちら

(画像提供:一般社団法人十和田湖国立公園協会)

尾瀬【福島県】

水芭蕉を観賞しながらゆったり散策

(画像提供:尾瀬檜枝岐温泉観光協会)

「尾瀬」は、福島、新潟、群馬の3県にまたがる国立公園です。唱歌にも登場する水芭蕉の名所で、見頃を迎える6月初旬は特におすすめのシーズン。

標高が高いため6月でも雪が残り、尾瀬沼周辺に咲く可憐な水芭蕉と、雪を頂く東北以北最高峰の燧ケ岳(ひうちがたけ)のコラボレーションが楽しめます。

尾瀬
水芭蕉

平地では見られない珍しい植物や花、鳥も多く生息しています。都心より10℃以上も気温が低いため、空気が清々しく散策も快適!しっとりとした幻想的な景色を楽しめますよ。

尾瀬の福島県側の玄関口「檜枝岐村(ひのえまたむら)」は、尾瀬の他に、登山後の体に染み渡る村内3カ所の日帰り温泉施設や、山で働く男たちがルーツの郷土食「山人料理(やもうどりょうり)」など魅力満載。近年パワースポットとして注目を集める石像「橋場のばんば」や、江戸時代から続く「檜枝岐歌舞伎」など、独特な文化も根付いています。

■尾瀬
[住所]福島県南会津郡檜枝岐村
[営業期間]散策自由
[定休日]冬期閉鎖11月~4月末(2024年予定)※詳細は尾瀬檜枝岐温泉観光協会公式ホームページを要確認
[料金]無料
[アクセス]【電車】会津鉄道会津高原尾瀬口駅より会津バスで110分※尾瀬直行便沼山峠まで【車】関越自動車道小出ICより約130分、東北自動車道西那須野塩原IC・白河ICより約140分、磐越自動車道会津若松ICより約140分※御池(駐車場)よりシャトルバスに乗り換え沼山峠まで約20分
[駐車場]あり※御池駐車場(1000円)
「尾瀬」の詳細はこちら

(画像提供:尾瀬檜枝岐温泉観光協会)

関東エリアの6月おすすめ旅行スポット

大谷資料館【栃木県】

冒険心をくすぐる地下遺跡のような資料館

大谷資料館

栃木県・宇都宮市の「大谷資料館」は、かつて大谷石の採掘が行われていた跡地を資料館に整備し公開するスポットです。さまざまなメディアやSNSの口コミでも、まるで「地下神殿」「遺跡」「ラビリンス」などと評されるなど話題になっています。

大谷資料館

地上から深さ約30mの巨大地下空間は、まさに息をのむ光景。壁面には当時の採掘の跡が刻み込まれており、間接照明でライトアップした様子は妖しくも幻想的な現代アートのようです。

日本遺産の認定も受けている大谷石採掘。資料館内は歩み進むたびに表情が変わるので、探検する気分で散策してみては?

■大谷資料館
[住所]栃木県宇都宮市大谷町909
[営業時間]【4月~11月】9時~17時【12月~3月】9時30分~16時30分(最終入館30分前)
[定休日]12月~3月まで火(休日の場合翌日)、年末年始
[料金]入館料【大人】800円【小・中学生】400円【未就学児】無料
[アクセス]【電車】JR宇都宮駅より関東自動車バスで約30分※資料館入口下車徒歩約5分【車】東北自動車道宇都宮ICより約15分
[駐車場]あり(無料)
「大谷資料館」の詳細はこちら

(画像提供:大谷資料館)

県営権現堂公園【埼玉県】

公園を鮮やかに彩る一面のあじさい

(画像提供:県営権現堂公園2号 公園管理事務所)

埼玉県にある「県営権現堂公園(ごんげんどうこうえん)」はあじさいの名所として知られています。毎年6月に「あじさいまつり」が開催されており、年々来場者が増えてきているとのこと。

「県営権現堂公園」と一言で言っても、運動広場や遊具広場、ディキャンプ場など大きく4つに分かれており、そのうちの一つがこちらの「幸手権現堂桜堤(4号公園)」。もともと桜の名所として名が知られていましたが、桜の時期が終わっても季節ごとに花を楽しんでほしいという地元の人々の思いから、ボランティアを中心にあじさいが植えられ始めました。それが今では100品種1万株にまで増えています。

(画像提供:県営権現堂公園2号 公園管理事務所)

カラフルな色ももちろん見られますが、白いあじさいがカメラに収まらないほど一面を染めるように咲き乱れる様には圧倒されます。

■県営権現堂公園
[住所]埼玉県幸手市内国府間887-3
[営業時間]散策自由
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】東武鉄道幸手駅より朝日バスで10分※権現堂下車徒歩5分【車】首都圏中央連絡自動車道幸手ICより10分
[駐車場]あり(無料)※4月~8月の利用時間は8時30分~19時。詳細は公式ホームページを確認
「県営権現堂公園」の詳細はこちら

(画像提供:県営権現堂公園2号 公園管理事務所)

北陸エリアの6月おすすめ旅行スポット

平泉寺白山神社【福井県】

梅雨にこそ、いきいきと輝くみずみずしい苔

平泉寺白山神社
「拝殿」

梅雨は「平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)」の苔が一際輝く季節です。

「平泉寺」は、かつては石で築かれた一大宗教都市だったそう。現在発掘されている2haは全体のわずか1%ほどですが、国内最大規模の石畳道や石垣など戦国時代の面影を残す遺跡が多く残されています。

平泉寺白山神社

石畳の参道は、1kmに渡って樹齢1000年を超える杉並木が続く荘厳な雰囲気。梅雨から夏にかけて、境内は一面フカフカの苔の絨毯に覆われます。

美しい日本の歴史的風土100選にも選ばれた趣のある遺構には、言葉を超越した魅力を感じます。中世の遺跡たちに、パワーをもらいに行きましょう!

■平泉寺白山神社
[住所]福井県勝山市平泉寺町平泉寺56-63
[参拝時間]参拝自由【社務所】8時~16時
[定休日]不定
[料金]参拝無料
[アクセス]【電車】えちぜん鉄道勝山駅より京福バスで12分※平泉寺神社前下車徒歩すぐ【車】中部縦貫自動車道大野ICより10分
[駐車場]あり(300円※環境維持協力金)
「平泉寺白山神社」の詳細はこちら

(画像提供:平泉寺白山神社)

関西エリアの6月おすすめ旅行スポット

三室戸寺【京都府】

京の“あじさい寺”で可憐な花を愛でる

三室戸寺

京都の「三室戸寺(みむろとじ)」は“あじさい寺”とも称される名所の一つ。5000坪もの大きな庭園をもつ境内は、四季を通じてさまざまな花が寺を彩ります。特にあじさいの見頃には、約50品種、1万株が咲き乱れ、訪れる人の目を楽しませています。

遊歩道も整備されているため、杉木立の間を埋め尽くすガクアジサイやセイヨウアジサイ、“幻のあじさい”として知られるシチダンカなどが間近に見られますよ。紫・白・ピンクと色とりどりの花が一面を埋め尽くします。

三室戸寺

近年話題になっているのは“ハートマークのあじさい”。見つければ「恋愛成就」に効くと言われるピンクのハート、「願い事が叶う」と言われるブルーのハートのあじさいが、広い境内のどこかに咲いているのだとか。

あじさい園開園中の一部の期間は、夜間にライトアップを実施。昼夜入替制で夜も観賞できます。光に照らされたあじさいも、幻想的で素敵ですよ。

<イベント情報>
[名称]あじさい園の開園
[期間]2024年6月1日(土)~7月7日(日)
[時間]8時30分~15時40分※16時30分には下山

[名称]あじさい園ライトアップ
[期間]2024年6月8日(土)~23日(日)の土・日のみ
[時間]19時~21時※20時30分受付終了

■三室戸寺
[住所]京都府宇治市菟道滋賀谷21
[参拝時間]8時30分~16時30分(4月1日~10月31日)、8時30分~16時(11月1日~3月31日)※拝観・納経最終受付は閉門50分前
[定休日]8月13日~18日、12月29日~31日
[料金]拝観料【大人】1000円【小・中学生】500円 ※2月~7月中および11月中。平常時は【大人】500円【小・中学生】300円
[アクセス]【電車】京阪電鉄三室戸駅より徒歩15分【車】京滋バイパス宇治東ICより3分、京滋バイパス宇治西ICより約10分
[駐車場]なし※近隣に有料駐車場あり。土・日・祝は公共交通機関の利用推奨
「三室戸寺」の詳細はこちら

(画像提供:三室戸寺)

長岡のゲンジボタル及びその発生地(天野川)【滋賀県】

無数のホタルが舞う、天の川ほたるまつり

(画像提供:米原市役所 まち整備部 シティセールス課)

琵琶湖へと流れ込む一級河川の1つに「天野川」という七夕伝説の残る川があります。滋賀県・米原市の琵琶湖岸付近には、この「天野川」をはさんで、「彦星塚」と呼ばれる石造の宝篋印塔(ほうきょういんとう)と、「七夕石」と言い伝わる自然石がそれぞれ両岸の神社に祀られています。

この「天野川」はホタルの名所として知られ、上流に位置する米原市長岡周辺は「長岡のゲンジボタル及びその発生地」として国の特別天然記念物に指定されています。ホタル発生地として国の天然記念物指定を受けているところは全国に9カ所ありますが、「特別天然記念物」指定の地域は長岡のみ!これは地域の人たちがホタルのふるさとを本当に大切に守っているからなのだそう。

琵琶湖

毎年6月上旬のホタルが舞う時期に合わせて、長岡周辺で開催されるのが「天の川ほたるまつり」です。

祭りの開催期間中は、JR近江長岡駅を降りて少し歩けばホタルが舞う美しい光景を観られます。観賞できるスポットの近くには行灯などが置かれ、ホタル祭りの雰囲気をいっそう盛り上げています。

ホタルは風のないムシムシとしている日によく飛び交います。活動時間にもピークがあり、20~21時が観察しやすい時間帯。無数のホタルの光が飛び交う様子は必見ですよ。

<イベント情報>
[名称]天の川ほたるまつり
[開催期間]5月下旬~6月上旬
[開催時間]17時~21時
[料金]無料※駐車場なし。電車を利用すること

■長岡のゲンジボタル及びその発生地(天野川)
[住所]滋賀県米原市長岡周辺
[営業時間]散策自由
[定休日]なし
[料金]無料
[アクセス]【電車】JR近江長岡駅より徒歩10分
[駐車場]なし※ホタル観賞地は混雑するため、電車を利用
「長岡のゲンジボタル及びその発生地(天野川)」の詳細はこちら

(画像提供:米原市役所 まち整備部 シティセールス課)

九州・沖縄エリアの6月おすすめ旅行スポット

霧島温泉郷【鹿児島県】

神話が伝わる地!新緑が深まり風情ある温泉を楽しめる

(画像提供:公益社団法人霧島市観光協会)

鹿児島県の霧島山山腹にある「霧島温泉」は、大小9つの温泉からなり、古くから湯治場として親しまれている温泉郷です。

神話や伝説にもたびたび登場する霧島は、初夏の鮎釣りや秋の紅葉など、四季を彩る風景の変化が豊か。霧島連山の火山の息吹を眼前に感じられるエリアです。

霧島温泉郷
「硫黄谷温泉」

坂本龍馬が、新婚旅行で妻・お龍とともに訪れたと言われる「硫黄谷温泉(現・霧島ホテル)」や、絶景望む展望温泉がある「霧島観光ホテル」など、どれも名湯揃い。

温泉郷の中心には、観光案内所や土産店、食事処が集まった「霧島温泉市場」があり、鹿児島・霧島の特産品などを買うことができます。広場には屋根付きの足湯コーナー「湯けむりの里」(有料)が設置されているので、足湯を楽しみながらひと息つくのもいいですね。

■霧島温泉郷
[住所]鹿児島県霧島市牧園町高千穂
[営業時間]施設により異なる
[定休日]施設により異なる
[料金]施設により異なる
[アクセス]【電車】JR霧島神宮駅より鹿児島交通バスで約20分※丸尾下車徒歩すぐ(霧島温泉市場まで)【車】九州自動車道溝辺ICより30分
[駐車場]あり(料金は施設により異なる)
「霧島温泉郷」の詳細はこちら

(画像提供:公益社団法人霧島市観光協会)

ブセナ海中公園【沖縄県】

服を着たままで気軽に海中世界を満喫できる

(画像提供:一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー)

夏を先取りしたい人におすすめなのが、6月にはもう梅雨明けして快晴がつづく沖縄です。

沖縄北部のリゾートエリアで、とくに透明度の高い海で知られているブセナ岬。この岬内にあるブセナ海中公園の目玉は、「海中展望塔」と「グラスボート」の2つです。

(画像提供:一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー)

雨の日でも「海中展望塔」と「グラスボート」ともに楽しめますが、今回紹介するのは「海中展望塔」です。海の中にある展望フロアには、360度の空間に24面の窓が付いており、海底に広がるサンゴ礁の海と、亜熱帯のカラフルな魚たちを見渡せます。

券売所から「海中展望塔」までは、徒歩で約10分。ブセナ岬を巡回している無料のシャトルバスがあるので、雨の日にも便利です。

■ブセナ海中公園
[住所]沖縄県名護市字喜瀬1744-1
[営業時間]海中展望塔【4月~10月】9時~18時(最終入場30分前)【11月~3月】9時~17時30分(最終入場30分前)、グラスボート【4月~10月】9時10分~17時30分【11月~3月】9時10分~17時
[定休日]なし※海況不良等による営業中止の場合あり
[料金]海中展望塔【大人】1050円【子ども(4歳~中学生)】530円、グラスボート【大人】1560円【子ども(4歳~中学生)】780円、セット料金【大人】2100円【子ども(4歳~中学生)】1050円※3歳未満無料
[アクセス]【車】沖縄自動車道許田ICより約7分
[駐車場]あり(無料)
「ブセナ海中公園」の詳細はこちら

(画像提供:一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー)

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

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