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2024.02.21

地元民が選ぶ!帯広名物「豚丼」が美味しい店5選!行列店“元祖豚丼のぱんちょう”も

帯広のご当地グルメ「豚丼」は、箸で切れるほどのやわらかい豚肉、店によって味が異なる甘辛いタレ、余計な食材をのせない潔いスタイルなどが魅力。

今や帯広市民だけでなく、観光客からも愛される名物グルメになりました。今回ご紹介するのは、老舗から新鋭まで厳選5店。ぜひ食べ比べしてお気に入りの味を見つけてくださいね。

※この記事は2024年2月5日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信:じゃらんニュース

帯広名物・豚丼とは?

元祖豚丼のぱんちょう

北海道でも有数の豚の産地として知られる帯広市では、1933(昭和8)年にうな丼の甘辛いタレをヒントにした豚丼が誕生しました。

旨みたっぷりの豚肉を焼き、醤油ベースの甘辛いタレをつけて温かいご飯にのせた豚丼は、帯広市民に愛される郷土料理のひとつです。

帯広市内には、豚丼が食べられるお店が200軒以上もあるそうで、近年は観光客からも評判のご当地グルメとなっています。

豚丼一番帯広総本店【帯広市】

特製タレに漬けた肉を炭火で炙ったジューシーな味わい

(画像提供:ぶたいち 帯広本店)

食肉加工卸会社が運営する炭火焼豚丼の専門店「豚丼一番帯広総本店」では、お肉をオリジナルのタレに漬けこみ、焼く直前まで真空で低温熟成させるのが特徴。ゆっくりと旨みを蓄えたお肉は、ジューシーでとてもやわらか!お肉はもちろん、タレの材料にも北海道産にこだわっているそうです。

燻されたタレと豚肉の旨み、そして香ばしさが三位一体となった丼は絶品!おすすめは、帯広豚丼の定番「ロース豚丼」(980円/上写真)です。ガツンと食べたい人は「バラ豚丼」(990円)もぜひ。ガス釜で炊くコシヒカリ、割烹職人が監修した味噌汁も自慢なのだとか。月見(下写真)やキムチなどのトッピングもあります。

(画像提供:ぶたいち 帯広本店)

鰻のひつまぶしのようにダシをかけて食べる方法も評判です。半分ほど食べ進めたら、鰹と昆布の上品なダシ(別注文)をかけ、豚丼茶漬けにします。こってりもあっさりも、2つの味を一度に楽しめお得感たっぷり!

豚丼一番総本店

行列ができるほど地元でも評判のお店なので、帯広に来た際はぜひ立ち寄ってみてください。

■豚丼一番帯広総本店
[住所]北海道帯広市大通南25-20-1
[営業時間]11時~20時(LO19時30分)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR帯広駅よりタクシーで6分
[駐車場]あり(28台)
「豚丼一番 帯総広本店」の詳細はこちら

(画像提供:豚丼一番 帯広総本店)

はなとかち【帯広市】

厳選された北海道産の豚肉と、無添加の自家製タレが絶品!

(画像提供:はなとかち)

上質なお肉と無添加の自家製タレが絶品と評判の「はなとかち」。バラ肉は北海道産で脂身と赤身のバランスがよいものを厳選し、ロース肉は希少な道産のブランド豚「かみこみ豚」を使用しています。

自家製ダレには日本酒とはちみつをたっぷり入れ、添加物は使わずにお店で丁寧に仕込みます。タレはコク深いのにさらっとしていて、えぐみがなく、これだけでもご飯が進む美味しさ!

(画像提供:はなとかち)

看板メニューは、ロースとバラ肉が両方味わえる「半ばら豚丼 中盛」(1500円)。網走産のやまわさび、帯広市に程近い中札内村産の枝豆が乗っていて、お肉は150gとボリュームたっぷり!

(画像提供:はなとかち)

豚丼は食べたいけど、ボリュームを控えめにしたい方には「豚丼 半盛肉」(980円)がおすすめ。お肉は50gでごはんも少なめです。

■はなとかち
[住所]北海道帯広市大通り南12-2-4 佳ビル1F
[営業時間]【月・水~土】11時~15時、18時~19時【日・祝】11時~19時
[定休日]火
[アクセス]【電車】JR帯広駅より徒歩7分
[駐車場]あり(5台)
「はなとかち」の詳細はこちら

(画像提供:はなとかち)

ぶた丼のとん田【帯広市】

ロース、バラ、ヒレと部位が選べる!3種の食べ比べも楽しい♪

(画像提供:ぶた丼のとん田)

ボリュームたっぷりの良質なお肉が手軽な価格で食べられるとあって、地元人も通うお店。使われるのは十勝産の豚肉で、筋をよけながら一枚一枚手切りし、肉のおいしさを引き出しているのだとか。

(画像提供:ぶた丼のとん田)

こちらのお店では、ロース、バラ、ヒレの部位別に注文することができます。帯広豚丼の定番ならロース、脂身の甘みも楽しみたいならバラ(上写真)、あっさりとした味わいが好みの方はヒレ(下写真)がおすすめ。部位が違っても価格はすべて860円とリーズナブルなのも嬉しい限り。ロースとバラなら「ロース・バラ盛り合わせ」(990円)もありますよ。

(画像提供:ぶた丼のとん田)

自社製造で、お店の味を瞬間冷凍「リトルとん田(ぶた丼の具)」も販売されています。お土産にもおすすめです。

■ぶた丼のとん田
[住所]北海道帯広市東10条南17-2
[営業時間]11時~18時(無くなり次第終了)
[定休日]無休(年末年始・臨時休業を除く)
[アクセス]【電車】JR 帯広駅よりタクシーで10分
[駐車場]あり
「ぶた丼のとん田」の詳細はこちら

(画像提供:ぶた丼のとん田)

元祖豚丼のぱんちょう【帯広市】

昭和8年創業の老舗。深みある味わいの“秘伝のタレ”を使用

元祖豚丼のぱんちょう
(出典:じゃらん ご当地グルメガイド 元祖豚丼のぱんちょう)

昭和8(1933)年創業の「元祖豚丼のぱんちょう」。帯広にある豚丼店の中でも歴史が深く、創業当時の味を楽しめます。

メニューはとってもシンプル。お肉の枚数で「松」(お肉約4枚/950円)・「竹」(お肉約5枚/1050円)・「梅」(お肉約6枚/1150円)・「華」(お肉約8枚/1350円)の4種類が選べます。ちなみに「松」よりも「梅」の枚数が多いのは、初代の女将さんの名前が「梅」だったからというエピソードも。

元祖豚丼のぱんちょう
(出典:じゃらん ご当地グルメガイド 元祖豚丼のぱんちょう)

厳選したロース肉は、創業以来、継ぎ足して作る門外不出の秘伝のタレを塗って炭火の網で焼き上げます。丼はフタをのせて運ばれてきますが、お肉がフタからはみだすほどのボリューム!テイクアウトもできますよ。

元祖豚丼のぱんちょう
(画像提供:元祖豚丼のぱんちょう)

お店があるのはJR帯広駅近くなので、旅の途中に立ち寄りやすい点も良いですね!

■元祖豚丼のぱんちょう
[住所]北海道帯広市西1条南11-19
[営業時間]11時~19時
[定休日]月、第1・3火
[アクセス]【電車】JR帯広駅より徒歩3分
[駐車場]なし

帯広はげ天 本店【帯広市】

昭和9年から続く老舗。道産のロース肉と秘伝のタレが絡んだ逸品

はげ天 本店
(出典:じゃらん ご当地グルメガイド はげ天 本店)

JR帯広駅から近い繁華街にある「帯広はげ天本店」は昭和9(1934)年創業。天ぷらや郷土料理も味わえ、市民にも広く愛される老舗です。

創業間もなくから始めたという「豚丼」(4枚1100円、6枚1580円)は、北海道産の豚ロース肉に、受け継がれている秘伝のタレを絡めながら炭火で焼き上げた逸品です。こってりとした甘辛いタレに、ピリッときいた黒コショウがアクセント。味がぼやけずキリッと旨みが際立ちます。

「長いも豚」のバラ肉を使った豚丼とうどんがセットになった、平日ランチ限定の「バラ豚ランチ」(980円)も評判です。

はげ天 本店
(出典:じゃらん ご当地グルメガイド はげ天 本店)

天丼のタレをかけていただく「豚天丼」(4枚1100円、6枚1580円)もおすすめ。脂っこさが少なくあっさりとした味わいです。スタンダードな豚丼との食べ比べを楽しんでみてくださいね。

■帯広はげ天本店
[住所]北海道帯広市西1条南10-5
[営業時間]11時~15時30分(LO15時)、17時~20時30分(LO20時)
[定休日]不定
[アクセス]【電車】JR帯広駅より徒歩4分
[駐車場]なし
「帯広はげ天本店」の詳細はこちら

まとめ

豚丼は、豚肉を焼いてごはんの上にのせるシンプルな料理ですが、使用する豚肉・部位・焼き方・タレなど、こだわりは店によってそれぞれなので、ぜひ食べ比べて、お気に入りの一杯を見つけてくださいね。

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
※掲載の価格は全て税込価格です。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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