ふわふわの氷の上に、練乳とフルーツ、小豆をトッピングした鹿児島名物「しろくま」。今やコンビニなどでも販売されていますが、一度は本場の味を楽しみたいと思う方も多いはず。
そこで今回は、鹿児島名物「しろくま」の紹介と、「しろくま」を味わえるお店を集めてみました!観光で訪れる際の参考にしてみてくださいね。
鹿児島名物「しろくま」とは
「しろくま」とは、一般的に削りたてのふわふわとした氷に練乳をかけて、その上にフルーツや小豆などの豆類をトッピングしたかき氷のことを言います。
戦後間もない頃に登場した、氷に白蜜と赤蜜をかけたシンプルなかき氷が始まり。そこからさらに工夫され、彩りを加えるためにチェリーとアンゼリカ(緑色のお菓子)、レーズンをトッピングした配置の見た目が、白熊の顔に見えたことが「しろくま」という名前の由来と言われています。

鹿児島県内では、お店ごとに特色のある「しろくま」が多く販売されています。蜜にこだわりのある「しろくま」や、中にはドラゴンフルーツの赤い果肉を使った「赤熊(あかくま)」や、コーヒー味の「黒熊(くろくま)」など変わり種もあるので、「しろくま」の食べ比べも楽しそうですよね!
ここからは、そんな鹿児島のご当地スイーツ「しろくま」が楽しめるお店を紹介します!
天文館むじゃき
10種類以上の「しろくま」が楽しめる!歴史ある「しろくま」のお店

大きい白熊のはく製と、キュートな見た目の白熊ちゃんが目印の「天文館むじゃき」は、今年創業74年の歴史ある「しろくま」のお店です。
「天文館むじゃき」でも一番人気という「しろくま(レギュラーサイズ/740円)」は、ふわふわの氷に甘さ控えめの自家製ミルクと蜜をたっぷりとかけ、季節のフルーツと色とりどりの寒天をトッピング。地元の人たちに愛されてきた定番の味が楽しめます。
現在お店で味わえる「しろくま」は約14種類とバリエーションも豊富!チョコレートのかかった「チョコレートしろくま(レギュラーサイズ/740円)」やプリンが乗った「プリンしろくま(レギュラーサイズ/850円)など、好みやその日の気分にあった「しろくま」が楽しめるのも魅力です!
上からみると、名前の通り白熊の顔に見えるトッピングで、見ただけで心躍ります。食べ歩きしやすいサイズの「ハンディしろくま/450円」もあるので、「しろくま」片手に観光もおすすめです!

[住所]鹿児島県鹿児島市千日町5-8
[営業時間]11時~22時(料理L.O.21時15分、しろくまL.O.21時30分)
[定休日]不定休
[アクセス]鹿児島市電(系統1)「天文館通」駅 徒歩3分
「天文館むじゃき」の詳細はこちら
リゾートレストラン IL MOLE
南国の光のもとで育ったドラゴンフルーツをたっぷり使用した「赤熊」

奄美の伝統建築「高倉」をイメージした天井と、開放的なガーデンテラスで南国ムードたっぷりな「リゾートレストラン IL MOLE(イル モーレ)」。
こちらで注目したいのが鮮やかな色彩とキュートな見た目が特徴の「赤熊 (980円)」。
近年女性の注目を集めているドラゴンフルーツを自社で栽培、ピューレにして贅沢に使用。なんと顔の部分にトッピングされているドラゴンフルーツグミまで自家製というこだわりよう。種のプチプチ食感も絶妙です。
地元のファンも多く、「赤熊」を求めて県外からの来店者もいるとか…。

その他にも、パッションフルーツとパイナップルを使った「パパ熊(980円)」や、抹茶と豆の和テイストにわらび餅をトッピングした「ママ熊(800円)」、自家製練乳にフルーツいっぱいの「白熊(800円)」などこだわりのメニューがいっぱい!
※かき氷は夏季限定メニュー(7月上旬~10月末予定)

[住所]鹿児島県鹿児島市南栄1-8-1 2階
[営業時間]【ランチ】11時30分~14時【ティータイム】14時~17時【ディナー】17時~21時(L.O.20時30分)
[定休日]年中無休
[アクセス]JR「谷山」駅徒歩15分
「リゾートレストラン IL MOLE」の詳細はこちら
喫茶 紙風船
ノスタルジー感じる雰囲気×「しろくま」が楽しめる喫茶

昔懐かしさを感じる店構えが魅力の「喫茶 紙風船」。落ち着いた雰囲気漂う店内では、日替わりのランチセットなど豊富なメニューが楽しめます。
もちろん「しろくま」目当てに訪れる人も多いとか…。
5、6種類の季節のフルーツに、上から自家製の練乳を加えたさっぱりとした甘さで、ボリュームたっぷりながらペロっと食べてしまえる一品です。
通常サイズ(800円)以外にも、小さいサイズのこぐま(650円)もあるので、その時のおなかの具合に合わせて選べるのもうれしいポイント!
※写真は通常サイズの「しろくま」です。

[住所]鹿児島県鹿児島市東千石町8-24 増田ビル2F
[営業時間]8時~18時(L.O.17時)
[定休日]毎週火曜日、12月31日、1月1日
[アクセス]鹿児島市電「天文館通」駅徒歩5分
茶房 珈花子
滝の水音に耳を傾けながら味わえる、お菓子屋さんの和風「しろくま」

店内を流れる滝の水音で和やかな時間を過ごせる「茶房 珈花子」は、鹿児島の郷土菓子や和洋菓子を扱うお店です。
そんな「茶房 珈花子」の「しろくま」は、和を感じさせるこだわりが満載!
ふわふわの氷に練乳とマロンアイス、そして白熊の顔を思わせるかわいいトッピングに加え、別皿に白玉、あんこ、水まんじゅうがセットになっているので、心行くまで和風味の「しろくま」が堪能できます!(和菓子屋さんの白熊/570円)
「しろくま」以外にも、人気の「かすたどんパフェ/580円」などのメニューも!落ち着いた雰囲気で和の「しろくま」を味わいたい方は必見です!
[住所]鹿児島県鹿児島市東千石町13-14
[営業時間]10時~19時30分(L.O.19時)
[定休日]無休
[アクセス]鹿児島市電 「天文館通」駅 徒歩1分
たなかフルーツ
ジューシーなフルーツと柔らかな氷が絶妙!果物屋さんのしろくま

創業60年以上。地元の人たちに愛される老舗フルーツ販売店「たなかフルーツ」。
パフェが楽しめるフルーツパーラーと、ケーキのテイクアウトもできるカフェも営業しています。
フルーツパーラーで提供されている「しろくま(1,100円)」は、フルーツ販売店というだけあって、見た目にも華やかな果物が盛りだくさん!新鮮なフルーツの果汁とくちどけの良い柔らかな氷、そして「しろくま」用に作られた蜜が絶妙にマッチした逸品です。
その他、「マンゴーパフェ(1,980円)」や「ももパフェ(1,320円)」、「季節のパフェ(1,320円)」などフルーツのおいしさを存分に堪能できるメニューも豊富!
ゆったりと落ち着いた雰囲気の空間で、至福のひと時を過ごしてみては?

[住所]宮崎県都城市上町8-1
[営業時間]11時30分~17時(L.O.16時50分)、19時30分~23時(L.O.22時30分)
[定休日]日曜日
[アクセス]「西都城市」駅より徒歩10分
「たなかフルーツ」の詳細はこちら
柳川氷室
期間限定で登場!氷屋さんが作るふわふわ氷の「しろくま」

かごしま水族館近く、いづろ通りにある「柳川氷室」さん。ここでは、氷を販売するかたわら、「しろくま」や様々なかき氷を味わえるとあって、連日賑わいを見せています。
そんな「柳川氷室」で楽しめる「しろくま」は、長時間かけて地元の天然水を凍らせた氷に、ストロベリー、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリーの果肉を加え、上から特製ミルクをたっぷりかけた贅沢な一品になっています。
(ベリーしろくま/550円)
その他にも20種類以上のかき氷のメニューも!
店先の大きな氷の横で涼を感じつつ、氷屋さんの「しろくま」を味わう空間に、是非足を運んでみては?
※かき氷は期間限定(4月下旬~11月初旬予定)

[住所]鹿児島県鹿児島市泉町13-24 第二甲斐ビル1F
[営業時間]11時~18時
[定休日]なし
[アクセス]鹿児島市電「いづろ通」駅 徒歩3分
彼女の家
フルーツとオリジナルソースがたっぷり!隠れ家的カフェでいただく絶品しろくま

鹿児島の繁華街・天文館のアーケード中心部にそっと佇む「カフェ 彼女の家」。街中の喧騒を感じさせない、ほっと落ち着ける雰囲気が魅力です。
こちらでいただける「白熊(850円)」は、シロップから手づくりの自家製オリジナルソースが特徴。たっぷりかかったオリジナルソースとフルーツが織りなす味わいは絶品です。
さらに「彼女の家」オリジナルの「黄熊(850円)」も見逃せません。こちらは甘味・酸味・あっさりの3種のマンゴーソースとマンゴーの果肉がふわふわの氷の上にたっぷり…!
中には味わいにリズムを加えるバナナの果肉も。てっぺんのバニラアイスを崩しながら練乳とともにいただけば、絶妙な相性を感じられるはず。
[住所]鹿児島県鹿児島市東千石町8-18 天文館エリア
[営業時間]【カフェ彼女の家】11時~19時30分【スイーツカフェバー】20時~27時
[定休日]【カフェ彼女の家】1月1日【スイーツカフェバー】木曜日
[アクセス]鹿児島市電「天文館通」駅 徒歩1分
※この記事は2020年3月時点での情報です
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