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2024.06.21

【福岡】絶品の「柳川うなぎ」が食べられる店5選!せいろ蒸しや蒲焼などの名店を紹介<2024>

街中に張り巡らせたお堀を巡る川下りで知られる福岡県柳川市。そんな柳川の名物といえばうなぎ料理です。古くから愛され続ける名店や、風流な佇まいが魅力の老舗など、絶品うなぎ料理が味わえる店を紹介します。

ランチにもおすすめなので、記事を参考におでかけしてください。

柳川うなぎとは?

若松屋
画像提供:若松屋

福岡県の南部、筑後地方に位置する柳川市は、柳川城を中心に昔ながらの建物が多く残る街です。情緒ある町並みを船で巡る川下りでも知られています。

そんな柳川市を訪れたら、ぜひ味わってもらいたいグルメがうなぎ料理です。なかでも、名物は「うなぎのせいろ蒸し」!

焼いたうなぎを食べやすい大きさにカットし、あらかじめ白米に鰻のタレをまぶしたご飯の上にのせて、ふたたび蒸し上げます。先人が“冷めてしまってもできたてと同じような味わいを楽しみたい”と、編み出された調理方法だそう。

“焼き”と“蒸し”で調理されたうなぎは、香ばしさに加えてふっくらとした食感が特徴です。生のうなぎをまるごと焼いてはタレにくぐらせるため、旨味が染み出したタレも絶品です

ここからは美味しいうなぎが味わえる店を紹介します。

元祖 本吉屋

300年以上、守り続けてきたタレが味の決め手

元祖 本吉屋
「せいろ蒸し定食」(5900円)※お吸い物、小鉢付き

1681年の創業以来、初代店主が考案したタレと調理方法を今も守り続けているうなぎ屋「元祖 本吉屋」。

店自慢の「せいろ蒸し」は、ふっくらと炊いた白米にタレをまぶして蒸し、上に香ばしく焼いたうなぎと、たっぷりの錦糸卵をのせています。タレとうなぎの相性が抜群なうえ、錦糸卵の彩りが美しい一品です。

元祖 本吉屋

本店のほか、柳川市に「沖端店」、福岡市に「岩田屋店」があり、いずれも高級料亭を思わせる佇まい。落ち着いた和の空間で、心ゆくまで「せいろ蒸し」を堪能できますよ。

■元祖 本吉屋 本店
福岡県柳川市旭町69
10時30分~20時(LO19時30分)
月(祝日の場合は翌日)※詳細は公式ホームページを確認
西鉄柳川駅より徒歩約10分/九州道みやま柳川ICより約25分
あり(無料)
「元祖 本吉屋 本店」の詳細はこちら
「元祖 本吉屋 本店」の口コミ・周辺情報はこちら

(画像提供:元祖 本吉屋 本店)

川よし

美しい街並みを眺めながらうなぎ料理を満喫

川よし
「せいろむし」(4290円)※お吸い物、小鉢付き

西鉄柳川駅から徒歩10分の場所にある「川よし」。大きな器にぎっしりとうなぎがのった「せいろむし」のこだわりは、白米とうなぎに使用する2種類のタレです。

白米に絡めるのはあっさりとしたタレ、うなぎには食材の味が引き立つような濃厚なタレを使用。一緒に食べたときに最もおいしく感じられるよう、使い分けているそう。

うなぎの蒲焼きを細切りにしキュウリの酢の物と和えた「うざく」(880円)、うなぎの白焼きをカラシ酢で味わう「うなぎのたたき」(880円)といったメニューもあります。

川よし

店の目の前には、川下りの観光コースにもなっているお堀と、柳川の地名の由来となった柳の並木道があります。食後にのんびりと散策するのもいいですね。

■川よし
福岡県柳川市三橋町藤吉494-4
【ランチ】11時~15時(LO)【ディナー】17時~20時(LO)
火(祝日の場合は営業)
西鉄柳川駅より徒歩約10分/九州道みやま柳川ICより約25分
あり(無料)
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(画像提供:川よし)

若松屋

創業は安政時代。うなぎと合わせる米に一工夫あり

若松屋
「上鰻せいろ蒸し」(3930円)※お吸い物付き

「若松屋」は、創業160年を超えるうなぎ料理の老舗です。目の前に美しいお堀が見える場所で、創業以来、移転することなく営業を続けています。

「鰻せいろ蒸し」(3265円~)は、うなぎの味わいもさることながら白米にもこだわっています。

タレがしっかりと染みわたるよう、白米を炊く水の量を細かく調整。毎日少しずつ継ぎ足したタレをまぶし、数十分寝かせることで米の一粒一粒にタレの旨味が沁み込んでいます。

若松屋

名物の「鰻せいろ蒸し」のほか、「蒲焼き」(3265円)や「素焼き」(3265円)、「ほねせんべい」(500円)、「鰻巻き」(1200円)などの一品メニューも豊富です。

中庭の日本庭園は美しく、夜にはライトアップされるのでお酒の席にもぴったりです。

■若松屋
福岡県柳川市沖端町26
【ランチ】11時~14時30分(受付終了)【ディナー】17時~20時(LO19時15分)
水、第1・3火(祝日の場合は営業)※変更の場合あり、詳細は公式HPを確認
西鉄柳川駅よりタクシーで約10分/九州道みやま柳川ICより約20分
あり(無料)
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(画像提供:若松屋)

民芸茶屋 六騎

うなぎを木炭で焼いた香ばしい香りが魅力の一品

民芸茶屋 六騎
「鰻めし(せいろ蒸し)」(竹2750円)※肝吸い、漬物付き

1971年の創業以来、昔ながらの調理法で伝統の柳川うなぎを守り続ける「民芸茶屋 六騎(ろっきゅ)」。

「鰻めし」のうなぎは、ガスを一切使用せず木炭で焼いており、口に入れた瞬間に香ばしさが広がります。また、うなぎの味を引き立てるのは甘すぎないタレ。ご飯との相性も抜群です。

民芸茶屋 六騎

メニューには「鰻の蒲焼き」(4500円)や「うざく」(710円)などのうなぎ料理のほか、抹茶と和菓子のセットもあります。

■民芸茶屋 六騎
福岡県柳川市沖端町28
【平日】14時30分(LO14時)【土・日・祝】15時30分(LO15時)

西鉄柳川駅よりタクシーで約15分/九州道みやま柳川ICより約30分
あり(無料)
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(画像提供:民芸茶屋 六騎)

皿屋 福柳

タレの出汁にもうなぎを使用。テイクアウトできる「うなむす」も絶品

皿屋 福柳
「鰻せいろむし(普通サイズ)」(3250円)※お吸い物、漬物付き

「皿屋 福柳」は、江戸時代中期から約250年、多くの人達に愛されてきた店です。

「鰻せいろむし」には、タレの出汁にうなぎの頭としっぽを使用することで、ほどよい甘みの中に、ギュッと旨味が凝縮。白米にたっぷりと絡んでいるので、箸が止まらなくなりますよ。

「せいろむしセット」(3930円)は、鰻せいろむし、地元野菜、茶碗蒸しがセットになった一品でボリューム満点。

売店では、「鰻せいろむし」をおにぎりにした「うなむす」(2個入り600円)のテイクアウトが可能。気軽に柳川名物を味わえますよ。

皿屋 福柳

庭園を眺められる座敷のほか、隣接する「南風のまほら館」にはテーブル席があります。どちらも、ゆったりと過ごせる落ち着いた雰囲気です。

■皿屋 福柳
福岡県柳川市沖端町29-1
11時30分~14時30分(LO)【売店】11時30分~18時
木・第2・4水(祝日の場合は変更あり)
西鉄柳川駅よりタクシーで約15分/九州道みやま柳川ICより約30分
あり(無料)
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(画像提供:皿屋 福柳)

※この記事は2024年6月11日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。
※掲載の価格は全て税込価格です。
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。

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