東北エリアの冷やし麺グルメをおすすめ店とともにご紹介します!岩手名物の盛岡冷麺はもちろん、山形や福島の冷やしラーメン、秋田の稲庭うどん、冷やがけそばなど、どれも夏にぴったり!麺好きにはたまらないメニューばかりです。
特に盛岡冷麺は岩手県民の口コミをもとに厳選。冷麺の店がひしめく盛岡、その中でも本当に行くべき地元民おすすめのお店、注目ですよ!その他も編集部一押しのお店を一挙ご紹介します。
中には、冬場も常連客からの注文が入り人気のため、通年提供になったというお店も。のど越し良く、つるりとおいしい東北の麺グルメ、夏だけでなくいつか食べに行きたいグルメとしてぜひチェックしてくださいね!
※お出かけの際は、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、マスクの着用、手洗いの徹底、ソーシャルディスタンスの徹底などにご協力ください。
※旅行・お出かけの際は、安全、体調に十分に配慮しましょう。お出かけの際は公式ホームページなどで最新の情報をご確認ください。
※掲載されている情報は7月2日時点のものです。休業日や営業時間、メニューなど、施設により変更や中止の可能性があるため、お出かけ前に必ず最新情報をご確認ください
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記事配信:じゃらんニュース
盛岡冷麺
盛楼閣【岩手県盛岡市】



3日間かけじっくり仕込む澄んだスープの芳醇な味。
盛岡駅北口の真正面に立つビルの2階に位置する同店。好立地も相まって観光客が多く訪れるが、ここの冷麺はご当地でも指折りの逸品だ。「初冷麺はここで食べた」という人が多いという話も納得。国産素材にこだわったスープ、麺、キムチが織りなす絶妙な調和をぜひ。
[TEL]019-654-8752
[住所]岩手県盛岡市盛岡駅前通15-5
[営業時間]11時~翌2時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR盛岡駅より徒歩1分 【車】東北道盛岡ICより17分
[駐車場]近隣有料駐車場利用
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焼肉・冷麺 髭【岩手県盛岡市】



甘さのにじむ牛スープ+醤油ダレで舌に馴染む味に。
盛岡から西へ走る国道46号線沿いは、今や知る人ぞ知る「冷麺ロード」。その界隈でも一番の古参が同店だ。スープの素材はほぼ牛のみで、その他は野菜のみという潔さ。チャーシューにも焼肉で提供する和牛を使用するなど、すみずみまで気を抜かない。
[TEL]019-689-2805
[住所]岩手県盛岡市繋字尾入野47-15
[営業時間]11時~15時、17時~21時30分(LO)※土11時~21時30分(LO)、日祝11時~21時(LO)
[定休日]木
[アクセス]【電車】JR盛岡駅より岩手県交通バス25分、尾入野より徒歩1分 【車】東北道盛岡ICより15分
[駐車場]20台
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食道園【岩手県盛岡市】



後味のはかなさについ次のひと口が欲しくなる。
誰もが知る、盛岡冷麺の元祖店。初代が試行錯誤の末、現在の「盛岡冷麺」を作り上げたのは1954年のこと。以来、気温で粉の配合や水加減を変える手ごね麺を始め、第一人者としてのこだわりを捨てず、手抜きなしの味を提供する。
[TEL]019-651-4590
[住所]岩手県盛岡市大通1-8-2
[営業時間]11時30分~15時、17時~23時 ※日祝~21時(LO各30分前)
[定休日]第1・3火 ※GW・お盆は営業
[アクセス]【電車】JR盛岡駅より徒歩15分 【車】東北道盛岡南ICより15分
[駐車場]なし
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冷やしラーメン
栄屋本店【山形県山形市】



熱いラーメンを冷たく!?突飛な要望に試行錯誤。
「冷しラーメン」といえば夏の山形を代表するご当地麺。その誕生は1952年の夏。「暑いときは冷たいラーメンが食べたい」という常連客の要望に応え、同店の初代が考案。当初は「スープを冷やすと脂が固まって浮いてしまう」と、その温度調整に試行錯誤したのだそう。
麺は茹でてから水で締めたときに、理想的なコシが出るようにと、地元「酒井製麺所」に特注しているという中太のストレート麺を利用。スープはかつお節と昆布からとった和風ダシをベースに、牛肉チャーシューの煮汁と本返しをブレンドした醤油ダレを加えている。動物性の油脂では冷たいスープで固まってしまうという難点が。そこで仕上げ油には香りを重視し、大豆白絞油とごま油をブレンドして使用する。
「このご時世だからこそ」の新体制や新メニューも。
飲食店には厳しい情勢の今年。でも、決して諦めない。「新しくテイクアウトを始めました。『中華つけ麺』って新メニューも作ってね。他にも要望があれば何でもテイクアウトメニューにしますよ」。今後ものれんを出し続けるために逆境を意欲に変えた、その挑戦が楽しみだ。
※2020年7月2日時点電話確認情報:営業時間は日によって変動の為、詳細は直接お問い合わせください。
[TEL]023-623-0766
[住所]山形県山形市本町2-3-21
[営業時間]11時30分~20時 ※10月1日~3月18日は~19時30分
[定休日]水(祝日の場合は翌日)・8月は不定
[アクセス]【電車】JR山形駅より徒歩20分 【車】山形道山形蔵王ICより10分
[駐車場]5台
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そば処さかえや【山形県上山市】

まるでおそばみたい
「暑くて食欲がない時期のまかない」として考案されたのが始まりというこのメニューは、どこの冷やし麺とも似ていない、オリジナル。人気で真冬にも注文が入ることから、いつしか通年メニューに!
考案当初は「中華麺にそばつゆをかけ、揚げ玉とネギを入れた」ものだったが、改良を重ねて今の形に。そばつゆ+ちぢれ中華麺が醸し出す「ほんのりとした甘さ」が決め手でやさしい味。
[TEL]023-672-0889
[住所]山形県上山市十日町10-28
[営業時間]11時30分~15時
[定休日]木
[アクセス]【電車】JR奥羽本線かみのやま温泉駅より徒歩9分 【車】東北中央道山形上山ICより11分
[駐車場]6台
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米沢金ちゃん【山形県米沢市】

魚介オンリー出汁
山形一円で勢力を誇る「金ちゃんラーメン」で修業を重ね独立。学んだものをベースにしつつも、独自の旨さを実現していると評判だ。さらに、オリジナルの商品開発に尽力している。
「従来のものとは異なる味を」と、試行錯誤の末生み出された一杯。そのスープは脂がほとんど浮いていないほど澄んでいるが、ひと口含めばハンパなく強い旨みが口腔を襲う!
[TEL]0238-21-3000
[住所]山形県米沢市林泉寺2-3-28
[営業時間]11時30分~14時、17時~19時30分
[定休日]月
[アクセス]【電車】JR米坂線南米沢駅より徒歩20分 【車】東北中央道米沢中央ICより15分
[駐車場]14台
食堂いしやま【福島県会津坂下町】


旨み凝縮ダレを名水で割るひんやりスープが巷で人気に。
考案のきっかけは「友人の風邪を癒すため」。
メニュー誕生は1952年の冬のこと。先々代が、風邪で食欲のない友人から「何か食べられるものを」と言われたことがきっかけだったそう。「湯気でむせないように」「熱が下がるように」と、友人を思いやる中でこの一杯にたどり着いたのだとか。
こうした経緯で「冬」に考案されたため、「いしやま」の冷やしラーメンは冬を含む通年提供。常連さんも心得ていて、たとえ吹雪の日でもコンスタントにオーダーが入る。中には温かいラーメンと一緒に頼み、交互に食す猛者もいるとか。
そして、家でもこの味が楽しめる「お土産」も人気。「この味を家でも楽しんでほしい」と、お土産向け商品も開発。こちらも人気を博しているようだ。飲食店の先行きが見えにくい中、現在店を切り盛りする4代目は「こうしたお土産品や出前などで、お客様のニーズへ細やかに応えていきたい」と意欲を見せている。その表情は明るかった。
※2020年7月2日時点電話確認情報:営業時間11時~14時30分、16時~19時までに短縮して営業中。詳細は直接お問い合わせください。
[TEL]0242-83-2365
[住所]福島県河沼郡会津坂下町市中3617
[営業時間]11時~14時30分、16時~19時30分
[定休日]不定
[アクセス]【電車】JR只見線会津坂下駅より徒歩7分 【車】磐越道会津坂下ICより13分
[駐車場]8台
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麺や うから家から【福島県福島市】

多加水のもちぷり麺に鶏と魚介の風味が絡む!
二郎系と喜多方系の2大柱が人気。無化調にこだわったスープは、すっきりとした中に豊かな味を感じさせ、特注多加水麺との相性も◎。
丸鶏やモミジからとった鶏のふくよかな旨みと魚介系の香りが調和した、バランスの良い清湯スープで味わい深い。国産小麦とロースト全粒粉で打つ麺は、加水率が48%もあり、もちっとした口当たりが心地よい。
[TEL]024-597-7887
[住所]福島県福島市置賜町8-37
[営業時間]11時~15時(スープがなくなり次第終了) ※水・木は11時~15時、17時30分~20時30分
[定休日]火
[アクセス]【電車】JR福島駅より徒歩8分 【車】東北道福島飯坂ICより14分
[駐車場]なし
うえんで 山鹿店【福島県会津若松市】

毎年ブラッシュアップ!夏が楽しみになる一杯。
今年で創業48年目を迎える会津の名店の2号店として、2019年4月にオープン。麺は中太ちぢれ麺と中細ストレート麺の2タイプから選べる。
会津山塩を使用したひんやりスープに、つるぷり麺。そこに沖縄県産アグー豚のモモ肉を低温調理で仕上げたチャーシューをトッピング。シンプルな仕立てだけに素材の良さが際立つ。
[TEL]0242-36-5078
[住所]福島県会津若松市西栄町2-17
[営業時間]9時~15時
[定休日]火
[アクセス]【電車】JR只見線七日町駅より徒歩10分 【車】磐越道会津若松ICより10分
[駐車場]11台
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ROOTS【福島県郡山市】

出汁の風味を生かしたあと引く旨みのある一杯。
「出汁マイスター」の資格を持つ店主が、素材にこだわり仕込むスープは旨みの塊。あくまで手作りにこだわる珠玉のラーメンがメニューに。
全粒粉入りの香り高い麺を茹でた後、冷水で一気に締めてから盛り付けることで独特のムチプリ感を実現。「あっさり」は冷やし中華風、「こってり」は担々麺風の味に。透明な器を使用していて涼やか。
[TEL]非公開
[住所]福島県郡山市大槻町反田5-1
[営業時間]11時~20時※スープがなくなり次第終了
[定休日]月、第1・3火
[アクセス]【電車】JR郡山駅より福島交通バス23分、大槻中学校より徒歩6分 【車】東北道郡山中央スマートICより5分
[駐車場]4台、満車時要声掛け
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麺屋信成【福島県郡山市】

会津地鶏の濃厚な旨みを一杯にぎゅぎゅっと凝縮。
今年で15周年を迎える人気店。種類に富むラーメンは、それぞれ異なるスープ、麺、チャーシューを用意するという熱意が味に宿る。
塩味のスープに特注の太ちぢれ麺がスープと良く絡む。要望によっては「細ストレート麺」への変更も可能だ。国産豚肩ロースと国産鶏胸肉を低温調理したしっとりチャーシューも美味。
※2020年7月2日時点電話確認情報:現在お昼営業のみ。詳細は直接お問い合わせください。
[TEL]024-951-2876
[住所]福島県郡山市堤2-233-1
[営業時間]11時30分~14時30分、17時30分~20時 ※月・火は昼のみ営業
[定休日]水
[アクセス]【電車】JR郡山駅より福島交通バス22分、堤より徒歩5分 【車】東北道郡山中央スマートICより5分
[駐車場]6台
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稲庭うどん
佐藤養助 総本店【秋田県湯沢市】


職人の手作業により3日かけて作られる麺。
藩主が秘密にしたかった門外不出の秘伝技。稲庭うどんの歴史をひもとくと、なんと寛文5年(1665)年まで遡る。当時、佐竹藩主より「干しうどん」の御用製造を仰せられた宗家・佐藤吉左エ門は、「製法を一子相伝とし、他へもらさないこと」を約束させられていた。しかし、技が絶えることを心配した吉左エ門は2代目佐藤養助として婿入りする四男にも、製法を伝授することにした。これが「佐藤養助商店」のはじまりとなり、現在にも続く。
稲庭うどんの特徴は、そのなめらかなのどごしだろう。これは手練りで丹念に練り上げた生地が多くの気泡を含むから。そして延ばすときに、グルテンが切れないように手延べするからだ。いずれも機械ではうまくいかないそうで、今も工程すべてを職人が手作業で行うというから驚く。まさに伝統技の結晶と言えるのである。
[TEL]0183-43-2911
[住所]秋田県湯沢市稲庭町字稲庭80
[営業時間]11時~17時
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR湯沢駅より羽後交通路線バス27分、稲庭中町より徒歩1分 【車】湯沢横手道路湯沢ICより20分
[駐車場]60台
<実演見学(予約不要)>
[所要時間]約15分
[営業時間]11時~16時
[定休日]なし
[料金]無料
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寛文五年堂 秋田店【秋田県秋田市】

さらりつるつる心地よいのどごし。
稲庭うどんの製造メーカーを母体とするレストラン。稲庭うどんメニューはオーソドックスなタイプから、他では味わえない変わり種まで、幅広くラインナップをそろえて。
[TEL]018-874-7310
[住所]秋田県秋田市中通1-4-3
[営業時間]11時~22時(LO21時30分)
[定休日]なし
[アクセス]【電車】JR秋田駅より徒歩10分 【車】秋田道秋田中央ICより10分
[駐車場]507台(30分まで無料、1時間につき100円)
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冷やがけそば
弥助そばや【秋田県羽後町】


西馬音内そばの歯ごたえを堪能せよ!
冬でも「ひんやり」が羽後のスンダード!秋田県は羽後町西馬音内一帯で食されている手打ちそばは、ちょっと変わっている。そばのつなぎにふのりが使われていて、さらに「かけそば」が冷たい状態で出てくるのだ。これは夏だけでなく冬も同様。ふのりによって独特の風味とコシを持つそばを、冷たいつゆでずるずるとかき込むのが、この辺りでの定番だ。 その元祖店と言われるのが、二万石橋のたもとに店を構えるこの店。文政元(1818)年創業という、老舗中の老舗だ。美味しさの秘訣は、店の近くに湧く「水」だという。素材がシンプルなだけに、水というベーシックな要素がダイレクトに味へ作用するのだ。派手さはないがしみじみうまく沁みる。そんな一杯だ。
「西馬音内そば」とは?
忙しい仕事の合間に手っ取り早く食すことができる、暮らしの知恵が生んだ羽後エリアのご当地メニュー。ふのりを練り込むことで、より栄養価を高めてある点もポイントだ。
[TEL]0183-62-0669
[住所]秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字本町90
[営業時間]11時~13時30分ごろ(そばがなくなり次第終了)
[定休日]月
[アクセス]【電車】JR湯沢駅よりタクシーで15分 【車】湯沢横手道路湯沢ICより15分
[駐車場]5台
道の駅うご 端縫いダイニング【秋田県羽後町】


ふのりが香るなめらかな二八そば。
つなぎにふのりを使った二八そばは、コシがあり上品なのどごし。昆布&かつおのだしつゆとも相性良し。
西馬音内そばの伝統を継承する、手打ち・手切り・自家製麺のそばダイニング。名物「冷やがけそば」のほか、産直野菜の天ぷらや、幻の黒毛和牛・羽後牛グルメなどが味わえる。
[TEL]0183-56-6128
[住所]秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野200
[営業時間]11時~16時(土日祝は~16時30分)
[定休日]9月までなし
[アクセス]【電車】JR湯沢駅よりタクシーで15分 【車】湯沢横手道路湯沢ICより15分
[駐車場]普通車85台
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※この記事は2020年7月2日時点での情報です
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。