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<動物園クイズ>チーター、ヒョウ、ジャガー…ネコ科動物の見分け方を飼育スタッフが解説

2020.07.03

動物園でおなじみのチーター、ヒョウ、ピューマ、ジャガー…どれも名前を聞いたことのあるネコ科の動物ですが、いざ見分けるとなると正確に分かる人はとても少ないのでは?そこで今回は、チーターとユキヒョウ(ヒョウの仲間)が暮らすアドベンチャーワールドの飼育スタッフさんに、その見分け方について質問してみました。

記事配信:じゃらんニュース

「アドベンチャーワールド」のスタッフさんにお話をうかがいました!

チーター、ヒョウ…大型ネコ科動物の見分け方
約140種1400頭の動物が暮らす「こころにスマイル 未来創造パーク」をテーマとしたテーマパーク

「アドベンチャーワールド」とは、和歌山県南紀白浜のテーマパーク。6頭のジャイアントパンダやイルカをはじめ、陸・海・空のさまざまな動物たち、自然とのふれあいを楽しめる施設です。

「アドベンチャーワールド」にはチーターとユキヒョウが暮らしていますが、この2種類は体の色や体の大きさが違うため、間違えることはないでしょう。

ですが、チーターとヒョウ、そしてジャガー、ピューマは?いざ見分けるとなるととても難しいのではないでしょうか?

またネコの仲間には別名を持つものも多く、和名(日本語での名前)や英名(英語での名前)があるなど同じ動物で複数の名前を持っていることから、さらに間違えやすいのだそうです。

※2020年4月末現在、アドベンチャーワールドは臨時休園中です。

1問目:このコはだ~れだ?

チーター、ヒョウ…大型ネコ科動物の見分け方

頭部は小さく四肢は長くほっそりした体形で、淡黄色の地に多数の黒斑が見られます。

正解は…

 

チーターでした!

チーター 英名:Cheetah
体長:110~140 cm、体重:40~65 kg
生息地:サハラ以南のアフリカ、中近東、南アジア

足のツメは他のネコ類とは異なり、引き込むことはないそう。

野生では日中狩りをすることが多く、時速100km以上ものスピードを利用してガゼル、ウサギなどを捕食しますが、獲物をハイエナやライオンなどにうばわれることも多いんだとか…。

また、少し違う模様を持った「キングチーター」と呼ばれるチーターもいますが、同種なのだそうです。

2問目:このコはだ~れだ?

チーター、ヒョウ…大型ネコ科動物の見分け方

体色は、淡黄褐色から淡褐色で、黒い斑紋があります。

正解は…

 

ヒョウでした!

ヒョウ 英名:Leopard 別名:パンサー
体長:100~190 cm、体重:30~70 kg
生息地:サハラ以南のアフリカ、中部以南のアジア、アラビア、アムール

夜行性で、群れではなく単独で生活。野生では、小・中型のシカ、レイヨウ類などを主に捕えてとしていますが、サル類、魚、爬虫類など幅広く捕食するそうです。

また、樹上を好んで、獲物を引っ張り上げて他の動物から守ったりもするそうですよ。

チーター、ヒョウ…大型ネコ科動物の見分け方

クロヒョウ(ブラックパンサー)といわれる黒変種もしばしば見られます。

チーター、ヒョウ…大型ネコ科動物の見分け方

一方「ユキヒョウ」は中央アジアなどの山岳地帯だけに生息するヒョウの仲間で、ヒョウより白く厚い毛が特徴です。

野生ではわずか数千匹しかいないとさえいわれている、とても貴重な動物です。

3問目:このコはだ~れだ?

チーター、ヒョウ…大型ネコ科動物の見分け方

頭は大きく、ヒョウに比べてずんぐりした体型で、体は淡黄色から黄褐色。黒色の斑点のまわりに同色の輪状の斑が見られます。

正解は…

 

ジャガーでした!

ジャガー 英名:Jaguar
体長:110~150 cm、体重:60~120 kg
生息地:ニューメキシコからアルゼンチン北部

水にもよく入り、木にも登るという抜群の身体能力!

野生では、魚、ワニ、アルマジロ、バク、ペッカリーなどをエサとしているそうです。

4問目:このコはだ~れだ?

チーター、ヒョウ…大型ネコ科動物の見分け方

おや、このコだけ体の模様がありませんね。

体は黄褐色で腹側は少し色が薄くなり、耳の裏が黒いのが特徴です。

正解は…

 

ピューマでした!

ピューマ 英名:Puma 別名:クーガー、マウンテンライオン
体長:95~150 cm、体重:25~80 kg
生息地:南北アメリカ

がっしりとした頭と首、たくましい前半身とすらりとした後半身、筋肉質の脚を持っています。

野生での主な食物は、中~大型哺乳類。シカ、コヨーテやヤマアラシ、ナマケモノなどの小型動物も食べるそうですよ。

チーター、ヒョウ、ピューマ、ジャガーの見分け方は?

チーター、ヒョウ…大型ネコ科動物の見分け方

では、チーター、ヒョウ、ピューマ、ジャガーの詳しい見分けポイントを解説してもらいましたよ。

一番見分けやすいのは、チーターとピューマです。

チーター、ヒョウ…大型ネコ科動物の見分け方
顔の“涙状線”が最大の見分けポイント!

チーターは地上最速の動物で、早く走るために体が軽量化されており、他の3種と比べると華奢でスラっと細長く見えます。体には黒の斑点模様と、目頭から涙状線と呼ばれる黒い模様があります。

チーター、ヒョウ…大型ネコ科動物の見分け方
体に模様などがないのがピューマ

ピューマはあの有名ブランドのロゴにもなっている動物で、ピューマ(PUMA)をローマ字読みしたものがブランド名になっています。

ロッキー山脈やアンデス山脈にも生息しており、その姿は筋骨隆々といったイメージ。特徴的な模様がないのが特徴です。

チーター、ヒョウ…大型ネコ科動物の見分け方
一番見分けが難しいヒョウ(右)とジャガー(左)

そしてヒョウとジャガーです。

ジャガーのほうが大型で全体的にがっしりした体格。生息域も違い、野生では生息域は重複しないそうです。

チーター、ヒョウ…大型ネコ科動物の見分け方
左がジャガー、右がヒョウ

ヒョウとジャガーの体には斑紋がありますが、ジャガーはその斑紋の中に、ちいさな黒い模様があるのが特徴です。

模様を並べて見たら違いが分かりますが、遠目から見分けるのはなかなか難易度が高そうですね!

まとめ

いかがでしょうか?これで、動物園で本物を見たときに、間違えることなく見分けられるのでは?

ネコ科には、まだまだたくさんの仲間がいます。ぜひ、他のネコ科の仲間も調べてみてくださいね!

記事作成にご協力いただいたのはコチラ

■アドベンチャーワールド
[TEL]0570-06-4481
[住所]和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399
[営業時間]【休業日】※ホームページ参照
[料金]入園券(1DAY):大人(18歳以上)4800円、中人(12歳~17歳)3800円、小人(4歳~11歳)2800円、セニア(65歳以上)4300円
[アクセス]車:紀勢自動車道南紀白浜ICより10分
「アドベンチャーワールド」の詳細はこちら

参考文献:
『ナショナルジオグラフィック』
『野生ネコの教科書』
『環境省 特定外来生物・特定(危険)動物へのマイクロチップ埋め込み技術マニュアル』

※この記事は2020年4月時点での情報です

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