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2020.08.25

浅草「來々軒」が新横浜ラーメン博物館で復活!伝説の味を楽しんで♪

明治43年に創業、現在のラーメンブームのきっかけを作ったともいえるお店、浅草の「來々軒」が、この秋、新横浜ラーメン博物館に復活開業します!

長期間の調査で当時の材料・調理法などを解明し、創業者の孫・玄孫の協力を得て往時のラーメンの味わいを再現するそうです。ラーメンファンなら見逃せないですね。

新横浜ラーメン博物館で復活する浅草「來々軒」について、詳しくご紹介します。

※この記事は2020年8月12日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

「來々軒」は110年前、浅草に開業

浅草「來々軒」が新横浜ラーメン博物館で復活!

明治43年(1910年)、創業者が横浜・南京町から中国人のコックを引き連れ、浅草に「來々軒」をオープンします。当時はまだ「ラーメン店」という業態はなく、「來々軒」は支那そば・シウマイ・ワンタンといった現在も人気のメニューをお手頃価格で販売し、お客を集めました。

浅草「來々軒」が新横浜ラーメン博物館で復活!

繁忙期には一日2500人~3000人もの来客がある人気店となり、同じようなスタイルのお店が続々と誕生します。「來々軒」の一番人気は支那そば。このメニューは洋食店・カフェなどほかの業態でも採用され、ラーメンはポピュラーなメニューとなり、現代的なラーメン店誕生につながったといわれています。

残念ながら「來々軒」自体は跡継ぎがなく、1976年に66年の歴史に幕を降ろしました。

子孫とラーメン博物館の想いで再現・復活が実現!

浅草「來々軒」が新横浜ラーメン博物館で復活!

浅草「來々軒」再現・復活には、創業者・尾崎貫一氏の孫・玄孫が協力しています。孫の高橋邦夫氏(87歳)は父から全盛期の「來々軒」の話を聞き、戦前の「來々軒」のラーメンを食べている方。彼の記憶と新横浜ラーメン博物館の調査内容を合わせて味を再現したそうなので、当時に近い味なのは間違いないでしょう。

「來々軒」の歩みをのちの世に残したいという邦夫氏の想いと、玄孫の雄作氏の「祖父(邦夫氏)が元気なうちにお店の復活を実現したい」という想い。この想いに、「來々軒」の功績を伝えていきたいという新横浜ラーメン博物館の想いが結びつき、復活が実現しました。

浅草「來々軒」が新横浜ラーメン博物館で復活!

今回の浅草「來々軒」再現は、これまでの取材・調査に基づき、「麺」と「具材」を中心に創業時をイメージ。麺用小麦は当時の小麦と同じ遺伝子を持つ後継的な品種を使い、伝統的な製麺技法「青竹打ち」で再現、具材も当時使用していた食材・調理方法で再現されます。スープは、現代風に解釈された味わいに仕上がっているそうです。

新横浜ラーメン博物館で復活する「來々軒」。ラーメン好きならぜひ現在のラーメンブームのきっかけともいえる味を確認しておきたいですね。

情報提供元/株式会社新横浜ラーメン博物館株式会社新横浜ラーメン博物館
https://www.atpress.ne.jp/news/222123

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