2019.07.12

プロが選ぶ！宮城の定番観光スポット18選！おすすめご当地グルメや仙台七夕まつりも

蔵王のお釜

エメラルドグリーンの神秘なる湖水

蔵王のお釜は、蔵王刈田岳、熊野岳、五色岳の3つ峰に抱かれた火山湖。

美しく映えるエメラルドグリーンの湖水は、太陽光線の当たり方によって色が変化するため、五色湖とも呼ばれています。

湖水は強酸性のため生き物は生息しておらず、また、水温は表面から10数mの深さで摂取2度まで下がり、さらに深度を増すと温度が高くなるという特殊双温水槽。冬の樹氷と共に国内外で注目され、多くの人々を魅了しています。

また、遠刈田温泉から山形県の坊平高原を結ぶ全長26kmの蔵王エコーラインは、新緑から紅葉まで四季折々に美しい自然風景が見られ、ドライブにもぴったりです。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所

ウイスキーの製造工程、創業者 竹鶴政孝の想いを知り、ウイスキーの魅力に酔いしれる

おいしいウイスキーをつくるには異なる土地で育まれた複数のモルトウイスキーが必要。第二の蒸溜所建設を夢見て、東北を巡り探し当てた場所が宮城峡蒸溜所でした。

緑豊かな自然景観をそのまま活かした工場内には、蒸溜棟やキルン塔、赤煉瓦の貯蔵庫が点在。
ウイスキーの製造工程や歴史についてパネルや映像で知れる他、館内を見学しながら3種類の無料試飲も楽しめるガイドツアーも行われています。

ウイスキーに情熱を注ぐ創り手たちの想いを感じて興味が深まりそう。ここでしか手に入らない蒸溜所限定のウイスキーもあり、お土産にぴったりです。

キリンビール仙台工場

工場直送キリンビールを見学＆試飲で大満喫！

仕込み室、実物大貯蔵タンクトンネル、製造ラインなど迫力のある施設で、見る、触る、味わうと、五感を使ってビール作りの過程を学ぶ事ができます。

見学中は一番麦汁、二番麦汁などの試飲も楽しめるのが工場ならでは。約50分ほどかけてじっくりビール作りを堪能した後は、工場直送、3種類のビールをなんとグラスで試飲ができます。
ここまでは全て無料！

見学はふたり以上、インターネットや電話で事前に予約が必要です。仙石線多賀城駅からは無料シャトルバスが9時35分から1時間間隔で運行しているので、アクセスも便利！

かまぼこの国 笹かま館

宮城の食や文化を、見て聞いて体験して楽しめるアミューズメント施設

宮城名物の代表格「笹かまぼこ」をはじめ、県内の文化や食を体験・見学を通してまるごと楽しめるアミューズメントパーク。

まずは笹かま工場見学でその行程をしっかりと勉強しましょう。笹かま誕生の秘話や歴史をわかりやすく説明してくれますよ。

勉強の後はエプロンをつけて笹かま作りにトライ！魚のすり身をしっかりとこねて、串に刺し笹の葉型の蒲鉾を焼き上げます。ここならではのふっくら焼きたてに舌鼓。

他にも仙台七夕飾りのミニチュア版を作れるなど、旅の思い出をしっかり形に残すことができますよ。（要事前予約）
2019年夏には施設全体がリニューアルして、ますます楽しい体験施設としてパワーアップ！

作並温泉

美人の湯をのんびり巡ろう。縁結び神社も！

仙台の奥座敷、作並温泉。古くは歴代仙台藩主のかくし湯として伝えられ、寛政八年（1796年）開湯以来、文化人を始め多くの人々に愛され、親しまれてきました。

肌に優しい泉質と豊富なお湯は、美人の湯としても有名。自然に囲まれたロケーションで、歴史と由緒のあるお宿や、日常を忘れられる静かな宿など様々なお湯が楽しめます。

合わせて出かけてみたいのが、温泉街周辺巡り。お団子や揚げ饅頭のお店から、伝統のある作並こけしの工房など、気になるスポットが点在。

恋人の聖地にも認定されており、白蛇が祀られている、鷹泉閣 岩松旅館のお湯の神様「湯神神社」は、縁結び、子宝安産、商売繁盛、無病息災などを願うパワースポットとして注目されています。

作並温泉地内に7体いる「恋のお湯かけ地蔵」は「恋のお湯かけ小瓶」のお湯をかけると、ご利益があるとか。

シーパルピア女川・地元市場ハマテラス

地域の日常と観光の非日常が集う「海が見える公園のまち」

JR女川駅から延びるレンガみちを進めば、広がる女川湾の美しい風景。「シーパルピア女川」「地元市場ハマテラス」は、海のまち女川ならではの絶景を眺めながら、「食べる」「触れる」を満喫する観光施設です。
地域の方から観光に訪れた方まで、たくさんの人が集い語り合う居場所をつくろうと、2015年12月にオープンしました。

ミニスーパーや、多彩な小売店、女川の味を堪能できる飲食店、スペインタイルを製作販売する工房など、様々な業種のお店がいっぱい！

今日はどのお店で何を食べようか、体験しようか。何度でも訪れたくなる居心地の良い場所で、海を見ながらのんびりと過ごしてみてください。

栗駒山

神の絨毯と呼ばれるほど見事な紅葉

東北の中央を縦断する奥羽山脈のほぼ真ん中に位置する、標高1626mの栗駒山。

秋田県、岩手県、宮城県の3県をまたぎ、すっきりと晴れた日の山頂からは鳥海山、月山、岩手山、早地峰山など、指折りの名山をパノラマで見渡すことも出来ます。

日帰りでも登山ができるとあり、宮城県側からは6つの登山コースが整備されているのでレベルにあわせて選べるのも魅力。

例年9月下旬ころから10月中旬になると「神の絨毯」と呼ばれるほど見事な紅葉を拝もうと、全国から登山客が訪れます。登山を楽しんだ後は山麓にある温泉でゆっくりと体を癒してくださいね。

一目千本桜

8kmもの桜トンネルを散策♪春の喜びに包まれる

ソメイヨシノを中心とした桜並木「一目千本桜」は、大正12年から大河原町出身の高山開治郎氏の寄贈によって、1000本余の桜が植樹されたものです。

連なり咲き乱れる背景には、残雪の残る白色の蔵王連峰。そして清らかな白石川の流れに移り映える青い空と桜。

上流の金ケ瀬地区から隣の柴田町船岡地区まで、約8kmもの桜トンネルが続きます。その美しさはいつの時も人々の心を魅了し続け、その景色を残したいと桜の木を病から守るために、剪定や捕植作業が行われてきました。

平成2年には「さくらの名所百選の地」にも選ばれました。春には県内外、そして世界からも多くの方が訪れ、春の訪れを喜びます。

阿武隈ライン舟下り

深緑や真っ赤に彩る紅葉景色を堪能できる。こたつ船など季節ごとに変わるイベントも

福島を上流にし、白石、岩沼を経て太平洋へと続く阿武隈川。両岸を木々に囲まれた比較的穏やかな流れで、東北では北上川、最上川に続いて三番目に大きな川です。

江戸時代より伊達地方から江戸に年貢米を運ぶ大切なルートとして使われ、その後は木材、木炭、炭火などのエネルギー関係の物資や交通手段としても使用されました。

かつての舟運文化に思い馳せながらのんびりと舟下りを。若葉が眩しい深緑から真っ赤に彩る紅葉、そして冬は雪景色を眺めながらこたつ舟が楽しめますよ。